Administrator Guide

表 12. コンシステンシー グループ フィールドの説明 （続き）
プロパティ 説明
consistency-group resolve-conflicting-detach コマンドを使用し
て、クラスターのデータ ビューに再度整合性を持たせる必要があります。
● requires-resume-after-rollback ：クラスターはそのピア クラスターを
分離し、データ ビューをロール バックしましたが、I/O 再開前に
consistency-group resume-after-rollback コマンドを待っている状
態です。表示されるのは次の場合です。
○ detach-rule がない場合
○ detach-rule が no-automatic-winner の場合
○ detach-rule の条件が満たされておらず、起動できない場合。
￭ unhealthy-devices ：1 個以上のボリュームが正常でなく、I/O を実
行できないため、このコンシステンシー グループで I/O が停止していま
す。
￭ will-rollback-on-link-down ：現時点でリンクが停止している場
合、優先クラスターは、I/O 再開のためにデータ ビューをロール バック
する必要があります。
virtual-volumes コンシステンシー グループのメンバーになっている仮想ボリュームのリスト。
コンシステンシー グループの操作
クラスター パーティションが発生した場合は、I/O を 1 個のクラスターのみで続行できるようにすることをお勧めします。両方の
クラスターで I/O を続行すると、デタッチ競合と呼ばれる状態になります。デタッチ競合の解決により、優先クラスターから劣勢
クラスターの完全な再同期が実行されます。劣勢クラスターでのすべての書き込みが失われます。
このタスクについて
両方のクラスターで I/O が継続する場合は、次のようになります。
● クラスター内のデータ イメージが分岐します。
● 分散ボリュームのレッグは論理的に分離されます。
クラスター間リンクが復元されると、クラスターは I/O が独立して行われたことを確認します。データ イメージを同期するための
ソースとして使用される、優先クラスターを選択するまで、I/O は両方のクラスターで継続します。
次の例では、クラスター間リンクのアウテージ中に両方のクラスターで I/O が再開されます。クラスター間リンクを復元すると、
2 個のクラスターが接触し、互いに接続されていないことを確認して I/O を実行します。
手順
1. ls コマンドを使用して、両方のクラスターのコンシステンシー グループの作動ステータスを表示します。
VPlexcli:/clusters/cluster-1/consistency-groups/cg1> ls
Attributes:
Name Value
-------------------- -----------------------------------------
active-clusters [cluster-1, cluster-2]
cache-mode synchronous
detach-rule no-automatic-winner
operational-status [(cluster-1,{ summary:: ok, details:: [requires-resolve-conflicting-
detach] }),
(cluster-2,{ summary:: ok, details:: [requires-resolve-conflicting-
detach] })]
passive-clusters []
recoverpoint-enabled false
storage-at-clusters [cluster-1, cluster-2]
virtual-volumes [dd1_vol, dd2_vol]
visibility [cluster-1, cluster-2]
Contexts:
advanced recoverpoint
コンシステンシー グループ 81