Users Guide
omreport system assetinfo コマンドを使用すると、取得、減価償却、および保証情報などのシステムの所有コストデータが表示されます。これらのフィールドを設定するには、omconfig
system assetinfo コマンドを使用する必要があります。「omconfig Instrumentation Service(計装サービス)を使ったコンポーネントの管理」を参照してください。
omreport system events
omreport system events コマンドを使用すると、現在有効または無効の SNMP トラップが表示されます。 このコマンドは、イベントが生成される各コンポーネントの概要を表示します。 各コンポ
ーネントについて、報告するように設定されている重大度と、報告されないように設定されている重大度がレポートに示されます。 いくつかのコンポーネントの出力例を次に示します。
omreport system events
Current SNMP Trap Configuration
-----------
System
-----------
Settings
Enable: Informational, Warning and Critical
Disable: None
---------------
Power Supplies
----------------
Settings
Enable: Informational, Warning and Critical
Disable: None
-----------
Fans
-----------
Settings
Enable: Critical
Disable: Informational and Warning
(omreport system events
現在の SNMP トラップ設定
-----------
システム
-----------
設定
有効:情報、警告、重要
無効:なし
---------------
電源装置
----------------
設定
有効:情報、警告、重要
無効:なし
-----------
ファン
-----------
設定
有効:重要
無効:情報、警告)
完全なレポートには、イベントを生成できるシステムのすべてのコンポーネントの設定が一覧になります。
特定の種類のコンポーネントの状態を表示するには、omreport system events type=<コンポーネント名> コマンドを使用します。このコマンドは、イベントが生成される各コンポーネントの概要
を表示します。 表4-6 は、さまざまな種類のコンポーネントのイベントを表示します。
表 4-6.コンポーネントの種類別のシステムイベント
メモ: 一部のコンポーネントの種類は、システムで使用できないものもあります。
「名前=値」のペア
説明
type=accords
AC 電源コードのイベントを報告します。
type=battery
バッテリのイベントを報告します。
type=currents
ファンアンペアプローブのイベントをレポートします。
type=fanenclosures
ファンエンクロージャのイベントをレポートします。
type=fans
ファンのイベントを設定します。
type=intrusion
シャーシイントルージョンのイベントをレポートします。
type=log
ログのイベントを設定します。
type=memory
メモリのイベントを設定します。
type=powersupplies
電源装置のイベントをレポートします。
type=redundancy
冗長性のイベントを設定します。
type=temps
温度のイベントを設定します。
type=volts
電圧のイベントを設定します。