Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell EMCストレージ システム PowerStoreおよびUnity XTメトロ ノード機能向け管理者ガイド
- CLIワークスペースとユーザー アカウント
- メタ ボリューム
- システム管理
- メトロ ノードにおけるシン サポート
- ストレージのプロビジョニング
- ボリュームの拡張
- データ移行
- WANネットワークの構成
- コンシステンシー グループ
- パフォーマンスおよび監視
- アクティブ-パッシブ ストレージ アレイを使用したメトロ ノード
- 索引
状態を変更することによって、論理ユニットのフェールオーバーを開始します。コマンドに対してターゲット デバイスから受信し
た応答によって、論理ユニットのフェールオーバーの成功が左右されます。
アレイ上の特定の論理ユニットから、アクティブな特定のターゲット コントローラーへのフェールオーバーが開始されると、メトロ
ノード ファームウェア イベント apf/3 が発生します。アレイ上の特定の論理ユニットからアクティブな特定のターゲット コント
ローラーへのフェールオーバーが成功または失敗すると、メトロ ノード ファームウェア イベント apf/4 が生成されます。
例:
apf/3 Failover initiated for logical unit VPD83T3:6006016015a0320061d7f2b300d3e211 on array
EMC~CLARiiON~FNM00124500474 to target controller FNM00124500474.SPA as active.
apf/4 Failover succeeded for logical unit VPD83T3:6006016015a0320061d7f2b300d3e211 on array
EMC~CLARiiON~FNM00124500474 to target controller FNM00124500474.SPA as active.
apf/4 Failover failed for logical unit VPD83T3:600601606bb72200f01fb4fa1e22e311 on array
EMC~CLARiiON~FCNCH072602809 to target controller FCNCH072602809.SPA as active. reason: Scsi
mode select command failed
同様のエントリーは、実行中の管理サーバー上にあるメトロ ノード ファームウェアのイベント ログ(/var/log/VPlex/cli/
firmware.log*)にもあります。
論理ユニットのフェールバック
論理ユニットのステータスが nominal になると、メトロ ノードはそのデフォルト コントローラーに対する論理ユニットのフェール
バックを自動で試行します。通常、アレイによって決定される場合と同様に、論理ユニットの所有者として定義されます。ストレ
ージ アレイ側のパフォーマンスを最適化するために、論理ユニットのフェールオーバー実行プロセスが再度開始されます。このフェ
ールバックは、アレイで autoswitch プロパティが有効になっており、コントローラーから論理ユニットが認識できる場合にのみ
発生します。
メモ: 対応している Dell EMC ストレージ システムおよびサードパーティー製アレイの詳細については、
メトロ
ノ
ー
ド向けの
Simple Support Matrix を参照してください。
110 アクティブ-パッシブ ストレージ アレイを使用したメトロ ノード