Users Guide
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Dell デバイスの検出と分類
ITNM IP Edition 向け Dell OpenManage Connection はサポートされるすべての Dell デバイスの検出および
分類を容易にします。
サポートされる Dell デバイスの検出および分類を実行するには、Tivoli Integrated Portal(TIP)で次を設定
します。
• 範囲 タブ - 完全なサブネットとマスクまたはサブネットとワイルドカード文字(*)を使用します。
• シード タブ - ダイレクト IP または サブネット IP を使用します。
• SNMP パスワード メニュー - SNMP バージョン 1、バージョン 2、SNMP バージョン 3 向けのユーザーベ
ースのセキュリティモデル(USM)に対して SNMP コミュニティ文字列を使用します。
デバイスが検出されると、デバイスとその詳細が ネットワークビュー および ネットワークホップビュー に
表示されます。
Dell OEM サーバーの検出と分類
Dell OEM サーバーを検出するには、Windows および Linux オペレーティングシステムを実行している Dell
サーバーを検出するための DellServerSNMP 検出エージェント、および VMware ESXi オペレーティングシ
ステムを実行するシステムを検出するための DellServerWsman 検出エージェントが有効になっているこ
とを確認します。
検出された Dell OEM デバイスは次のクラス名で分類されます。
• ESXi Servers - ESXi オペレーティングシステムを実行している OEM サーバー
• Linux Servers - Linux オペレーティングシステムを実行している OEM サーバー
• Modular Servers - Linux オペレーティングシステムを実行している OEM モジュラーサーバーの
• Monolithic Servers - Linux オペレーティングシステムを実行している OEM モノリシックサーバー
• Windows Servers - Windows オペレーティングシステムを実行している OEM サーバー
Tivoli Integrated Portal(TIP)の左ペインで、可用性 → ネットワーク可用性 → ネットワークビュー → Dell
OEM デバイス → サーバー とクリックします。サーバー ペインが右側に表示されます。詳細については、
「Dell デバイスの表示」を参照してください。
メモ: バージョン 5.5 以降の ESXi を実行している Dell OEM サーバーを検出している場合は、バージョ
ン 1.6.0_18(6u18)以降の JRE を使用して、環境変数 DELL_OMC_ITNM_JAVA_PATH を設定します。
デフォルトでは帯域内サーバー検出が有効になっています。OEM デバイスに対して帯域内および帯域外両
方の検出メソッドを使用するときは、それらが重複した情報を作成してしまう場合があります。帯域内検出
を無効にすることによって、重複した情報を防ぐことができます。検出は、設定済みの値を使用して制御す
ることができます。検出と分類は次の値に基づいています。
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