IBM Tivoli Network Manager(ITNM)IP Edition 向け Dell OpenManage Connection バージョ ン 3.
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法 を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2016 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2016 - 03 Rev.
目次 1 はじめに...................................................................................................................6 本リリースの新機能...............................................................................................................................6 主な機能................................................................................................................................................. 6 2 作業を開始する前に....................................................................................
5 Dell デバイスの表示 ........................................................................................... 26 Dell デバイスの表示.............................................................................................................................31 Dell Connections License Manager (DCLM)の表示...................................................................... 33 6 Dell デバイスの関連付け....................................................................................
検出設定ページの「完全検出エージェント」と「部分検出エージェント」に Dell デバイス検出 エージェントが表示されない.............................................................................................................. 51 検出された Dell デバイスが分類されない........................................................................................... 51 検出エージェントとそれぞれの AOC が適切であるにもかかわらず、Dell iDRAC7 または iDRAC8 デバイスが「DelliDRAC7」または「DelliDRAC8」として分類されない............................
1 はじめに 本ガイドには、IBM Tivoli Network Manager(ITNM)IP Edition 向け Dell OpenManage Connection バージ ョン 3.
表 1.
2 作業を開始する前に Dell OpenManage Connection バージョン 3.0 の前提条件は次のとおりです。 • 一般前提条件 • 機能固有の前提条件 一般前提条件 一般前提条件は次のとおりです。 • ITNM IP Edition 3.9、4.1 または 4.1.1 が IBM のガイドラインに沿ってインストールおよび設定されてい る。 • Dell デバイスの検出が IP アドレスまたは IP アドレスの範囲を使用して行われている。詳細については、 「Dell デバイスの検出と分類」を参照してください。 • IBM Tivoli Netcool/OMNIbus 向け Dell OpenManage Connection バージョン 3.
– Dell デバイスが検出され、分類されている。 – ポーリングのポリシーが ITNM またはスケジューラで設定されている(Windows を実行しているシス テムでは タスクスケジューラ、Linux を実行しているシステムでは Crontab)。 • 1 対 1 コンソールの起動の場合 – サポートされている Dell デバイスが検出されている。 – SNMP および WS-MAN がサポートされている Dell デバイスで有効になっている。 – Windows、Linux、ESXi オペレーティングシステムを実行している Dell サーバーおよびワークステー ションで Server Administorator 向け Remote Management がインストールされている。 – Dell PowerVault MD ストレージアレイから MDSM コンソールを起動するために MDSM がインスト ールされており、設定されている。 – Dell Compellent ストレージアレイからコンソールを起動するために、Compellent Enterprise Manager クライアントコンソールが
3 Dell OpenManage Connection サポートマ トリックス ITNM IP Edition 向け Dell OpenManage Connection バージョン 3.0 は、次の各項にリストされる Dell デバ イス、ファームウェアバージョン、OMSA バージョン、およびオペレーティングシステムをサポートしてい ます。 • 管理下システムの対応オペレーティングシステム • 管理システムの対応オペレーティングシステム • 対応 Dell デバイスとそれらの OMSA およびファームウェアのバージョン • 対応 Dell プラットフォーム 管理下システムの対応オペレーティングシステム 次の表は、対応 Dell デバイスでサポートされているオペレーティングシステムのリストです。 表 2. Dell ワークステーションの対応オペレーティングシステム 仮想化環境 Windows サーバー SUSE Linux サーバー Red Hat Enterprise Linux サーバー ESXi 6.
仮想化環境 Windows サーバー SUSE Linux サーバ Red Hat Enterprise Linux サーバー ー Essentials、および Standard の各エディション) ESXi 6.0 Microsoft Windows Server 2012 Essentials SLES 11 SP4(64 ビ Red Hat Enterprise Linux 7.1 (64 ビット) ット) ESXi 5.5 U3 Windows Essential Business Server 2008 SP1 Red Hat Enterprise Linux 7.0(64 ビット) ESXi 5.5 U2 Windows Essential Business Server 2008 SP1 Red Hat Enterprise Linux 6.7(64 ビット) ESXi 5.5 Windows Server 2008 SP2 (32 ビットおよび 64 ビット) Red Hat Enterprise Linux 6.5(64 ビット) ESXi 5.
仮想化環境 SUSE Linux サーバ Red Hat Enterprise Linux サーバー ー Windows サーバー Windows Unified DataStorage Server(64 ビッ ト) メモ: VMware ESXi を実行しているサーバーとの通信では、証明書のチェックは無視されます。 管理システムの対応オペレーティングシステム 表 4. ITNM IP Edition 4.1.1 でサポートされるオペレーティングシステム Red Hat Enterprise Linux Server(RHEL) SUSE Linux Enterprise Server(SLES) RHEL 6.0-7(64 ビット) SLES 11 SP3(64 ビット) RHEL 5.0-10(64 ビット) 表 5. ITNM IP Edition 4.1 でサポートされるオペレーティングシステム Red Hat Enterprise Linux Server(RHEL) RHEL 7.0-1(64 ビット) RHEL 6.0-7(64 ビット) RHEL 5.
仮想化環境 ESX 3.5 Windows サーバー SUSE Linux Enterprise Server (SLES) Windows Server 2008(64 ビット) (Enterprise、 Standard) Red Hat Enterprise Linux Server(RHEL) Windows クラ SUSE Linux for Desktop イアント RHEL 5.0-10 Advanced Platform(32 ビッ ト) Windows Server 2008(32 ビット) (Enterprise、 Standard) メモ: IBM Tivoli Network Manager(ITNM)IP Edition 向け Dell OpenManage Connection バージョン 3.
Dell デバイス 対応 OMSA バージョン 対応ファームウェアバージョン iDRAC6 モジュラー 該当なし • • 3.6 3.5 iDRAC6 モノリシック 該当なし • • 1.97 1.96 DRAC5 該当なし • • 1.6 1.5 FX2 CMC 該当なし • • 1.4 1.3 VRTX CMC 該当なし • • 2.2 2.1 CMC 該当なし • • 5.2 5.1 Dell PowerVault MD34603860f3860i ストレージ アレイ • • • 該当なし Dell Compellent ストレージアレ イ 該当なし 6.6.2 Dell EqualLogic PS-Series ストレ ージアレイ 該当なし • • 8.1 8.0 PowerVault MD ストレージアレイ 該当なし • • 08.20.09.60 08.10.05.60 Dell ネットワークスイッチ S-Series 8.3 8.2 8.1 該当なし • • • • • • S55(8.3.5.
Dell デバイス 対応 OMSA バージョン 対応ファームウェアバージョン • C300(8.4.5.0) N-Series • 6.1.2 および 6.1 W-Series • W-Series モビリティコントロ ーラ(6.4) メモ: Dell ワークステーションとは、Dell Precision R7910 ラックワークステーションを指しています。 対応 Dell プラットフォーム Dell Datacenter Scalable Solutions 表 8. 対応 Dell Datacenter Scalable Solutions Dell Datacenter Scalable Solutions(DSS) DSS 1500 DSS 1510 DSS 2500 Dell PowerEdge サーバー メモ: PowerEdge サーバーの命名フォーマット yxxx では、y はアルファベット(例えば、M、R、また は T)、および x は数字を示します。 表 9.
yx0x システム yx1x システム yx2x システム yx3x システム PowerEdge R910 PowerEdge S420 R530 PowerEdge T110 PowerEdge S620 R530xd PowerEdge T110 II PowerEdge T320 R630 PowerEdge T310 PowerEdge T420 R730 PowerEdge T410 PowerEdge T620 R730xd PowerEdge T610 R930 PowerEdge T710 T130 PowerEdge M610 T330 PowerEdge M610x T430 PowerEdge M710 T630 PowerEdge M710HD PowerEdge M910 PowerEdge M915 メモ: 対応する Dell Remote Access Controller(DRAC5、iDRAC6、iDRAC7、および iDRAC8)は、前 出の表におけるそれぞれの世代の Dell PowerEdge サーバーの一部と
Dell PowerVault NX ストレージアレイ 表 13. 対応 Dell PowerVault NX ストレージアレイ PowerVault NX200 PowerVault NX300 PowerVault NX400 PowerVault NX3000 PowerVault NX3100 PowerVault NX3200 PowerVault NX3300 Dell EqualLogic PS-Series ストレージアレイ 表 14.
PowerVault MD3620i PowerVault MD3660f Dell ネットワークスイッチ 表 16.
Dell デバイスの検出と分類 4 ITNM IP Edition 向け Dell OpenManage Connection はサポートされるすべての Dell デバイスの検出および 分類を容易にします。 サポートされる Dell デバイスの検出および分類を実行するには、Tivoli Integrated Portal(TIP)で次を設定 します。 • 範囲 タブ - 完全なサブネットとマスクまたはサブネットとワイルドカード文字(*)を使用します。 • シード タブ - ダイレクト IP または サブネット IP を使用します。 • SNMP パスワード メニュー - SNMP バージョン 1、バージョン 2、SNMP バージョン 3 向けのユーザーベ ースのセキュリティモデル(USM)に対して SNMP コミュニティ文字列を使用します。 デバイスが検出されると、デバイスとその詳細が ネットワークビュー および ネットワークホップビュー に 表示されます。 Dell OEM サーバーの検出と分類 Dell OEM サーバーを検出するには、Windows および Linux オペレーティング
• 有効 • 無効 java –jar dell_OMC_ITNM_ConfigUtility_v_3_0.jar -
• 無効 java –jar dell_OMC_ITNM_ConfigUtility_v_3_0.jar -
メモ: ESXi システムに IPv4 アドレスと IPv6 アドレスが存在し、両方が検出された場合、これらのアド レスは、Dell 管理下システム → ESXi ワークステーション で異なる管理下ノードとして表示されます。 検出設定でこれらの IP アドレスを除外することにより、重複するサービスタグを回避することができ ます。 ESXi を実行する Dell ワークステーションの IPv6 アドレスが ITNM IP Edition で シード として設定さ れている場合、トラップの関連付けは発生しません。トラップの関連付けを表示するには、IPv4 アド レスを使用して ESXi を実行する Dell ワークステーションを検出してください。 Dell iDRAC7 または iDRAC8 デバイスの検出と分類 Dell iDRAC7 および iDRAC8 デバイスを検出するには、Dell iDRAC7 および iDRAC8 デバイスの検出用に DellOOBServer 検出エージェントが有効になっていることを確認します。DCLM がインストールされて 設定されており、DCLM パラメータが Config
検出された iDRAC6 デバイスは、ネットワークビュー で表示できます。左ペインで、可用性 → ネットワー ク可用性 → ネットワークビュー → Dell 管理下システム の順にクリックします。Dell 管理下システム ペイ ンが右側に表示されます。詳細については、「Dell デバイスの表示」を参照してください。 FX2 CMC デバイスの検出と分類 FX2 CMC デバイスを検出するには、DellDRAC 検出エージェントが Dell FX2 CMC デバイスの完全検出およ び部分検出用に有効化されていることを確認します。 検出された FX2 CMC デバイスは、DellFX2CMC クラス名の下に分類されます。 TIP の左ペインで、可用性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー → Dell 管理下システム の順にクリ ックします。Dell 管理下システム ペインが右側に表示されます。詳細については、「Dell デバイスの表示」 を参照してください。 VRTX CMC デバイスの検出と分類 DellDRAC 検出エージェントが Dell VRTX CMC デバイスの完全検出および部分検出用
メモ: Dell Compellent ストレージアレイの監視には、Compellent ストレージ管理 IP を使用することをお勧 めします。Compellent 管理 IP を使用すると、SNMP v1 のみを受信できます。コントローラの IP アド レスを検出し、SNMP v2 トラップを監視する場合は、検出設定 ページの詳細タブにある SysName 命 名の有効化 属性を無効にすることにより完全検出を実行します。 属性 SysName 命名の有効化 が有効になっており、Compellent のコントローラの IP アドレスが検出用 に入力されている場合は、2 番目およびそれ以降の検出サイクルでダミーのノードが作成され、コント ローラのトラップとイベントがダミーのノードとランダムに関連付けられます。 Dell PowerVault NX ストレージアレイの検出と分類 Dell PowerVault NX ストレージアレイを検出するには、DellServerSNMP 検出エージェントが PowerVault NX ストレージアレイの完全検出および部分検出用に有効化されていることを確認します。 検出され
検出された Dell Powervault MD ストレージアレイ(SMNP サポートなし)は、クラス名 DellMDArray の 下に分類されます。 検出された PowerVault MD ストレージアレイは、ネットワークビュー で表示できます。左ペインで、可用 性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー → Dell 管理下システム の順にクリックします。Dell 管理 下システム ペインが右側に表示されます。詳細については、「Dell デバイスの表示」を参照してください。 メモ: サブネットの検出中、管理者は 検出設定 のシードリストにエンクロージャの単一 IP アドレスが 提供されていることを確認する必要があります。シード リストにサブネットが提供されている場合、 管理者は 検出設定 の 範囲 で複数 IP アドレスを除外する必要があります。同じエンクロージャに対し て複数の IP アドレスが存在する場合、そのエンクロージャのすべての管理 IP アドレスが検出され、 Dell PowerVault MD ストレージアレイの複数のエンクロージャが表示されます。 Dell PowerVault
Dell デバイスの表示 5 検出された Dell デバイスは、ネットワークビュー に表示できます。 デバイスを表示するには、次の手順を実行します。 1. Tivoli Integrated Portal(TIP)の左ペインで、可用性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー を クリックします。 ネットワークビュー ペインが右側に表示されます。 2.
Dell デバイスはトポロジビューに次のように表示されます。 次の表では、アイコンとアイコンが表すデバイスをリストしています。 表 18.
アイコン 説明 iDRAC8(帯域外)デバイスを示します。 iDRAC7(帯域外)デバイスを示します。 iDRAC6 デバイスを示します。 DRAC5 デバイスを示します。 Dell FX2 CMC デバイスを示します。 Dell VRTX CMC デバイスを示します。 29
アイコン 説明 Dell CMC デバイスを示します。 Dell EqualLogic ストレージアレイを示します。 Dell PowerVault MD ストレージアレイを示します。 Dell Compellent ストレージアレイを示します。 Dell PowerVault NX ストレージアレイを示します。 Dell S-Series スイッチを示します。 30
アイコン 説明 Dell M-Series スイッチを示します。 Dell Z-Series スイッチを示します。 Dell C-Series スイッチを示します。 Dell N-Series スイッチを示します。 Dell W-Series スイッチを示します。 Dell デバイスの表示 Dell OEM サーバーは、Dell OEM デバイス → サーバーの順に展開することで表示することができます。Dell サーバー、Dell DRAC、Dell ワークステーション、Dell シャーシ、Dell ストレージ、Dell ネットワークスイ ッチなどのその他の Dell デバイスは、Dell 管理下システム を展開することで表示できます。次の手順は、2 つの Dell デバイスグループビューのいずれかでデバイス表示する方法を説明しています。 1.
検出された Dell OEM サーバーは、以下にリストされた ITNM コンソールの Dell OEM デバイス → サー バー ビューに表示できます。 • モジュラーサーバー • モノリシックサーバー • Windows サーバー • Linux サーバー • ESXi サーバー 任意のサーバグループを展開して、検出された OEM サーバーのサービスタグを表示します。必要なサ ービスタグをクリックして、右ペインに管理下ノードを表示します。検出された OEM サーバーが右ペ インに表示されます。 2.
– FX2 CMC – VRTX CMC – CMC 任意のシャーシグループを展開して、デバイスのサービスタグを表示します。CMC または VRTX CMC デバイスの IP アドレスは、FX2CMC_、VRTXCMC_、または CMC_ のフォーマ ットで表示されます。 FX2CMC_、VRTXCMC_、または CMC_ をクリックして、右側ペインに FX2 CMC、 VRTX CMC、または CMC ノードを表示します。 • Dell ストレージ: – Dell EqualLogic PS アレイ EqualLogic PS アレイ を展開し、検出された EqualLogic メンバーデバイスのグループ IP を表示 します。グループ IP を展開して、EqualLogic メンバーデバイスに関連付けられているストレー ジプールを表示します。ストレージプールをクリックして、ストレージプールの一部である EqualLogic メンバーをすべて右ペインに表示します。 – Dell PowerVault MD ストレージアレイ デバイスグループをクリックして、検
Dell デバイスの関連付け 6 Dell OpenManage Connection では、各 Dell デバイスの基礎となるハードウェアに基づいて、すべての Dell デバイスがそれぞれの階層下に分類されます。Dell シャーシが分類されると、それに対応するブレードサー バーとそれらの Remote Access Controller(RAC)、Dell EqualLogic ブレードアレイがそれぞれのスロット に関連付けられ、I/O モジュール(Dell M-Series スイッチ)はそれぞれの Dell シャーシに関連付けられま す。Dell OEM サーバー、第 12 世代以降の Dell PowerEdge サーバー、Dell PowerVault NX ストレージアレ イ、または Dell ワークステーションの場合、検出された DRAC はそれぞれのホストサーバーに関連付けられ ます。 Dell OpenManage Connections は次の関連性をサポートします。 • Dell OEM サーバーと DRAC • Dell サーバーと DRAC • Dell サーバーおよび
サーバーと CMC デバイスの関連付け TIP の ネットワークビュー に、CMC デバイスに関連付けられているサーバーおよびその RAC を表示するこ とができます。 1. TIP で、可用性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー → Dell 管理下システム → Dell シャーシ → CMC とクリックします。 その CMC デバイスの < CMC サービスタグ> が表示されます。 2. < CMC サービスタグ> を展開して、関連付けられている Dell サーバーと CMC デバイスに関連付けられ ている DRAC のサービスタグを表示します。 3.
メモ: モジュラーサーバーとその FX2 CMC の関連付けが検出後に変更された場合は、正しい関連 付けを表示するために、モジュラーサーバーと関連する RAC を再検出する必要があります。 Dell PowerEdge FM120x4 サーバーモジュールと FX2 CMC デバイスとの関連付け FX2 CMC デバイスに関連付けられた検出済み Dell PowerEdge FM120x4 サーバーモジュールの正常性は、 TIP の ネットワークビュー で表示および監視することができます。 1. TIP で、可用性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー → Dell 管理下システム → Dell シャーシ → FX2 CMC → FX2 CMC_IP アドレス → FX2 CMC_サービスノード ID とクリックします。 2. FX2 CMC を展開して、FX2 CMC システムに関連付けられた検出済み Dell PowerEdge FM120x4 サーバ ーモジュールのサービスノード ID を表示します。 3.
Dell ワークステーションと Dell Remote Access Controller (DRAC)との関連付け Dell ワークステーションに関連付けられた DRAC を TIP の ネットワークビュー に表示することができま す。 1. TIP で、可用性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー → Dell 管理下システム → Dell ワークス テーション → の順にクリックします。 Dell サーバーサブグループは Dell ワークステーション グループにリスト表示されているサーバーのい ずれかを参照します。 Dell ワークステーションサブグループは、Dell ワークステーション グループに分類されるラックワーク ステーション、Windows ワークステーション、Linux ワークステーション、ESXi ワークステーションな どのデバイスを参照します。 2. をクリックして、検出された Dell ワークステーションのサー ビスタグを表示します。 3.
検出された Dell デバイスのポーリング 7 Dell OpenManage Connection for ITNM IP Edition では、検出された Dell デバイスのポーリングは、特定の ポーリングポリシーおよびポーリング定義を使用してデバイスの全体的な正常性状態を監視するメカニズム です。 ポーリングされたデバイスの正常性状態は、次の形式で ネットワークビュー および ホップビュー に表示さ れます。 • 重要 - ハードウェア障害など、データまたは機能の喪失を示すイベント。 • 正常 - 電源装置への電源投入など、コンポーネントの正常な操作を伴うイベント。 • 警告 - 警告しきい値の超過など、潜在的な将来の問題を示す場合があるイベント。 メモ: ポーリングデータの保管 オプションは使用できません。 デバイスの正常性が変化した場合、デバイスの以前の状態が最新の状態で上書きされます。 DCLM のポーリングについては、Dell 帯域外サーバーがシステム上で検出されており、DCLM パラメータが 設定されていることを確認してください。使用可能なライセンスの数に基づいた、可能な D
ポーリング中に Dell PowerVault MD ストレージアレイ(SNMP サポートなし)に到達できない場合、軽度 のアラートが生成されます。このアラートは、デバイスに到達可能になると、次のポーリングアラートによ ってクリアされます。 ITNM フレームワークでの Dell デバイス用ポーリングパラ メータの設定 Dell デバイスのポーリングを開始するには、各 Dell デバイスのポーリングのポリシーおよび定義を設定しま す。サポートされている Dell ポーリングポリシー、ポーリングポリシー定義とその説明は以下のとおりで す。 表 19.
Dell ポーリングポリ シー ポーリングポリシーの定義 説明 DelliDRAC8Poll DelliDRAC8CriticalDef 重要状態に関する iDRAC8 デバイスのポ ーリングに使用されます。 DelliDRAC8WarningDef 警告状態に関する iDRAC8 デバイスのポ ーリングに使用されます。 DelliDRAC7CriticalDef 重要状態に関する Dell DRAC7 デバイス のポーリングに使用されます。 DelliDRAC7WarningDef 警告状態に関する Dell DRAC7 デバイス のポーリングに使用されます。 DellDRACCriticalDef 重要状態に関する Dell DRAC デバイス のポーリングに使用されます。 DellDRACWarningDef 警告状態に関する Dell DRAC デバイス のポーリングに使用されます。 DellFX2CMCCriticalDef 重要状態に関する Dell FX2 CMC デバイ スのポーリングに使用されます。 DellFX2CMCWarningDef 警告状態に関
Dell ポーリングポリ シー ポーリングポリシーの定義 説明 DellZ-SeriesPoll DellZ-SeriesSwitchCriticalDef 重要状態に関する Dell Z-Series スイッ チのポーリングに使用されます。 DellZ-SeriesSwitchWarningDef 警告状態に関する Dell Z-Series スイッ チのポーリングに使用されます。 DellC-SeriesCriticalDef 重要状態に関する Dell C-Series スイッ チのポーリングに使用されます。 DellC-SeriesWarninglDef 警告状態に関する Dell C-Series スイッ チのポーリングに使用されます。 DellN-SeriesSwitchCriticalDef 重要状態に関する Dell N-Series スイッ チのポーリングに使用されます。 DellN-SeriesSwitchWarningDef 警告状態に関する Dell N-Series スイッ チのポーリングに使用されます。 DellW-SeriesSwitchCriti
Linux を実行しているシステムでのポーリングパラメータの 設定 ESXi を実行している Dell サーバー、Dell Connections License Manager(DCLM) 、License Synch、Dell PowerVault NX ストレージアレイ、Dell EqualLogic ストレージアレイ、Dell PowerVault MD ストレージア レイのポーリングパラメータを設定するには、Crontab でタスクの期間をカスタマイズします。 1. エディタでコマンド crontab -e を実行して、cron ジョブを編集します。 2. タスクを選択し、必要に応じて、次のパラメータを変更します。 たとえば、次のとおりです。 • 0 */4 * * * . $NCHOME/env.sh;$NCHOME/precision/perl/bin/perl $NCHOME/ precision/dell/scripts/executeTask.pl ESXi_OEM_POLL $NCHOME • 0 */4 * * * . $NCHOME/env.
デバイス、Dell サーバー、またはワークステーションのポーリングパラメータを設定するには、タスクスケ ジューラ でタスクの期間をカスタマイズします。 1. スタート → ファイル名を指定して実行 に移動し、コマンド taskschd.msc を実行します。 2. 左ペインで、タスクスケジューラライブラリ を選択します。 3.
8 検出された Dell デバイスからのコンソール の起動 Tivoli Integrated Portal(TIP)では、ネットワークビュー からコンソールを起動できます。 TIP で、可用性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー → Dell 管理下システム → <管理下システ ムグループ> の順に移動します。 次の管理下システムグループを使用できます。 • Dell シャーシ • Dell Connection ライセンス付与 • Dell DRAC • Dell ネットワークスイッチ • Dell サーバー • Dell ストレージ Dell OEM サーバーを起動するには、可用性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー → Dell OEM デバイス → サーバー → の順に移動します。 次の Dell OEM デバイスグループを使用できます。 44 • モジュラーサーバー • モノリシックサーバー • Windows サーバー • Linux サーバー • ESXi サーバー
コンソールは、可用性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー → デバイスクラス からも起動で きます。 アクティブイベントリスト内の Dell でポーリングされたイ ベントからのコンソールの起動 ポーリングされたイベントからコンソールを起動するには、IBM Tivoli Netcool/OMNIbus が存在するシステ ムに Netcool/OMNIbus 向け Dell OpenManage Connection バージョン 3.
表 21.
Dell デバイス コンソール起動ツール Dell ストレージ • Dell Compellent ストレージアレイ: • – Dell Compellent Enterprise Manager クライアントコンソール PowerVault MD ストレージアレイ – MD Storage Manager コンソール Dell スイッチ • Dell スイッチ(S-Series、M-Series、Z-Series、C-Series) • – Dell OpenManage Network Manager コンソール Dell W シリーズスイッチ – Dell AirWave Management Platform コンソール iDRAC7 および iDRAC8 • Dell Connections License Manager – Dell Connections License Manager コンソール起動ツール Dell デバイス固有コンソールの起動 1. TIP で、可用性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー の順に移動します。 2.
9 ライセンス Dell OpenManage Connection は、Dell Connections License Manager(DCLM)を使用して Dell OEM サ ーバー、第 12 または 13 世代の Dell PowerEdge サーバー、Dell PowerVault NX ストレージアレイ、または Dell ワークステーションにエージェントフリー帯域外(OOB)監視サポートを提供します。帯域外での Dell サーバー、Dell PowerVault NX ストレージアレイ、または Dell ワークステーションの監視はライセンス機能 です。管理者は、これらの Dell デバイス監視用の Connection ライセンスを取得する必要があります。この ライセンス機能は、ITNM IP Edition における iDRAC7 または iDRAC8 システムの監視を円滑にします。ライ センス機能は、1 台、100 台、250 台、または無制限のノードで使用されます。分類されるのは、ライセン ス対象のノードのみです。 http://en.community.dell.
10 トラブルシューティング 本項では、IBM Tivoli Network Manager(ITNM)IP Edition 向け Dell OpenManage Connection バージョン 3.
Dell サーバーまたはワークステーションが ESXi を実行して いるシステムで検出されると、失効したノードが作成される ESXi オペレーティングシステムを実行している Dell PowerEdge サーバーまたはワークステーションが、 monitorinband が 無効 の設定で検出された場合、帯域内監視で検出されたその ESXi サーバーまたはワーク ステーションに失効したノードが作成されます。これらの古いノードは、Dell 管理下システム → Dell サー バー および Dell 管理下システム → ESXi サーバー グループにそれぞれ表示されます。 次の手順が済んでいることを確認します。 Dell サーバーまたはワークステーションを再検出します。 以降の検出サイクルで待機時間が 0(ゼロ)になっていると、これらの失効したノードは自動的に削除 されます。 検出設定ページの「完全検出エージェント」と「部分検出エ ージェント」に Dell デバイス検出エージェントが表示されな い 次の手順を実行したことを確認します。 1.
検出エージェントとそれぞれの AOC が適切であるにもかか わらず、Dell iDRAC7 または iDRAC8 デバイスが 「DelliDRAC7」または「DelliDRAC8」として分類されない 次の手順を実行したことを確認します。 1. dell_OMC_ITNM_ConfigUtility_v_3_0 を使用して、DCLM 関連パラメータ(DCLM URL、DCLM ユー ザー名、DCLM パスワード、および DCLM ドメイン)を設定します。 2. $NCHOME/precision/dell/ フォルダに移動し、次のファイルが使用可能であることを確認します。 • apache_cxf_lib_v_2_7_3.jar • Dell.Connections.LicensingClient.dll • dell_config.properties • dell_OMC_ITNM_Client_v_3_0 • dell_OMC_ITNM_Helper_v_3_0 • LicenseClient.exe • DellDCLMUtility.exe • snmp4j-2.
検出エージェントと AOC が適切であるにもかかわらず、Dell PowerVault MD ストレージアレイが「DELLMDARRAY」と して分類されない 次の手順を実行したことを確認します。 1. PowerVault MD ストレージアレイコントローラ IP を入力します。 2. $NCHOME/precision/dell/ フォルダに移動し、次のファイルおよびライブラリが使用可能であることを 確認します。 3. • dell_MD_Array_Common • dell_OMC_ITNM_Client_v_3_0 • dell_OMC_ITNM_Helper_v_3_0 • SYMsdk PowerVault MD ストレージアレイが到達可能であることをチェックします。 Dell サーバー(Windows、Linux)、Dell FX2 CMC、VRTX CMC、CMC、および Dell DRAC のポーリングが行われない 次の手順を実行したことを確認します。 1. デバイスが非管理下状態ではないことをチェックする。 2.
• Linux を実行しているシステムの場合 $NCHHOME/platform/linux2x86/jre_1.6.7/jre/bin/java メモ: バージョン 5.5 以降の VMware ESXi を実行している Dell サーバーまたはワークステーショ ンを監視している場合は、バージョン 1.6.0_18(6u18)以降の Oracle JRE を使用して環境変数 DELL_OMC_ITNM_JAVA_PATH を設定します。詳細については、ITNM バージョン 3.0 ユーザーズ ガイドを参照してください。 2. ESXi サーバーが非管理下状態ではないことをチェックします。 3. IBM Tivoli Network Manager(ITNM)IP Edition 向け Dell OpenManage Connection インストールガイ ドで説明されているとおりに、Dell Connection 固有のテーブルおよびビューが作成されていることを チェックします。 4. $NCHOME/etc/precision/DBEntityDetails..
• データベース固有の jar ファイル。ITNM インストールガイドを参照してください。 • dell_config.properties 6. Dell EqualLogic ストレージアレイに到達可能であり、SNMP が有効であることをチェックします。 7. Dell EqualLogic ストレージアレイの定期的なポーリングが タスクスケジューラ /Crontab で設定され ており、有効状態であることをチェックします。 Dell PowerVault MD ストレージアレイ(SNMP サポートな し)のポーリングが行われない 次の手順を実行したことを確認します。 1. Dell PowerVault MD ストレージアレイが非管理下状態ではないことを確認します。 2. IBM Tivoli Network Manager(ITNM)IP Edition 向け Dell OpenManage Connection インストールガイ ドで説明されているとおりに、Dell Connection 固有の表およびビューが作成されていることをチェッ クします。 3.
Dell デバイスが検出および分類されているにもかかわらず、 Dell デバイス固有のビューを表示できない 次の手順を実行したことを確認します。 1. IBM Tivoli Network Manager(ITNM)IP Edition 向け Dell OpenManage Connection インストールガイ ドで説明されているとおりに、$NCHOME/precision/profiles/TIPprofile/etc/tnm/dynamictemplate/ ip_default.xml ファイルがアップデートされていることをチェックします。 2. ITNM のインストールガイドに説明されているとおりに Dell Connection 固有のテーブルおよびビュー が作成されていることをチェックします。 3. ITNM 向け Dell OpenManage Connection に説明されているとおりに $NCHOME/etc/precision/ DBEntityDetails..cfg または $NCHOME/etc/precision/ModelNcimDb.domain.
6. 分散サーバーの場合は、conf.key ファイルがコアコンポーネントから $NCHOME/etc/security/keys/ conf.key ファイルにコピーされていることをチェックします。 SNMP をサポートしている Dell デバイス用にデバイス固有 の 1 対 1 コンソールを起動できない 次の手順を実行したことを確認します。 1. IBM Tivoli Network Manager(ITNM)IP Edition 向け Dell OpenManage Connection インストールガイ ドで説明されているとおりに、コンソール起動ツールが設定されていることをチェックします。 2. $NCHOME/precision/dell/ フォルダに移動し、次のファイルおよびライブラリが使用可能であること を確認します。 • snmp4j-2.3.0.jar • dell_OMC_ITNM_Client_v_3_0.jar • dell_OMC_ITNM_Helper_v_3_0.
表 23.
11 その他の必要マニュアル このガイド以外にも、dell.com/support/manuals で利用できる次のガイドにアクセスすることができます。 サービスタグまたはエクスプレスサービスコードをお持ちですか? で すべてのデル製品のリストから選択す る → 続行 → ソフトウェア、モニタ、周辺機器およびアクセサリ → ソフトウェア とクリックします。お使 いのデルソフトウェアを選択してください で、適切な製品カテゴリをクリックしてマニュアルにアクセスし ます。 次のマニュアルについて、publib.boulder.ibm.com/infocenter/tivihelp/v8r1/index.
12 困ったときは デルへのお問い合わせ メモ: お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購入時の納品書、出荷伝票、 請求書、またはデルの製品カタログで連絡先をご確認ください。 デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを複数提供しています。サポート やサービスの提供状況は国や製品ごとに異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもござい ます。デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせい ただけます。 1. Dell.com/support にアクセスします。 2. サポートカテゴリを選択します。 3. ページの下部にある 国 / 地域の選択 ドロップダウンリストで、お住まいの国または地域を確認します。 4. 必要なサービスまたはサポートのリンクを選択します。 デルサポートサイトからの文書へのアクセス 必要なドキュメントにアクセスするには、次のいずれかの方法で行います。 • 次のリンクを使用します。 – すべての Enterprise システム管理マニュアル — Dell.
– Serviceability Tools – Dell Client Command Suite – 接続クライアントシステム管理 d.