Dell™ OpenManage™ ベースボード管理コントローラユーティリティユーザーズガイド はじめに 管理下システムの設定 BMC 管理ユーティリティの使用 既知の不具合とよくあるお問い合わせ BMC 管理ユーティリティエラーコード ターミナルモードコマンド エスケープキーシーケンス シリアルポートコンソールリダイレクト 用語集 メモと注意 メ モ: コンピュータの操作上、知っておくと便利な重要情報が記載されています。 注 意 : ハードウェアの破損またはデータの損失の可能性があることを示します。また、その問題を回避するための方法も示されています。 こ の マ ニ ュ ア ル の情 報は 、 予 告な し に変 更さ れ る こ と が あ り ま す。 © 2007 す べ て の 著 作権 は Dell Inc. に あ り ま す。 Dell Inc.
目次ページに戻る BMC 管理ユーティリティエラーコード Dell™ OpenManage™ ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド 以下は、BMC 管理ユーティリティのエラーメッセージのリストです。機能的なエラーが発生すると、エラーメッセージが stderr に出力されます。エラーメッセージのテキストを表 A-1 のメ ッ セ ー ジ列 に示します。 エラーは常に次のような解析可能な形式で出力されます。 エラー(<16 進コード>):<メッセージ>! 以下に例を示します。 エラー(0xC1):無効なコマンド ! 表 A-1.
時的エラー) 送信先タイムアウトエラー コマンド処理中に BMC がタイムアウトしました 0xC3 BMC のストレージ容量が不足です BMC でコマンドの処理に必要なストレージ容量が不足し ています 0xC4 無効な予約 ID 0xC5 無効な予約 ID コマンドが重複しています 0xCF 重複した要求を実行できません SDR がビジーです デバイスは使用中です BMC が使用不可です BMC 状況が不正です 予期せぬ IPMI エラー AFh 不明のエラー 目次ページに戻る デバイスがファームウェアアップデートモードです BMC が初期化を実行中です 現在の BMC 状況では要求がサポートされていません 0xD1 0xD2 0xD5 接続要求に使用できるセッションスロットがありません 0x81、 0x82、 0x83 LUN が無効です 無効な論理ユニット番号(LUN)が要求されました 0xC2 特定できないエラー 特定できないエラー 0xFF 不明のエラー 不明のエラー BMC がセッション外です AEh 0xD0 センサーデータレコードリポジト
目次ページに戻る ターミナルモードコマンド Dell™ OpenManage™ ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド セキュリティ情報 構文 Hex-ASCII コマンドフォーマット テキストコマンドフォーマット この付録ではターミナルモードコマンドの情報を説明します。 ターミナルモードを使うと、シリアルポート接続を使って直接システムのベースボード管理コントローラ(BMC)に接続し、テキストベースのコマンドを実行できます。 次の 2 種類のテキストコマンドがサポ ートされています。 l 一部のテキストコマンド l スタンダードバイナリ Intelligent Platform Management Interface(IPMI)16 進数 ASCII コマンド ターミナルモードの設 定 メ モ:ターミナルモードは、Server Administrator および Deployment Toolkit(DTK)を使って設定できます。 Server Administrator からターミナルモードを設定するには、以下の手順に従ってください。 1.
セキュリティ情報 ターミナルモードを使用して BMC にアクセスするには、ユーザー名とパスワードを正しく設定する必要があります。 詳細に関しては、「管理下システムの設定」を参照してください。 ターミナルモードのコ マンドを受け入れる前に、BMC とセッションを確立する必要があります。 BMC とセッションを確立する前は、一部のテキストコマンドと最低の IPMI 特権レベルを割り当てられた 16 進数 ASCII コマン ドのみが使用可能です。 ターミナルモードのパスワードはクリアテキストを使って送信されるため、直接接続を使った安全なリンク上の安全な場所でターミナルモードセッションを行うことをお勧めします。 構文 ターミナルモードメッセージは次の標準的な構文に従います。 [<メッセージデータ>]<ニューラインシーケンス> 各ターミナルモードメッセージは、最初に左ブラケットの「開始」文字を付け、右ブラケットの「終了」文字で終えて、適切なニューラインシーケンスを入力する必要があります。 入力文字は、開始文字を受け取るまでは受け入れられません。 メ モ:Hex-ASCII コマンドでは、16 進数を ASCII で
3 コマンド番号 4:N データ 表 B-2. BMC からのターミナルモード応答 バ イ ト 説明 1 [7:2] – ネット関数(奇数) [1:0] – 応答者の LUN 2 [7:2] – 要求者のシーケンス番号 [1:0] – ブリッジフィールド 3 コマンド番号 4 完了コード 5:N データ テキストコマンドフォーマット テキストコマンドでは、16 進数 ASCII コマンドに存在するブリッジやシーケンス番号などのフィールドがサポートされません。 また、テキストコマンドには SYS という文字列のプレフィックスが前に付き ます。 表 B-3 はターミナルモードテキストコマンドの一覧を、表 B-4 はターミナルモード設定の一覧を示します。 例 Hex-ASCII コマンド例(IPMI リセットウォッチドッグコマンド): [18 00 22] [1C 00 22 00] テキストコマンドの例: [SYS TMODE] [OK TMODE] 表 B-3.
[7] — 1b = パラメータを無効またはロックされていると指定します。 0b = パラメータを有効またはロック解除されていると指定します。 [6:0] — 起動オプションパラメータセレクタ。 YY...
ok = OK(通常の動作範囲でモニタされたパラメータ) nc = 非重要("警告":ハードウェアが正常な動作範囲を超えています)。 cr = 重要("致命的":ハードウェアが指定された定格を超えています)。 nr = 回復不可("損傷の可能性":システムハードウェアが危険な状態か、損傷しています)。 uf = 未指定のエラー(エラーが検出されましたが重大度が指定されていません) ?? = 状態が使用できないか不明(通常はシステムの電源がオフのため) SYS HEALTH QUERY -V 高レベルバージョンのシステム正常性状態を複数行の「詳細」フォーマットでBMC から返るようにします。 BMC は次のフォーマットで文字列を返しま す。 SYS Health:xx<出力終結シーケンス>.
0b = 無効 1b = 有効(出荷時のデフォルト) 2 [7:4] - ニューラインシーケンスを(BMC からコンソールへ)出力します。 BMC がターミナルモードでコンソールにラインを書き込むときに、BMC が <ニューライン> シーケンスに使用する 文字を選択します。 0h = ターミナルシーケンスがありません 1h = (出荷時のデフォルト) 2h = 3h = 4h = 5h = その他すべて = 予約済 [3:0] - 入力ニューラインシーケンス(コンソールから BMC へ)。 ターミナルモードで BMC に書き込むときに、コンソールがニューラインシーケンスに使用する文字を選択します。 0h = 予約済 1h = (出荷時のデフォルト) 2h = その他すべて = 予約済 目次ページに戻る
目次ページに戻る エスケープキーシーケンス Dell™ OpenManage™ ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド A: コンソールリダイレクトは ANSI または VT 100/220 ターミナルエミュレーションを使用しますが、これは基本的な ASCII 文字に限定されています。 この文字セットには、ファンクションキー、矢印 キー、およびコントロールキーはありません。 ただし、ほとんどの BIOS ソフトウェアでは、一般的な操作にファンクションキーとコントロールキーを使用する必要があります。 一部のファンクションキー と Esc キーは、「エスケープシーケンス」と呼ばれる特殊なキーシーケンスを使用して特定のキーを表すことでエミュレートできます。 BIOS でシリアルポート経由のコンソールリダイレクトを設定するときは、次の表に記載するエスケープシーケンスをキーに使用してください。 これらのキーは BIOS POST 中にも表示されます。 スペ ースバーを押して一時停止してからリストを確認します。 サポートされているシーケンスは、システムの telnet クライアントの履歴にも一覧に
目次ページに戻る シリアルポートコンソールリダイレクト Dell™ OpenManage™ ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド シリアル通信 SPCR 表 SOL プロキシ使用のシリアルコンソールリダイレクト シリアル通信 PowerEdge x9xx サーバーと xx0x サーバーでは、COM1 または COM2 を使用してシリアルコンソールリダイレクトを行うことができます。 COM1 のコンソールリダイレクト COM1 のシリアルコンソールリダイレクトを有効にするには、次の設定が必要になります。 シ リ ア ル通 信-> シ リ ア ル通 信 と進み、COM1 のコンソールリダイレクトでオン に設定します。 シ リ ア ル通 信-> 外 部シ リ ア ル コ ネ ク タ と進み、COM1 に設定します。 COM2 のコンソールリダイレクト COM2 のコンソールリダイレクトを使うと、シリアルオーバー LAN(SOL)通信用の外部コネクタ、または BMC や DRAC 5 などのリモートアクセスデバイスにリダイレクトできます。 COM2 のシリアルコンソールリダイレクトを有
[日付] EMSPort EMSBaudrate 説明: EMSPort = シリアル通信に使用されるポート。 たとえば COM1 や COM2 などです。 EMSBaudrate = 通信に設定されているボーレート。 Dell™ PowerEdge™ 対応システムでサポートされている最小ボーレートは 19200 です。 SOL プロキシ使用のシリアルコンソールリダイレクト Linux の起動中にシリアルリダイレクトを設 定する方 法 "SysRq key" は、デバッグ用の基本的なコマンドをカーネルに直接渡すことのできるキーシーケンスです。 場合のよっては、リモート管理システムの再起動にも使用できます。 シリアルコンソールは SysRq キーとして RS-232 ブレーク関数を使用します。 "break" とは、シリアル回線で伝送がない時間を指します。 Linux を実行しているシステムで "Sysrq" キーを設定するには、次の手順に 従ってください。 メ モ:次の手順は Linux GRand Unified Bootloader(GRUB)に独自の手順です。別のブートローダーを使用している場合も、
grub.conf 編集の追加情報 1. 場合によっては、GRUB のグラフィカルインターフェイスを無効にして、テキストベースのインターフェイスを使用する必要があります。そうしないと、BMU コンソールリダイレクションで GRUB の 画面が表示されません。 これを行うには、splashimage で始まる行をコメントに変更します。 2.
# Run gettys in standard runlevels (標準の実行レベルで gettys を実行します) co:2345:respawn:/sbin/agetty -h -L 19200 ttyS0 vt100 1:2345:respawn:/sbin/mingetty tty1 2:2345:respawn:/sbin/mingetty tty2 3:2345:respawn:/sbin/mingetty tty3 4:2345:respawn:/sbin/mingetty tty4 5:2345:respawn:/sbin/mingetty tty5 6:2345:respawn:/sbin/mingetty tty6 # Run xdm in runlevel 5 (xdm をレベル 5 で実行します) # xdm is now a separate service (xdm は現在は別のサービスです) x:5:respawn:/etc/X11/prefdm -nodaemon /etc/securetty ファイルを次のように編集します。 COM1 のシリアル tty の名前を入力して
目次ページに戻る はじめに Dell™ OpenManage™ ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド 対応システム BMC 設定および管理タスク BMC 設定と管理ツール Dell のその他の必要文書 テクニカルサポートのご利用について Dell™ システムのベースボード管理コントローラ(BMC)は、システム基盤上のさまざまなセンサーと通信してシステムの重要なイベントをモニタし、特定のパラメータがプリセットしきい値を超えると、警 告イベントやログイベントを送信します。BMC は業界標準の IPMI(インテリジェントプラットフォーム管理インタフェース)仕様を採用しているため、システムをリモートで設定、モニタ、回復できます。 BMC には次のような機能があります。 l システムのシリアルポートと統合 NIC によるアクセス l フォールトログと SNMP 警告 l システムイベントログ(SEL)とセンサー状態へのアクセス l 電源のオンとオフなどのシステム機能の制御 l システムの電源や動作状態に依存しないサポート l システム設定、テキストベースのユーティリティ、
l 1900 l 1950 l 1955 l 2800 l 2850 l 2900 l 2950 l 2970 l 6800 l 6850 l 6950 l T105 l R900 l Dell PowerVault™ NX1950 l PowerVault 100 l PowerVault 500 l PowerVault 600 メ モ:この文書における x9xx システムへの参照は、PowerVault NX1950、PowerVault 500、および PowerVault 600 の各システムにも当てはまります。PowerEdge 840 システ ムへのすべての参照も、PowerVault 100 システムに当てはまります。 BMC 設定および管理タスク 以下の項では、BMC 管理ユーティリティを使用する前に管理下システムで BMC を設定するのに必要な基本タスクについて説明します。 以下の基本タスクがあります。 l BMC の設定 l BMC の管理 BMC の設 定 プリブート環境で管理下システムに BMC を設定するに
イベント発生 時の BMC の処置 システムの BMC を使用してイベント発生時の処置を実行するには、表 1-1 に記載の「イベント発生時の BMC 処置設定ガイドライン」に従う必要があります。 表 1-1.
4. 5. 6. 警告を有効にする 警告の送信先 IP アドレスを設定する ホスト名を設定する(省略可) LAN を経由の IPMI シェル 表 1-3 に、BMC 管理ユーティリティの IPMI シェル、または IPMItool を使用して LAN 上にあるシステムの BMC にアクセスする場合に実行できる処置を示します。 表 1-3 BMC LAN ア ク セ ス設 定ガイドライン 機能 接続手 段 l l l l リモート SEL アクセス 電源制御 システム識別 センサー情報 基 本 設 定タ ス ク BMC 設 定ツ ー ル LAN l l l リモートアクセス設定ユーティリティ(プリオペレーテ ィングシステム環境) Deployment Toolkit(プリオペレーティングシス テム環境) Server Administrator 1. 2.
機能 接続 手段 l l l l テキストユーティリティコンソールリダ LAN イレクト リモート BIOS 設定 Microsoft テキストコンソールリダイ レクト Linux テキストコンソールリダイレクト BMC 設 定ツ ー ル l l l l l l BIOS(プリオペレーティングシステム環 境) リモートアクセス設定ユーティリティ(プ リオペレーティングシステム環境) Deployment Toolkit(プリオペレーテ ィングシステム環境) Server Administrator 基 本 設 定タ ス ク 1. シリアルポート 1 を [BMC NIC] に設定する メ モ:このオプションは Dell PowerEdge x8xx システムでのみ使用可能です。 2.
Server Administrator は対象のオペレーティングシステムで実行されているシステムの BMC をリモート設定および管理するための使いやすく便利な GUI を提供します。Server Administrator を使用すると、プラットフォームイベントフィルタ(PEF)のパラメータや警告の送信先など、最も適した BMC の機能を設定できます。 さらに、Server Administrator はコマンドラインインタフェースとし ても使用できます。 Server Administrator を使用するには、システムにオペレーティングシステムがインストールされて機能していることが必要です。 このため、Server Administrator は日常の BMC 管理タスクに最適ですが、プリブート設定を実行したり緊急用管理コンソールとして BMC にアクセスするためのオプションではありません。 Server Administrator を使用するには、次のタス クを実行する必要があります。 l Server Administrator を管理下システムにインストールします。 l 管理ステーションの対
目次ページに戻る 管理下システムの設定 Dell™ OpenManage™ ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド BIOS 設定 ベースボード管理コントローラ設定 Deployment Toolkit ユーティリティを使った BMC の設定 Server Administrator を使った BMC の設定 BMC 管理ユーティリティを使い始める前に、実行する機能に必要なシステム BIOS、ネットワーク、 Intelligent Platform Management Interface(IPMI)暗号化キー、シリアル接続設定などを 設定して、BMC へのアクセスを有効にする必要があります。 メ モ:IPMI 暗号化キーは、ファームウェアとアプリケーションの間で使用する暗号化キーを生成するための公開キーです。 また、BMC 管理ユーティリティ IPMI シリアル機能を使用するには、管理ステーションとターゲット BMC の該当するシリアル I/O ポートとの間にヌルモデムケーブルを使用した正常な接続を確立して おく必要があります。 ここでは、BMC 管理ユーティリティを使用して BM
10. 上下の矢印キーを使用して リ モ ー ト タ ー ミ ナ ル の種 類 オプションに移動し、該当する場合はスペースバーを使用して VT 100/VT 200 または ANSI を選択します。 11. を押すと、シ ス テ ム設 定 画面に戻ります。 12. を押すと、BIOS プログラムが終了します。 終 了 画面には次のオプションが表示されます。 13. l Save Changes and Exit (変更を保存して終了) l Discard Changes and Exit (変更を破棄して終了) l Return to Setup (設定に戻る) 適切なオプションを選択し、システム設定を終了します。 Dell PowerEdge™ x9xx システムと xx0x システムでのシステム BIOS の設 定 1. システムをオンにして再起動します。 2.
l Return to Setup (設定に戻る) メ モ:ほとんどのオプションでは、加えた変更はすべて記録されますが、変更はシステムを再起動するまで有効になりません。 メ モ: を押すと、セットアップユーティリティのヘルプファイルが表示されます。 SOL プロキシでの BIOS コンソールリダイレクトの使 用 コンソールリダイレクトを使用すると、キーボードの入力と出力をシリアルポート経由でリダイレクトすることで、リモートの場所からシステムをメンテナンスできます。 これで、コンソールベースのどの機 能でも、どのオペレーティングシステムでも使用してサーバーにアクセスできるようになります。 たとえば、DR-DOS、Linux (init 3)、Windows® Special Administrative Console(SAC)など のオペレーティングシステムやコンソールを使用してサーバーにアクセスできます。 デフォルトでは、Windows Server™ 2003 などの一部のオペレーティングシステムでは、BIOS にテキストコンソール出力を送信するように自動的に設定されます。 起 動 後にリダ
IPMI オーバー LAN 共有ネットワークコントローラへの帯域外 LAN アクセスを有効または無効にします。 NIC の選択 設定オプションを表示します。 l 共有 ネットワークインタフェースをホストオペレーティングシステムと共有するには、このオプションを選択します。 リモートアクセスデバイスのネットワーク インタフェースは、ホストオペレーティングシステムに NIC チームを設定すると完全に機能します。 メ モ:このオプションは Dell PowerEdge x9xx システムと xx0x システムのみで使用可能です。 リモートアクセスデバイスは NIC 1 と NIC 2 からデータを受信しますが、NIC 1 からのみデータを送信します。 NIC 1 が故障した場合は、リモートアクセスデバイスはアクセス不能になります。 メ モ:NIC 2 は PowerEdge 1900 システムでは使用できません。 l フェールオーバー ネットワークインタフェースをホストオペレーティングシステムと共有するには、このオプションを選択します。 リモートアクセスデバイスのネットワーク インタフェースは、ホスト
VLAN の優先順位を指定します。 有効な値の範囲は優先順位 0 ~ 優先順位 7 です。 LAN 警告の有効化 LAN 警告を有効または無効にします。 警告ポリシーエントリ 1 最初の警告の送信先を有効または無効にします。 警告の送信先 1 [LAN 警告の有効化] が [オフ] に設定されている場合は、このフィールドは読み取り専用です。 最初の警告送信先の IP アドレスを入力します。 左右の矢印キーを使って各オクテットに移動します。 テンキーを使って各オクテットを入力します。 次の IPv4 ルールが適用されます。 l l l ホスト名文字列 IP アドレスに 127.xxx.xxx.xxx は設定できません(この xxx は 0 ~ 255 間の数字を示す)。 最初のオクテットは 1 ~ 223(例えば 143.xxx.xxx.xxx)でなければなりません。 最後のオクテットに 0 または 255 (つまり、xxx.xxx.xxx.0 または xxx.xxx.xxx.
システム管理者、ユーザー、オペレータ、アクセスなしに設定します。 アカウントユーザー名 アカウントユーザー名を設定します。 パスワードの入力 このアカウントユーザーのパスワードを入力します。 NULL 以外の文字を 1 文字以上入力する必要があります。 パスワードの確認 入力したパスワードを確認します。 デフォルトにリセット BMC 設定をクリアして BMC 設定をデフォルトにリセットします。 注 意 :工場出荷時のデフォルトにリセットすると、リモートの非揮発性設定が復元されます。 システムイベントログメニュー システムイベントログ(SEL)の表示とクリアができます。 ポップアップボックスには SEL が読み込まれていることが示されます。 システムイベントログの合計エントリ数 SEL のレコード数を表示します。 システムイベントログの表示 SEL 内のレコードを表示します(最新のレコードから順に表示)。 [エントリを表示] フィールドを使って、表示するレコード番号を入力します。 左右の矢印キ ーで SEL を上下にスクロールします。 システムイベントログのクリア SEL のレコー
凍します。 2. 3. 必要なドライバの Windows PE へのインストール:2 つの必須の引数を使用して ¥Dell¥Drivers¥DRIVERINST.BAT を実行します。 l DellWinPEBuild へのパス l Dell から提供されたドライバが保存されている場所のパス。これらのドライバは ¥Dell¥drivers フォルダの DTK Zip ファイル内にあります。 マスストレージドライバの Windows PE への追加 メ モ:この手順を実施して、マスストレージドライバが Windows PE にインストールされていることを確認する必要があります。 winpeoem.
Windows PE 2.0 ISO ブータブルイメージの作 成 Windows PE 2.0 を使用している場合は、Windows Administrative Installation Kit(WAIK)を Microsoft の Web サイトからダウンロードしてください。デフォルトでは、WAIK は C:¥Program Files¥Windows AIK ディレクトリにコピーされます。 Windows PE ビルドでの DTK ディレクトリ構 造の統合 DTK には、Dell ドライバをベースの Windows PE 2.0 イメージにオフラインでプリインストールするスクリプト、VPE_driverinst.bat があります。次の手順を使用してこのスクリプトを実行しま す。 1. システムでコマンドプロンプトを開き、ディレクトリを VPE_driverinst.bat の場所に変更します。例: cd C:¥Dell¥Drivers¥winpe2.x 2. 必要な 2 つの引数、 および を使用して VPE_driverinst.
6. /mnt/cdrom/isolinux.cfg の cd インストールセクションは、カスタマイズしたスタートアップスクリプトを参照します。 メ モ:CD にコピーするスクリプトは RAM ディスクにコピーされ、そこから実行されます。このタスクは、CD がロックされないようにするためです。 サンプルスクリプトのパス名が有効で あることを確認してください。 7. ワークステーションで作成されたディレクトリ構造をステップ 4. で作成したルートフォルダにコピーします。 8. このフォルダに、オペレーティングシステムのインストールと、複製に必要な DTK CD のファイルが含まれています。 9. isolinux ユーティリティを使用して、ステップ 7. で作成したフォルダの内容を CD に書き込んでブータブルにします。 10.
syscfg lcp --ipaddrsrc=dhcp を押すと、コマンドラインオプションが実行されます。 BMC LAN チャネルを設定するための有効なオプション、サブオプション、引数については、『Deployment Toolkit コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』のリストを参照してください。 3. LAN チャネルの BMC IP アドレスを静的 IP アドレスに設定するには、コマンドプロンプトで次のように入力します。 syscfg lcp --ipaddrsrc=static --ipaddress=XXX.XXX.XXX.XX --subnetmask=XXX.XXX.XXX.X --gateway=XXX.XXX.XXX.X を押すと、コマンドラインオプションが実行されます。 BMC LAN チャネルを設定するための有効なオプション、サブオプション、引数については、『Deployment Toolkit コマンドラインインタフェースリファレンスガイド』のリストを参照してください。 BMC シリアルチャネルアクセスの設定 1.
7. ユ ー ザ ー タブをクリックします。 ユ ー ザ ー タブで BMC ユーザー設定を変更できます。 注 意 :パスワードは BMC の各ユーザーに設定する必要があります。 BMC ファームウェアでは、ユーザー名またはパスワードがヌルのユーザーのアクセスは許可されません。 Server Administrator での BIOS 設定 Server Administrator で BIOS を設定するには、以下の手順に従ってください。 1. シ ス テ ム オブジェクトをクリックします。 2. メ イ ン シ ス テ ム シ ャ ー シ オブジェクトをクリックします。 3. BIOS オブジェクトをクリックします。 4.
6.
目次ページに戻る BMC 管理ユーティリティの使用 Dell™ OpenManage™ ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド BMC 管理ユーティリティのインストール インストール手順 IPMI シェル SOL プロキシ SOL プロキシ設定ファイルの設定 IPMItool BMC 管理ユーティリティは、BMC が装備された、Dell™ システムのリモート管理と設定を可能にするソフトウェアアプリケーションを集めたものです。BMC 管理ユーティリティには次のコンポーネン トがあります。 l コマンドラインインタフェース(IPMI シェルおよび IPMItool) IPMI シェルと IPMItool は、IPMI バージョン 1.
対 応オペレーティングシステム 管理ステーションは、次の対応オペレーティングシステムを実行している必要があります。 l Red Hat Enterprise Linux AS、ES、WS(バージョン 4.
カ ス タ ム セ ッ ト ア ッ プ 画面が表示されます。 8. BMC コンソールの左側に表示されるドロップダウンメニューから、こ の機 能およびその下 位にあるすべての機 能をローカルハードドライブにインストールする を選択します。 デフォルトのディレクトリパスを受け入れる場合は、次へ をクリックします。 受け入れない場合は、参照 をクリックしてソフトウェアをインストールするディレクトリまで移動し、次へ をクリック します。 プログラムインストールの準 備 完 了 画面が表示されます。 9. すべての情報が正しいことを確認して イ ン ス ト ー ル を ク リ ッ ク し ま す。 Dell OpenManage Management Station の イ ン ス ト ー ル 画面が開き、インストールの状態が表示されます。 10.
対 応 Linux Enterprise オペレーティングシステムからのアンインストール BMC 管理ユーティリティをアンインストールするには、次の手順を実行してください。 1. root でログインします。 2.
IPMI シェルの使 用 IPMI シェルを使用するには、次の手順を実行してください。 Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムの場合: 1. コマンドプロンプト ウィンドウを起動します。 2. ipmish.exe ファイルを見つけます。 デフォルトでは、ipmish.exe はC:¥Program Files¥Dell¥SysMgt¥bmc ディレクトリにあります。 3. IPMI シェルコマンド(「IPMI シェルコマンド構文」を参照)を入力してリモートシステムを管理します。 有効なオプション、コマンド、サブコマンド、引数については、「IPMI Shell Commands」のリストを参照してください。 対応 Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムの場合: 1. オペレーティングシステム(OS)シェルを起動します。 2.
IPMI シェルグローバルオプション IPMI シェルには、次のグローバルオプションがあります。 LAN 経由の IPMISH の実行オプション -ip 構 文概要 ipmish -ip BMC IP アドレス | BMC ホスト名 -u ユーザー名 -p パスワード [-k KG value] <コマンド> 説明 このオプションを使用して LAN チャネルからリモート管理下システムへの接続を確立します。 別のポートが設定されていない限り、インストールで指定された IP ポート(デフォルト値は 623)が使 用されます。 メ モ:このグローバルオプションを単独で使用して BMC に接続することはできません。このオプションの後に 1 つまたは複数の IPMISH コマンドを入力する必要があります。 オプション -ip BMC IP アドレス | BMC ホスト名 リモート管理下システムの IP アドレスまたはホスト名を指定します。 -u ユーザー名 BMC ユーザー名を指定します。 -p パスワード BMC ユーザーパスワードを指定します。 -k KG 値 KG 値を 16 進数形式で指定します。 IP
このオプションは、シリアルチャネルを使用してリモート管理下システムへの接続を確立します。 メ モ:このグローバルオプションを単独で使用して BMC に接続することはできません。 このオプションの後に 1 つまたは複数の IPMISH コマンドを入力する必要があります。 オプション -com シリアルポート 管理下システムと IPMI セッションを確立するときに使用するシリアルポートを指定します。Windows を実行しているシステムの管理ステーションポートに 1、2、3 などを使用できます。 Linux を 実行しているシステムでは、管理ステーションポートに ttyS0、ttyS1、ttyS2 などを使用できます。 -baud ボーレート シリアルチャネルの通信ボーレートを指定します。 確実にサポートされている最大ボーレートは次のとおりです。 l l l PowerEdge x8xx システムでは 19200 Dell Remote Access Controller 5(DRAC 5)なしの PowerEdge x9xx システムおよび xx0x システムでは 57600 DRAC 5 付きの Pow
図 3-4.
インタラクティブセッション中は、次の行編集機能がサポートされています。 1. 上下の矢印キーでコマンド履歴を参照します。 2. 左右の矢印キーで入力カーソルを移動します。 3. Home キーと End キーで入力カーソルを行の冒頭または最後に移動します。 4. バックスペースキーで入力カーソルを 1 スペースずつ戻します。 SOL プロキシのメニューモードでは、次の行編集機能がサポートされています。 1. 左右の矢印キーで入力カーソルを移動します。 2. Home キーと End キーで入力カーソルを行の冒頭または最後に移動します。 3. バックスペースキーで入力カーソルを 1 スペースずつ戻します。 IPMI シェルコマンド 表 3-1 に IPMI シェルコマンドと簡単な説明を示します。 メ モ:sol、sensor、および connect コマンドは IPMI シェルのインタラクティブモードとインタラクティブでないモードで使用でき、quit コマンドはインタラクティブモードでのみ使用可能で す。 表 3-1.
サブコマンド on off 管理下システムのフロントパネルの LED のオンとオフを切り替えます。 BMC で IPMI 拡張 シ ャ ー シ識 別オ ン コマンドがサポートされている場合、identify on コマンドは、identify off コマン ドで LED をオフにするまで、永久に LED をオンに点灯し続けます。 メ モ:コマンドの応答確認と状態チェックは、コマンドプロンプトに表示されません。システムのステータスを手動で確認する必要があります。 オプション -t 秒 LED をオンにしておく時間を指定します。 255 秒以内にする必要があります。 デフォルトのサブコマンド サブコマンドが指定されていない場合、このコマンドは identify on コマンドと同じように動作します。 図 3-6.
図 3-8.
sel 構 文概要 sel status sel get [ [-begin インデックス 1] [-end インデックス 2 | -max カウント] ] | [-last n] [-format ] sel clear 説明 このコマンドはシステムイベントログ 情報を表示し、イベントログの内容を表示して、イベントログレコードをすべて削除します。 図 3-10 を参照してください。 サブコマンド l status — システムイベントログの合計数を表示します。 l get — イベントログの一部またはすべてを印刷します。 l clear — すべてのレコードをイベントログから削除します。 オプション -begin インデックス 1 最初に表示するレコードを指定します。 -end インデックス 2 最後に表示するレコードを指定します。 -max カウント数 表示するレコードの最大数を指定します。 引数 count の値がレコードの最大数を超える場合、最後に表示されるレコードがイベントログの最後のレコードになります。 -last n 最後のレコードから逆に数えて表示す
SOL 構 文概要 sol[enable |disable] sol config [-baud ボーレート][-priv 特権レベル] [-retry count 再試行数] [retry interval 再試行間隔] 説明 このコマンドを使用すると、リモート BMC の sol セッションのパラメータを指定できます。 メ モ:connect で IPMI セッションを確立する前にコマンドを使用すると、エラーメッセージが表示されます。 サブコマンド l enable — 接続しているサーバーの SOL を有効にできます。 l disable — 接続しているサーバーの SOL を無効にできます。 l config — SOL のボーレートと特権レベルを設定できます。 オプション l -baud baud_rate シリアルチャネルの通信ボーレート(9600 や 19200 など)を指定します。 管理下サーバーの SOL ボーレートと同じでなければなりません。 l -priv privilege_level SOL セッションを確立するために最低限必要な特権を指定します。 可能な値は
構 文概要 sensor [temp|fan|volt|discrete|numeric][-format ] 説明 このコマンドは、プラットフォームセンサーの現在のステータスを 2 つの形式のどちらかで表示します。 オプション [temp|fan|volt|discrete|numeric] 情報を表示するセンサーグループ(温度、ボルト、ファン、ディスクリート、数値)を指定します。 センサーグループを指定しなければ、情報のあるセンサーがすべて表示されます。 -format 月の形式でセンサーデータを出力します。 デフォルト形式は oemlist です。 レガシー形式は次のように表示されます。 Sensor Name | Sensor Type | Sensor # | Status [| Value | Units ] サブコマンド [temp|fan|volt|discrete|numeric] 情報を表示するセンサーグループを指定します。 センサーグループを指定しなければ、すべてのグループの情報が表示されます。 図 3-12.
リモート管理下システムに接続するために使用するパスワードを指定します。 -k IPMI encryption key value KG 値を 16 進数形式で指定します。 IPMI 暗号化キーは、ファームウェアとアプリケーションの間で使用する暗号鍵を生成するための公開キーです。 これはパスワードとは異なります。パスワー ドは公開されず、ファームウェアへのアクセスに使用します。 最大値は 20 ASCII 16 進数のペアで、2 つの間にスペースはありません。 メ モ:偶数の 16 進数文字は有効で、奇数の 16 進数文字は無効です。 たとえば、 123456AB67 は有効ですが、123 は無効です。 暗号化を無効にするには、00, 0000 などを入 力します。 図 3-13.
quit 構 文概要 quit 説明 このコマンドは、IPMI シェルのインタラクティブモードを終了してコマンドモードに戻ります。 help 構 文概要 help [command] 説明 このコマンドは、コマンドとその概説を各コマンドの構文と一緒に一覧にします。 引数 コマンド 詳しい説明を必要とするコマンドを指定します。 図 3-14.
SOL プロキシの通信スキームを使用すると、管理下システムの BIOS 設定の表示と設定ができるほか、Telnet クライアントを使用して管理下システムをリモートでリセットすることもできます。 SOL プロキシはデーモンサービスとしてインストールされており、システムが起動するたびに自動的に起動します。 SOL プロキシは一度に 1 つの Telnet セッションのみに対応します。 SOL プロキシ機能には、さまざまな telnet クライアントを使用してアクセスできます。 例: l l Windows 環境では、コマンドプロンプトウィンドウをコンソールとして使用できます。 ただし、 や などのファンクションキーは、Windows Server 2003 を実行しているシス テムのクライアント以外では正しく動作しません。 Windows 環境では、VT100 または ANSI エミュレーションモード(HyperTerminal など)をサポートする Telnet アプリケーションをコンソールに使用することもできます。 Microsoft Windows オペレーティングシステムのすべての
メ モ:指定した IP アドレスとポート番号は、SOL プロキシ設定ファイルで定義した値に従う必要があります。詳細については、「SOL プロキシ設定ファイルの設定」を参照してくださ い。 3. ユーザー名のプロンプトが表示されたら、DSM_BMU_SOL_Proxy サービスを実行しているシステムのオペレーティングシステムのログイン資格情報を入力します。 4. プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 SOL プロキシは、オペレーティングシステムのユーザー名とパスワードを組み合わせて SOL プロキシサーバーで認証します。 具体 的な認証スキームは SOL プロキシサーバーのオペレーティングシステム設定によって異なります。 ただし、localhost または 127.0.0.1 の IP アドレスを使用した場合は、現在のホスト にログイン特権があると見なされるため、ユーザー名とパスワードの入力は求められません。 5.
されます。 メニューオプションの 2 を選択すると、SOL をアクティブにするのに必要な最低ユーザー特権レベルや通信ボーレートなど、SOL のデフォルトを有効、無効、または設定できます。 メニューオプション 3 と 4 を選択すると、SOL プロキシメインメニューから SOL リモートコンソールセッションを確立できます。 メニューオプション 3 は、リモートシステムの状態を変更せずに SOL セッションを確立します。 このオプションは、Microsoft SAC/EMS や Linux コンソールに接続する場合に最適です。 メニューオプション 4 は、リモートの管理下システムを再起動して SOL セッ ションを確立します。 このオプションは、BIOS 設定を実行してシステム設定タスクを行う場合に最適です。 アクティブな SOL セッションを終了するには、 <~><.
l SOL が現在無効になっている場合は、図 3-18 のオプションが表示されます。 Y を入力すると SOL が有効になり、N を入力すると SOL が無効のままになります。 図 3-18 を参照してく ださい。 図 3-18. リモートシステムのシリアルオーバー LAN の設 定 、 例 2 l SOL が有効になっている場合、次のの 2 つの BMC 設定が表示されます。 ¡ システムシリアルポートと BMC 間の通信ボーレート ¡ コンソールリダイレクトをアクティブにするために最低限必要な BMC ユーザー特権レベル SOL プロキシには、各機能で有効な値のリストと、その機能の現在値がかっこで囲まれて表示されます。 値の前の数字を新しい設定に選択し、 を押して変更を確認します。 新し い SOL 設定が表示されます。 図 3-19 を参照してください。 図 3-19.
メ モ:SOL を正常にアクティブにする前に、管理下システムで BIOS コンソールリダイレクトを有効にして正しく設定しておく必要があります。詳細は、「管理下システムの設定」を参照して ください。 図 3-20.
終了 オプション 6 を選択すると Telnet セッションが終了し、SOL プロキシから切断します。 コマンドモードでの SOL プロキシの使 用 デフォルトでは、SOL プロキシはシステムがメニューモードで使用するためにインストールされています。 デフォルト設定をコマンドモードに変更する方法については、「SOL プロキシ設定ファイル の設定」を参照してください。 SOL プロキシのコマンド SOL プロキシのコマンドモードは IPMI シェルのインタラクティブモードに似ています。 IPMI シェルのインタラクティブモードの全コマンドをサポートするほか、SOL プロキシは次のコマンドもサポート しています。 console 構 文概要 console 説明 このコマンドを使用すると、接続先のサーバーと SOL セッションを確立できます。 メ モ:connect で IPMI セッションを確立する前に コ ン ソ ー ル を使用すると、BMU でエラーメッセージが表示されます。 reboot 構 文概要 reboot[-force] 説明 このコマンドを使用すると、電源設定を制御し、1 度のア
SOL プロキシ設定ファイルの設定 IPMI シェルと SOL プロキシでは、特定のパラメータを SOL プロキシ設定ファイル - SOLProxy.cfg で正しく設定する必要があります。このファイルは BMC のデフォルトのインストールディレク トリに入っています。 パラメータとその説明は以下のとおりです。 コメント "#" で始まる行はすべてコメントとして処理されます。 例: #The file is an example. IP アドレス SOL プロキシへの接続に使用する特定の IP アドレスを指定します。 このアイテムは、SOL プロキシ Telnet セッションを確立するのに受け入れられる接続の種類を定義します。 3 つの値があり ます。 l INADDR_ANY — SOL プロキシはサーバーのどのインタフェースでも入力をリッスンします。 l 127.0.0.
アが 1 秒待ち、4 の値を指定すると 2 秒待つことを意味します。 例: retry_interval=2 再試行回数 BMC から応答がなかった場合に、ソフトウェアがパケットの再送信を試みる回数を指定します。 再試行の前に、retry_interval パラメータで指定した間、待機します。 例: retry_count=10 ユーザーインタフェース SOL プロキシ起動のデフォルト設定を指定します。 このコメントはユーザーがコマンドまたはメニューモードで編集できます。 例: user_interface=menu Sol Loss Silent 1 つまたは複数の SOL パケットが喪失したときのシステムの動作を指定します。可能な値は 0 と 1 です。 0 に設定した場合や入力しなかった場合は、SOL パケットが喪失するたびに画面にエラ ーメッセージが表示されます。 1 に設定した場合は、SOL パケットが喪失してもエラーメッセージは表示されません。 例: sol_loss_silent=0 or 1 Sol 喪 失しきい値 SOL が無効になるまで喪失できる SOL パケットの数を指定します。
IPMItool IPMItool は IPMI バージョン 1.
clear cumulativepower—累積電源値をリセットします。 デフォルトのサブコマンド サブコマンドが指定されていない場合は、このコマンドは powermonitor status と同じ機能を果たします。 sysinfo のオプション このコマンドは、システムの FRU、および BMC の関連情報を返します。 sel のオプション l info — システムイベントログに関する情報と内容を表示します。 l clear — イベントログのすべてのレコードを削除します。 l list — イベントログのすべての内容を表示します。 l <数>|first <数> — SEL の最初の(一番古い)エントリ <数> を表示します。数が 0 の場合は、すべてのエントリが表示されます。 l last <数> — SEL の最後の(最も新しい)エントリ <数> を表示します。数が 0 の場合は、すべてのエントリが表示されます。 l time — SEL の最も新しいエントリを表示します。数が 0 の場合は、すべてのエントリが表示されます。 get コマンドを使用して、システムイベント
ipmitool raw 0x18 0x58 0xe4 0x15 0x66 0x6f 0x6f 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 0x00 ASCII 文字変換表を表 3-3 に示します。 表 3-3.
048 060 030 00110000 0 049 061 031 00110001 1 050 062 032 00110010 2 051 063 033 00110011 3 052 064 034 00110100 4 053 065 035 00110101 5 054 066 036 00110110 6 055 067 037 00110111 7 056 070 038 00111000 8 057 071 039 00111001 9 058 072 03A 00111010 :(コロン) 059 073 03B 00111011 ;(セミコロン) 060 074 03C 00111100 <(より小さい) 061 075 03D 00111101 = (等号) 062 076 03E 00111110 > (より大きい) 063 077 03F 00111111 ?(疑問符) 064 100 040 01000000 @(
106 152 06A 01101010 j 107 153 06B 01101011 k 108 154 06C 01101100 l 109 155 06D 01101101 m 110 156 06E 01101110 n 111 157 06F 01101111 o 112 160 070 01110000 p 113 161 071 01110001 q 114 162 072 01110010 r 115 163 073 01110011 s 116 164 074 01110100 t 117 165 075 01110101 u 118 166 076 01110110 v 119 167 077 01110111 w 120 170 078 01111000 x 121 171 079 01111001 y 122 172 07A 01111010 z 123 173 07B 01111011 {(左中括弧) 12
目次ページに戻る 既知の不具合とよくあるお問い合わせ Dell™ OpenManage™ ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド 既知の不具合 よくあるお問い合わせ このセクションは、BMC 管理ユーティリティの使用に伴う既知の不具合とよくあるお問い合わせを記載しています。 既知の不具合 一般的な問 題 l BMC 管理ユーティリティを使用してシステムの BMC に接続する前に有効な BMC ユーザー名とパスワードを割り当てる必要があります。 BMC 管理ユーティリティを使用してシステムの BMC にログインするときにはっきりと有効な BMC ユーザー名とパスワードが指定されていない場合、BMC ファームウェアはデフォルトでヌルのユーザー名とパスワードを使用するため、「ログ インが認証されていません」と言うエラーが発生します。 SOL プロキシに関する問 題 l IP ポート 623 で SOL プロキシを使うと、ウェブブラウザから接続できます。 ただしウェブブラウザから接続した場合、SOL プロキシには支離滅裂の使用不可能なデータが表示されます。 ア プリケーションを実行す
ト転送はブロックされています。 したがってスパンツリーチェックが完了しなければソフトウェアは BMC と通信できません。 エッジポートまたはポート高速ルーターでスパニングツリー機能が有効になっ ていると、ルーターがネットワークを分析している間、30 秒以上ネットワークリンクが切れることがあります。 この状況は、リンクライトが消えている場合に部分的に見分けることができます。 このプロセ ス中に IPMISH コマンドがタイムアウトになる可能性があります。 ポート高速ルーターでスパニングツリーを無効にするか、スパニングツリー高 速 オプションを有効にし、もう一度 SOL プロキシを使 用して コ ン ソ ー ル リ ダ イ レ ク ト の再 起 動と ア ク テ ィ ブ化 コマンドを実行してみてください。 これで を押して BIOS 設定に入れるはずです。 Q:IPMISH コマンドラインツールを使用して 電 源リ セ ッ ト コマンドを実行すると、タイムアウトのエラーメッセージが表示されるのはなぜですか? A:前述の Q&A で説明したスパニングツリー機能のために、電源管理時に問題が生じることもありま
目次ページに戻る 用語集 Dell™ OpenManage™ ベースボード管 理コントローラユーティリティユーザーズガイド 次のリストでは、システム文書で使用される技術用語、略語の意味を示します。 ANSI American National Standards Institute(米国規格協会) API Application Program Interface(アプリケーションプログラムインタフェース)。OS とアプリケーションプログラム間のインタフェースを果たすソフトウェアアプリケーションを構築するためのルーチン やプロトコル、ツールのセット。 ARP Address Resolution Protocol(アドレス解決プロトコル)の略語。ホストのイーサネットアドレスをインターネットアドレスから見つける方法。 ASCII American Standard Code for Information Interchange(情報交換用米国標準コード)。 ASCII 文字セット(通常、 Microsoft® Windows® のメモ帳などのテキストエディタで作成)の みを含むテキストファイルを A
config.sys ファイル システムを起動すると、autoexec.bat ファイル内のコマンドが実行される前に、config.
EEPROM Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory(電気的に消去/書き込み可能な ROM ) EIDE Enhanced integrated drive electronics。 EIDE デバイスには、従来のIDE 規格に加えて以下のような拡張機能があります。 l 最大 16 MB/秒までのデータ転送速度の向上 l CD やテープドライバなど接続可能デバイス数の増加 l 528 MB 以上の容量を持つハードディスクドライブをサポート l 最大 2 つまでのコントローラをサポートし、それぞれ最大 2 つまでのデバイス接続が可能 EMS Expanded Memory Specification(EMSメモリ仕様)。 EPROM Erasable Programmable Read-Only Memory(消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ)。 ERA Embedded Remote Access(埋め込みリモートアクセス)。 ERA/MC Embedded Remote Access Modular Compu
GUID Globally Unique Identifier,(グローバル一意識別子)。ソフトウエアアプリケーションでランダムに使用される番号です。 生成される各 GUID は一意です。 h 16 進数を示す。 16 進数は、コンピュータの RAM アドレスやデバイスの I/O メモリアドレスを指定するために、プログラミングでよく使用されます。 たとえば、0 から 16 までの 10 進数は 16 進法 では、 0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、A、B、C、D、E、F、10 のように表されます。通常、16 進数を表記する場合は、数字の後にこの h を付けます。 HBA Host bus adapter(ホストバスアダプタ)。 システムに常駐する PCI アダプタカードで、PCI バス形式のデータコマンドを相互接続形式(SCSI、ファイバチャネルなど)に変換して、ハードドライブ、 テープドライブ、CD ドライブ、またその他のストレージドライブと直接通信できるようにする機能があります。 HMA High Memory Area(ハイメモリ領域)。 HMA は、1 MB を超える拡張メモリの最初の 6
LAN Local area network(ローカルエリアネットワーク)。 LAN は通常、1 棟の建物内や隣接する 2、3 棟の建物内に限定されます。LAN 専用の回線を使ってすべての機器を接続します。 LPTn コンピュータ上にある 1~3 番目のパラレルポートのデバイス名は、LPT1、LPT2、LPT3 です。 LRA Local Response Agent(ローカル応答エージェント)。 MB Megabyte(メガバイト)。 1 MB は 1,048,576 バイトです。ハードドライブの記憶領域容量を示す場合に、1,000,000 バイトに切り捨てられることもあります。 MHz Megahertz(メガヘルツ)。 NIC Network Interface Controller(ネットワークインタフェースコントローラ)。 NVRAM Nonvolatile Random Access Memory (不揮発性ランダムアクセスメモリ)。 システムの電源が切れた場合にデータを保存するメモリの一種です。 NVRAM は、日付、時刻、およびお客様が設 定できるその他のセットアップオプションなど
RAID Redundant Array of Independent Drives。 RAM Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ)。 プログラムの命令やデータを保存するコンピュータの主要な一時記憶領域です。 RAM の各場所は、メモリアドレスと呼ばれる番号で識別され ます。 RAM に保存されている情報は、コンピュータをシャットダウンすると失われます。 RAM ディスク ハードドライブをエミュレートするメモリ常駐プログラム。 readme ファイル ソフトウェアのパッケージまたはハードウェア製品に添付されているテキストファイルです。 通常、readme ファイルには、インストール手順、新しく付け加えられた機能の説明、マニュアルに記載され ていない修正、既知の問題、またソフトウェアやハードウェアを使用する際に知っておくべき情報などが記載されています。 ROM Read-Only Memory(読み取り専用メモリ)。 コンピュータの動作に不可欠のプログラムで ROM コードに常駐しているものがいくつかあります。 RAM と異なり、ROM はコンピュータの電源が切れて も内容
Serial Port Console Redirection 表の略語。 この表は、システムファームウェアとサービスプロセッサがアウトオブバウンド(OOB)管理ポートを使用する方法について情報を提供しています。 SPCR 表は、コンソールリダイレクト用の SAC(Special Administrative Console)によって読み取られ、ブータブル CD のインストール中に自動的に設定されます。 system.ini ファイル Windows オペレーティングシステムの起動ファイル。 Windows を起動すると、system.ini ファイルが参照されて、Windows の操作環境のさまざまなオプションが設定されます。 特に system.ini ファイルにはおもに、Windows にインストールされているビデオ、マウス、キーボードの各ドライバが記録されています。 コントロールパネルまたは Windows セットアッププログラムを実行すると、system.ini ファイルのオプションを自動的に変更できます。 それ以外の場合は、メモ帳などのテキストエディタを使用し て、手作業で system.
win.ini ファイル Windowsオペレーティングシステム用起動ファイル。 Windows を起動すると、win.ini ファイルが参照されて、Windows 動作環境のさまざまなオプションが設定されます。 win.ini ファイルに は、Windows にインストールされているプリンタとフォントの情報も記録されています。 また、win.ini ファイルには、ハードディスクドライブにインストールされた Windows アプリケーションプログラ ムのオプション設定を記載したセクションもあります。 コントロールパネルまたは Windows セットアッププログラムを実行すると、win.ini ファイルのオプションを自動的に変更できます。 それ以外の 場合は、メモ帳などのテキストエディタを使用して、手作業で win.
コンソールリダイレクトは、管理下システムの表示画面、マウス機能、キーボード機能を管理ステーションの対応するデバイスに導く機能です。 これによって管理ステーションのシステムコンソールを使 用して管理下システムを制御できます。 コントローラ マイクロプロセッサとメモリまたはマイクロプロセッサとディスクドライブやキーボードなどの周辺機器の間のデータ転送を制御するチップ。 コントロールパネル 電源スイッチやハードドライブアクセスインジケータ、電源インジケータなどのインジケータや制御が含まれたシステムの一部。 コンベンショナルメモリ RAM の最初の 640 KB。 コンベンショナルメモリはすべてのシステムにあります。 Windows コマンドプロンプトから実行されるプログラムは、特別に設計されていない限りは、コンベンショナルメモリ 内で実行されます。 サーバーモジュール 個別のシステムとして機能するモジュラシステムコンポーネント。 システムとして動作するには、サーバーモジュールを電源装置、ファン、システム管理モジュール、少なくとも 1 つのネットワーク交換 モジュールが含まれたシャーシに挿入する必要があります
テキストエディタ ASCII 文字のテキストファイルを作成、および編集するためのアプリケーションプログラムです。 たとえば、Windows のメモ帳はテキストエディタです。 ほとんどのワープロではバイナリ文字が含ま れた専用のファイルフォーマットを使用していますが、一部でテキストファイルの読み書きができるものもあります。 テキストモード X列×Y行の文字で定義されるビデオモード。 デバイスドライバ デバイスドライバは、オペレーティングシステムやプログラムが周辺機器(プリンタやネットワークカードなど)と正しくインタフェースできるようにするプログラムです。 ネットワークドライバなどの一部のデ バイスドライバは、(device=ステートメントで)config.sys ファイルからロードするか、(通常は autoexec.
プラグアンドプレイ ハードウェアデバイスをコンピュータに追加しやすくした業界標準仕様。 プラグアンドプレイは、自動インストール、設定、既存のハードウェアとの互換性を提供します。 フラッシュ BIOS ROM ではなくフラッシュメモリに保管されている BIOS。 フラッシュ BIOS チップはその場で更新できますが、ROM BIOS は新しいチップと置換する必要があります。 フラッシュメモリ システムへのインストール中にディスケットのユーティリティから再プログラミング可能な EEPROM チップの一種。ほとんどの EEPROM チップは、特別なプログラミング機器を使わなければ書き直し できません。 プリオペレーティングシステム環 境 DOS などのシェル環境で、Microsoft Windows や Red Hat ® Enterprise Linux などの主要オペレーティングシステムがインストールされる前にシステムハードウェアを設定するのに使用し ます。 プログラムディスケットセット オペレーティングシステムまたはアプリケーションプログラムを完全にインストールできるディスケットのセット。 プログラム
モデム 電話回線を介して他のコンピュータと通信するためのデバイスです。 ユーティリティ システム資源(メモリ、ディスクドライブ、プリンタなど)を管理するためのプログラム。 ユーティリティパーティション ハードドライブ上でハードウェアとソフトウェアのユーティリティと診断を提供する起動可能なパーティション。 アクティブにすると、パーティションが起動してユーティリティの実行可能環境が提供されま す。 ローカルバス ローカルバス拡張機能を持つシステムでは、特定の周辺デバイス(ビデオアダプタ回路など)を従来の拡張バスを使用する場合よりもかなり高速に動作するように設計できます。 また、ローカルバスの 設計によっては、周辺デバイスをシステムのマイクロプロセッサと同じ速度、同じ幅のデータパスで動作させることができます。 仮想メ モ リ ハードディスクドライブを使用して、アドレシング可能な RAM を増加させる技法。 たとえば、16 MB の RAM を装備したコンピュータのハードディスクドライブ上で 16 MB の仮想メモリをセットアップし た場合、オペレーティングシステムでは、32 MB の物理 RAM が存在する
管 理タグコード 通常、システム管理者がセキュリティまたは追跡目的でシステムに割り当てた個別のコード。 読み取り 専用ファイル 表示することはできますが、編集したり削除することができないデータやファイルです。 次のような場合にファイルを読み取り専用に設定できます。 l 読み取り専用アトリビュートが有効になっている場合 l 物理的に書き込み保護されたディスケットまたは書き込み保護されたドライブのディスケットに常駐する場合 l ネットワークで、システム管理者が読み取り専用の権利を割り当てたディレクトリに存在する場合 起 動ルーチン システム起動時に、すべてのメモリのクリア、デバイスの初期化、およびオペレーティングシステムのロードを行います。 オペレーティングシステムが正常に応答する場合は、 を 押してシステムを再起動できます(ウォームブートともいいます)。オペレーティングシステムが応答しない場合は、リセットボタンを押すか(そのようなボタンがある場合)、システムの電源を一度切ってか ら入れ直すことによって、システムを再起動(コールドブート)しなければなりません。 関