Users Guide
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バージョン 5.0 の新機能
DellOpenManage™ServerAdministratorバージョン 5.0 ユーザーズガイド
l SUSE®LINUX Enterprise Server(バージョン 9)、Intel®Extended Memory 64 Technology(Intel EM64T)システム SP3 に対するサポートを追加
l 次の RAID カードに対するサポートを追加: PERC 5/i アダプタ、PERC 5/i Integrated、SAS 5/E アダプタ、SAS 5/i Integrated、SAS 5/iR アダプタ、および SAS 5/iR Integrated
l 次の Dell™PowerEdge™システムに対するサポートの追加: 1900、1950、1955、2900、および 2950
l Dell Remote Access Controller(DRAC)5 に対するサポートの追加
l バッテリセンサーをモデルとしたバッテリセンサーに対するサポーの追加
l Filesystem Hierarchy Standard バージョン 2.3 に対するサポートの追加
l Intelligent Platform Management Interface(PMI)2.0 に対するサポートの追加
IPMI 規格は、メインプロセッサから独立してキープラットフォームのモニタリングおよび管理を行うハードウェアまたはソフトウェアのサブシステムを定義します。 仕様は、専用のマイクロコントロ
ーラまたはベースボード管理コントローラ(BMC)に基づき、システム管理に対するメッセージベースの通信プロトコルを定義します。
アップデートには、アドイン管理コントローラ付きのIPMI 準拠 BMC の使用に対するサポートを強化する新たなオプションコマンドが含まれています。 Server Administrator では、システム
イベントログ(SEL)の API が IPMI 2.0 に準拠しています。
l Intel ブランドに対するサポートを追加
Intel は、サーバーおよびワークステーションプラットフォーム上のコンポーネント識別を変更しました。 コンポーネントはプロセッサの番号、チップセットの番号または名前、ボードの番号または
名前になっています。 詳細については、Intel のウェブサイトを参照してください。
l 前面パネル LCD の設定に対するサポートの追加
前面パネル LCD のメッセージをカスタマイズすることができます。 ただし、エラーまたは警告中にはシステムアラートが表示されます。 デフォルトの LCD メッセージはサーバーモデルの名前
です。 メッセージは英語で表示され、言語を変更することはできません。
l 起動後のコンソールリダイレクトの追加設定
COM1 および COM2 ポートを使ってコンソールリダイレクトを設定することができます。 COM1 および COM2 は、割り込み共有をサポートしない標準シリアル通信ポートです。 コンソールリ
ダイレクトを設定するには、システム® メインシステムシャーシ® BIOS® 設定® シリアル通信 を選択します。
l 警告ログエントリに対するイベントヒントの追加
イベントヒントの説明を表示するには、システム® ログ® 警告 を選択します。個々のイベント ID をクリックすると、そのイベント ID の詳細リスト、詳細説明、重要度および原因が表示されま
す。 イベント ID の詳細リスト、詳細説明、重要度および原因については『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。
l TCP/IP Offload Engine(TOE)が有効かどうかのレポート
グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)で TOE が有効かどうかをチェックするには、
システム® メインシステムシャーシ® ネットワーク
を選択します。CLI では、omreport chassis nics index=n (n は NIC インデックス)と入力します。
l 日付 などの新しいフィールドを含むフィールドで交換可能なパーツ(FRU)のサポートをアップデート
GUI では、システム® メインシステムシャーシ® プロパティ を選択します。
CLI では、omreport chassis fru. と入力します。
l USB ポートの設定に対するサポートの追加
GUI では、システム® メインシステムシャーシ® BIOSを選択します。
CLI では、omconfig chassis biossetup attribute=uausb setting=<on | backonly | off> と入力します。
l CPU 仮想化テクノロジ および CPU ハイパースレディングに対するサポートの追加
GUI では、システム® メインシステムシャーシ® BIOS® 設定 を選択します。詳細については「Server Administrator オンラインヘルプ」を参照してください。
CPU 仮想化テクノロジに対し、CLI では omconfig chassis biossetup cpuvt と入力します。
CPU ハイパースレディングに対しては、omconfig chassis biossetup cpuht と入力します。
詳細については『DellOpenManage™インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してください。
CPU ハイパースレディングでは、各プロセッサのコアは最高 2 つの論理デバイスプロセッサまでサポートします。 このオプションが有効な場合(デフォルト)、BIOS は すべての論理デバイス
プロセッサをレポートします。 このオプションが無効な場合、BIOS は 1つのコアに対し 1 つの論理デバイスプロセッサのみをレポートします。
仮想化テクノロジが有効な場合、仮想化テクノロジにより提供される追加ハードウェア機能が使用可能になります。
l サービスおよび実行可能ファイルに対しDell スタンダード名称仕様を使用
l 『Dell PowerEdge Installation and Server Management CD』のみを使用して Server Administrator 5.0 のアップグレードを実現。
l GNU Compiler Collection(GCC)コンパイラサポートを 3.x にアップデート。
l 次の Dell PowerEdge システムに対するサポートを削除。x4xx および x5xx
l Array Manager に対するサポートを削除。
l Local Response Agent(LRA)に対するスピーカー呼出音 処置を削除。