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検出された Dell デバイスのポーリング
Dell OpenManage Connection for ITNM IP Edition では、検出された Dell デバイスのポーリングは、特定の
ポーリングポリシーおよびポーリング定義を使用してデバイスの全体的な正常性状態を監視するメカニズム
です。
ポーリングされたデバイスの正常性状態は、次の形式で ネットワークビュー および ホップビュー に表示さ
れます。
• 重要 - ハードウェア障害など、データまたは機能の喪失を示すイベント。
• 正常 - 電源装置への電源投入など、コンポーネントの正常な操作を伴うイベント。
• 警告 - 警告しきい値の超過など、潜在的な将来の問題を示す場合があるイベント。
メモ: ポーリングデータの保管 オプションは使用できません。
デバイスの正常性が変化した場合、デバイスの以前の状態が最新の状態で上書きされます。
DCLM のポーリングについては、Dell 帯域外サーバーがシステム上で検出されており、DCLM パラメータが
設定されていることを確認してください。使用可能なライセンスの数に基づいた、可能な DCLM 状態は次の
とおりです。
• DCLM 重要 - 使用できるライセンスがありません。
• DCLM 警告 - ライセンスが上限に達しましたが、システムは猶予ライセンスで稼働しています。
• DCLM 正常 - 使用できるライセンスが存在します。
Dell OEM サーバー上では、ポーリングは帯域内および帯域外( OOB )のメカニズムの両方を使用して実行す
ることができます。
Dell OEM サーバー上で有効または無効にすることができるのは帯域内のポーリングの
みです。
第 10 および 11 世代 Dell PowerEdge サーバーまたは PowerVault NX ストレージアレイではポーリングが
帯域内プロセスで実行されますが、第 12 世代および 13 世代 Dell PowerEdge サーバー、PowerVault NX ス
トレージアレイ、または
Dell ワークステーションでは帯域内および帯域外(OOB)メカニズムで実行されま
す。帯域内ポーリングを有効化または無効化できるのは、第 12 および 13 世代 Dell PowerEdge サーバー、
PowerVault NX ストレージアレイ、またはワークステーションのみです。
ESXi を実行している Dell サーバーまたはワークステーションのポーリングでは、サーバーに到達できない、
または WS-MAN 通信に失敗する場合に、軽度のアラートが生成されます。このアラートは、デバイスが到
達可能で WS-MAN 通信が確立されている場合、次のポーリングアラートによってクリアされます。
ポーリング中に Dell EqualLogic デバイスまたは S シリーズスイッチに到達できない、または SNMP 通信に
失敗する場合に、軽度のアラートが生成されます。このアラートは、デバイスが到達可能で SNMP 通信が確
立された場合、次のポーリングアラートによってクリアされます。
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