Users Guide
Table Of Contents
- Lifecycle Controller ユーザーズガイド
- 目次
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- オペレーティングシステムの導入
- 監視
- ファームウェアアップデート
- 設定
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)
メモ: [ファームウェアのロールバック]ページでは、iDRAC の GUI と Lifecycle Controller の GUI でコンポーネント名が異
なる場合があります。
4. 必要なロールバックイメージを選択し、[適用] をクリックします。
アップデートプロセスの完了後に、システムが再起動される場合があります。複数のアップデートを適用する場合は、アップ
デートとアップデートの間にシステムが再起動し、Lifecycle Controller に戻ってアップデートを続行する場合があります。
ファームウェアバージョンの比較
アップデートまたはロールバックのバージョンを現在システムにインストールされているバージョンと比較するには、[現在] フ
ィールドと [利用可能] フィールドのバージョンを比較します。
● [Component(コンポーネント)] - コンポーネントの名前を表示します。アップデートするコンポーネントに対応するチェック
ボックスを選択してください。
● [現在] — 現在システムにインストールされているコンポーネントのバージョンが表示されます。
● [使用可能] — 使用可能なファームウェアのバージョンが表示されます。
Trusted Platform Module 設定に影響するデバイスのアップデートとロールバック
起動前測定を有効化した状態で Trusted Platform Module(TPM)を有効にすると、システム上の BitLocker 保護が有効になります。
BitLocker 保護が有効化されると、コンポーネント(RAID コントローラ、NIC、BIOS など)のアップデートまたはロールバックで、
次回のシステム起動中に、リカバリパスワードの入力、またはリカバリキーが含まれる USB フラッシュドライブの挿入が必要にな
ります。TPM の設定方法については、https://www.dell.com/support で『BIOS
ユーザーガイド
』を参照してください。
TPM セキュリティが TPM バージョン 1.2 で [On with Pre-boot Measurements(起動前測定でオン)] または TPM バージョン 2.0
で [TPM Security On(TPM セキュリティをオン)] に設定されていることを Lifecycle Controller が検知すると、特定のアップデー
トでリカバリパスワード、またはリカバリキーが含まれた USB ドライブが必要になる、というメッセージが表示されます。このメ
ッセージには、BitLocker に影響するコンポーネントも記載されています。
これらのコンポーネントは、[アップデートの選択] ページに移動し、該当するコンポーネントのチェックボックスをクリアする
ことによって、アップデートやロールバックを行わないよう選択することができます。
ファームウェアアップデート 39