Users Guide
Table Of Contents
- Lifecycle Controllerユーザーズ ガイド
- 目次
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- Operating system deployment
- 監視
- ファームウェアアップデート
- 設定
- システムコントロールパネルのアクセスオプション
- iDRAC の設定
- システム時刻と日付の設定
- RAID の設定
- ソフトウェア RAID を使用した RAID の設定
- RAID コントローラ上でのセキュアな仮想ディスクの作成
- Key encryption
- ローカルキー暗号化モード
- ミラードライブの解除
- System setup — Advanced Hardware Configuration
- Collect System Inventory On Restart
- ローカル USB ドライブの設定
- NFS および CIFS サーバーの設定
- Conditions while configuring HTTP or HTTPS server
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)
メモ: このリリースでは、HTTP、SOCKS 4、および SOCKS 5(IPv6 の場合)のプロキシサーバタイプがサポートされてい
ます。
シングルコンポーネント DUP の使用
シングルコンポーネント Dell Update Packages(DUP)を使用するには、ローカルハードディスクドライブまたはネットワーク共有
に Dell Update Package(.exe のみ)を、downloads.dell.com からダウンロードするか、あるいは『Server Update Utility』DVD または
https://www.dell.com/support からコピーします。
メモ: シングルコンポーネント DUP のファイル名には、空白スペースが無いことを確認してください。
メモ: 32 ビット、64 ビット DUP の両方がサポートされています。
メモ: 各種コンポーネントの複数のジョブを実行するときに iDRAC DUP がジョブの 1 つである場合、iDRAC ジョブがキューの
最後のジョブであるようにします。iDRAC ジョブを実行する前に、他のすべてのジョブが SCHEDULED(スケジュール済み)
または COMPLETED (完了) のいずれかの状態にあるようにします。
[ファイルパスまたはアップデートパッケージパス]フィールドで、DUP の名前(例:APP_WIN_RYYYZZZ.EXE)を入力するか、
DUP がサブディレクトリにある場合は、サブディレクトリ名と DUP の名前(例:subdirectory\APP_WIN_RYYYZZZ.EXE)の
両方を入力します。
メモ: Lifecycle Controller では、パスに 256 文字まで使用できます。これにはファイル名とファイル拡張子が含まれます。たと
えば、ファイル名と拡張子に 56 文字が使用されている場合、パスには 200 文字までしか使用できません。Lifecycle Controller
では、:、*、?、”、<、>、|、#、%、^、およびスペースは使用できません。
アップデートの選択と適用
1. アップデートを選択して適用するには、[Available System Updates(使用可能なシステムアップデート)] 表から、ファームウ
ェアをアップデートするコンポーネントに対応するチェックボックスを選択します。カタログ ID を選択すると、選択したファ
ームウェアの詳細が次のフォーマットで表示されます。
[リリース日:YYYY-MM-DD]
[ソース:USB ドライバ、CD、または DVD(<]
[デバイスタイプ]
[>):\<]
[
.exe
フォーマットのファームウェアファイル名]
[>]
デフォルトで、Lifecycle Controller は、現行のアップデートまたは現在インストールされているバージョンより上位のバージョ
ンを使用できるコンポーネントを選択します。
2. [適用] をクリックします。アップデートプロセスの完了後、システムが再起動される場合があります。複数のアップデートを
適用する場合は、アップデートとアップデートとの間にシステムが再起動し、Lifecycle Controller に戻って、他の選択したアッ
プデートを続行する場合があります。
メモ: システムは、オペレーティングシステムドライバパックおよびハードウェア診断のアップデート後には再起動しません。
メモ: Lifecycle Controller を使用して電源装置ユニット(PSU)のファームウェアをアップデートする間、最初のタスク後にシ
ステムの電源が切れます。PSU ファームウェアのアップデートには数分間かかり、その後サーバに電源が自動投入されます。
システム設定ロックダウン モード
システム設定ロックダウン モードにすると、OS ベースのアップデートによってファームウェアの設定が変更されなくなります。
この機能を有効にした場合、サードパーティー製 I/O カードのファームウェアのアップデートがブロックされます。
この機能は、iDRAC GUI、LC UI、RACADM、Redfish、WSMAN、BIOS、iSM などのインターフェイスを使用して有効にすることが
できます。
メモ: ロックダウン モードを有効/無効にするには、iDRAC 設定およびシステム制御の権限が必要です。
メモ: この機能は、Enterprise ライセンスでサポートされています。
36 ファームウェアアップデート