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シン対応デバイスにシック ミラーを接続するために device attach-mirror -d コマンドを実行すると、デバイスがシン対応に
なっていないことを示す警告が表示されます。また、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。--force オプショ
ンを使用して確認を省略できますが、結果として表示されるデバイスはシンではありません。
VPlexcli:/clusters/cluster-1/storage-elements/extents> device attach-mirror -d myDevice
-m extent_TOP_101_1
The top-level device 'myDevice' is thin-capable. After attaching the mirror, the new
top-level device will not be thin-capable. Do you wish to proceed? (Yes/No) no
device attach-mirror: Evaluation of <<device attach-mirror -d myDevice -m extent_TOP_101_1>>
failed.
cause: Failed to attach mirror.
cause: Operation was halted by the user
VPlexcli:/clusters/cluster-1/storage-elements/extents>
device attach-mirror コマンドを使用して、シン対応の仮想ボリュームをすでにサポートしているデバイスにミラーを接続で
きます。
シン対応の仮想ボリュームにシック ミラー レッグを追加するには、次の手順を実行します。
● set コマンドを使用して、仮想ボリュームのシン対応プロパティを「false」に設定します。新しい仮想ボリュームは、シン有効で
もシン対応ではありません。
VPlexcli:/clusters/cluster-1/devices> set ../virtual-volumes/myVolume::thin-enabled false
VPlexcli:/clusters/cluster-1/devices> device attach-mirror --device myDevice --mirror
myMirror
VPlexcli:/clusters/cluster-1/devices>
● device attach-mirror コマンドで --force オプションを使用します。新しい仮想ボリュームは、シン有効でもシン対応
ではありません。
VPlexcli:/clusters/cluster-1/devices> device attach-mirror --device myDevice --mirror
myMirror
VPlexcli:/clusters/cluster-1/devices>
ミラーされたシン セットアップでは、すべてのレッグが同じストレージアレイ ファミリーに属している必要があります。異なるス
トレージアレイ ファミリーに属するアレイからシン レッグを作成しようとすると、レッグのシン パーソナリティーが失われ、シン
ストレージ管理機能のサポートが停止します。このようなシナリオの例を次に示します。
VPlexcli:/> device attach-mirror --device xio_device --mirror vnx_device
Thin-capability is only supported with homogeneous storage-array types. The top-level device
'xio_device' is supported by XtremIO but the mirror 'vnx_device' is supported by CLARiiON.
Since XtremIO and CLARiiON are not homogeneous, the top-level device will lose thin-capability
after the new mirror is attached. Do you wish to proceed? (Yes/No) No
device attach-mirror: Evaluation of <<device attach-mirror --device xio_device --mirror
vnx_device>>
failed.
cause: Unable to attach mirror 'vnx_device' to device 'xio_device'.
cause: Operation was halted by the user
VPlexcli:/>
シン移行の概要
メトロ ノードでは、別のストレージ アレイにシン ボリュームを移行することができます。
移行後にシン ボリュームをシン ストレージ管理機能に対応させる場合は、ソース ボリュームとターゲット ボリュームの両方を、同
じストレージアレイ ファミリーから作成する必要があります。異なるストレージアレイ ファミリーに属するアレイから作成した場
合、thin-enabled 属性は true のまま維持され、thin-capable 属性は false に設定され、UNMAP コマンドは拒否されま
す。
シン ストレージ移行の詳細については、「シン対応ストレージの移行」を参照してください。
メトロ ノードにおけるシン サポート 29