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データ移行
この章では、データ移行と再構築について説明します。
トピック：
• データ移行の概要
• シン対応ストレージの移行
• 再構築の概要
• 1 回限りのデータ移行
• バッチ移行
データ移行の概要
データ移行には次の 2 種類があります。
● 1 回限りの移行：dm migration start コマンドが使用された時に、ただちにデバイスの移行を開始します。
● バッチ移行：再使用できる移行計画ファイルを使用して、バッチ ジョブとして実行されます。単一のコマンドを使用して、デ
バイスまたはエクステントの複数の移行を実行できます。
1 回限りの移行
1 回限りの移行には次の移行が含まれます。
● デバイス移行：デバイスは 1 対 1 のマッピングが行われたデバイスか、エクステントまたは他のデバイスに構築された RAID 1
デバイスです。
デバイスの移行では、同じクラスター上のデバイス間、または異なるクラスター上のデバイス間でデータを移動します。デバイ
ス移行を使用すると、次の操作を実行できます。
○ 異なる種類のアレイ間でデータを移行します。
○ ホット ボリュームをより高速なアレイに再配置します。
○ 別のクラスターの新しいアレイにデバイスを再配置します。
制限事項
● 分散デバイス間でのデバイス移行には対応していません。
● デバイスは、クラスター間で移行する前にコンシステンシー グループから削除する必要があります。
バッチ移行
バッチ移行では、複数のデバイスを移行します。バッチ移行の作成により、次の日常的なタスクを自動化できます。
● バッチ デバイス移行を使用することで、異なるアレイに移行できる（ターゲットの容量を構成して、ソース アレイの容量およ
び階層と一致させる必要があります）ほか、メトロ ノードの Metro のクラスター間でデバイスを移行できます。
ローカル移行と分散移行を最大 25 件ずつ同時に実行します。これらの制限を超える移行は、既存の移行が完了するまでキューに入
れられます。
メモ: デバイスは、クラスター間で移行する前にコンシステンシー グループから削除する必要があります。
データ移行の一般的な実行手順
次の一般的な手順を使用して、デバイスの移行を実行します。
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