Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell EMCストレージ システム metroノード アプライアンス管理者ガイド
- 目次
- はじめに
- CLIワークスペースとユーザー アカウント
- メタ ボリューム
- システム管理
- メトロ ノードにおけるシン サポート
- ストレージのプロビジョニング
- ボリュームの拡張
- データ移行
- WANネットワークの構成
- Cluster Witness
- コンシステンシー グループ
- パフォーマンスおよび監視
- アクティブ-パッシブ ストレージ アレイを使用したメトロ ノード
図 6. 同期コンシステンシー グループ
● 両方のクラスターのホストが、コンシステンシー グループ内のメトロ ノード分散ボリュームに書き込みを行います。
● メトロ ノードは、両方のクラスターのバックエンド ストレージにデータを書き込みます。
● 書き込みを発行しているホストに確認応答が返されます。
これにより、バック エンド ストレージのイメージが、どちらの側でも正確なコピーであることが保証されます。
同期コンシステンシー グループ:可視性
同期コンシステンシー グループは、分散ボリュームとローカル ボリュームのいずれかをサポートします(ただし、両方を同じコ
ンシステンシー グループでサポートすることはできません)。
ローカルの同期コンシステンシー グループには、メンバーとしてローカル ボリュームのみが存在します。ローカルの同期コンシ
ステンシー グループでは、次のいずれかの可視性プロパティを設定できます。
● ローカルの可視性:コンシステンシー グループのローカル ボリュームは、ローカル クラスターにのみ認識されます。
● グローバルの可視性:コンシステンシー グループのローカル ボリュームでは、ストレージは一方のクラスターにありますが、
両方のクラスターで認識できます。
ローカルの可視性
ローカル コンシステンシー グループの可視性プロパティがローカル クラスターのみに設定されている場合、ローカル クラスター
に対してのみ読み取りと書き込みができます。
次の図は、ローカルの可視性を持つローカル コンシステンシー グループを示しています。
コンシステンシー グループ 65