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表5-23は、プラットフォームイベントを設定できるコンポーネントとイベントの一覧を表示します。 コンポーネントはアルファベット順に表示しますが、警告イベントは常にコンポーネントのエラーイベン
トより先に表示します。
表 5-23.omconfigsystemplatformevents
omconfig system events
omconfig system events コマンドを使用して、システムのコンポーネントの SNMP トラップを有効および無効にします。
omconfig system events コマンドの「名前=値」ペアには 4 つのパラメータがあります。
l ソース
l 種類
l 重大度
l index
ソース
現在のところ、SNMP が唯一のサポートされた、システムコンポーネントイベント通知ソースなので、source=snmptraps が必要な「名前=値」のペアです。
シャットダウン処置
説明
alert=disable
SNMP 警告を無効にします。
alert=enable
SNMP 警告の送信を有効にします。
action=none
システムがハング、またはクラッシュしたときに処置を行いません。
action=powercycle
システムの電源をオフにしてから、一時停止し、再度電源をオンにして、システムを再起動します。
action=poweroff
システムの電源をオフにします。
action=reboot
オペレーティングシステムを強制終了し、システム起動を開始して、BIOS チェックを実行してからオペレーティングシステムを読み込み直します。
イベント名
説明
alertsenable=true |
false
true: プラットフォームイベントフィルタ警告の生成を有効にします。
false: プラットフォームイベントフィルタ警告の生成を無効にします。
メモ: この設定は個別のプラットフォームイベントフィルタ警告設定とは無関係です。 プラットフォームイベントフィルタで警告を生成するには、個別の警告とグロ
ーバルイベント警告の両方を有効にする必要があります。
event=batterywarn
バッテリがエラーの状態を保留していることをバッテリデバイスが検出した場合の処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=batteryfail
バッテリデバイスでバッテリが失敗したことが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=discretevolt
別々の電圧プローブで電圧が低すぎて適切な操作が行えないことが検出された場合、処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=fanfail
ファンプローブでファンの稼動が遅すぎる、または動いていないことが検出された場合、処置を設定したり警告生成を有効または無効にします。
event=hardwarelogfail
ハードウェアログでエラー値が検出された場合、警告生成を有効または無効にします。
event=intrusion
シャーシが開かれた場合に処置を設定したり、警告生成を有効または無効にします。
event=powerwarn
電源デバイスプローブで電源、電圧規制モジュール、DC ツー DC 変圧器がエラー条件を保留にしている場合に処置を設定したり警告生成を有効または無効にし
ます。
event=powerabsent
プロセッサプローブで電源装置が不在であることが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=powerfail
電源デバイスプローブで電源、電圧規制モジュール、DC ツー DC 変圧器が失敗した場合に処置を設定したり警告生成を有効または無効にします。
event=processorwarn
プロセッサプローブによってプロセッサがピークパフォーマンスまたは速度を下回っていることが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にし
ます。
event=processorfail
プロセッサプローブでプロセッサが失敗したことが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=processorabsent
プロセッサプローブでプロセッサが不在であることが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=redundegrad
システムのファンまたは電源が動作不能になり、その結果そのコンポーネントの冗長性が不完全になった場合に処置を設定するか、警告生成を有効または無効にし
ます。
event=redunlost
システムのファンまたは電源が動作不能になり、その結果そのコンポーネントの冗長性が失われたか「動作している冗長コンポーネントがない」状態になったときに
処置を設定するか、警告生成を有効または無効にします。
event=tempwarn
温度プローブで温度が最大温度または最低温度に近づいていることが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=tempfail
温度プローブで温度が高すぎ、または低すぎて適切な操作ができないことが検出された場合に処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=voltfail
電圧プローブで電圧が低すぎて適切な操作が行えないことが検出された場合、処置を設定するか警告生成を有効または無効にします。
event=watchdogasr
システムがハングした、または応答していない場合、ASR によって設定された警告生成を有効または無効にします。
メモ: すべてのイベントの種類がシステム上にあるとは限りません。