ベースボード管理コントローラユーティリティユーザーズガイド はじめに 管理下システムの設定 BMC 管理ユーティリティの使用 既知の不具合とよくあるお問い合わせ BMC 管理ユーティリティエラーコード ターミナルモードコマンド エスケープキーシーケンス シリアルポートコンソールリダイレクト 用語集 メ モ: メモはコンピュータをよりよく活用できるようにするための重要な情報を表します。 注 意 : 注意はハードウェアに損傷やデータ損失を与える可能性があることを示し、問題を回避する方法を指示します。 こ の マ ニ ュ ア ル の情 報は 、 予 告な し に変 更さ れ る こ と が あ り ま す。 © 2006 す べ て の 著 作権 は Dell Inc. に あ り ま す。 Dell Inc. からの書面による許可なしには、いかなる方法においても、このマニュアル複写、転写禁じます。 本書で使用した商標:Dell、DELL ロゴ、OpenManage、および PowerEdge は Dell Inc.
目次ページに戻る BMC 管理ユーティリティエラーコード ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド 以下は、BMC 管理ユーティリティのエラーメッセージのリストです。 機能的なエラーが発生すると、エラーメッセージが stderr に出力されます。 エラーメッセージのテキストを表 A-1 のメ ッ セ ー ジ列に 示します。 エラーは常に次のような解析可能な形式で出力されます。 エラー(<16 進コード>):<メッセージ>! 以下に例を示します。 エラー(0xC1):無効なコマンド ! 表 A-1.
AEh AFh 予期せぬ IPMI エラー 不明のエラー 目次ページに戻る SDR がビジーです センサーデータレコードリポジトリがアップデートモードです 0xD0 デバイスは使用中です デバイスがファームウェアアップデートモードです 0xD1 BMC が使用不可です BMC が初期化を実行中です 0xD2 BMC 状況が不正です 現在の BMC 状況では要求がサポートされていません 0xD5 BMC がセッション外です 接続要求に使用できるセッションスロットがありません 0x81、 0x82、 0x83 LUN が無効です 無効な論理ユニット番号(LUN)が要求されました 0xC2 特定できないエラー 特定できないエラー 0xFF 不明のエラー 不明のエラー
目次ページに戻る ターミナルモードコマンド ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド セキュリティ情報 構文 Hex-ASCII コマンドフォーマット テキストコマンドフォーマット この付録ではターミナルモードコマンドの情報を説明します。 ターミナルモードを使うと、シリアルポート接続を使って直接システムのベースボード管理コントローラ(BMC)に接続し、テキストベースのコマンドを実行できます。 次の 2 種類のテキストコマンドがサポ ートされています。 l 一部のテキストコマンド l スタンダードバイナリ Intelligent Platform Management Interface(IPMI)16 進数 ASCII コマンド ターミナルモードの設 定 メ モ:ターミナルモードは Server Administrator と Deployment Toolkit(DTK)で設定できます。 Server Administrator からターミナルモードを設定するには、以下の手順に従ってください。 1.
セキュリティ情報 ターミナルモードを使用して BMC にアクセスするには、ユーザー名とパスワードを正しく設定する必要があります。 詳細に関しては、「管理下システムの設定」を参照してください。 ターミナルモードのコ マンドを受け入れる前に、BMC とセッションを確立する必要があります。 BMC とセッションを確立する前は、一部のテキストコマンドと最低の IPMI 特権レベルを割り当てられた 16 進数 ASCII コマンド のみが使用可能です。 ターミナルモードのパスワードはクリアテキストを使って送信されるため、直接接続を使った安全なリンク上の安全な場所でターミナルモードセッションを行うことをお勧めします。 構文 ターミナルモードメッセージは次の標準的な構文に従います。 [<メッセージデータ>]<ニューラインシーケンス> 各ターミナルモードメッセージは、最初に左ブラケットの「開始」文字を付け、右ブラケットの「終了」文字で終えて、適切なニューラインシーケンスを入力する必要があります。 入力文字は、開始文字を受け取るまでは受け入れられません。 メ モ:Hex-ASCII コマンドは 16 進数の ASCII 文字
3 コマンド番号 4:N データ 表 B-2. BMC からのターミナルモード応答 バ イ ト 説明 1 [7:2] – ネット関数(奇数) [1:0] – 応答者の LUN 2 [7:2] – 要求者のシーケンス番号 [1:0] – ブリッジフィールド 3 コマンド番号 4 完了コード 5:N データ テキストコマンドフォーマット テキストコマンドでは、16 進数 ASCII コマンドに存在するブリッジやシーケンス番号などのフィールドがサポートされません。 また、テキストコマンドには SYS という文字列のプレフィックスが前に付きま す。 表 B-3 はターミナルモードテキストコマンドの一覧を、表 B-4 はターミナルモード設定の一覧を示します。 例 Hex-ASCII コマンド例(IPMI リセットウォッチドッグコマンド): [18 00 22] [1C 00 22 00] テキストコマンドの例: [SYS TMODE] [OK TMODE] 表 B-3.
[7] — 1b = パラメータを無効またはロックされていると指定します。 0b = パラメータを有効またはロック解除されていると指定します。 [6:0] — 起動オプションパラメータセレクタ。 YY...
nc = 非重要("warning": hardware outside normal operating range).(「警告」:ハードウェアが通常の動作範囲外です) cr = 重要("fatal": hardware exceeding specified ratings).(「致命的」:ハードウェアが指定のレートを超えています) nr = 回復不可("potential damage": system hardware in jeopardy or damaged).(「損傷の可能性」:システムハードウェアが危 険または損傷状態にあります) uf = 未指定のエラー(エラーが検出されましたが重大度が指定されていません) ?? = 状態が使用できないか不明(通常はシステムの電源がオフのため) SYS HEALTH QUERY -V 高レベルバージョンのシステム正常性状態を複数行の「詳細」フォーマットでBMC から返るようにします。 BMC は次のフォーマットで文字列を返しま す。 SYS Health:xx<出力終結シーケンス>.
1b = 有効(出荷時のデフォルト) 2 [7:4] - ニューラインシーケンスを(BMC からコンソールへ)出力します。 BMC がターミナルモードでコンソールにラインを書き込むときに、BMC が <ニューライン> シーケンスに使用する文字 を選択します。 0h = ターミナルシーケンスがありません 1h = (出荷時のデフォルト) 2h = 3h = 4h = 5h = その他すべて = 予約済 [3:0] - 入力ニューラインシーケンス(コンソールから BMC へ)。 ターミナルモードで BMC に書き込むときに、コンソールがニューラインシーケンスに使用する文字を選択します。 0h = 予約済 1h = (出荷時のデフォルト) 2h = その他すべて = 予約済 目次ページに戻る
目次ページに戻る エスケープキーシーケンス ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド A: コンソールリダイレクトは ANSI または VT 100/220 ターミナルエミュレーションを使用しますが、これは基本的な ASCII 文字に限定されています。 この文字セットには、ファンクションキー、矢印キ ー、およびコントロールキーはありません。 ただし、ほとんどの BIOS ソフトウェアでは、一般的な操作にファンクションキーとコントロールキーを使用する必要があります。 一部のファンクションキーと Esc キーは、「エスケープシーケンス」と呼ばれる特殊なキーシーケンスを使用して特定のキーを表すことでエミュレートできます。 BIOS でシリアルポート経由のコンソールリダイレクトを設定するときは、次の表に記載するエスケープシーケンスをキーに使用してください。 これらのキーは BIOS POST 中にも表示されます。 スペー スバーを押して一時停止してからリストを確認します。 サポートされているシーケンスは、システムの telnet クライアントの履歴にも一覧になっています。 表 C-1.
目次ページに戻る シリアルポートコンソールリダイレクト ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド シリアル通信 SPCR 表 SOL プロキシ使用のシリアルコンソールリダイレクト シリアル通信 PowerEdge x9xx サーバーの場合は、シリアルコンソールリダイレクトは COM1 または COM2 を使って実行できます。 COM1 のコンソールリダイレクト COM1 のシリアルコンソールリダイレクトを有効にするには、次の設定が必要になります。 シ リ ア ル通 信-> シ リ ア ル通 信 と進み、COM1 のコンソールリダイレクトでオン に設定します。 シ リ ア ル通 信-> 外 部シ リ ア ル コ ネ ク タ と進み、COM1 に設定します。 COM2 のコンソールリダイレクト COM2 のコンソールリダイレクトを使うと、シリアルオーバー LAN(SOL)通信用の外部コネクタ、または BMC や DRAC 5 などのリモートアクセスデバイスにリダイレクトできます。 COM2 のシリアルコンソールリダイレクトを有効にするには、次の設定が必要になります。 シ リ ア ル通
[日付] EMSPort EMSBaudrate 説明: EMSPort = シリアル通信に使用されるポート。 たとえば COM1 や COM2 などです。 EMSBaudrate = 通信に設定されているボーレート。 Dell™ PowerEdge™ 対応システムでサポートされている最小ボーレートは 19200 です。 SOL プロキシ使用のシリアルコンソールリダイレクト Linux の起動中にシリアルリダイレクトを設 定する方 法 "SysRq key" は、デバッグ用の基本的なコマンドをカーネルに直接渡すことのできるキーシーケンスです。 場合によっては、リモート管理システムの再起動にも使用できます。 シリアルコンソールは SysRq キーとして RS-232 ブレーク関数を使用します。 "break" とは、シリアル回線で伝送がない時間を指します。 Linux を実行しているシステムで "Sysrq" キーを設定するには、次の手順に従ってく ださい。 メ モ:以下は Linux GRUB(GRand Unified Bootloader)用の手順です。 別のブートローダーを使用している場合も、これと
1. 場合によっては、GRUB のグラフィカルインターフェイスを無効にして、テキストベースのインターフェイスを使用する必要があります。そうしないと、BMU コンソールリダイレクションで GRUB の 画面が表示されません。 これを行うには、splashimage で始まる行をコメントに変更します。 2. GRUB に複数のオプションがあり、これらすべてが BMU シリアル接続を使用してコンソールセッションを開始するように設定したい場合は、全部のオプションに console=ttyS1,19200 を追 加します。 前の例では、最初のオプションのみに console=ttyS0,19200 が追加されています。 起動後にコンソールへのログインを有効にする方 法 /etc/inittab ファイルを次のように編集します。 新しい行を追加して COM1 シリアルポートに getty を次のように設定します。 co:2345:respawn:/sbin/agetty -h -L 19200 ttyS0 vt100 新しい行を追加したサンプルファイルを参照してください。 表 D-2.
新し い行を追 加したサンプルファイルを参照してください。 表 D-3.
目次ページに戻る はじめに ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド 対応システム BMC 設定および管理タスク BMC 設定と管理ツール Dell のその他の必要文書 テクニカルサポートのご利用について Dell™ PowerEdge™ システムベースボード管理コントローラ(BMC)はシステムボードの各種センサーと通信しながら重大なイベントをモニタし、特定のパラメータがプリセットのしきい値を超えると警告 を送信して、イベントをログに記録します。 BMC は業界標準の IPMI(インテリジェントプラットフォーム管理インタフェース)仕様を採用しているため、システムをリモートで設定、モニタ、回復できます。 BMC には次のような機能があります。 l システムのシリアルポートと統合 NIC によるアクセス l フォールトログと SNMP 警告 l システムイベントログ(SEL)とセンサー状態へのアクセス l 電源のオンとオフなどのシステム機能の制御 l システムの電源や動作状態に依存しないサポート l システム設定、テキストベースのユーティリティ、オペレーティングシステム
l 1800 l 1850 l 1855 l 1900 l 1950 l 1955 l 2800 l 2850 l 2900 l 2950 l 6800 l 6850 BMC 設定および管理タスク 以下の項では、BMC 管理ユーティリティを使用する前に管理下システムで BMC を設定するのに必要な基本タスクについて説明します。 以下の基本タスクがあります。 l BMC の設定 l BMC の管理 BMC の設 定 プリブート環境で BMC を設定するには、必要な設定タスクに応じて、リモートアクセス設定ユーティリティ、 Dell Remote Access Controller(DRAC)5 グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)、また はコマンドラインインタフェース(CLI)を使用できます。 また、オペレーティングシステムを実行している管理下システムで Server Administrator ホームページの GUI または CLI を使用して BMC を設 定することもできます。 詳細については、「ベースボード管理コントローラの設定」を参照してく
イベント発生 時の BMC の処置 イベントが発生したときに、システムの BMC を使用して処置を実行する場合は、表 1-1 のリストに記載した「イベント発生時の BMC 処置設定ガイドライン」に従う必要があります。 表 1-1.
使用可能です。 2. 3. 4. 5. 6. 管理下システムで IP アドレス、サブネットマスク、ゲート ウェイを設定する VLAN を設定する(省略可) 警告を有効にする 警告の送信先 IP アドレスを設定する ホスト名を設定する(省略可) LAN を経由の IPMI シェル 表 1-3 は、BMC 管理ユーティリティの IPMI シェルやその他の IPMI ツールを使用してシステムの BMC に LAN でアクセスする場合に実行できる処置をリストにしたものです。 表 1-3 BMC LAN ア ク セ ス設 定ガイドライン 機能 接続手 段 l l l l リモート SEL アク セス 電源制御 システム識別 センサー情報 基 本 設 定タ ス ク BMC 設 定ツ ー ル LAN l l l リモートアクセス設定ユーティリティ(プリオペレーティングシ ステム環境) Deployment Toolkit(プリオペレーティングシステム環境) Server Administrator 1. 2.
LAN を介し た SOL プロキシ BMC 管理ユーティリティの SOL プロキシを使用して LAN でシステムのコンソールにアクセスする場合は、表 1-5 に記載した BMC 設定ガイドラインに従う必要があります。 表 1-5 BMC SOL 設 定ガイドライン 機能 接続 手段 l l l l l l テキストユーティリティコンソールリダイレ クト リモート BIOS 設定 Microsoft テキストコンソールリダイレクト Linux テキストコンソールリダイレクト リモートシステムで再起動を強制し、コンソ ールリダイレクトをアクティブ化 リモートシステムの BMC へのアクセス LAN BMC 設 定ツ ー ル l l l l BIOS(プリオペレーティングシステム環境) リモートアクセス設定ユーティリティ(プリオ ペレーティングシステム環境) Deployment Toolkit(プリオペレーティング システム環境) Server Administrator 基 本 設 定タ ス ク 1.
BMC 管理ユーティリティは、BMC 対応機能を管理するためのリモート管理ステーションへのコマンドラインインタフェースを提供します。 BMC 管理ユーティリティは、リモートの管理ステーションから BMC を管理する場合や、管理下システムの緊急用管理コンソールとして使用できます。 このユーティリティには、BMC へのアクセスと管理にコマンドラインインタフェース(IPMI シェル)を使用するか、 SOL プロキシを使用するかのオプションがあります。 BMC 管理ユーティリティを使用するには、次のタスクを実行する必要があります。 l リモートアクセス設定ユーティリティ、Deployment Toolkit の SYSCFG.
目次ページに戻る 管理下システムの設定 ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド BIOS 設定 ベースボード管理コントローラ設定 Deployment Toolkit ユーティリティを使った BMC の設定 Server Administrator を使った BMC の設定 BMC 管理ユーティリティを使い始める前に、実行する機能に必要なシステム BIOS、ネットワーク、 Intelligent Platform Management Interface(IPMI)暗号化キー、シリアル接続設定などを設定して、 BMC へのアクセスを有効にする必要があります。 メ モ:IPMI 暗号化キーは、ファームウェアとアプリケーションの間で使用する暗号化キーを生成するための公開キーです。 また、BMC 管理ユーティリティ IPMI シリアル機能を使用するには、管理ステーションとターゲット BMC の該当するシリアル I/O ポートとの間にヌルモデムケーブルを使用した正常な接続を確立しておく 必要があります。 ここでは、BMC 管理ユーティリティを使用して BMC へのアクセスと管理を行うための準
9. 上矢印または下矢印キーを使用して フ ェ ー ル セ ー フ ボ ー レ ー トオプションに移動し、スペースバーを使用して、必要に応じてコンソールのフェールセーフボーレートを設定します。 10. 上下の矢印キーを使用して リ モ ー ト タ ー ミ ナ ル の種 類 オプションに移動し、該当する場合はスペースバーを使用して VT 100/VT 200 または ANSI を選択します。 11. を押すと、シ ス テ ム設 定 画面に戻ります。 12. を押すと、BIOS プログラムが終了します。 終 了 画面には次のオプションが表示されます。 13. l Save Changes and Exit(変更を保存して終了) l Discard Changes and Exit(変更を破棄して終了) l Return to Setup(設定に戻る) 適切なオプションを選択し、システム設定を終了します。 Dell PowerEdge x9xx システムでのシステム BIOS の設 定 1. システムをオンにして再起動します。 2.
14.
l 変更を破 棄し終 了す る - リモートアクセス設定ユーティリティで入力したエントリをすべて元に戻します。 l 設 定に戻る - リモートアクセス設定ユーティリティを使用し続けます。 表2-1 リモートアクセス設定ユーティリティ オプション 説明 IPMI オーバー LAN 共有ネットワークコントローラへの帯域外 LAN アクセスを有効または無効にします。 NIC の選択 設定オプションを表示します。 l 共有 ネットワークインタフェースをホストオペレーティングシステムと共有するには、このオプションを選択します。 リモートアクセスデバイスのネットワークイン タフェースは、ホストオペレーティングシステムに NIC チームを設定すると完全に機能します。 メ モ:このオプションは、 Dell PowerEdge x9xx システムのみで 使用可能です。 リモートアクセスデバイスは NIC 1 と NIC 2 からデータを受信しますが、NIC 1 からのみデータを送信します。 メ モ:NIC 1 が故障した場合は、リモートアクセスデバイスはアクセス不能になります。 メ モ:NIC 2
VLAN ID [VLAN 有効] が [オフ] に設定されている場合は、このフィールドは読み取り専用です。 値を入力するには、別のフィールドから VLAN ID フィールドに移動します。 仮想 LAN ID の有効値は 1 ~ 4094 の数字です。 メ モ:指定の範囲外の値を入力すると、1 または 4094 のどちらか近い方が入力されます。 VLAN [VLAN の有効化] が [オフ] に設定されている場合は、このフィールドは読み取り専用です。 VLAN の優先順位を指定します。 有効な値の範囲は優先順位 0 ~ 優先順位 7 です。 LAN 警告の有効化 LAN 警告を有効または無効にします。 警告ポリシーエントリ 1 最初の警告の送信先を有効または無効にします。 警告の送信先 1 [LAN 警告の有効化] が [オフ] に設定されている場合は、このフィールドは読み取り専用です。 最初の警告送信先の IP アドレスを入力します。左右の矢印キーを使って各オクテットに移動します。テンキーを使って各オクテットを入力します。 次の IPv4 ルールが適用されます。 l l l ホスト名文字
ずに終了します。 仮想メディアの設定 メ モ:このオプションは、DRAC がインストールされたシステムのみで使用可能です。 仮想メディア 仮想メディアドライブを連結または分離します。 仮想フラッシュ 仮想フラッシュメモリを有効または無効にします。 LAN ユーザー設定 ユーザー名、ユーザーパスワード、ユーザー特権の設定と、ユーザー ID=2 のユーザーアクセスができます。 アカウントアクセス アカウント特権を有効または無効にします。 アカウント特権 アカウントを [システム管理者]、[ユーザー]、[オペレータ]、[アクセスなし] のいずれかに設定します。 アカウントユーザー名 アカウントユーザー名を設定します。 パスワードの入力 このアカウントユーザーのパスワードを入力します。少なくとも NULL 以外の文字を 1 つ入力する必要があります。 パスワードの確認 入力したパスワードを確認します。 デフォルトにリセット BMC 設定をクリアして BMC 設定をデフォルトにリセットします。 注 意 :出荷時の既定値にリセットすると、リモートの不揮発性設定が復元されます。 システム
次の手順に従って、管理下システムで BMC を設定するときに使うブータブルメディアを作成します。 1. ハードドライブに WinPE_OPKTools ディレクトリを作成します。 2. CD ドライブに Windows OEM Preinstallation Kit(OPK)CD を挿入します。 3. CD 内の全ファイルを Windows PE ディレクトリから WinPE_OPKTools ディレクトリにコピーします。 4. factory.exe と netcfg.exe を CD ドライブ \tools\x86 directory から WinPE_OPKTools ディレクトリにコピーします。 5. CD ドライブから CD を取り出します。 6. 開発システムのハードドライブにディレクトリを作成して名前を付けます。 これは ISO ファイルが保存されている場所です。 7. コマンドプロンプトで WinPE_OPKTools ディレクトリに移動します。 8. 次のコマンドを実行します。 OSCDIMG -bETFSBOOT.
10. これで ISO イメージを起動する準備が完了しました。 基本設定 BMC 管理ユーティリティを使用してリモートで管理下システムの BMC を管理し始める前に、基本的な設定タスクをいくつか実行する必要があります。 Deployment Toolkit SYSCFG.EXE ユーティリテ ィは強力なコマンドラインインタフェースを使用して、次の設定タスクを実行します。 l 管理下システムの BMC ユーザーの設定 l 管理下システムにおける IPMI LAN アクセスと SOL アクセスのための BMC IP アドレスの設定 l 管理下システムで IPMI シリアルアクセスを行うための BMC シリアルチャネルの設定 メ モ:Deployment Toolkit ユーティリティのインストールと使用法の詳細については、『Deployment Toolkit バージョン 2.1 ユーザーズガイド』を参照してください。SYSCFG.
BMC LAN チャネルを設定するための有効なオプション、サブオプション、引数については、『Deployment Toolkit バージョン 2.1 コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』のリストを参照し てください。 BMC シリアルチャネルアクセスの設定 1. 導入するシステムの正しいドライブにブータブルディスケットまたは CD を挿入し、システムを再起動します。 2. BMC のシリアルポートを設定するには、コマンドプロンプトで次のように入力します。 syscfg scp --connectionmode=basic --msgcommbitrate=XXXXX XXXXX はボーレートを bps で表したものです。 を押すと、コマンドラインオプションが実行されます。 3.
Server Administrator で BIOS を設定するには、以下の手順に従ってください。 1. シ ス テ ム オブジェクトをクリックします。 2. メ イ ン シ ス テ ム シ ャ ー シ オブジェクトをクリックします。 3. BIOS オブジェクトをクリックします。 4.
目次ページに戻る BMC 管理ユーティリティの使用 ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド BMC 管理ユーティリティのインストール インストール手順 IPMI シェル SOL プロキシ SOL プロキシ設定ファイルの設定 BMC 管理ユーティリティは、BMC が装備されたシステムのリモート管理と設定を可能にするソフトウェアアプリケーションを集めたものです。 BMC 管理ユーティリティには次のコンポーネントがありま す。 l コマンドラインインタフェース(IPMI シェル) IPMI シェルは、IPMI 1.
対 応オペレーティングシステム 管理ステーションは、次の対応オペレーティングシステムを実行している必要があります。 l Red Hat Enterprise Linux AS、ES、WS(バージョン 3.0)32 ビットおよび 64 ビット l Red Hat Enterprise Linux AS、ES、WS(バージョン 4.
7. カ ス タ ム セ ッ ト ア ッ プ を選択し、次へ をクリックします。 カ ス タ ム セ ッ ト ア ッ プ 画面が表示されます。 8. BMC コンソールの左側に表示されるドロップダウンメニューから、こ の機 能およびその下 位にあるすべての機 能をローカルハードドライブにインストールする を選択します。 デフォルトのディレクトリパスを受け入れる場合は、次へ をクリックします。 受け入れない場合は、参照 をクリックしてソフトウェアをインストールするディレクトリまで移動し、次へ をクリックしま す。 プログラムインストールの準 備 完 了 画面が表示されます。 9. すべての情報が正しいことを確認して イ ン ス ト ー ル を ク リ ッ ク し ま す。 Dell OpenManage Management Station の イ ン ス ト ー ル 画面が開き、インストールの状態が表示されます。 10.
dsm_bmu_solproxy32d stop solproxy restart 対 応 Linux Enterprise オペレーティングシステムからのアンインストール BMC 管理ユーティリティをアンインストールするには、次の手順を実行してください。 1. root でログインします。 2.
IPMI シェルの使 用 IPMI シェルを使用するには、次の手順を実行してください。 Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムの場合: 1. コマンドプロンプト ウィンドウを起動します。 2. ipmish.exe ファイルを見つけます。 デフォルトでは、ipmish.exe は C:\Program Files\ Dell\SysMgt\bmc デ ィ レ ク ト リ に あ り ま す。 3. IPMI シェルコマンド(「IPMI シェルコマンド構文」を参照)を入力してリモートシステムを管理します。 有効なオプション、コマンド、サブコマンド、引数については、「IPMI シェルコマンド」のリストを参 照してください。 対応 Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムの場合: 1. オペレーティングシステム(OS)シェルを起動します。 2.
IPMI シェルグローバルオプション IPMI シェルには、次のグローバルオプションがあります。 LAN 経由の IPMISH の実行オプション -ip 構 文概要 ipmish -ip BMC IP アドレス | BMC ホスト名 -u ユーザー名 -p パスワード [-k KG value] <コマンド> 説明 このオプションを使用して LAN チャネルからリモート管理下システムへの接続を確立します。 別のポートが設定されていない限り、インストールで指定された IP ポート(デフォルト値は 623)が使用され ます。 メ モ:このグローバルオプションを単独で使用して BMC に接続することはできません。 このオプションの後に 1 つまたは複数の IPMISH コマンドを入力する必要があります。 オプション -ip BMC IP アドレス | BMC ホスト名 リモート管理下システムの IP アドレスまたはホスト名を指定します。 -u ユーザー名 BMC ユーザー名を指定します。 -p パスワード BMC ユーザーパスワードを指定します。 -k KG 値 KG 値を 16 進数形式で指定します。 I
メ モ:このグローバルオプションを単独で使用して BMC に接続することはできません。 このオプションの後に 1 つまたは複数の IPMISH コマンドを入力する必要があります。 オプション -com シリアルポート 管理下システムと IPMI セッションを確立するときに使用するシリアルポートを指定します。Windows を実行しているシステムの管理ステーションポートに 1、2、3 などを使用できます。 Linux を実行し ているシステムでは、管理ステーションポートに ttyS0、ttyS1、ttyS2 などを使用できます。 -baud ボーレート シリアルチャネルの通信ボーレートを指定します。 確実にサポートされている最大ボーレートは次のとおりです。 l PowerEdge x8xx システム では 19200 l Dell Remote Access Controller 5(DRAC 5)なしの PowerEdge x9xx システムでは 57600 l DRAC 5 付きの PowerEdge x9xx システムでは 115200 メ モ:シリアルチャネルのボーレートは、管理下システムで
図 3-4.
メ モ:ipmish が動 作す る に は、-イ ン タ ラ ク テ ィ ブ なオプションの後にconnect を付ける必要があります。 設定ファイルの詳細については、「SOL プロキシ設定ファイルの設定」を参照してください。 図 3-5. IPMISH インタラクティブオプション インタラクティブセッション中は、次の行編集機能がサポートされています。 1. 上下の矢印キーでコマンド履歴を参照します。 2. 左右の矢印キーで入力カーソルを移動します。 3. キーと キーで入力カーソルを行の冒頭または最後に移動します。 4. バックスペースキーで入力カーソルを 1 スペースずつ戻します。 SOL プロキシのメニューモードでは、次の行編集機能がサポートされています。 1. 左右の矢印キーで入力カーソルを移動します。 2. キーと キーで入力カーソルを行の冒頭または最後に移動します。 3.
説明 このコマンドは、フロントパネルの識別 LED を制御します。 図 3-6 を参照してください。 サブコマンド on off 管理下システムのフロントパネルの LED のオンとオフを切り替えます。 BMC で IPMI 拡張 シ ャ ー シ識 別オ ン コマンドがサポートされている場合、identify on コマンドは、identify off コマンドで LED をオフにするまで、永久に LED をオンに点灯し続けます。 メ モ:コマンドの応答確認と状態チェックは、コマンドプロンプトに表示されません。 システムのステータスを手動で確認する必要があります。 オプション -t 秒 LED をオンにしておく時間を指定します。 255 秒以内にする必要があります。 デフォルトのサブコマンド サブコマンドが指定されていない場合、このコマンドは identify on コマンドと同じように動作します。 図 3-6.
図 3-8.
図 3-9.
システムイベントログレコードはタブ形式(レガシー)か、他の Dell OpenManage 製品の SEL ログ出力と同じ縦形式(oemlist )で表示されます。 デフォルトは oemlist 形式です。 レガシー形式の列 見出しは順 序数、日 付、時 刻、セ ン サ ー番号、セ ン サ ー の種 類、短い説明 です。 図 3-10 は、oemlist およびレガシー形式の SEL 表示例です。 図 3-10.
sensor 構 文概要 sensor [temp|fan|volt|discrete|numeric][-format ] 説明 このコマンドは、プラットフォームセンサーの現在のステータスを 2 つの形式のどちらかで表示します。 オプション [temp|fan|volt|discrete|numeric] 情報を表示するセンサーグループ(温度、ボルト、ファン、ディスクリート、数値)を指定します。 センサーグループを指定しなければ、情報のあるセンサーがすべて表示されます。 -format 月の形式でセンサーデータを出力します。 デフォルト形式は oemlist です。 レガシー形式は次のように表示されます。 Sensor Name | Sensor Type | Sensor # | Status [| Value | Units ] サブコマンド [temp|fan|volt|discrete|numeric] 情報を表示するセンサーグループを指定します。 センサーグループを指定しなければ、すべてのグループの情報が表示されます。 図
説明 このコマンドはインタラクティブモードでリモートサーバーと IPMI接続を確立して、サーバーの管理操作を実行できるようにします。 このコマンドは、ユーザーがコマンドプロンプトを終了するか、コマンド を別のサーバーにもう一度使用するまでアクティブなままになります。 オプション -ip BMC IP アドレス|BMC ホスト名 リモート管理下システムの 帯域外の IP アドレスまたはホスト名を指定します。 -u ユーザー名 リモートシステムに接続するためのユーザー名を指定します。 -p パスワード リモート管理下システムに接続するために使用するパスワードを指定します。 -k IPMI encryption key value KG 値を 16 進数形式で指定します。 IPMI 暗号化キーは、ファームウェアとアプリケーションの間で使用する暗号鍵を生成するための公開キーです。 これはパスワードとは異なります。パスワードは公 開されず、ファームウェアへのアクセスに使用します。 最大値は 20 ASCII 16 進数のペアで、2 つの間にスペースはありません。 メ モ:偶数の 16 進数文字は有効で、奇数の 16
SOL プロキシ SOL プロキシは単純な Telnet サーバーです。 SOLプロキシによって、Telnet クライアントが LAN 通信チャネルを使用して、リモート管理化システムのハードウェア指定シリアルポートと対話できるよう になります。 図 3-15 を参照してください。 SOL プロキシを使用すると、システム管理者は共有 LAN で BIOS 設定を表示したり変更したりできます。 さらに、Linux シリアルコンソールと Microsoft の EMS/SAC インタフェースを使って管理下システムの BMC にアクセスできます。 SOL プロキシは、管理下システムの BMC に対して帯域内またはシリアル接続をサポートしていません。 リモートの管理下システムで、シリアルポートへの BIOS コンソールリダイレクトが有効になっていると、BIOS を使用してシステムコンソールの読み書きを行うアプリケーションは、その I/O が指定の I/O ポートにリダイレクトされます。 SOL がアクティブになると、BMC ファームウェアはシリアルポートに書き込まれたすべてのデータを読み取り、LAN パケットとして S
SOL プロキシで使用するために BIOS コンソールリダイレクトを有効にするには、次の手順に従ってください。 l PowerEdge x9xx システムの場合は、コ ン ソ ー ル リ ダ イ レ ク ト 属性を COM2 のコンソールリダイレクトでオン に設定します。このオプションは [BIOS 設定] の シ リ ア ル通 信 サブメニュー にあります。 l PowerEdge x8xx システムの場合は、コ ン ソ ー ル リ ダ イ レ ク ト 属性を シ リ ア ル ポ ー ト 1 に設定します。このオプションは BIOS 設 定 の コ ン ソ ー ル リ ダ イ レ ク ト メニューにあります。シ リ ア ル ポ ー ト 1 を BMC NIC に設定します。このオプションは BIOS 設 定 の オンボードデバイス メニューにあります。 SOL プロキシの使 用 使用しているコンソールによっては、SOL プロキシへのアクセス手順が異なる場合があります。 このセクションでは、SOL プロキシを実行している管理ステーションを SOL プロキシサーバーと呼びま す。 Windows コマ
図 3-15.
リモート管理下システムの SOL の設定 メインメニューでオプション 2 を選択します。 メ モ: SOL 機能を設定する前に管理下システムの BMC に接続しておく必要があります。 SOL プロキシが管理下システムの BMC に接続していない場合は、IP アドレスとユーザー名 / パスワ ードの組み合わせと IPMI 暗号化キーの入力を求めるメッセージが表示されます。 ターゲットサーバーの BMC で IPMI 暗号化キーを設定しなかった場合は、暗号化キーの値は無視されます。 詳細については、「リモート管理下システムの BMC への接続」を参照してください。 SOL 設定メニューが表示されます。 現在の SOL 状態によって SOL 設定メニューの内容は次のように変わります。 l SOL が既に有効になっている場合、現在の設定が表示されて 3 つの選択肢が提示されます。 図 3-17 を参照してください。 図 3-17.
l SOL が有効になっている場合、次のの 2 つの BMC 設定が表示されます。 ¡ システムシリアルポートと BMC 間の通信ボーレート ¡ コンソールリダイレクトをアクティブにするために最低限必要な BMC ユーザー特権レベル SOL プロキシには、各機能で有効な値のリストと、その機能の現在値がかっこで囲まれて表示されます。 値の前の数字を新しい設定に選択し、 を押して変更を確認します。 新しい SOL 設定が表示されます。 図 3-19 を参照してください。 図 3-19.
管理下システムの再起動とコンソールリダイレクトのアクティブ化 メインメニューでオプション 4 を選択します。 メ モ: SOL 機能を設定する前に管理下システムの BMC に接続しておく必要があります。 SOL プロキシが管理下システムの BMC に接続していない場合は、IP アドレスとユーザー名 / パスワ ードの組み合わせと IPMI 暗号化キーの入力を求めるメッセージが表示されます。 ターゲットサーバーの BMC で IPMI 暗号化キーを設定しなかった場合は、暗号化キーの値は無視されます。 詳細については、「リモート管理下システムの BMC への接続」を参照してください。 リモート管理下システムの電源ステータスが確認されます。 電源がオンの場合は、正常シャットダウンか強制シャットダウンかの選択を求められます。 次に、電源ステータスがオンになるまで、その状態がモニタされます。 コンソールリダイレクトが開始し、リモート管理下システムのテキストコンソールが管理ステーションにリダイレクトされます。 エスケ ープ文字シーケンス<~><.
終了 オプション 6 を選択すると Telnet セッションが終了し、SOL プロキシから切断します。 コマンドモードでの SOL プロキシの使 用 デフォルトでは、SOL プロキシはシステムがメニューモードで使用するためにインストールされています。 デフォルト設定をコマンドモードに変更する方法については、「SOL プロキシ設定ファイルの設 定」を参照してください。 SOL プロキシのコマンド SOL プロキシのコマンドモードは IPMI シェルのインタラクティブモードに似ています。 IPMI シェルのインタラクティブモードの全コマンドをサポートするほか、SOL プロキシは次のコマンドもサポートして います。 console 構 文概要 console 説明 このコマンドを使用すると、接続先のサーバーと SOL セッションを確立できます。 メ モ:connect で IPMI セッションを確立する前にコンソールを使用すると、BMU でエラーメッセージが表示されます。 reboot 構 文概要 reboot[-force] 説明 このコマンドを使用すると、電源設定を制御し、1 度のアトミック操作
SOL プロキシ設定ファイルの設定 IPMI シェルと SOL プロキシでは、特定のパラメータを SOL プロキシ設定ファイル - SOLProxy.cfg で正しく設定する必要があります。このファイルは BMC のデフォルトのインストールディレクトリに入 っています。 パラメータとその説明は以下のとおりです。 コメント "#" で始まる行はすべてコメントとして処理されます。 例: #The file is an example. IP アドレス SOL プロキシへの接続に使用する特定の IP アドレスを指定します。 このアイテムは、SOL プロキシ Telnet セッションを確立するのに受け入れられる接続の種類を定義します。 3 つの値があります。 l INADDR_ANY — SOL プロキシはサーバーのどのインタフェースでも入力をリッスンします。 l 127.0.0.
retry_interval=2 再試行回数 BMC から応答がなかった場合に、ソフトウェアがパケットの再送信を試みる回数を指定します。 再試行の前に、retry_interval パラメータで指定した間、待機します。 例: retry_count=10 ユーザーインタフェース SOL プロキシ起動のデフォルト設定を指定します。このコメントはユーザーがコマンドまたはメニューモードで編集できます。 例: user_interface=menu Sol Loss Silent 1 つまたは複数の SOL パケットが喪失したときのシステムの動作を指定します。 可能な値は 0 と 1 です。 0 に設定した場合や入力しなかった場合は、SOL パケットが喪失するたびに画面にエラーメ ッセージが表示されます。 1 に設定した場合は、SOL パケットが喪失してもエラーメッセージは表示されません。 例: sol_loss_silent=0 or 1 Sol 喪 失しきい値 SOL が無効になるまで喪失できる SOL パケットの数を指定します。 デフォルト値は 0 で、1 つでも SOL パケットが喪失すると SOL
目次ページに戻る 既知の不具合とよくあるお問い合わせ ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド 既知の不具合 よくあるお問い合わせ このセクションは、BMC 管理ユーティリティの使用に伴う既知の不具合とよくあるお問い合わせを記載しています。 既知の不具合 一般的な問 題 l BMC 管理ユーティリティを使用してシステムの BMC に接続する前に有効な BMC ユーザー名とパスワードを割り当てる必要があります。 BMC 管理ユーティリティを使用してシステムの BMC にログインするときにはっきりと有効な BMC ユーザー名とパスワードが指定されていない場合、BMC ファームウェアはデフォルトでヌルのユーザー名とパスワードを使用するため、「ログインが 認証されていません」と言うエラーが発生します。 SOL プロキシに関する問 題 l IP ポート 623 で SOL プロキシを使うと、ウェブブラウザから接続できます。 ただしウェブブラウザから接続した場合、SOL プロキシには支離滅裂の使用不可能なデータが表示されます。 アプ リケーションを実行するには、ウェブセッションを閉じて T
ーターがネットワークを分析している間、30 秒以上ネットワークリンクが切れることがあります。 この状況は、リンクライトが消えている場合に部分的に見分けることができます。このプロセス中に IPMISH コマンドがタイムアウトになる可能性があります。 ポート高速ルーターでスパニングツリーを無効にするか、スパニングツリー高 速 オプションを有効にし、もう一度 SOL プロキシを使用して コ ンソールリダイレクトの再 起 動と ア ク テ ィ ブ化 コマンドを実行してみてください。 これで を押して BIOS 設定に入れるはずです。 Q:IPMISH コマンドラインツールを使用して 電 源リ セ ッ ト コマンドを実行すると、タイムアウトのエラーメッセージが表示されるのはなぜですか? A:前の Q&A で説明したスパンツリー機能も電源管理中に問題を起こす可能性があります。上記のソリューションを使って、電源リセットとその他の電源管理コマンドがネットワークのタイムアウトなしで 正常に機能することを確認します。 Q: や など一部のキーまたはキーの組み合わせがコンソ
目次ページに戻る 用語集 ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド 次のリストでは、システム文書で使用される技術用語、略語の意味を示します。 ANSI American National Standards Institute(米国規格協会) API Application Program Interface(アプリケーションプログラムインタフェース)。OS とアプリケーションプログラム間のインタフェースを果たすソフトウェアアプリケーションを構築するためのルーチンやプ ロトコル、ツールのセット。 ARP Address Resolution Protocol(アドレス解決プロトコル)の略語。ホストのイーサネットアドレスをインターネットアドレスから見つける方法。 ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード)。 ASCII 文字セット(通常、 Microsoft® Windows® のメモ帳などのテキストエディタで作成)のみを含むテキス トファイルを ASCII ファイルと呼びます。
IRQ4、COM2 および COM4 のデフォルト割り込みは IRQ3 です。 したがって、シリアルデバイスを実行するソフトウェアを設定するときには、割り込みの競合が発生しないように注意する必要がありま す。 config.sys ファイル システムを起動すると、autoexec.bat ファイル内のコマンドが実行される前に、config.
Deployment ToolKit の略語。 EEPROM Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory(電気的に消去/書き込み可能な ROM ) EIDE Enhanced integrated drive electronics。 EIDE デバイスには、従来のIDE 規格に加えて以下のような拡張機能があります。 l 最大 16 MB/秒までのデータ転送速度の向上 l CD やテープドライバなど接続可能デバイス数の増加 l 528 MB 以上の容量を持つハードディスクドライブをサポート l 最大 2 つまでのコントローラをサポートし、それぞれ最大 2 つまでのデバイス接続が可能 EMS Expanded Memory Specification(EMSメモリ仕様)。 EPROM Erasable Programmable Read-Only Memory(消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ)。 ERA Embedded Remote Access(埋め込みリモートアクセス)。 ERA/MC Embedded Re
GUID Globally Unique Identifier,(グローバル一意識別子)。ソフトウエアアプリケーションでランダムに使用される番号です。 生成される各 GUID は一意です。 h 16 進数を示す。 16 進数は、コンピュータの RAM アドレスやデバイスの I/O メモリアドレスを指定するために、プログラミングでよく使用されます。 たとえば、10 進数の 0~16 は、16 進記法では次の ように表されます。 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E, F, 10。 通常、16 進数を表記する場合は、数字の後にこの h を付けます。 HBA Host bus adapter(ホストバスアダプタ)。 データコマンドを PCI バス形式からストレージ相互接続形式(SCSI や Fibre Channel など)に変換し、ディスクドライブ、テープドライブ、CD ドライブなどの ストレージデバイスと直接通信する機能のみをシステムに提供する PCI アダプタカード。 HMA High Memory Area(ハイメモリ領域)。 HMA は、1 MB を
KB Kilobyte(キロバイト)、1024 バイト。 LAN Local area network(ローカルエリアネットワーク)。 LAN は通常、1 棟の建物内や隣接する 2、3 棟の建物内に限定されます。LAN 専用の回線を使ってすべての機器を接続します。 LPTn コンピュータ上にある 1~3 番目のパラレルポートのデバイス名は、LPT1、LPT2、LPT3 です。 LRA Local Response Agent(ローカル応答エージェント)。 MB Megabyte(メガバイト)。 1 MB は 1,048,576 バイトです。ハードドライブの記憶領域容量を示す場合に、1,000,000 バイトに切り捨てられることもあります。 MHz Megahertz(メガヘルツ)。 NIC Network Interface Controller(ネットワークインタフェースコントローラ)。 NVRAM Nonvolatile Random Access Memory (不揮発性ランダムアクセスメモリ)。 システムの電源が切れた場合にデータを保存するメモリの一種です。 NVRAM は、日付、時刻、
Remote Access Controller。 RAID Redundant Array of Independent Drives。 RAM Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ)。 プログラムの命令やデータを保存するコンピュータの主要な一時記憶領域です。 RAM の各場所は、メモリアドレスと呼ばれる番号で識別されま す。 RAM に保存されている情報は、コンピュータをシャットダウンすると失われます。 RAM ディスク ハードドライブをエミュレートするメモリ常駐プログラム。 readme ファイル ソフトウェアのパッケージまたはハードウェア製品に添付されているテキストファイルです。 通常、readme ファイルには、インストール手順、新しく付け加えられた機能の説明、マニュアルに記載されて いない修正、既知の問題、またソフトウェアやハードウェアを使用する際に知っておくべき情報などが記載されています。 ROM Read-Only Memory(読み取り専用メモリ)。 コンピュータの動作に不可欠のプログラムで ROM コードに常駐しているものがいくつかあります。 RAM
SPCR Serial Port Console Redirection 表の略語。 この表は、システムファームウェアとサービスプロセッサがアウトオブバウンド(OOB)管理ポートを使用する方法について情報を提供しています。 SPCR 表は、コンソールリダイレクト用の SAC(Special Administrative Console)によって読み取られ、ブータブル CD のインストール中に自動的に設定されます。 system.ini ファイル Windows オペレーティングシステムの起動ファイル。 Windows を起動すると、system.ini ファイルが参照されて、Windows の操作環境のさまざまなオプションが設定されます。 特に system.ini フ ァイルにはおもに、Windows にインストールされているビデオ、マウス、キーボードの各ドライバが記録されています。 コントロールパネルまたは Windows セットアッププログラムを実行すると、system.
WH Watt-Hours(ワット時)。 win.ini ファイル Windowsオペレーティングシステム用起動ファイル。 Windows を起動すると、win.ini ファイルが参照されて、Windows 動作環境のさまざまなオプションが設定されます。 win.ini ファイルには、 Windows にインストールされているプリンタとフォントの情報も記録されています。 また、win.ini ファイルには、ハードディスクドライブにインストールされた Windows アプリケーションプログラムのオプ ション設定を記載したセクションもあります。 コントロールパネルまたは Windows セットアッププログラムを実行すると、win.ini ファイルのオプションを自動的に変更できます。 それ以外の場合は、メモ 帳などのテキストエディタを使用して、手作業で win.
コンソールリダイレクト コンソールリダイレクトは、管理下システムの表示画面、マウス機能、キーボード機能を管理ステーションの対応するデバイスに導く機能です。 これによって管理ステーションのシステムコンソールを使 用して管理下システムを制御できます。 コントローラ マイクロプロセッサとメモリまたはマイクロプロセッサとディスクドライブやキーボードなどの周辺機器の間のデータ転送を制御するチップ。 コントロールパネル 電源スイッチやハードドライブアクセスインジケータ、電源インジケータなどのインジケータや制御が含まれたシステムの一部。 コンベンショナルメモリ RAM の最初の 640 KB。 コンベンショナルメモリはすべてのシステムにあります。 Windows コマンドプロンプトから実行されるプログラムは、特別に設計されていない限りは、コンベンショナルメモリ内 で実行されます。 サーバーモジュール 個別のシステムとして機能するモジュラシステムコンポーネント。 システムとして動作するには、サーバーモジュールを電源装置、ファン、システム管理モジュール、少なくとも 1 つのネットワーク交換モ ジュールが含まれたシャーシ
テキストエディタ ASCII 文字のテキストファイルを作成、および編集するためのアプリケーションプログラムです。 たとえば、Windows のメモ帳はテキストエディタです。 ほとんどのワープロではバイナリ文字が含まれ た専用のファイルフォーマットを使用していますが、一部でテキストファイルの読み書きができるものもあります。 テキストモード X列×Y行の文字で定義されるビデオモード。 デバイスドライバ デバイスドライバは、オペレーティングシステムやプログラムが周辺機器(プリンタやネットワークカードなど)と正しくインタフェースできるようにするプログラムです。 ネットワークドライバなどの一部のデ バイスドライバは、(device=ステートメントで)config.sys ファイルからロードするか、(通常は autoexec.
ハードドライブまたはディスケットをファイル保存用に準備すること。 無条件にフォーマットを行うと、ディスク上のすべてのデータが削除されます。 プラグアンドプレイ ハードウェアデバイスをコンピュータに追加しやすくした業界標準仕様。 プラグアンドプレイは、自動インストール、設定、既存のハードウェアとの互換性を提供します。 フラッシュ BIOS ROM ではなくフラッシュメモリに保管されている BIOS。 フラッシュ BIOS チップはその場で更新できますが、ROM BIOS は新しいチップと置換する必要があります。 フラッシュメモリ システムへのインストール中にディスケットのユーティリティから再プログラミング可能な EEPROM チップの一種。ほとんどの EEPROM チップは、特別なプログラミング機器を使わなければ書き直しで きません。 プリオペレーティングシステム環 境 DOS などのシェル環境で、Microsoft Windows や Red Hat ® Enterprise Linux などの主要オペレーティングシステムがインストールされる前にシステムハードウェアを設定するのに使用します。 プログ
複数のサーバーモジュールを含めることのできるシステム。 各サーバーモジュールは個別のシステムとして機能します。 システムとして動作するには、サーバーモジュールを電源装置、ファン、システ ム管理モジュール、少なくとも 1 つのネットワーク交換モジュールが含まれたシャーシに挿入する必要があります。 電源装置、システム管理モジュール、ネットワーク交換モジュールはシャーシでサー バーモジュールの共有リソースとなるネットワーク交換モジュールです。 サーバーモジュールを参照してください。 モデム 電話回線を介して他のコンピュータと通信するためのデバイスです。 ユーティリティ システム資源(メモリ、ディスクドライブ、プリンタなど)を管理するためのプログラム。 ユーティリティパーティション ハードドライブ上でハードウェアとソフトウェアのユーティリティと診断を提供する起動可能なパーティション。 アクティブにすると、パーティションが起動してユーティリティの実行可能環境が提供されま す。 ローカルバス ローカルバス拡張機能を持つシステムでは、特定の周辺デバイス(ビデオアダプタ回路など)を従来の拡張バスを使用する場合よりもか
1 MB 以上の RAM。 拡張メモリを使用できるほとんどのソフトウェア(Windows など)では、拡張メモリを XMM で制御する必要があります。 起 動ルーチン システム起動時に、すべてのメモリのクリア、デバイスの初期化、およびオペレーティングシステムのロードを行います。 オペレーティングシステムが正常に応答する場合は、 を押し てシステムを再起動できます(ウォームブートともいいます)。オペレーティングシステムが応答しない場合は、リセットボタンを押すか(そのようなボタンがある場合)、システムの電源を一度切ってから入 れ直すことによって、システムを再起動(コールドブート)しなければなりません。 書き込み保 護 読み取り専用ファイルは書き込み保護されています。 3.
目次ページに戻る ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド メ モ: メモはコンピュータをよりよく活用できるようにするための重要な情報を表します。 注 意 : 注意はハードウェアに損傷やデータ損失を与える可能性があることを示し、問題を回避する方法を指示します。 こ の マ ニ ュ ア ル の情 報は 、 予 告な し に変 更さ れ る こ と が あ り ま す。 © 2006 す べ て の 著 作権 は Dell Inc. に あ り ま す。 Dell Inc. からの書面による許可なしには、いかなる方法においても、このマニュアル複写、転写禁じます。 本書で使用した商標:Dell、DELL ロゴ、OpenManage、および PowerEdge は Dell Inc.