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WAN ネットワークの構成
各メトロ ノード ダイレクター上の 2 個の WAN ポートは、デュアル 10 ギガビット イーサネットのクラスター間リンクに対応してい
ます。WAN ポートは、2 番目のクラスターのインストールの一環として構成されます。この章では、インストール時に作成された
構成を変更す CLI のコンテキストと手順について説明します。
トピック：
• メトロ ノード ハードウェアおよび WAN ポート
• Metro over IP WAN ポートの構成ルール
• CLI コンテキスト
• バックエンド ネットワークの管理とモニタリング
• LDAP
メトロ ノード ハードウェアおよび WAN ポート
メトロ ノード Metro over IP クラスター内のダイレクターには、WC-00 と WC-01 という名前の 2 個の 10 ギガビット イーサネット
（10 GbE）ポートがあります。
警告: メトロ ノード Metro 構成内のダイレクター上およびクラスター間の WAN ポートを移動するデータは暗号化されません。
DNS 攻撃を防ぐため、安全で信頼できるネットワークでのみ WAN ポートのルーティングを行う必要があります。メトロ ノー
ド構成が対応する暗号化デバイスの詳細については、 メトロ ノ ー ド向けの Simple Support Matrix を参照してください。
Metro over IP WAN ポートの構成ルール
Metro over IP WAN ポートは、次のルールに従う必要があります。
● ダイレクター上の 2 個の WAN ポートは、異なる物理ネットワークおよび異なるサブネットに配置する必要があります。これに
より、ダイレクターのポート WC-00（ip-port-group 0）はポート WC-01（ip-port-group 1）を認識できなくなります。
● （各ダイレクターの）クラスター内のポート WC-00 は、すべてが同じサブネット内にあり、同じ LAN に接続されている必要が
あります。通常、同じサブネット内のポートは同じ Ethernet スイッチに接続されています。
● すべてのポート WC-01 は 1 個のサブネットに属する必要があります。このサブネットをポート WC-00 に使用されるサブネッ
トと同じにすることはできません。
● 管理ポート サブネットは、WAN ポートで使用されるいずれかのサブネットと同じにすることはできません。
ポート グループ
WC-00 という名前のすべてのポート（クラスター内）は、総称して ip-port-group-0 と呼ばれます。
WC-01 という名前のすべてのポート（クラスター内）は、総称して ip-port-group-1 と呼ばれます。
メモ: ポート グループ名（ip-port-group-0 と ip-port-group-1）を変更することはできません。
CLI コンテキスト
Ethernet および WAN の接続を構成するための親コンテキストは次のとおりです。
/clusters/cluster-*/connectivity
/clusters/cluster-*/connectivity コンテキストには、接続の各役割のサブコンテキストが含まれています。
● wan-com ：クラスター間接続の構成。
● local-com ：ローカル ダイレクター間接続の構成。
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