Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell EMCストレージ システム PowerStoreおよびUnity XTメトロ ノード機能向け管理者ガイド
- CLIワークスペースとユーザー アカウント
- メタ ボリューム
- システム管理
- メトロ ノードにおけるシン サポート
- ストレージのプロビジョニング
- ボリュームの拡張
- データ移行
- WANネットワークの構成
- コンシステンシー グループ
- パフォーマンスおよび監視
- アクティブ-パッシブ ストレージ アレイを使用したメトロ ノード
- 索引
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フロントエンドのパフォーマンス統計
メトロ ノードは、仮想ボリュームに細なパフォーマンス統計を収集します。これには主に、I/O サイズと LBA 情報を含む読み取り
と書き込みの統計情報が含まれます。このデータを使用することで、メトロ ノードにおける I/O パフォーマンスのさまざまな問題
を特定し、解決することができます。
メトロ ノードでは、この機能がデフォルトで有効になっています。収集された統計情報は、/var/log/VPlex/cli/フォルダーの
fe_perf_stats_<timestamp>.log ファイルで確認できます。このファイルには、次の詳細情報が含まれています。
表 13. フロントエンドのパフォーマンス統計
フィールド 説明
vol 仮想ボリュームの名前
有効なキュー キューの名前
pos キュー内にあるタスクのシリアル番号
I イニシエーター ポートの WWN
T ターゲット ポートの WWN
ステータス 内部ステータスまたはキャッシュ ステータス
時間 I/O タスクの実行時間(usec 内)
opcode コマンドの操作コード(該当する場合)
LBA コマンドの論理ブロック アクセス(LBA)要素の値(該当する
場合)
len 転送または検証中のブロック数またはバイト数(該当する場合)
フロントエンド統計情報の収集パフォーマンスを管理するには、任意のメトロ ノード CLI コンテキストで次のコマンドを使用しま
す。
● front-end-performance-stats stop :実行中のパフォーマンス統計の収集を停止します。
● front-end-performance-stats start :パフォーマンス統計の収集を開始します。
● front-end-performance-stats status :フロントエンドのパフォーマンス統計収集のステータスを表示します。
メモ: コマンドの詳細については、
メトロ
ノ
ー
ド向けの
CLI
リファレンス
ガイド
を参照してください。
統計表
次の表は、各カテゴリーの統計情報をリスト表示しています。
● バックエンド Fibre Channel ポート(be-prt)の統計情報
● キャッシュの統計情報
● ダイレクターの統計情報
● フロントエンド ダイレクター(fe-director)の統計情報
● フロントエンド ボリューム(fe-lu)の統計情報
● フロントエンド ポート(fe-prt)の統計情報
● リモート RAID(ramf)の統計情報
● ストレージボリュームの統計情報
● 仮想ボリュームの統計情報
● IP WAN COM(ip-com-port)の統計情報:IP ポート(ポート名に GE または XG があるすべてのポート)を監視。
● IP 混雑状態制御の統計情報
● COM クラスター I/O の統計情報
● COM パスの統計情報
● COM エンドポイントの統計情報
98 パフォーマンスおよび監視