Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell EMCストレージ システム PowerStoreおよびUnity XTメトロ ノード機能向け管理者ガイド
- CLIワークスペースとユーザー アカウント
- メタ ボリューム
- システム管理
- メトロ ノードにおけるシン サポート
- ストレージのプロビジョニング
- ボリュームの拡張
- データ移行
- WANネットワークの構成
- コンシステンシー グループ
- パフォーマンスおよび監視
- アクティブ-パッシブ ストレージ アレイを使用したメトロ ノード
- 索引
バッチ移行のクリーニング
デバイス移行
のクリーニングでは、ソース デバイスのストレージ ボリュームまでが破棄されます。使用されなくなったストレージ
ボリュームに対する要求は行われません。
このタスクについて
デバイスの移行の場合のみ、オプションの--rename-target 引数を使用して、ターゲット デバイスの名前をソース デバイスにち
なんだ名前に変更します。ターゲット デバイスの名称変更時に、ターゲット デバイスにシステムの割り当てたデフォルト名が付い
ていると、そのターゲット デバイスの上位にある仮想ボリュームの名前も変更されます。
名前を変更しないと、ターゲット デバイスはそのターゲット名を持ち続けるため、ボリュームとデバイス間の関係が明らかになら
ない場合があります。
特定のバッチ移行のクリーニングを行うには、batch-migrate clean --file コマンドを使用します。
注意: このコマンドは、バッチ移行が削除されてしまう前に実行する必要があります。このコマンドでは、VPlexcli コンテキ
スト ツリーにレコードのない移行のクリーニングを行うことはできません。
次の例では、ソース デバイスがストレージ ボリュームに破棄され、ターゲットのデバイスとボリュームの名前がソース デバイスの
名前にちなんで変更されています。
VPlexcli:/> batch-migrate clean --rename-targets --file migrate.txt
Using migration plan file /temp/migration_plans/migrate.txt for cleanup phase.
0: Deleted source extent /clusters/cluster-1/devices/R20061115_Symm2264_010, unclaimed its
disks Symm2264_010
1: Deleted source extent /clusters/cluster-1/extents/R20061115_Symm2264_011, unclaimed its
disks Symm2264_011
2: Deleted source extent /clusters/cluster-1/extents/R20061115_Symm2264_012, unclaimed its
disks Symm2264_012
3: Deleted source extent /clusters/cluster-1/extents/R20061115_Symm2264_013, unclaimed its
disks Symm2264_013
バッチ移行レコードの削除
移行がコミットまたはキャンセルされた場合にのみ、移行レコードを削除します。
このタスクについて
移行レコードは/data-migrations/device-migrations コンテキスト内にあります。
指定された移行のレコードを削除するには、 batch-migrate remove --file コマンドを使用します。
例:
VPlexcli:/data-migrations/device-migrations> batch-migrate remove --file migrate.txt
または、
VPlexcli:> batch-migrate remove /data-migrations/device-migrations --file migrate.txt.
52 データ移行