Users Guide
ユーザーズガイド
Managed Rack PDU
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・ インターフェイス、ユーザーアカウント、ユーザーアクセス権は、コマンドライン
インターフェイスへのアクセスに SSH を使用する場合も Telnet を使用する場合も
同じです。
Secure CoPy SCP は安全なファイル転送を実行するアプリケーションで、FTP の代わ
りに使用できます。SCP では、ユーザー名、パスワード、ファイルの暗号化に使用さ
れる転送プロトコルの基盤として SSH プロトコルが使用されます。
・ SSH を有効化して設定を行うと、SCP も自動的に有効化されて設定されます。その
後の SCP の設定は不要です。
・ FTP は確実に無効にする必要があります。SSH を有効にするだけでは、FTP は無効に
なりません。FTP を無効にするには、[Administration] タブで上部メニューバーの
[Network] を選択し、左側ナビゲーションメニューの [FTP Server] を選択する必要
があります。[Enable] チェックボックスのチェックを外し、[Apply] をクリックし
ます。
Web インターフェイスの Secure Sockets Layer(SSL)
安全な Web 通信を行うためには、Rack PDU の Web インターフェイスへのアクセスに使
用するプロトコルモードとして HTTPS(SSL/TLS)を選択して、Secure Sockets Layer
(SSL)を有効にします。HyperText Transfer Protocol over Secure Socket Layer
(HTTPS)は、ユーザーからのページリクエストと Web サーバーからユーザーに返され
るページの暗号化および復号化を行う Web プロトコルです。
Rack PDU では、SSL バージョン 3.0 と関連する TLS(Transport Layer Security)
バージョン 1.0 をサポートしています。ほとんどのブラウザでは有効にする SSL の
バージョンが選択できます。
SSL が有効な場合は、ブラウザに小さな鍵のアイコンが表示されます。