Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell EMCストレージ システム metroノード アプライアンス管理者ガイド
- 目次
- はじめに
- CLIワークスペースとユーザー アカウント
- メタ ボリューム
- システム管理
- メトロ ノードにおけるシン サポート
- ストレージのプロビジョニング
- ボリュームの拡張
- データ移行
- WANネットワークの構成
- Cluster Witness
- コンシステンシー グループ
- パフォーマンスおよび監視
- アクティブ-パッシブ ストレージ アレイを使用したメトロ ノード
図 7. ローカルの可視性を持つローカル コンシステンシー グループ
グローバルの可視性
ローカル コンシステンシー グループの Visibility プロパティが両方のクラスターに対して設定されている場合(グローバルの可視
性)、両方のクラスターがローカル コピーを持たないクラスターから I/O を受信できます。
そのリモート クラスターからの書き込みすべては、クラスター間 WAN リンクを通過してから認識されます。
ローカルで処理できない読み取りも、このリンク経由で転送されます。これにより、リモート クラスターは、コンシステンシー グ
ループにオン デマンドで瞬時にアクセスをできるようになりますが、リモート クラスターのレイテンシーも追加されます。
グローバルの可視性を持つローカル コンシステンシー グループは、メトロ ノードの Metro 環境に対応しています。グローバルの
可視性を持つローカル コンシステンシー グループに配置できるのは、ローカル ボリュームのみです。グローバルの可視性を持つ
ローカル コンシステンシー グループでは、常にライトスルー キャッシュ モード(同期キャッシュ モード)が使用されます。グロ
ーバルの可視性を持つローカル コンシステンシー グループに移動する I/O は、常に同期されます。
次に、グローバルの可視性を持つローカル コンシステンシー グループを示しています。
66 コンシステンシー グループ