Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell EMCストレージ システム metroノード アプライアンス管理者ガイド
- 目次
- はじめに
- CLIワークスペースとユーザー アカウント
- メタ ボリューム
- システム管理
- メトロ ノードにおけるシン サポート
- ストレージのプロビジョニング
- ボリュームの拡張
- データ移行
- WANネットワークの構成
- Cluster Witness
- コンシステンシー グループ
- パフォーマンスおよび監視
- アクティブ-パッシブ ストレージ アレイを使用したメトロ ノード
このタスクについて
例:
VPlexcli:/> batch-migrate summary migrate.txt
Processed 10 migrations from batch migration BR0:
committed: 0
complete: 10
in-progress: 0
paused: 0
error: 0
cancelled: 0
no-record: 0
表 9. バッチ移行の概要
フィールド 説明
Processed.... バッチ移行計画で指定されたソースとターゲットのペアの数、処理された数。
committed 処理されたソースとターゲットのペアの数、コミットされた数。
completed 処理されたソースとターゲットのペアの数、完了した数。
in-progress 処理されたソースとターゲットのペアの数、進行中の数。
paused 処理されたソースとターゲットのペアの数、一時停止された数。
error 処理中にエラーが発生したジョブ。
cancelled 処理されたソースとターゲットのペアの数、キャンセルされた数。
no-record 処理されたソースとターゲットのペアの数、コンテキスト ツリーにレコードが存在しな
い数。
メモ: 25 個を超える移行が同時にアクティブになっている場合は、キューに登録され、ステータスは in-progress として、
percentage-complete は「?」として表示されます。
バッチ移行のコミット
移行プロセスでは、ソース デバイス上の一時的な RAID 1 構造が、RAID 1 の古いレッグとしてターゲット デバイスに挿入されます。
移行は、古いレッグ(ターゲット)の同期と考えることができます。
このタスクについて
移行完了後のコミット手順では、RAID 1 のソース レッグが分離され、その後 RAID が削除されます。
仮想ボリュームまたはデバイスは移行前と同じですが、ソース デバイスはターゲット デバイスに置き換えられます。
移行のクリーニングをするには、コミットを行う必要があります。
バッチ移行が 100%完了したら、batch-migrate commit コマンドを使用してターゲット デバイス上にボリュームをレプリケー
トして、ソース デバイスからボリュームを削除します。
バッチ移行のコミットをするには、次の手順を実行します。
手順
1. batch-migrate summary コマンドを使用して、移行がエラーなく完了したことを確認します。
2. batch-migrate commit --file コマンドを使用して、移行のコミットをします。
警告: コミット操作により、ボリュームがソース デバイスから永久的に削除されます。
例:
VPlexcli:/> batch-migrate commit --file migrate.txt
54 データ移行