Lifecycle Controller ユーザーズガイド December 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2020 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: はじめに..................................................................................................................................6 Lifecycle Controller を使用するメリット......................................................................................................................... 6 iDRAC With Lifecycle Controller を使用するメリット................................................................................................... 6 本リリースの新機能..............................................................
ネットワーク共有へのハードウェアインベントリのエクスポート...................................................................25 部品交換後のハードウェアインベントリの表示またはエクスポート....................................................................26 Lifecycle Controller リセット後の現在のインベントリの表示またはエクスポート.............................................26 Lifecycle Controller ログ.................................................................................................................................................... 26 Lifecycle ログ履歴の表示........................
CIFS サーバーの設定.....................................................................................................................................................51 HTTP または HTTPS サーバを設定する際の条件....................................................................................................... 52 章 7: 保守......................................................................................................................................53 プラットフォームの復元...........................................................
1 はじめに Dell Lifecycle Controller では、グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を使用してシステム管理タスク(導入、設定、アップ デート、保守、診断など)を実行するための、高度な組み込み型システム管理が実現されます。Lifecycle Controller は、最新の Dell サーバで、integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)アウトオブバンドソリューションおよび組み込み型 Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)アプリケーションの一部として提供されます。iDRAC は UEFI ファームウェアと連携してハードウェアの 各要素にアクセスし、管理します。これには、従来の Baseboard Management Controller(BMC)の機能を超えるコンポーネントや サブシステムの管理が含まれます。 メモ: UEFI 環境は、ローカルコンソールインタフェース、およびローカルに管理されるシステムコンポーネント用のインフラス トラクチャを提供します。 Lifecycle Co
● 生産性の向上および総所有コスト(TCO)の削減 — 管理者の管理範囲を遠隔地に存在するより多くのサーバーに拡大できるた め、交通費などの運用コストを削減しながら IT スタッフの生産性を向上させることができます。 ● セキュアな環境 — リモートサーバーへのセキュアなアクセスを提供することにより、管理者はサーバーおよびネットワークのセ キュリティを維持しながら、重要な管理作業を行うことができます。 ● 高度な組み込み型管理 — Lifecycle Controller は、ローカル導入のための LC GUI、OpenManage Enterprise、OpenManage Essentials、およびパートナーコンソールに統合されたリモート導入のための Redfish インタフェース対応の Remote Services WSMan および iDRAC RESTful API により、導入機能と簡素化された保守性を提供します。 iDRAC の詳細については、https://www.dell.
主な機能 Lifecycle Controller の主な機能は以下のとおりです。 ● プロビジョニング - 統合インターフェイスから、プリオペレーティング システム全体の設定を行います。 ● 導入 - Lifecycle Controller の組み込みドライバーを使用して、簡素化された手順でオペレーティング システムのインストールを 実行できます。Microsoft Windows および Red Hat Enterprise Linux 7 のオペレーティングシステムでは、無人インストールモード を使用することができます。 ● オペレーティング システムのインストール用のドライバーは、www.dell.
表 1. Lifecycle Controller のライセンス可能機能 (続き) 特長 iDRAC の基本 iDRAC Express(ラック およびタワーサーバー) iDRAC Express(ブレー ドサーバー) iDRAC Enterprise / Datacenter - はい はい はい はい はい はい はい システムの再利用ま はい たは廃棄 はい はい はい Remote Services (WS-MAN を使用) SupportAssist Collection iDRAC ライセンス情報の表示 Lifecycle Controller GUI ページを開くと、サーバにインストールされている iDRAC についての詳細を表示することができます。 iDRAC のライセンス情報を表示するには、次の手順を実行します。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2.
● 『PowerEdge RAID Controller (PERC) 9 ユーザーズガイド』には、PERC 9 コントローラの仕様と設定に関する情報が掲載されて います。 ● 『用語集』では、本書で使用されている用語が説明されています。 ● 『OpenManage Server Update Utility ユーザーズガイド』には、システム用のアップデートを識別、適用するための DVD ベースのア プリケーションの使用に関する情報が提供されています。 詳細については、次のシステムマニュアルを参照することができます。 ● システムに付属している「安全にお使いただくために」には安全や規制に関する重要な情報が記載されています。規制に関する 詳細な情報については、https://www.dell.
5. 文書をクリックします。 6. マニュアルおよび文書をクリックします。 デルへのお問い合わせ メモ: アクティブなインターネット接続がない場合は、 ご購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデル製品カタログで連 絡先をご確認いただけます。 デルでは、オンラインおよび電話によるサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。これらのサービスは国および 製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。デルのセールス、テクニカルサ ポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 1. https://www.dell.com/support に進みます。 2. サポートカテゴリを選択します。 3. ページの下部にある Choose a Country/Region(国 / 地域の選択) ドロップダウンリストで、お住まいの国または地域を確認 します。 4.
2 Lifecycle Controller の使用 本項では、Lifecycle Controller の起動、有効化、および無効化について説明します。Lifecycle Controller を使用する前に、ネットワ ークと iDRAC が設定されているようにしてください。詳細については、https://www.dell.
表 3. POST 中の開始メッセージ、および原因と解決方法 (続き) メッセージ 原因 解決方法 ください。iDRAC GUI を使用して、ジョブ キューとステータスを確認できます。 Lifecycle Controller の有効化 システム起動中に Lifecycle Controller へのアクセスを有効化するには、次の手順を実行します。 1. POST 中に を押します。 セットアップユーティリティメインメニュー ページが表示されます。 2. iDRAC 設定 を選択します。 iDRAC 設定 ページが表示されます。 3. Lifecycle Controller を選択します。 4. Lifecycle Controller で 有効化 を選択します。 5. セットアップユーティリティメインメニュー ページで 終了 を選択して設定を保存します。 6. はい を選択してシステムを再起動します。 Lifecycle Controller の無効化 システム起動時に Lifecycle Controller へのアクセスを無効化するには、次の手順を実行します。 1.
初期セットアップウィザードによる Lifecycle Controller のセットアップ Initial Setup Wizard(初期セットアップウィザード)を使用して、言語とデフォルトのキーボード設定の選択、ネットワークの設 定、iDRAC ネットワークと資格情報設定、および設定のサマリの表示を行うことができます。 言語とキーボードタイプの指定 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで Settings(設定)をクリックします。 3. Settings(設定) ペインで Language and Keyboard(言語とキーボード) をクリックします。上矢印および下矢印キーを使用 してオプションを選択します。 ● Language(言語)ドロップダウンメニューから、言語を選択します。 ● Keyboard Type(キーボードタイプ)ドロップダウンメニューから、キーボードの種類を選択します。 4.
メモ: ネットワークに接続できない場合は、設定を確認してください。正しいネットワーク設定については、ネットワーク 管理者に問い合わせてください。 iDRAC ネットワークと資格情報の設定 このページを使用して、iDRAC 用のリモートアクセスパラメータを設定します。 1.
表 6. ネットワーク共有へのアクセス時に推奨される文字 文字 長さ a~z -*/:?@\_| ネットワーク設定のサマリの表示 このページには、Lifecycle Controller および iDRAC IP 設定のサマリが表示されます。設定を確認し、Finish(終了) をクリックし て設定を保存し、Settings(設定) ウィザードを終了します。 ヘルプへのアクセス Lifecycle Controller の各ページには、関連するヘルプが用意されています。そのページ上で使用できる機能についてのヘルプ情報を 表示するには、 を押すか、Help(ヘルプ) (画面右上隅)をクリックします。 リリースノートの表示 1. リリースノートを表示するには、Lifecycle Controller の任意のページで About(バージョン情報)をクリックします。 メモ: About(バージョン情報)オプションはヘルプページからは使用できません。 2.
● [静的 IP] :静的 IP を使用して NIC を設定する必要があることを示します。IP アドレスの各プロパティ(IP アドレス、サブ ネット マスク、デフォルト ゲートウェイ、DNS アドレス)を入力します。この情報が不明の場合は、ネットワーク管理者 に問い合わせてください。 ● [設定なし]:NIC を設定してはならないことを示します。 6.
3 オペレーティングシステムの導入 OS 導入機能では、管理下システムに標準およびカスタムのオペレーティング システムを導入することができます。RAID が設定済 みでない場合、オペレーティングシステムをインストールする前に RAID を設定することもできます。 Lifecycle Controller では、次のオプションを使用したオペレーティングシステムの導入が可能です。 ● 手動インストール ● 無人インストール。無人インストールの詳細については、「無人インストール」を参照してください。 ● UEFI セキュア ブート。UEFI セキュア ブートの詳細については、「UEFI セキュア ブート」を参照してください。 メモ: Lifecycle Controller によってサポートされている Windows および Linux オペレーティングシステムの導入には、ドライバ パックを使用することができます。これらのオペレーティングシステムを導入する前に、Lifecycle Controller が最新のドライバ パックでアップデートされているようにしてください。最新のドライバパックは、https://www
● 最初に RAID を設定する - サーバーに接続する RAID を構成します。RAID 設定の詳細については「オプションの RAID 設定の 使用」を参照してください。 メモ: 接続済みの仮想ディスクがすでに存在する場合、RAID の設定はオプションです。 ● OS 導入に直接移動 - オペレーティング システム導入ウィザードを起動し、オペレーティング システムのインストールを開 始します。 4.
オプションの RAID 設定の使用 オペレーティングシステムをインストールするときは、次を行うことができます。 ● RAID を設定せずにオペレーティングシステムを導入する。 ● オプションの RAID 設定ウィザードを使用してハードディスクドライブを設定し、オペレーティングシステムを導入する。 この代わりに、Hardware Configuration(ハードウェア設定) > Configuration(設定) ウィザード > RAID Configuration(RAID 設定) から RAID 設定ページを開き、RAID を設定することもできます。 オペレーティングシステム導入ウィザードを使用した RAID の設定 OS 導入 ページを使用して RAID を設定するには、次の手順を実行します。 メモ: システムに RAID コントローラがある場合、仮想ディスクをブートデバイスとして設定できます。起動仮想ディスクは、 システムの 0 ~ 3 に配置されたディスクドライブでのみ作成します。スロットの情報については、https://www.dell.
● すべての管理アプリケーションで、UEFI ベースのオペレーティングシステムのみがオペレーティングシステム導入に対してサ ポートされている。 ● 認証済み EFI イメージとオペレーティングシステムローダーのみが UEFI ファームウェアから起動される。 セキュア起動の属性は、Dell EMC の管理アプリケーションを使用してローカルまたはリモートで有効 / 無効を切り替えることがで きます。Lifecycle Controller は、UEFI 起動モードの場合のみ、セキュア起動オプションを使用したオペレーティングシステムの導入 をサポートします。 セキュア起動に関連付けられている BIOS 属性には、次の 2 つがあります。 ● セキュア起動 — セキュア起動 が有効化されている、または無効化されていることを表示します。 ● Secure Boot Policy(セキュア起動ポリシー) - BIOS が認証に使用するポリシーまたはデジタル署名を指定することができま す。ポリシーは次のように分類されます。 ○ 標準 — BIOS は、デフォルトの証明書セットを使用して起動プロセス中にドライバとオペレーティ
表 7.
4 監視 Lifecycle Controller を使用することにより、サーバーのライフサイクルを通じて、そのハードウェアインベントリとイベントを監視 することができます。 トピック: • • • • • • • • ハードウェアインベントリの表示とエクスポート 現在のインベントリの表示とエクスポートについて 工場出荷時インベントリの表示とエクスポートについて ハードウェアインベントリの表示 - 現在または工場出荷時のインベントリ ハードウェアインベントリのエクスポート - 現在または工場出荷時のインベントリ 部品交換後のハードウェアインベントリの表示またはエクスポート Lifecycle Controller リセット後の現在のインベントリの表示またはエクスポート Lifecycle Controller ログ ハードウェアインベントリの表示とエクスポート Lifecycle Controller は、システムインベントリを管理するため、次のウィザードを提供します。 ● ● ● ● ● 現在のインベントリの表示 現在のインベントリのエクスポート 工場出荷時のインベントリの表示 工場出荷時のインベン
ハードウェアインベントリの表示 - 現在または工場出荷時 のインベントリ メモ: 工場出荷時のインベントリでは、取り付け済みコンポーネントの一部のパラメータの状態が Unknown(不明)と表示さ れます。 現在取り付けられている、または工場出荷時に取り付けられたハードウェアコンポーネントとそれらの設定詳細を表示するには、 次の手順を実行します。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、Hardware Configuration(ハードウェア設定)をクリックします。 3. 右ペインで、Hardware Inventory(ハードウェアインベントリ)をクリックします。 4.
メモ: 工場出荷時のインベントリでは、取り付け済みコンポーネントの一部のパラメータの状態が Unknown(不明)と表示 されます。 USB ドライブへのハードウェアインベントリのエクスポート ハードウェア関連のインベントリを USB ドライブにエクスポートするには、つぎの手順を行います。 1. [デバイスの選択]ドロップダウン メニューから、USB ドライブを選択します。 2. [参照]をクリックし、フォルダー選択ウィジェットでデバイスのルートの場所の、ファイルを保存するフォルダーのパスを選 択します。 ネットワーク共有へのハードウェアインベントリのエクスポート ネットワーク共有にエクスポートするには、CIFS、NFS、HTTP または HTTPS を選択し、必要な詳細を入力します。 CIFS CIFS については、次の詳細を入力します。 ● Share Name(共有名) - サーバ IP、または、ネットワーク共有のルートを後に続けたホスト名を入力します。例:\ \192.168.0.120\sharename、\\hostname\sharename。 ● Domain and User Name
部品交換後のハードウェアインベントリの表示またはエク スポート 部品交換後にハードウェアインベントリを表示またはエクスポートするには、次の手順を行います。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、Hardware Configuration(ハードウェア設定)をクリックします。 3. 右ペインで、Hardware Inventory(ハードウェアインベントリ)をクリックします。 4. 現在のインベントリの表示 をクリックします。 Lifecycle Controller が古いハードウェアインベントリを表示します。 5. サーバーを再起動して、Lifecycle Controller を再起動します。 6.
Lifecycle ログの表示には、フィルタリングおよび並べ替えオプションを使用することができます。 メモ: システムイベントは様々なシステム管理ツールによって作成されることから、イベントがログされた直後にはログにイベ ントが表示されない場合あります。 Lifecycle ログ履歴を表示する、およびフィルタリングオプションを使用するには、次の手順を実行します。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、[Lifecycle ログ]をクリックします。 3.
詳細については、「ハードウェアインベントリの USB ドライブへのエクスポート」、または「ハードウェアインベントリのネット ワーク共有へのエクスポート」を参照してください。 ネットワーク共有 を選択する場合に接続を確認するには ネットワーク接続テスト をクリックします。Lifecycle Controller は、 ゲートウェイ IP、DNS サーバ IP、ホスト IP を ping します。 メモ: Lifecycle Controller はドメイン名を ping できないため、DNS がドメイン名を解決できない場合は、IP アドレスを表示 できません。DNS の問題が解決されていることを確認して、再試行します。 5. 終了 をクリックします。 ライフサイクルログが指定された場所にエクスポートされます。 USB ドライブへの Lifecycle ログのエクスポート Lifecycle ログを USB ドライブにエクスポートするには、次の手順を実行します。 1. [デバイスの選択]ドロップダウン メニューから、USB ドライブを選択します。 2.
HTTP と HTTPS HTTP/HTTPS の場合、次の詳細情報を入力します。 ● 共有名 / アドレス - ローカルの HTTP/HTTPS サーバの IP アドレスを入力します。例:\\192.168.0.120\ または IP アドレス ● File Path(ファイルパス) - サブディレクトリのパスを入力します(存在する場合)。 メモ: Lifecycle Controller では、ファイル名とファイル拡張子を含むパスに 256 文字を使用できます。たとえば、ファイル名と 拡張子に 56 文字が使用されている場合、パスには 200 文字までしか使用できません。Lifecycle Controller では、:、*、?、”、<、 >、|、#、%、^、およびスペースは使用できません。 Lifecycle ログへの作業メモの追加 参考用のコメントを記録しておくために、Lifecycle ログに作業メモを追加しておくことができます。後で参照できるように、異な るシフトで働いている管理者が実行した変更やダウンタイムの予定などをコメントとして入力できます。 メモ: ライフサイクルログ フィールドには最大
5 ファームウェアアップデート Lifecycle Controller によって、FTP やネットワーク共有経由でアクセス可能なリポジトリ、またはローカルに接続された USB ドライ ブや DVD 上のリポジトリを使用して、システムをアップデートできます。ファームウェア アップデートページを使用して、次の操 作を行います。 ● インストールされたアプリケーションおよびファームウェアの現在のバージョンを表示。 ● 使用可能なアップデートの一覧を表示する。 ● 必要なアップデートを選択し、ダウンロード(自動)してから、そのアップデートを、表にリストされている次のコンポーネン トに適用する。 メモ: BCM57xx および 57xxx アダプタでファームウェアをアップデートすると、これらのカードが QLogic として表示されます。 これは、QLogic による Broadcom NetXtreme II の買収によるものです。 次の表では、ファームウェアアップデート 機能をサポートするコンポーネントをリストしています。 メモ: 複数のファームウェアアップデートを帯域外メソッド経由、または Lifecycle C
表 8.
表 10. イメージファイルのタイプと依存関係 .D9 イメージ iDRAC DUP インタフェース 対応 LC の有効化が必 要 対応 LC の有効化が必要 BMCFW64.
4. アップデートリポジトリである[FTP サーバー]、 [ローカル ドライブ(CD、DVD、または USB)]、または[ネットワーク共有 (CIFS、NFS、HTTP または HTTPS)]のいずれかを選択し、[次へ]をクリックします。 Enter Access Details(アクセス詳細の入力)ページが表示されます。 メモ: [FTP サーバー]を選択した場合、接続を検証するには、 [ネットワーク接続のテスト]をクリックします。ドメイン 名が入力されている場合、サーバ IP アドレスとドメイン名が表示されます。プロキシ IP が入力されている場合、プロキシ IP がサーバ IP と一緒に表示されます。 メモ: [ネットワーク共有(CIFS、NFS、HTTP、または HTTPS)]を選択した場合は、 [ネットワーク接続のテスト]をク リックして、接続を確認することができます。Lifecycle Controller はデフォルトでホストおよびプロキシ IP を ping します。 5.
できます。アップデートレポジトリを選択すると、Lifecycle Controller が自動的に必要なアップデートを検出し、選択して特定した コンポーンネント上でアップデートを実行します。 ローカルドライブのレポジトリにアクセスするには、DVD または USB ドライブ上にレポジトリを作成して、それをサーバーにロー カルで接続するか、仮想メディアを使用してください。 DVD の使用 ファームウェアのアップデートを実行する場合は、『Server Update Utility(SUU)』DVD またはカスタム DVD(www.dell.
FTP サーバーの使用 Lifecycle Controller には、内部 FTP サーバーで利用可能なファームウェアを使用してサーバーをアップデートするオプションがあり ます。プロキシまたは非プロキシに設定されたローカル FTP を使用するには、次のオプションを使用します。 ● 非プロキシ FTP サーバーの使用 ● プロキシ FTP サーバーの使用 非プロキシ FTP サーバーの使用 Lifecycle Controller は、ダウンロードページから最新のファームウェアにアクセスします。この場所から DUP をダウンロードしてフ ァームウェアのアップデートを実行します。 非プロキシ FTP サーバーを使用してアップデートを実行する前に、次の条件が満たされていることを確認してください。 ● ネットワーク設定項目が設定済みである(設定 > ネットワーク設定)。 ● アップデートが Dell Repository Manager を使用してダウンロードされ、レポジトリが内部 FTP ドライブに作成されている。 内部 FTP サーバーを使用してシステムをアップデートするには、次の手順を実行します。 内部 F
メモ: Lifecycle Controller では、パスに 256 文字まで使用できます。これにはファイル名とファイル拡張子が含まれま す。たとえば、ファイル名と拡張子に 56 文字が使用されている場合、パスには 200 文字までしか使用できません。 Lifecycle Controller では、:、*、?、”、<、>、|、#、%、^、およびスペースは使用できません。 ● 設定の有効化: このオプションを選択して、以下の詳細を入力します。 ○ サーバ — プロキシサーバのホスト名。 ○ ポート — プロキシサーバのポート番号。 ○ ユーザー名 — プロキシサーバにアクセスするために必要なユーザー名。 ○ パスワード — プロキシサーバにアクセスするために必要なパスワード。 ○ タイプ — プロキシサーバのタイプ。HTTP、HTTPS、および SOCKS 4 プロキシサーバタイプは、Lifecycle Controller でサポ ートされています。 ネットワーク共有の使用 ネットワーク経由で共有フォルダを使用するには、ネットワーク共有(CIFS、NFS、HTTP または HTTPS) を選択して、次の
○ ユーザー名: プロキシサーバーにアクセスするために必要なユーザー名。 ○ パスワード: プロキシサーバーにアクセスするために必要なパスワード。 ○ タイプ:プロキシ サーバーのタイプ。Lifecycle Controller は HTTP、SOCKS 4、SOCKS 5 のプロキシサーバタイプをサポート します。 メモ: このリリースでは、HTTP、SOCKS 4、および SOCKS 5(IPv6 の場合)のプロキシサーバタイプがサポートされていま す。 シングルコンポーネント DUP の使用 シングルコンポーネント Dell Update Packages(DUP)を使用するには、ローカルハードディスクドライブまたはネットワーク共有 に Dell Update Package(.exe のみ)を、downloads.dell.com からダウンロードするか、あるいは『Server Update Utility』DVD または https://www.dell.
ファームウェアのロールバック Lifecycle Controller では、BIOS、iDRAC with Lifecycle Controller、RAID コントローラー、NIC、エンクロージャ、バックプレーン、フ ァイバー チャネル カード、BOSS-S1、NVDIMM、電源供給ユニット(PSU)などを、以前インストールされたバージョンのコンポー ネント ファームウェアにロールバックできます。現在インストールされているバージョンに問題があり、以前にインストールした バージョンに戻したい場合は、この機能を使用します。 メモ: HBA のファームウェア ロールバックは、HBA345 以降でサポートされています。 本リリースでサポートされているすべてのサーバーには、iDRAC および Lifecycle Controller ファームウェアは 1 つしかありません。 iDRAC ファームウェアのロールバックを行うと、Lifecycle Controller ファームウェアもロールバックされます。 ● Dell Diagnostics(診断)、オペレーティング システム ドライバー パック、CPLD、およびオ
● 使用可能 — 使用可能なファームウェアのバージョンが表示されます。 Trusted Platform Module 設定に影響するデバイスのアップデートとロールバック 起動前測定を有効化した状態で Trusted Platform Module(TPM)を有効にすると、システム上の BitLocker 保護が有効になります。 BitLocker 保護が有効化されると、コンポーネント(RAID コントローラ、NIC、BIOS など)のアップデートまたはロールバックで、 次回のシステム起動中に、リカバリパスワードの入力、またはリカバリキーが含まれる USB フラッシュドライブの挿入が必要にな ります。TPM の設定方法については、https://www.dell.com/support で『BIOS ユーザーガイド』を参照してください。 TPM セキュリティが TPM バージョン 1.2 で On with Pre-boot Measurements(起動前測定でオン)または TPM バージョン 2.
6 設定 Lifecycle Controller には、さまざまなシステム設定ウィザードがあります。設定ウィザードを使用して、システムデバイスを設定し ます。設定ウィザードには、次のウィザードがあります。 ● システム設定ウィザード — このウィザードには、LCD パネル セキュリティ、iDRAC 設定、システム日付/時刻設定がありま す。 ● ストレージ設定ウィザード — このウィザードには、RAID 設定、キー暗号化、および ミラーの解除 が含まれます。 トピック: • • • • • • • • • • • • • • システムコントロールパネルのアクセスオプション iDRAC の設定 システム時刻と日付の設定 RAID の設定 ソフトウェア RAID を使用した RAID の設定 RAID コントローラ上でのセキュアな仮想ディスクの作成 キー暗号化 ローカルキー暗号化モード ミラードライブの解除 セットアップユーティリティ— 詳細ハードウェア設定 Collect System Inventory On Restart ローカル USB ドライブの設定 NFS および CIFS サーバーの設定 H
iDRAC の設定 LAN、共通 IP 設定、IPv4、IPv6、仮想メディア、LAN ユーザー設定など、システムに適用可能な iDRAC パラメータを設定するには、 iDRAC 設定 ウィザードを使用します。 メモ: iDRAC の設定には、起動中に System Setup(セットアップ)ユーティリティを使用することもできます。System Setup (セットアップ) ユーティリティの詳細については、「セットアップユーティリティとブートマネージャの使い方」を参照してく ださい。 iDRAC パラメータを設定および管理するには、次の手順を行います。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. ホーム ページの左ペインで、ハードウェア設定 をクリックします。 3. 右ペインで、設定ウィザード をクリックします。 4.
メモ: システム上に内蔵のストレージコントローラカードが存在する場合、その他の外付けカードは設定できません。内部カー ドがない場合にのみ、外部カードを設定できます。 メモ: RAID 0 への自動設定は、Lifecycle Controller ではサポートされていません。 メモ: Lifecycle Controller は、eHBA モードのときには VD の作成をサポートしません。 LC で RAID を設定するには、次の手順に従ってください。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、ハードウェア設定 をクリックします。 3. 右ペインで、設定ウィザード をクリックします。 4. ストレージ設定ウィザードで、RAID 設定をクリックしてウィザードを起動します。 現在の RAID 設定の表示とコントローラーの選択ページが表示されます。 メモ: BOSS-S1 コントローラは、RAID 1 レベルでのみサポートされます。 5.
メモ: Lifecycle Controller を使用して作成できる仮想ディスクは 1 つのみです。複数の仮想ディスクを作成するには、オプシ ョン ROM を使用します。オプション ROM にアクセスするには、起動中または POST 中に を押します。 RAID コントローラの選択 View Current RAID Configuration and Select Controller(現在の RAID 設定の表示とコントローラの選択) ページには、システム に接続されているサポート対象 RAID コントローラがすべて表示されます。仮想ディスクを作成する RAID コントローラを選択し て、Next(次へ) をクリックします。 RAID レベルの選択 仮想ディスクの RAID レベル を選択します。 ● RAID 0 — 複数の物理ディスク全体にデータをストライプします。RAID 0 は、冗長データを保持しません。RAID 0 仮想ディスク で 1 台の物理ディスクが故障すると、データを再構築する方策はありません。RAID 0 では、読み取りと書き込みのパフォーマン スは向上しま
表 11.
● ● ● ● ● ○ 先読み — コントローラはデータシーク時に仮想ドライブのシーケンシャルセクタを読み取ります。データが論理ドライブの シーケンシャルセクタに書き込まれている場合は、先読みポリシーによってシステムのパフォーマンスが向上する可能性が あります。 ○ 先読みなし — コントローラは先読みポリシーを使用しません。データがシーケンシャルセクタではなくランダムに書き込 まれている場合は、先読みなしポリシーによってシステムのパフォーマンスが向上する可能性があります。 ○ 適応先読み — 最新の読み取り要求でドライブのシーケンシャルセクタにアクセスした場合にのみ、先読みポリシーが使用さ れます。最新の読み取り要求でドライブのランダムセクタにアクセスした場合は、先読みなしポリシーが使用されます。 書き込みポリシー — 書き込みポリシーを選択します。 ○ ライトスルー — コントローラはデータがドライブに書き込まれた後でのみ書き込み要求完了信号を送信します。ライトス ルーポリシーでは、データがディスクドライブに書き込まれた後でのみ使用可能と見なされるので、ライトバックポリシーよ りもデータセキュリテ
システム上で PERC S140/S150 コントローラーが有効になっている場合は、この機能を使用して RAID を設定します。ソフトウェア RAID オプションを選択すると、Lifecycle Controller インタフェースを介して部分的な仮想ディスクを作成することはできず、物理 ディスクドライブは非 RAID ディスクまたは RAID 対応可能ディスクとして表示されます。 ● 非 RAID ディスク - RAID プロパティのない単体ディスクドライブ。RAID レベルを適用するには初期化が必要です。 ● RAID 対応可能ディスク - ディスクドライブは初期化済みで、RAID レベルを適用できます。 メモ: Lifecycle Controller UI からは、ソフトウェア RAID コントローラを使用して導入できるのは Windows サーバーオペレー ティングシステムのみです。 ソフトウェア RAID を設定するには、次の手順を実行します。 1.
メモ: 起動仮想ディスクの作成は、システムのスロット 0~3 に配置されたディスク ドライブでのみ行ってください。スロ ットの詳細については、システムのオーナーズ マニュアルを参照してください。 7. 暗号化機能 ドロップダウンメニューから、自己暗号化 を選択します。 自己暗号化ディスク(SED)が表示されます。 8. [暗号化プロトコル]ドロップダウン メニューから、[TCG Opal SSC]または[TCG Enterprise SSC]のいずれかを選択しま す。 9. SED を選択して、プロパティを指定し、次へ をクリックします。 仮想ディスク属性 ページが表示されます。 10. 仮想ディスクパラメータを選択し、セキュア仮想ディスク オプションを選択して、次へ をクリックします。 サマリ ページが表示されます。 11.
メモ: このオプションは、セキュリティ対応コントローラにセキュア化対応仮想ディスクが接続されている場合に使用でき ます。 ● コントローラおよび暗号化されたディスクを、新しいキーで再キーする — 既存のローカルキーを新規キーに置き換えます。 ● 暗号化の除去とデータの削除 - コントローラ上の暗号化キー、およびすべてのセキュアな仮想ドライブとそのデータを削除しま す。削除後は、コントローラ状態が No encryption(非暗号化) モードに変わります。 セキュア化されていない仮想ディスクの暗号化 次の前提条件が満たされていることを確認します。 ● 選択したコントローラがセキュリティ対応である。 ● セキュリティ対応仮想ドライブが、コントローラに接続されている。 ● コントローラがローカルキー暗号化モードになっている。 セキュア化されていない仮想ドライブを暗号化するには、次の手順を実行します。 メモ: 同じ物理ディスクドライブ上で作成された仮想ドライブのいずれかが暗号化されている場合は、すべての仮想ドライブ が自動的に暗号化されます。 1.
ミラードライブの解除 RAID-1 仮想ドライブのミラーアレイを分割するには、次の手順を行います。 1. Lifecycle Controller を起動します。 2. 左ペインで、ハードウェア設定 をクリックします。 3. 右ペインで、設定ウィザード をクリックします。 4. ストレージ設定ウィザード で ミラーの解除 をクリックします。 ミラーリングされた仮想ドライブが記載された ミラーの解除 ページが表示されます。 5. 関連コントローラを選択して、終了をクリックします。 メモ: ミラーの解除機能は、PERC 10.
デバイス設定の変更 詳細ハードウェア設定 を使用してデバイス設定を変更するには、次の手順を実行します。 メモ: デバイス設定は、起動中に System Setup(セットアップ)ユーティリティを使用して変更することもできます。System Setup(セットアップ) ユーティリティの詳細については、「セットアップユーティリティとブートマネージャの使い方」を参照 してください。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、セットアップユーティリティ を選択します。 3. 右ペインで、詳細ハードウェア設定をクリックします。 4. 設定するデバイスを選択します。 設定の変更に応じて、次のメッセージが表示される場合があります。 One or more of the settings requires a reboot to be saved and activated. Do you want to reboot now? 5.
Dell EMC Server Updates DVD からローカル FTP サーバへのリポジトリ のコピー リポジトリをコピーするには、次の手順を行います。 1. https://www.dell.com/support からお使いのシステムに『Dell EMC server Updates』ISO イメージをダウンロードします。 2. DVD のリポジトリフォルダをローカル FTP サーバー のルートディレクトリにコピーします。 3. ファームウェアアップデートには、このローカル FTP サーバーを使用します。 Dell Repository Manager を使用したリポジトリの作成とローカル FTP サーバーへのコピー リポジトリの作成とコピーには、次の手順を行います。 1. Dell Repository Manager を使用して作成したリポジトリをローカル FTP サーバーのルートディレクトリにコピーします。 メモ: お使いのシステムに対応したリポジトリの作成の詳細については、www.dell.
メモ: フォルダーにアクセスでき、フォルダー名には空白が含まれないようにしてください。問題が解決しない場合は、ネット ワーク設定を確認するか、共有するファイルとフォルダーの数を減らして再試行してください。 Digitally sign communications(常に通信にデジタル署名を行う)オプションの無 効化 Digitally sign communications (always)(常に通信にデジタル署名を行う)オプションを無効にするには、次のタスクを実行しま す。 1. コントロールパネルを開き、Administrative Tools(管理ツール)を選択します。 2. Local Security Policy(ローカルセキュリティポリシー)をクリックします。 3. 左のナビゲーションペインで、Local Policies(ローカルポリシー)オプションを展開し、Security Options(セキュリティオプ ション)を選択します。 4.
7 保守 Lifecycle Controller を使用することにより、部品交換設定 および プラットフォーム復元 などの機能を使用して、システムのライフ サイクルを通じてその正常性を保守することができます。 トピック: • • • • • • プラットフォームの復元 サーバーライセンスのインポート 部品交換設定 システムの再利用または廃棄 ハードウェア診断 SupportAssist Collection プラットフォームの復元 サーバーの保守には、次の機能を使用することができます。 ● サーバライセンスのインポート — iDRAC ライセンスをネットワーク共有または USB ドライブからインポートすることができ ます。Lifecycle Controller GUI から iDRAC ライセンスをインポートするには、この機能を使用します。ライセンスをインポート するシナリオには、工場から出荷された新しいサーバーのセットアップ時、Express ライセンスの Enterprise ライセンスへのア ップグレード中などがあります。ライセンスは、USB ドライブ、または CIFS や NFS といったネ
交換した部品へのファームウェアと設定のアップデートの適用 交換した部品を設定する前に、次の条件が満たされていることを確認します。 ● 再起動時のシステムインベントリ収集 オプションをクリックし、Lifecycle Controller がシステムの起動時に自動で 部品ファーム ウェアアップデート および 部品設定アップデート を呼び出すようにします。 メモ: Collect System Inventory On Restart(再起動時のシステムインベントリ収集) が無効になっている場合、システ ムへの電源投入後に Lifecycle Controller を手動で起動することなく新しいコンポーネントが追加されると、システムインベ ントリ情報のキャッシュが古くなる場合があります。手動モードでは、部品交換後のシステム再起動中に を押して ください。 ● 部品ファームウェアアップデート および 部品設定アップデート の 無効 オプションがクリアされていることを確認して下さ い。 ● 以前のコンポーネントと新しいデバイスが同じ部品として識別される必要があります。 ● システムの現在のアダプタが NPA
メモ: [システムの再利用または廃棄]オプションを指定すると、インベントリー収集の状態が[有効]にリセットされ、iDRAC および BIOS の設定情報、工場出荷時のインベントリー、設定、Lifecycle ログ情報(履歴データおよび作業メモ)、不揮発性 (NV)キャッシュ、NVDIMM、オペレーティング システム ドライバー パック、ディスク消去、および診断プログラムが恒久的 に削除されます。システム消去の詳細については、次のリンクをクリックしてください:https://downloads.dell.com/manuals/ common/dell-emc-system-erase-poweredge-idrac9.
SupportAssist Collection サーバーの問題について Dell テクニカル サポートとの作業が必要にもかかわらず、セキュリティ ポリシーによってインターネット への直接接続が制限されている場合に、テクニカル サポートに必要なデータを提供して問題のトラブルシューティングを円滑に進 めることができます。Dell からソフトウェアをインストールしたりツールをダウンロードしたり、またはサーバー オペレーティング システムや Lifecycle Controller からインターネットへアクセスしたりする必要はまったくありません。代替システムからレポート をテクニカルサポートに送信し、サーバから収集されたデータが送信中に許可されていない個人によって表示できないことを保証で きます。 サーバーの正常性レポートを生成し、Lifecycle Controller を使用してそのレポートを管理ステーション上(ローカル)や次の共有ネッ トワーク上にエクスポートすることができます。 ● CIFS - 共通インターネット ファイル システム ● NFS - ネットワーク ファイル共有 ● USB ● HTTP/H
SupportAssist Collection のエクスポート レポートをエクスポートする前に、次を確認してください。 ● Collect System Inventory On Reboot (CSIOR)が有効になっている。 ● ログインおよびサーバー制御権限がある。 SupportAssist Collection をエクスポートするには、次の手順を実行します。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで[ハードウェア診断]をクリックしてから、[SupportAssist Collection のエクスポート]をクリックします。 3. [利用規約]ページで規約を読み、 [テクニカル サポートによるテクニカル サポート レポート データの使用に同意する]オプシ ョンを選択します。 4.
8 使いやすいシステムコンポーネント名 以下は、GUI、Redfish 対応の iDRAC RESTful API、WSMAN、RACADM を含むすべてのインタフェースで使用される、最も一般に使 用されている FQDD(完全修飾デバイスディスクリプタ)のリストです。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● All(すべて) iDRAC システム LifecycleController EventFilters BIOS NIC FC RAID NVDIMM BOSS-S1 BOSS ディスク 以下の表は、システムコンポーネントの FQDD およびそれに相当する使いやすい名前を示しています。 表 12. システムコンポーネントの使いやすい名前 システムコンポーネント名の FQDD 使いやすい名前 RAID.Integrated.1-1 内蔵 RAID コントローラ 1 RAID.Slot.1-1 スロット 1 の RAID コントローラ NIC.Mezzanine.1B-1 メザニン内の NIC NIC.Mezzanine.1C-1 NIC.Mezzanine.1C-2 NIC.
表 12. システムコンポーネントの使いやすい名前 (続き) システムコンポーネント名の FQDD 使いやすい名前 ISABridge.Embedded.1-1 内蔵 ISA ブリッジ 2 P2PBridge.Embedded.1-1 内蔵 P2P ブリッジ 3 P2PBridge.Mezzanine.2B-1 メザニン 1 の内蔵ホストブリッジ(ファブリック B) USBUHCI.Embedded.1-1 内蔵 USB UHCI 1 USBOHCI.Embedded.1-1 内蔵 USB OHCI 1 USBEHCI.Embedded.1-1 内蔵 USB EHCI 1 Disk.SATAEmbedded.A-1 内蔵 SATA ポート A のディスク Optical.SATAEmbedded.B-1 内蔵 SATA ポート B の光学ドライブ TBU.SATAExternal.C-1 外付け SATA ポート C のテープバックアップ Disk.USBFront.1-1 前面 USB 1 に接続されたディスク Floppy.USBBack.
表 12. システムコンポーネントの使いやすい名前 (続き) システムコンポーネント名の FQDD 使いやすい名前 Fan.Slot.6 ファン 6 Fan.Slot.7 ファン 7 Fan.Slot.8 ファン 8 Fan.Slot.9 ファン 9 MC.Chassis.1 シャーシ管理コントローラ 1 MC.Chassis.2 シャーシ管理コントローラ 2 KVM.Chassis.1 KVM IOM.Slot.1 IO モジュール 1 IOM.Slot.2 IO Module 2 IOM.Slot.3 IO Module 3 IOM.Slot.4 IO Module 4 IOM.Slot.5 IO Module 5 IOM.Slot.6 IO モジュール 6 PSU.Slot.1 電源装置 1 PSU.Slot.2 電源装置 2 PSU.Slot.3 電源装置 3 PSU.Slot.4 電源装置 4 PSU.Slot.5 電源装置 5 PSU.Slot.6 電源装置 6 CPU.Socket.1 CPU 1 System.
9 セットアップユーティリティとブートマネージャ の使用 セットアップユーティリティでは、システムハードウェアの管理と BIOS レベルオプションの指定を行うことができます。 起動時に以下のキー操作を行うと、システム機能にアクセスできます。 表 13.
メモ: Dell NAS は BIOS 起動モードのみをサポートしています。起動モードは UEFI に変更しないでください。変更すると、 システムが起動しません。 ● Unified Extensible Firmware Interface(UEFI) (デフォルト)起動モードは、拡張 64 ビット起動インターフェイスです。UEFI モー ドで起動するようシステムを設定すると、システム BIOS の設定が置換されます。 メモ: 本システムは、BIOS 起動モードのみサポートします。 1. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティのメインメニュー)で、Boot Settings(起動設定)をクリックし、 Boot Mode(起動モード)を選択します。 2. UEFI 起動モードを選択し、このモードでシステムが起動されるようにします。 注意: OS インストール時の起動モードが異なる場合、起動モードを切り替えるとシステムが起動しなくなることがありま す。 3.
セットアップユーティリティのオプション セットアップユーティリティのメイン画面 メモ: BIOS または UEFI の設定をデフォルトにリセットするには、 を押します。 メニュー項目 説明 システム BIOS このオプションは、BIOS 設定の表示と設定を行うために使用します。 iDRAC 設定 このオプションは、iDRAC 設定の表示と設定を行うために使用します。 デバイス設定 このオプションは、デバイス設定の表示と設定を行うために使用します。 システム BIOS 画面 メモ: セットアップユーティリティのオプションはシステム構成に応じて変わります。 メモ: セットアップユーティリティのデフォルト設定を以下の項の該当する各オプションの下に示します。 メニュー項目 説明 システム情報 システムモデル名、BIOS バージョン、サービスタグなど、システムに関する情報が表示されます。 メモリ設定 取り付けられているメモリに関連する情報とオプションが表示されます。 プロセッサ設定 速度、キャッシュサイズなど、プロセッサに関する情報とオプションが表示されます。 SAT
メニュー項目 説明 システムサービス タグ システムのサービスタグが表示されます。 システム製造元 FRU メーカーの名前を表示します。 システム製造元の 連絡先情報 システム製造元の連絡先情報が表示されます。 メモリ設定画面 メニュー項目 説明 システムメモリの サイズ システムに取り付けられているメモリの容量が表示されます。 システムメモリの タイプ システムに取り付けられているメモリのタイプが表示されます。 システムメモリ速 度 システムメモリの速度が表示されます。 システムメモリ電 圧 システムメモリの電圧が表示されます。 ビデオメモリ ビデオメモリの容量が表示されます。 システムメモリテ スト システム起動時にシステムメモリテストを実行するかどうかを指定します。オプションは Enabled(有効) および Disabled(無効)です。デフォルトでは、System Memory Testing(システムメモリテスト)オプ ションは Disabled(無効)に設定されています。 メモリ動作モード メモリの動作モードを指定します。お使いのシステムのメモリ構成
メニュー項目 説明 に 1 つの論理プロセッサのみが表示されます。デフォルトでは、Logical Processor(論理プロセッサ)オプ ションは Enabled(有効)に設定されています。 QPI Speed(QPI 速 QuickPath Interconnect(QPI)のデータ速度を設定できます。デフォルトでは、QPI Speed(QPI スピード) 度) オプションは Maximum data rate(最大データ速度)に設定されています。 メモ: QPI 速度 オプションは、両方のプロセッサが取り付けられている場合にのみ表示されます。 代替 RTID(リクエ リモートソケットへの RTID の割り当てを増やしてソケット間のキャッシュパフォーマンスを高めることも、 スタトランザクシ NUMA の標準モードでシステムを動作させることもできます。Alternate RTID (Requestor Transaction ョン ID)設定 ID) Setting(代替 RTID(要求元トランザクション ID)設定)はデフォルトで Disabled(無効)に設定され ています。 仮想化テクノロジ 仮
メモ: プラットフォームによっては、一部の属性が表示されない場合があります。 SATA 設定画面 メニュー項目 説明 内蔵 SATA 内蔵 SATA のモードを、Off(オフ)、ATA、AHCI、または RAID に設定します。デフォルトでは、内蔵 SATA は AHCI Mode(AHCI モード) に設定されています。 ポート A Auto(自動) に設定すると、SATA ポート A に接続されているデバイスに対する BIOS サポートが有効にな ります。デフォルトでは、ポート A は Auto(自動) に設定されています。 ポート B Auto(自動)に設定すると、SATA ポート B に接続されているデバイスに対する BIOS サポートが有効になり ます。デフォルトでは、Port B(ポート B)は Auto(自動)に設定されています。 ポート C Auto(自動) に設定すると、SATA ポート C に接続されているデバイスに対する BIOS サポートが有効にな ります。デフォルトでは、ポート C は Auto(自動) に設定されています。 ポート D Auto(自動) に設
内蔵デバイス画面 メニュー項目 説明 内蔵 RAID コント ローラ 内蔵 RAID コントローラの有効 / 無効を切り替えることができます。デフォルトでは、Integrated RAID Controller(内蔵 RAID コントローラ)オプションは Enabled(有効)に設定されています。 ユーザーアクセス可 ユーザーのアクセスが可能な USB ポートの有効 / 無効を切り替えることができます。Only Back Ports On 能 USB ポート (背面ポートのみオン)を選択すると前面 USB ポートが無効になり、All Ports Off(すべてのポートがオフ) を選択すると前面および背面 USB ポートの両方が無効になります。デフォルトでは、User Accessible USB Ports(ユーザーのアクセスが可能な USB ポート)オプションは All Ports On(すべてのポートがオン)に設 定されています。 内蔵 USB ポート 内蔵 USB ポートの有効 / 無効を切り替えることができます。デフォルトでは、Internal USB Port(内蔵 USB ポート)オプシ
メニュー項目 説明 メモ: SOL(Serial Over LAN)には Serial Device 2(シリアルデバイス 2)のみ使用できます。SOL でコ ンソールのリダイレクトを使用するには、コンソールのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポート アドレスを設定します。 外付けシリアルコ ネクタ 外部シリアルコネクタは、シリアルデバイス 1、シリアルデバイス 2、またはリモートアクセスデバイスに関 連付けることができます。デフォルトでは、External Serial Connector(外部シリアルコネクタ) オプショ ンは Serial Device1(シリアルデバイス 1) に設定されています。 メモ: SOL にはシリアルデバイス 2 のみ使用できます。SOL でコンソールのリダイレクトを使用するに は、コンソールのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポートアドレスを設定します。 フェイルセーフボー コンソールのリダイレクトに使用されているフェイルセーフボーレートが表示されます。BIOS は自動的にボ レート ーレートの決定を試みます。このフェイルセーフボーレートは、その試みが失敗した場
オプション 説明 メモ: Custom(カスタム)モードで C States が Enabled(有効)に設定されている場合に、Monitor/ Mwait 設定を変更しても、システムの電力またはパフォーマンスは影響を受けません。 メモリ巡回スクラ ブ メモリ巡回スクラブの周波数を設定します。デフォルトでは、このオプションは Standard(標準) に設定 されています。 メモリリフレッシ ュレート メモリリフレッシュレートを 1x または 2x に設定します。デフォルトでは、このオプションは 1x に設定され ています。 メモリ動作電圧 DIMM 電圧を設定します。自動 に設定すると、システムが DIMM 容量と取り付けられている DIMM の枚数 に応じて、システム電圧を最適に自動設定します。メモリ動作電圧 オプションは、デフォルトで 自動 に設 定されています。 CPU パフォーマン ス協調制御 CPU 電力の管理の有効 / 無効を切り替えます。Enabled(有効)に設定すると、CPU 電力の管理が OS DBPM およびシステムの DBPM(DAPC)によって制御されます。このオ
メニュー項目 AC 電源リカバリ 説明 AC 電源が回復した後のシステムの動作を設定することができます。デフォルトでは、AC Power Recovery (AC 電源の回復)オプションは Last(前回)に設定されています。 メモ: AC 電源リカバリ遅延 オプションを有効化または無効化するには、AC 電源リカバリ オプションを オン または 前回 に設定します。 AC 電源リカバリ遅 AC 電源が回復した後、電源投入の時期をシステムがどのようにサポートするかを設定できます。デフォル 延 トで、AC Power Recovery Delay(AC AC 電源リカバリ遅延)オプションは Immediate(即時)に設定され ています。 メモ: ユーザー定義の遅延 オプションを有効化または無効化するには、AC 電源リカバリ遅延 オプショ ンを ユーザー に設定します。 ユーザー定義遅延 (60 ~ 240 秒) AC Power Recovery Delay(AC 電源リカバリ遅延)に User Defined(ユーザー定義)オプションが選択さ れている場合、User Defined Delay(ユーザー
システムパスワードおよびセットアップパスワードの割り当て パスワードジャンパによって、System Password(システムパスワード) と Setup Password(セットアップパスワード) の機能の 有効 / 無効を切り替えることができます。パスワードジャンパの設定についての詳細は、「システム基板のジャンパ設定」を参照し てください。 メモ: 新しい System Password(システムパスワード) や Setup Password(セットアップパスワード) の割り当て、または既存の System Password(システムパスワード) や Setup Password(セットアップパスワード) の変更は、パスワードジャンパの設定が Enabled (有効) で Password Status (パスワードステータス) が Unlocked(ロック解除) の場合のみ可能です。Password Status(パス ワードステータス)が Locked(ロック)に設定されている場合、System Password(システムパスワード)や Setup Password(セ ットアップパスワード)の変更は
メモ: システムパスワードおよび / またはセットアップパスワードを変更する場合は、新しいパスワードの再入力を求める メッセージが表示されます。システムパスワードおよび / またはセットアップパスワードを削除する場合は、削除の確認を 求めるメッセージが表示されます。 7. を押してシステム BIOS 画面に戻ります。もう一度 を押すと、変更の保存を求めるプロンプトが表示されます。 メモ: システムへのログオン中はパスワードセキュリティを無効にすることができます。パスワードセキュリティを無効にす るには、システムの電源をオンにするかシステムを再起動し、パスワードを入力して を押します。 システムを保護するためのシステムパスワードの使い方 サポートサイトのリンク セットアップパスワードが設定されている場合、システムはセットアップパスワードをシステムパスワードの代用として受け入れま す。 1. システムの電源を入れるか、再起動します。 2.
1. システムの電源を入れるか、再起動します。 2.
UEFI Boot Menu(UEFI 起動メニュー) メニュー項目 説明 Select UEFI Boot 使用可能な UEFI 起動オプション(アスタリスク [*] 付き)のリストが表示されます。使用する起動オプショ Option(UEFI 起動 ンを選択し、 を押します。 オプションの選択) Add Boot Option 新しい起動オプションを追加します。 Delete Boot Option 既存の起動オプションを削除します。 Boot From File(フ 起動オプションリストに含まれていない 1 回限りの起動オプションを設定します。 ァイルからの起動) 組み込み型システム管理 Lifecycle Controller により、システムのライフサイクル全体で、高度な組み込み型システム管理が実現されます。Lifecycle Controller は Boot Sequence 中に起動し、オペレーティングシステムに依存せずに機能することが可能です。 メモ: 一部のプラットフォーム構成では、Lifecycle Controller の提供する機能の一部がサポートされない場
10 トラブルシューティングとよくあるお問い合わ せ(FAQ) このセクションでは、Lifecycle Controller でよく表示されるエラーメッセージについて説明し、問題を解決する方法を示唆します。 Lifecycle Controller ユーザーからのよくある質問についても紹介します。 トピック: • • エラーメッセージ よくあるお問い合わせ(FAQ) エラーメッセージ Lifecycle Controller から生成される各エラーメッセージは、1 つのダイアログボックス内に、メッセージ ID、メッセージの内容、推奨 される対処方法を表示します。メッセージに関する詳細な説明を表示するには、https://www.dell.com/support にある『デルイベン トメッセージリファレンスガイド』を参照してください。 よくあるお問い合わせ(FAQ) 1.
いいえ、『Dell EMC Server Updates』DVD からダウンロードされたドライバおよびファームウェアのみがサポートされます。詳細 については、「ローカル USB ドライブの設定」を参照してください。 8. Lifecycle Controller を削除することはできますか? 番号 9. インストール中、オペレーティングシステムのメディアソース用に仮想メディアを使用できますか? はい。iDRAC の詳細については、「https://www.dell.com/idracmanuals から入手可能な『iDRAC ユーザーズ ガイド』」を参照してく ださい。 10. リポジトリのアップデートに仮想 USB ドライブを使用できますか? はい。リポジトリーのアップデートに仮想 USB ドライブを使用する方法についての詳細は、「https://www.dell.com/ idracmanuals から入手可能な『iDRAC ユーザーズ ガイド』」を参照してください。 11.