Users Guide
ユーザーズガイド
Managed Rack PDU
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カスタマイズ ファイルをエクスポートする前にカスタマイズする必要があります。
1.テキストエディタを使ってファイルをカスタマイズします。
– セクションヘディング、キーワード、事前に定義された値については大文字と
小文字の区別はありませんが、ユーザーが定義したストリング値には区別があ
ります。
– 値がないことを表すには、連続するクォーテーションマークを使用します。例
えば、LinkURL1="" は URL が意図的に指定されていないことを示します。
– スペースから始まる値、スペースで終わる値は、クォーテーションマークで囲
みます。またすでにクォーテーションマークで囲まれている値も、さらに
クォーテーションマークで囲みます。
– スケジュールされているイベントをエクスポートする場合、値は ini ファイル
内で直接設定します。
– システム時刻を更に正確にエクスポートできるよう、Rack PDU がネットワーク
時間プロトコルサーバーにアクセスできる場合には、[NTPEnable] を
[enabled] に設定します。
NTPEnable=enabled
また、[SystemDate/Time] セクションを別個の .ini ファイルとしてエクス
ポートすることで転送時間を短くすることもできます。
– コメントを追加するには、コメントの各行をセミコロン(;)で始めます。
2.カスタマイズしたファイルを同じフォルダ内で別名ファイルとしてコピーし
ます。
– このファイルは、ファイル名が 64 文字以内で拡張子が「.ini」でなければな
りません。
– 後日の使用のためにカスタマイズした元のファイルを保持します。コメント行
へ内容を追加した場合、この保存ファイルにのみ、追加内容が記録されていま
す。