OpenManage Integration for VMware vCenter vSphere Web Client バージョン 3.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産法 で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書 で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 June 2015 Rev.
目次 1 インストールのクイックスタート.................................................................................... 5 インストールについて..........................................................................................................................................5 作業を開始する前に..............................................................................................................................................5 ハードウェア要件..............................................................................................
ライセンスの交換 ........................................................................................................................................ 25 強制........................................................................................................................................................................ 25 アプライアンスのアップデート................................................................................................................. 25 評価用ライセンス..................................................
1 インストールのクイックスタート インストールについて 本ガイドでは、Dell サーバー上の OpenManage Integration for VMware vCenter (OMIVV) のインストールおよび設 定の手順をステップバイステップで説明します。インストールが完了した後、インベントリ管理、監視とア ラート、ファームウェアアップデート、および保証管理を含むすべての管理面に関する情報については、 dell.
ハードウェア要件 OMIVV は、iDRAC Express または Enterprise を搭載したサーバーに対する全機能サポートがある、複数世代の Dell サーバー向けに完全サポートを提供します。プラットフォームの詳しい情報については、『OpenManage Integration for VMware vCenter Release Notes』(OpenManage Integration for VMware vCenter のリリースノート) (Dell.com/support/manuals)に記載されています。お使いのホストサーバーが適格であることを検証するには、 『OpenManage Integration for VMware vCenter Compatibility Matrix』 (OpenManage Integration for VMware vCenter 互 換性マトリクス)(Dell.
b. vSphere Client または vSphere Web Client を使用して、OMIVV が含まれる Open Virtualization Format (OVF)ファイルを展開します。 c. ライセンスファイルをアップロードします。 d. 管理コンソール を使用して OMIVV を vCenter Server に登録します。 メモ: FQDN を使用した登録が強く推奨されます。IP/FQDN ベースの登録の両方で、vCenter の ホスト名が DNS サーバーによる適切な解決が可能である必要があります。 2. 初期設定ウィザード を完了します。 vSphere Web Client を使用した OMIVV OVF の導入 この手順は、製品 zip ファイル(Dell_OpenManage_Integration_..zip)が Dell ウェ ブサイトからダウンロードおよび解凍されていることを前提としています。 vSphere Web Client を使用して OMIVV OVF を導入するには: 1. 2.
12. ストレージの選択 ウィンドウで、次のいずれかを実行します。 a. 仮想ディスクフォーマットの選択 ドロップダウンリストから、仮想ディスクの保存用にシックプロ ビジョン(レイジーゼロ)、シックプロビジョン(イーガーゼロ)、またはシンプロビジョンを選択し ます。シックプロビジョン(イーガーゼロ)を選択することをお勧めします。 b. VM ストレージポリシー ドロップダウンリストから、ポリシーのいずれかを選択します。 13. 次へ をクリックします。ネットワークのセットアップ ウィンドウが表示されます。 14. 送信元および宛先ネットワークについての詳細が記載されている ネットワークのセットアップ ページ が表示されます。次へ をクリックします。 メモ: OMIVV と vCenter Server は、同じネットワーク上にあることが推奨されます。 15.
図 1. コンソールタブ 5. 製品の 管理コンソール を開くには、ウェブブラウザを開いてアプライアンスの IP アドレスまたはホス ト名を入力します。 IP アドレスは、アプライアンス VM の IP アドレスであり、ESXi ホスト IP アドレスではありません。管理 コンソールにアクセスするには、コンソール上部に示される URL を使用します。 例えば:https://10.210.126.
図 2. 管理コンソール 6.
図 3. 管理コンソール内からの vCenter 登録ウィンドウ 7. 8. vCenter 登録 ウィンドウで、新規 vCenter Server の登録 をクリックします。 新規 vCenter Server の登録 ウィンドウで、次の手順を実行します。 a. vCenter の名前 で、vCenter サーバー IP またはホスト名 テキストボックスにサーバー IP またはホスト 名を入力した後で、説明 テキストボックスに任意の詳細説明を入力します。 メモ: 完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用した登録は必須ではありませんが、強く推奨されます。 インターネットプロトコル (IP) と FQDN ベースの登録の両方で、vCenter のホスト名が DNS サー バーにより適切に解決できる必要があります。 b. 管理者ユーザーアカウントの管理者ユーザー名に管理者ユーザー名を入力します。 ユーザー名 は、 ドメイン \ ユーザー 、 ドメイン / ユーザー 、または ユーザー @ ドメインの形式のい ずれかで入力します。管理者ユーザーアカウントは OMIVV 管理によって使用されます。 c.
メモ: • ライセンスファイルが何らかの形で変更または編集されている場合、ライセンスファイルは機 能せず、元の注文番号を記載した電子メールを download_software@dell.com まで送信する必要 があります。ライセンス XML ファイルはこの手順で使用され、ハードコーディングされたファ イル名では提供されません。 • アップロードに個々のライセンス XML を使用することはできないので、その代わりに圧縮ファ イルに含まれたライセンス XML を使用します。 OMIVV OMIVV が登録されたら、ウェブクライアントホームページの管理カテゴリに表示されます。 図 4. OpenManage Integration for VMware vCenter が vCenter に正常に追加されました。 インストールの検証 次の手順は OMIVV のインストールが正常に行われたことを検証します。 1. vSphere Client ウィンドウをすべて閉じ、新しい VSphere Web Client を開始します。 2.
詳細については、dell.com/support/manuals にある『OpenManage Integration for VMware vCenter version 3.0 User’s Guide』(OpenManage Integration for VMware vCenter 3.0 ユーザーズガイド)を参照してください。 2. vCenter から旧アプライアンスの電源を切ります。 メモ: vCenter からプラグインの登録を解除しないでください。vCenter からプラグインの登録を解 除すると、プラグインによって登録されたアラームすべてが削除され、さらにアクションなどアラ ーム上で実行されたすべてのカスタマイズが削除されます。バックアップ後プラグインの登録を 解除した場合、詳細については、 「旧プラグインの登録が解除された場合に OpenManage Integration for VMware vCenter を回復する」を参照してください。 3. 新しい OpenManage Integration バージョン 3.
旧プラグインの登録が解除された場合に OpenManage Integration for VMware vCenter を回復する 旧バージョンのデータベースのバックアップ取得後にプラグインの登録を解除した場合は、移行に進む前に 次の手順を実行してください。 メモ: プラグインの登録解除により、プラグインによって登録済みアラームに実装されたカスタマイズ のすべてが削除されます。次の手順では、カスタマイズを復元することはできませんが、アラームをデ フォルト状態で再登録します。 1. 「2.x から 3.0 への移行のための移行パス」の手順 3~5 を実行します。 2. 旧プラグインで以前登録したものと同じ vCenter にプラグインを登録します。 3. 「2.x から 3.
2 OpenManage Integration for VMware vCenter の 設定または編集方法の理解 OMIVV の基本情報を入力し、OMIVV アイコンをクリックすると、初期設定ウィザード が表示されます。最初 の起動時に 初回設定ウィザード を使って、設定 を行います。次回のインスタンスには 設定 ページを使用し ます。初期設定ウィザード で、接続プロファイル、保証、インベントリ、イベント、およびアラームを作成 することができます。初期設定ウィザード の使用は最も一般的な手段ですが、前記の作業は、OMIVV の OpenManage Integration → 管理 → 設定 ページからも実行することができます。初期設定ウィザードの詳細 は、『OpenManage Integration for VMware vCenter User Guide』(OpenManage Integration for VMware vCenter ユー ザーガイド)(dell.
• 使用可能なすべての vCenter 1. 初期設定ウィザード の ようこそ 画面で、次へ をクリックします。 2. vCenters ドロップダウンリストから 1 つ、またはすべての vCenter を選択します。 まだ設定されていない、またはお使いの環境に新規 vCenter を追加した場合、 個々の vCenter を選択しま す。vCenter 選択ページでは、1 つまたは複数の vCenter を選択して設定できます。 3.
– • 4.
• Active Directory なしでホスト資格情報を設定するには、次のいずれかを行います。 – ユーザー名 にあるユーザー名は root です。これはデフォルトの ユーザー名 で、変更することは できませんが、Activate Directory が設定されている場合、root に限らず任意の Active Directory ユー ザー名を選択することができます。 – パスワード にパスワードを入力します。パスワードは 127 文字に制限されています。 メモ: OMSA 資格情報は、ESXi ホストに使われたものと同じです。 – パスワードの 確認 にパスワード をもう一度入力します。 – 次のいずれかの手順を実行します。 * ホスト証明書をダウンロードおよび保存して、今後すべての接続でその証明書の検証を行う には、証明書チェックを有効にする を選択します。 * 5. ホスト証明書を保存せず、今後すべての接続で iDRAC 証明書チェックを実行しないようにす るには、証明書チェックを有効にする チェックボックスのチェックを外します。 次へ をクリックします。 6.
3. 変更内容を適用して続行するには、次へ をクリックして保証スケジュール設定に進みます。 保証取得ジョブウィザードの実行 保証取得ジョブ設定は、OMIVV の設定オプションから行います。さらに、ジョブキュー->保証 から保証取得 ジョブを実行またはスケジュールすることもできます。スケジュールされたジョブは、ジョブキューにリス トされています。複数の vCenter が存在する SSO 環境では、シャーシの保証は、いずれかの vCenter の保証が 実行されるときに、すべての vCenter で自動的に実行されます。シャーシプロファイルに追加された場合、保 証は自動的に実行されません。 保証取得ジョブを実行するには以下を行います。 1. 2. 設定ウィザード の 保証のスケジュール ウィンドウで、保証データの取得を有効にする を有効化して、 保証をスケジュールできるようにします。 保証データの取得スケジュール の下で、次の操作を実行します。 a. 保証を実行したい各曜日の横にあるチェックボックスを選択します。 b. テキストボックスに、時刻を HH:MM フォーマットで入力します。 3.
メモ: アプライアンスの復元後、イベントおよびアラーム の設定は、グラフィックユーザーインタ フェースで有効と表示されていても有効化されていません。設定 ページから イベントおよびアラ ーム 設定を再度有効化する必要があります。 4. 適用 をクリックします。 シャーシプロファイルの作成 OMIVV は OMIVV によって管理されている Dell サーバーに関連付けられたすべての Dell シャーシサーバーを 監視できます。シャーシの監視にはシャーシプロファイルが必要です。シャーシ資格情報プロファイルを作 成して、単一または複数シャーシと関連付けることができます。シャーシプロファイルは、次の手順を使用 して作成されます。 1. OpenManage Integration for VMware vCenter で、管理 → プロファイル → 資格情報プロファイル → シャー シプロファイル と選択します。 2. シャーシプロファイル ページで、プラス(+)アイコンをクリックして 新しいシャーシプロファイル を 作成します。 シャーシプロファイルウィザード ページで、次の手順を実行します。 3.
3 その他の構成設定 次の設定はオプションですが、Plug-In 使用して VMware vCenter 内のホストを監視するために使用することが できます。 • 保証期限通知 • ファームウェアアップデートリポジトリ • OMSA ウェブサーバー URL 保証期限通知 保証期限通知の設定の表示 1. OMIVV で、管理 → 設定 タブをクリックします。 2. アプライアンス設定 下で 保証期限通知 をクリックします。 保証期限通知 ページに、以下の内容が表示されます。 3. • 設定が有効または無効のどちらになっているかを表示します。 • 初回警告設定に設定された日数。 • 重要警告設定に設定された定日数。 保証期限通知を設定するには、保証期限通知の設定を参照してください。 保証期限通知の設定 保証期限を警告するように保証期限しきい値を設定することができます。 1. OMIVV で、管理 → 設定 をクリックします。 2. アプライアンス設定 下の 保証期限通知 の右側で 編集 アイコンをクリックします。 3.
ファームウェアアップデートリポジトリ OMIVV の 設定 タブで、サーバーがファームウェアアップデートを受信する場所を設定することができます。 これはグローバル設定です。 ファームウェアリポジトリ設定には、展開されたサーバーをアップデートするために使用されるファームウ ェアカタログの場所が含まれています。カタログの場所は次の通りです。 • Dell(ftp.dell.com) — Dell(ftp.dell.
メモ: OMSA が必要なのは、Dell PowerEdge 第 11 世代のサーバーのみです。 1. OMIVV で、管理 → 設定 をクリックします。 2. vCenter 設定 の下、OMSA ウェブサーバー URL の右側で 編集 をクリックします。 3. OMSA ウェブサーバー URL ダイアログボックスに URL を入力します。 HTTPS およびポート番号を含む完全な URL を含む必要があります。例: https://10.0.0.1:1311 または https://omsaurl:1311 4. これらの設定をすべての vCenter に適用する を選択して、OMSA URL をすべての vCenter に適用します。 このチェックボックスを選択しないと、OMSA URL は 1 つの vCenter にしか適用されません。 5. 対応するホストの サマリ タブで、対応するホストから、リンクが機能しているかどうかを確認します。 6.
4 OpenManage Integration for VMware vCenter ラ イセンス この章は、OMIVV のライセンスに関する詳細について説明しています。3.0 に対する新しい変更点はありませ ん。 メモ: OMIVV のライセンス取得によって、vCenter 接続ライセンスの数が変更することはありません。 vCenter のライセンスの最大数は 10 です。複数の vCenters を登録する必要がある場合、すべての vCenters が同じ SSO の一部であることが必要です。vCenter の別々のインスタンスは、この OMIVV リリ ースではサポートされません。 ライセンスタイプ バージョン 3.0 には 2 つのライセンスのタイプがあります。評価用ライセンスと標準のライセンスです。こ れらのライセンスでは、時間と Dell 第 11 世代以降のホスト数に基づいて機能が制限されています。 評価用ライセンス OMIVV バージョン 3.
メモ: ライセンスファイルは zip ファイルの形式で送信される可能性があります。zip ファイルを解 凍してから、ライセンスファイルのみをアップロードするようにしてください。ライセンスファイ ルは通常、注文番号に基づいて命名されています(123456789.xml など)。 4. ライセンスアップロードが成功したら、アップロードライセンスファイルに成功メッセージが表示され ます。 ライセンスのアップロード後のオプション 新しく購入された製品のライセンスファイル 新しいライセンスを購入すると、新しいライセンスファイルを含む電子メールがデルから送信されます。こ のライセンスは、.xml 形式でお届けしています。ライセンスが zip 形式の場合、アップロードする前に XML ファイルのライセンスを抽出します。 ライセンスのスタッキング OMIVV のバージョン 2.
評価用ライセンス 使用可能なライセンスが失効すると、いくつかの主要分野は作業を停止し、エラーメッセージが表示されま す。 接続プロファイルへのホストの追加 接続プロファイルにホストを追加しようとして、第 11 世代以降のライセンスの数がライセンス数を超過した 場合、ホストを追加することはできません。 26