Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 2.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2017 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。 Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標 は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2017 - 07 Rev.
目次 1 Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 2.1 の概要........................................................... 6 2 Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 2.1 の新機能.................................................................................. 7 3 主な機能........................................................................................................................................................ 9 4 サポートマトリックス.......................................................................................
8 Dell EMC デバイスの保証情報....................................................................................................................... 37 保証情報の属性............................................................................................................................................................... 37 Dell EMC 保証情報パラメータの設定...............................................................................................................................37 保証情報の表示.........................................
iDRAC ウェブコンソールを使用した iDRAC の SNMP トラップ宛先アドレスの設定.......................................................... 47 RACADM を使用した iDRAC の SNMP トラップ宛先アドレスの設定 ............................................................................
1 Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 2.1 の概要 このガイドでは、Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 2.
2 Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 2.1 の新 機能 次の表は、Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 2.1 の新機能と機能性のリストです。 表 1. 新機能と機能性 新機能 説明 新しい Dell EMC デバイスのサポー ト このバージョンでは、次の新しい Dell EMC デバイスを検出および監視することができます。 • Lifecycle Controller（LC）搭載の Integrated Dell Remote Access Controller（iDRAC）を使用した第 14 世代 PowerEdge サーバの新製品 • ハイパーコンバージドインフラストラクチャ（HCI）のプラットフォーム - Dell EMC VxRail および Dell EMC XC シリーズ デバイスサポートの詳細については、『Dell EMC OpenManage Plug-in Version 2.
新機能 説明 • 保証情報の表示 第 14 世代 PowerEdge サーバおよび HCI プラットフォーム向け Integrated Dell Remote Access Controller Console（Integrated Dell Remote Access Controller コンソール） この機能により、第 14 世代 PowerEdge サーバと HCI プラットフォームの保証情報を表示できます。 Knowledge Base（KB）メッセージ SNMP アラートの詳細情報は、当該アラートに関連する KB 記事で取得できます。第 14 世代 PowerEdge サーバと HCI プラットフォームの KB メッセージを表示できます。 の表示 8 Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 2.
3 主な機能 Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 2.1 の主な機能を次の表に示します。 表 2.
4 サポートマトリックス Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 2.1 は、次の表にリストされている Dell EMC デバイスをサポートします。 Datacenter Scalable Solutions 表 3. サポートされている Datacenter Scalable Solutions Datacenter Scalable Solutions（DSS） DSS 1500 DSS 1510 DSS 2500 ハイパーコンバージドインフラストラクチャ（HCI）プラットフ ォーム 表 4.
PowerEdge サーバ 表 5. サポートされている PowerEdge サーバ 第 12 世代 PowerEdge サーバー 第 13 世代 PowerEdge サーバー 第 14 世代 PowerEdge サーバ FM120x4 C4130 R640 M420 C6320 R740 M520 FC230 R740xd M620 FC430 R940 M820 FC630 C6420 R220 FC830 R320 M630 R420 M830 R520 R230 R620 R330 R720xd R430 R820 R530 R920 R530xd T320 R630 T420 R730 T620 R730xd R830 R930 T130 T330 T430 T630 PowerEdge シャーシ 表 6.
Compellent SC-Series ストレージアレイ 表 7. サポートされている Compellent ストレージアレイ Compellent Series 40 Compellent SC4020 Compellent SC8000 EqualLogic PS-Series ストレージアレイ 表 8. サポートされている EqualLogic PS-Series ストレージアレイ EqualLogic PS4100 EqualLogic PS6100 EqualLogic PSM4110 EqualLogic PS6210 EqualLogic PS6500 EqualLogic PS6510 PowerVault MD-Series ストレージアレイ 表 9.
5 デバイスの検出とインベントリ トピック： • デバイス検出について • Dell EMC Device Discovery Utility について • プロトコルパラメータについて • Dell EMC デバイスの検出 • デバイス情報 • Nagios Core コンソールでの Dell EMC デバイスの表示 デバイス検出について このプラグインを Nagios Core コンソールで使用すると、サポートされている Dell EMC デバイスを検出できます。サポートされている Dell EMC デバイス用 の監視プロトコルは次の通りです。 • Dell EMC サーバは、SNMP プロトコルまたは WSMan プロトコルを使用して検出します。 メモ: Dell EMC サーバの検出 1 回につき、SNMP プロトコルか WSMan プロトコルのいずれかを使用できます。一度に両方のプロトコ ルは使用できません。以前に SNMP プロトコルを使用して検出したサーバを WSMan プロトコルを使用して再検出するには（逆も同 じ）、目的のプロトコルのパラメータと共に -f オプショ
メモ: 要件に基づいて、同時に実行できる検出プロセスの数をカスタマイズするには、Dell_EMC_OpenManage_Plugin > resources > dell_pluginconfig.cfg ファイルを開き、次のパラメータのデフォルトの数値を編集します。 process.count.デフォルト値は 20 です。 process.count の推奨値は 1～150 の値です Dell EMC Device Discovery Utility について Dell Device Discovery Utility を実行するには、/dell/scripts に移動し、次の PERL スクリプトを実行します。 perl dell_device_discovery.pl –h Dell EMC Device Discovery Utility で使用可能なオプションがすべて表示されます。 perl dell_device_discovery.
オプション 簡単な説明 説明 このオプションを指定せずにユーティリティを実行 すると、3 つの基本サービスが作成されます。詳 細については、表 3 を参照してください。選択し たプロトコルに基づいて作成されるデフォルトサー ビス . 検出時に選択したオプションに基づいて、次のサービスがそのホストに関連付けられます。 • perl dell_device_discovery.pl を実行するときに -d オプションを指定しないと、基本サービスのみがデフォルトで作成されて、ユーザイ ンタフェースの Services（サービス）の下に表示されます。 メモ: トラップを受信できるように SNMPTT が設定されている必要があります。 • perl dell_device_discovery.pl を実行するときに -d オプションを指定すると、次の表に示す追加サービスが作成され、Nagios Core コンソールの Services（サービス）の下に表示されます。 表 11.
表 12.
サービス 基本サービス Dell EMC ストレージ PS-Series グループの情報 Dell EMC ストレージ PS-Series メンバーのトラップ Dell EMC ストレージ PS-Series メンバーグループのトラップ 詳細サービス Dell EMC ストレージ PS-Series メンバーの物理ディスクの状態 Dell EMC ストレージ PS-Series グループのボリュームの状態 Dell EMC ストレージ PS-Series グループストレージプールの状態 Dell EMC ストレージ PS-Series メンバーの保証情報 表 15.
表 16. パラメータファイル プロトコル通信パラメータ 説明 SNMP snmp.version SNMP バージョンを入力するために使用します。デフォルトのバージョンは 2 です。 snmp.community SNMP コミュニティ文字列のためのユーザーマクロの入力に使用します。 snmp.retries タイムアウト発生時に SNMP 要求が送信される必要がある回数を入力 するために使用します。デフォルトの再試行値は 1 です。 snmp.timeout SNMP タイムアウト値を秒数で入力するために使用します。デフォルトのタ イムアウト値は 3 秒です。 snmp.port SNMP ポート値を入力するために使用します。デフォルトの SNMP ポート 値は 161 です。 WSMan wsman.username WSMan サービスアカウントユーザ名用ユーザマクロを入力するために使用 します。 wsman.password WSMan サービスアカウントパスワード用ユーザマクロを入力するために使 用します。 wsman.
スクリプト構文とオプションの情報が表示されます。詳細については、「Dell Discovery Utility について」を参照してください。 要件に基づいて、次の手順を実行します。 メモ: ユーティリティを実行する前に、プロトコル関連の情報がアップデートされていることを確認します。詳細については、「プロトコル パラメータについて」を参照してください。 IP アドレスまたは FQDN を使用してデバイスを検出する： • perl dell_device_discovery.pl -H マスク付きサブネットを使用して検出する： • perl dell_device_discovery.pl -S マスク付きサブネットのフォーマットの例：11.98.149.0/24 ファイルに存在する IP アドレスの一覧を使用して検出する： • perl dell_device_discovery.
perl dell_device_discovery.pl -H –c デバイス情報 デバイス情報について Dell EMC デバイス情報サービスは、システムに関する基本的な情報を提供します。デフォルトでは、このサービスは 1 日に 1 回ポーリングされます。 表 17.
サービス ステータス Dell EMC ストレージ PS-Series メンバーの情報 Dell EMC ストレージ PS-Series グループの情報 Dell EMC ストレージ MD-Series の情報 可能な状況は次のとおりです。 説明 このサービスは、EqualLogic メンバ ーの基本的なデバイスインベントリ 情報を提供します。 表示される属性 • プライマリコントローラ IP • セカンダリコントローラ名 • セカンダリコントローラモデル • セカンダリコントローラサービスタ グ • セカンダリコントローラ IP • Compellent URL • メンバー名 • 製品ファミリー • OK • 不明 • モデル名 • 重要 • サービスタグ • 警告 • Firmware Version（ファームウェ アバージョン） • シャーシタイプ • ディスク数 • 容量（GB） • 空き容量（GB） • RAID ポリシー • RAID Status • グループ名 • Group IP（グル
Nagios Core で検出された Dell EMC デバイスは、Hosts（ホスト）ビュー、または Services（サービス）ビューで表示できます。 1 Nagios Core でホストを表示するには、左ペインで 現在の状態 の下にある ホスト を選択します。 右ペインにホストが表示されます。 2 Nagios Core でホストに関連づけられたサービスを表示するには、左ペインで 現在の状態 の下にある サービス を選択します。 右ペインにサービスが表示されます。 デバイスの検出とインベントリ 23
6 Dell EMC デバイスの監視 以降の項の説明に従って、Dell EMC デバイスの状態を監視することができます。 トピック： • Dell EMC デバイスの全体的な正常性状態 • Dell EMC デバイスのコンポーネント正常性の監視 • SNMP アラートの監視 Dell EMC デバイスの全体的な正常性状態 Nagios Core コンソールでは、Dell EMC デバイスの全体的な正常性状態を監視できます。全体的な正常性状態は、サポートされている Dell EMC デ バイスのコンポーネントの状態を集約したものです。 全体的な正常性状態について デバイスの全体的な正常性状態は、設定されている間隔に基づいて定期的にポーリングされます。デフォルトでは、全体的な正常性状態サービスのス ケジュールは、1 時間に 1 回の設定になっています。 表 18.
サービス ステータス 説明 WSMan 使用時に表示される 属性 SNMP 使用時に表示される属 性 • プロセッサ • 冷却ユニット メモ: ファンの全 体的な冗長性状 態を示します。 • • ストレージ Chassis Intrusion • ファン メモ: ファンの全 体的な状態を示 します。冗長性 状態は考慮され ていません。 Dell EMC シャーシの全 体的な正常性状態 Dell EMC シャーシの シャーシ全体 グローバルな正常性 状態を提供します。 シャーシ全体 Dell EMC ストレージ PS-Series メンバーの全 体的な正常性 EqualLogic ストレー ジアレイのグローバル な正常性状態を提 供します。 メンバー全体 Dell EMC ストレージ SC-Series の全体的な 正常性状態 Compellent ストレー 該当なし ジアレイのグローバル な正常性状態を提 供します。 Storage Center 全体 Dell EMC ストレージ SC-Series コントローラ の全体的な正常性状態 Compellent ストレ
Dell EMC デバイスのコンポーネント正常性の監視 サポートされている Dell EMC デバイスの個々のコンポーネントの正常性を監視できます。 Dell EMC デバイスのコンポーネント正常性監視について これは、Dell EMC デバイスのコンポーネントレベルの正常性状態に関する正常性監視であり、定期的なポーリングに基づいて行われます。 関連オプションを指定して検出ユーティリティを実行すると、それに対応するサービスが作成されます。このサービスは定期的に実行され、コンポーネントの 全体的な正常性をアップデートします。コンポーネントの状態と情報は、Nagios Core ユーザインタフェースに表示されます。 「Status Information（状態情報）」列のコンポーネント情報のフォーマットは、=, = です。 たとえば、次のとおりです。Status=CRITICAL, FQDD=Fan.Embedded.1, State=Enabled 表 19.
サービス Dell EMC サーバのファン の状態 Dell EMC サーバのバッテ リの状態 Dell EMC サーバのイント ルージョンの状態 ステータス 説明 WSMan 使用時に表示さ れる属性 SNMP 使用時に表示され る属性 • 書き込みポリシー • 書き込みポリシー ステータス FQDD • • ステータス FQDD 状態 • 状態 速度（RPM） • 速度（RPM） ステータス • ステータス Dell EMC サーバ内にあるフ • ァンについて、全体的な正 常性状態を提供します。冗 • 長性状態は考慮されていま • せん。 • Dell EMC サーバ内にある • バッテリについて、全体的な 正常性状態を提供します。 • 場所 • 場所 • 状態 • 状態 • 読み取り • 読み取り ステータス • ステータス 場所 • 場所 状態 • 状態 読み取り • 読み取り • タイプ Dell EMC サーバ内にあるシ • ャーシイントルージョンについ て、全体的な正常性状態 • を提供します。
サービス ステータス Dell EMC サーバの電圧プ ローブの状態 Dell EMC サーバのコント ローラの状態 Dell EMC サーバの電流 量プローブの状態 Dell EMC サーバの SD カ ードの状態 Dell EMC サーバの FC NIC の状態 Dell EMC サーバの保証 情報 28 Dell EMC デバイスの監視 説明 Dell EMC サーバ内にある 電圧プローブについて、全 体的な正常性状態を提供 します。 WSMan 使用時に表示さ れる属性 SNMP 使用時に表示され る属性 • ステータス • ステータス • 場所 • 場所 • 状態 • 状態 • 測定値（摂氏） • 測定値（V）または測 定値 ステータス FQDD • • ステータス FQDD Dell EMC サーバ内にあるス • トレージコントローラについ て、最悪な場合の正常性 • 状態を集約して提供しま • す。 • Dell EMC サーバ内にある 電流量プローブについて、 全体的な正常性状態を提 供します。 Dell EMC サーバ内にあ
表 20.
サービス ステータス Dell EMC シャーシのコントローラ の状態 PowerEdge VRTX シャーシにのみ 適用可能です。 Dell EMC シャーシのエンクロージ ャの状態 PowerEdge VRTX シャーシにのみ 適用可能です。 Dell EMC シャーシの IO モジュー ルの状態 Dell EMC シャーシのスロットの情 報 Dell EMC シャーシの KVM の状 態 Dell EMC シャーシの保証情報 30 Dell EMC デバイスの監視 説明 WSMan 使用時に表示される属 性 • 出力電力（W） • パーツ番号 • スロット Dell EMC シャーシ内にあるストレー • ジコントローラについて、最悪な場 合の正常性状態を集約して提供 • します。 • ステータス FQDD キャッシュサイズ（MB） • ファームウェアバージョン • Name（名前） • 巡回読み取り状態 • セキュリティ状態 • スロットタイプ Dell EMC シャーシ内にあるエンクロ • ージャについて、最悪な場合の正 常性状態を集約して提供
サービス ステータス 説明 WSMan 使用時に表示される属 性 • 出荷日（UTC） • 開始日（UTC） • 終了日（UTC） • 残り日数 表 21.
サービス ステータス • 説明 SNMP 使用時に表示される属性 • 重要 合計サイズ（GB） Dell EMC ストレージ SC-Series のボリュームの状態 Compellent ボリュームについて、最 • 悪な場合の正常性状態を集約し • て提供します。 ステータス Dell EMC ストレージ SC-Series コントローラの保証情報 Compellent ストレージアレイの保 証情報の状態を提供します。 • サービスタグ • サービスレベルの詳細 • アイテム番号 • デバイスタイプ • 出荷日（UTC） • 開始日（UTC） • 終了日（UTC） • 残り日数 ボリューム名 表 23.
メモ: 表 24.
サービス ステータス Dell EMC ストレージ PS-Series メンバーのト ラップ • 不明 • 重要 可能な状況は次のとおりです。 • OK • 警告 • 不明 • 重要 Dell EMC ストレージ PS-Series グループのト 可能な状況は次のとおりです。 ラップ • OK • 警告 • 不明 • 重要 Dell EMC ストレージ SC-Series の管理トラッ 可能な状況は次のとおりです。 プ • OK Dell EMC ストレージ SC-Series コントローラ のトラップ Dell EMC ストレージ MD-Series のトラップ • 警告 • 不明 • 重要 可能な状況は次のとおりです。 • OK • 警告 • 不明 • 重要 可能な状況は次のとおりです。 • OK • 警告 • 不明 • 重要 説明 EqualLogic PS-Series ストレージアレイのトラッ プ情報を提供します。 EqualLogic PS-Series ストレージアレイのトラッ プ情報を提供します。
SNMP アラートを表示するには、次の手順を実行します。 Nagios Core ユーザインタフェースの Current Status（現在の状態） で、Services（サービス） を選択してから、それぞれの Dell EMC デバイ ス固有のトラップサービスに移動します。 最後に受信した SNMP アラートが状態情報に表示され、アラートの重大度がその状態にアップデートされます。受信したすべての SNMP アラート を表示するには、Reports（レポート） > Alerts（アラート） > History（履歴） を選択します。 Dell EMC デバイスの監視 35
7 Dell EMC デバイス固有コンソールの起動 サポートされている Dell EMC デバイス用のコンソールを起動するには、次の手順を実行します。 1 2 Nagios Core コンソールの 現在の状態 下で、次のいずれかを選択します。 • ホスト • サービス • Host Groups（ホストグループ） > Dell EMC デバイスの横にある （Perform Extra Host Actions（追加ホストアクションの実行）アイコン）をクリックします。 対応する Dell コンソールが新しいウィンドウで起動されます。 Dell EMC デバイスとそのコンソール サポートされている Dell EMC デバイスからさまざまな Dell EMC コンソールを起動することで、監視中の Dell EMC デバイスに関する詳細情報を取得で きます。 表 26.
8 Dell EMC デバイスの保証情報 この機能を使用すると、検出された Dell EMC デバイスの保証情報にアクセスできます。この機能により、Dell EMC デバイスの保証の詳細を Nagios Core コンソールで監視できます。保証情報を取得するには、アクティブなインターネット接続が必要です。インターネットに直接アクセスすることができず、 プロキシ設定を使用してインターネットにアクセスしている場合は、ホスト名 api.dell.
メモ: 保証情報パラメータを設定するときは、次の点に注意してください。 • 正の数値のみを入力します。数値以外の値を入力すると、保証の詳細が表示されるときに、保証情報の重大度が Unknown（不明） 状態 になります。 • dell_pluginconfig.
9 Dell EMC デバイスの削除 監視しない Dell EMC デバイスは削除することができます。 1 /dell/config/objects に移動し、対応する .
10 生成されたアラートの Knowledge Base（KB）メッセ ージ Nagios Core コンソールでは、検出された Dell EMC デバイスによって生成された SNMP アラートに関する詳細情報をそのデバイスの KB メッセージから 取得することができます。 KB メッセージの表示 検出された Dell EMC デバイスによって生成された SNMP アラートの KB メッセージを表示するには、次の手順を実行します。 1 Nagios Core コンソールにログインします。 2 左ペインで、現在の状態 の下にある サービス をクリックします。 3 サービス の下にあるそれぞれのデバイストラップまたはアラートに移動し、状態情報 の下にある 詳細情報 ハイパーリンクを右クリックし、新規タブを 開く を選択します。 各デバイスに対応する KB メッセージが新しいタブに表示されます。 4 KB メッセージ ページで、Nagios Core コンソールに表示されているそれぞれのイベント ID または KB メッセージを検索して、このアラートの詳細情 報を表示します。 たとえば、次のとおり
11 トラブルシューティング 本項では、Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-in の使用中に発生する可能性がある問題をリストし、それぞれ解決方法を説明します。 要件を満たしていることを確認、または本項にリストされている手順を実行してください。 Ubuntu セットアップ用の Nagios Core コンソールで、Dell EMC デバイスからの SNMP トラップが受信されない 解決方法: /libexec/eventhandlers/submit_check_result 内で #!/bin/sh を #!/bin/bash に置換してから、SNMPTT と Nagios サービスを再起動します。 Nagios コンソールで eqlMemberGatewayIPAddrChanged トラップが取得され ない 解決方法: EqualLogic メンバーのゲートウェイの IP アドレスを変更したら、EqualLogic メンバーまたは EqualLogic グループからトラップリスナーへの接続 が使用可能であるようにする必要があります。
推奨：Nagios 管理者権限。 2 アンインストールスクリプトが Dell EMC OpenManage プラグインをインストールした場所から実行されている。 検出スクリプトの実行に失敗する 1 検出スクリプトに適切な許可がある。 推奨：Nagios 管理者権限。 2 スクリプトの実行中に適切な引数が提供されている。 選択したプロトコルが 1 （SNMP）のとき、検出スクリプト が IPv4/IPv6 アドレス、またはホストのホストおよびサービ ス定義ファイルを作成しない 1 Net-SNMP がインストールされている。 2 その IP アドレスまたはホストが到達可能である。 3 指定された IP アドレスまたはホストで SNMP が有効になっている。 4 検出を実行する前に、次のファイルで適切なプロトコル資格情報が正しく設定されている。 dell_resource.cfg .dell_device_comm_params.
Nagios Core コンソールに、Dell EMC 検出スクリプトを使 用して検出した Dell EMC デバイスが表示されない 1 ホスト定義ファイルおよびサービス定義ファイルが /dell/config/objects フォルダ内に存在する。 2 検出の実行後に Nagios サービスが再起動されている。 3 ホスト定義ファイルおよびサービス定義ファイルに適切な許可がある。 Nagios Core コンソールに、Dell EMC 検出スクリプトを使 用して検出した Dell EMC デバイスのトラップサービスが表 示されない 1 SNMPTT がインストールされている。 2 SNMPTT がインストールされていない場合、トラップサービスは検出されたいずれの Dell EMC デバイスにも作成されません。 3 SNMPTT のインストール後、トラップ統合を確実に実行します。 トラップ統合を実行するには、/dell/install で次のコマンドを実行します。 ./install.
3 次のファイルで、該当の WSMan パラメータが正しく設定されている。 dell_resource.cfg .dell_device_comm_params.cfg Dell EMC OpenManage Plug-in 固有のサービスで、 「Component Information = UNKNOWN（コンポーネント 情報 = 不明）」というメッセージが表示される メモ: これは、検出された Dell EMC デバイスでそのコンポーネントが使用可能でない場合なら、予期されるメッセージです。 コンポーネントが使用可能なのに、このメッセージを受信する場合、メッセージの原因はプロトコルのタイムアウトです。プロトコル固有のタイムアウト値（必 須）を .dell_device_comm_params.cfg ファイルで設定します。 Dell EMC デバイスによって生成された SNMP アラートが Nagios Core コンソールに表示できない 1 トラップの統合を行い、/dell/install から次のコマンドを実行します。 ./install.
2 /dell/install に移動し、次のコマンドを実行します。 ./install.sh java 3 Nagios Core サービスを再起動します。 4 Dell EMC シャーシデバイスを再検出します。 Dell EMC デバイスのアラートを受信しても、全体的な正常 性状態が更新されない 検出された Dell EMC デバイスについて全体的な正常性サービスが作成されていない場合は、Dell EMC デバイストラップでは全体的な正常性状態が トリガされません。デバイスについての全体的な正常性サービスが存在する場合は、次の点を確保してください。 1 ファイル /libexec/eventhandlers/submit_check_result が存在する。 2 トラップ設定ファイル Dell_Agent_free_Server_Traps.
12 よくあるお問い合わせ（FAQ） 1 質問: Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-in のライセンスに関する情報を教えてください。 回答：このプラグインは無料でインストールして使用することができます。 2 質問: このプラグインでサポートされている Dell EMC ハードウェアモデルを教えてください。 回答: サポートされている Dell EMC プラットフォームのリストについては、「サポートマトリックス」を参照してください。 3 質問: 前の世代のサーバ（第 9 世代～第 11 世代）を自社のデータセンターで使用しています。このプラグインを使用して、これらのサーバを監視 できますか? 回答: いいえ、このプラグインでは、前の世代のサーバ（第 9 世代～第 11 世代）を監視できません。このプラグインを使用し、LC 搭載 iDRAC を 通じて監視できるのは、第 12 世代以降の PowerEdge サーバでサポートされている Dell サーバだけです。前の世代のサーバを監視するために は、Nagios Exchange で使用できる別のプラグインが
A 付録 iDRAC ウェブコンソールを使用した iDRAC の SNMP パラ メータの設定 1 iDRAC（第 12 世代以降の PowerEdge サーバ）Web コンソールを起動して、コンソールで Network（ネットワーク） > Services（サービス） に移動します。 2 次の手順で SNMP エージェントプロパティを設定します。 a Enabled（有効）を True に設定し、SNMP Protocol（SNMP プロトコル）を All（すべて）（SNMP v1/v2/v3）に設定します。 b コミュニティ文字列で SNMP コミュニティ名 を設定します。 c 適用 をクリックして設定を送信します。 メモ: プラグインは、iDRAC との通信に SNMP v1 または SNMP v2 プロトコルのみを使用します。 RACADM スクリプトを使用した iDRAC の SNMP パラメ ータの設定 1 次の ssh コマンドを実行して、iDRAC RACADM CLI を起動します。 ssh root@ 2 次のコマンドを実行して、コマンドモード
• 4 アラートとリモートシステムログの設定 セクションで、必要なフィールドを選択します。これにより、SNMP アラートが設定されます。 右ペインで、SNMP と電子メール設定 タブをクリックし、次のアクションを実行します。 • IP 送信先リスト セクションで、要件に応じて 宛先アドレス フィールドに入力し、それぞれの 状態 チェックボックスが選択されていることを確認し て 適用 をクリックします。 • IP 送信先リスト セクションの一番下にある コミュニティ文字列 と SNMP アラートポート番号 を必要に応じて設定し、適用 をクリックしま す。 • SNMP トラップフォーマット セクションで、必要な SNMP トラップフォーマットを選択し、適用 をクリックします。 RACADM を使用した iDRAC の SNMP トラップ宛先アド レスの設定 1 次の ssh コマンドを実行して、iDRAC RACADM CLI を起動します。 ssh root@ 2 次のコマンドを実行して、コマンドモードを racadm に変更します。 racadm 3 次のコマン
