Users Guide
シャットダウン
サブタブ: リモートシャットダウン | サーマルシャットダウン | Web Server シャットダウン
シャットダウン タブでは次のことができます。
l オペレーティングシステムのシャットダウンとリモートシャットダウンのオプションを設定します。
l 温度センサーが警告またはエラー値を返したときにシステムをシャットダウンするサーマルシャットダウンの重大度レベルを設定します。
l Server Administrator のセキュリティ保護されたポートサーバー(Web Server)をシャットダウンします。
ログ
サブタブ: ハードウェア | 警告 | POST | コマンド
l ログ タブでは以下のことができます。
l システムのハードウェアコンポーネントに関連したすべてのイベント一覧の組み込みシステム管理(ESM)ログまたはシステムイベントログ(SEL)を表示できます。 ログが 80% の容量に達する
と、ログ名の隣の状態インジケータアイコンが緑のチェックマーク( )から、感嘆符の入った黄色い三角形( )に変化します。 Dell™PowerEdge™x8xx および x9xx では、ログファイ
ルの容量が 100% に到達すると、ログ名の隣にある状態インジケータアイコンは、赤の X( )に変わります。
l センサーやその他のモニタパラメータの変更に対する応答として、Server Administrator Instrumentation Service が生成したすべてのイベント一覧の警告ログを表示します。
l システム起動時に記録された POST コードのリストと対応する説明が入った POST ログを表示します。
l Server Administrator ホームページまたはコマンドラインインタフェースから実行した各コマンド一覧が入ったコマンドログを表示します。
警告管理
サブタブ: 警告処置 | プラットフォームイベント | SNMP トラップ
警告管理 タブでは以下のことができます。
l 現在の警告処置設定の表示と、システムコンポーネントセンサーが警告値またはエラー値を返したときに実行する警告処置を設定します。
l 現在のプラットフォームイベントフィルタ設定の表示と、システムコンポーネントセンサーが警告値またはエラー値を返したときに実行するプラットフォームイベントフィルタ処置を設定します。 ま
た、送信先の設定オプションを使用して、プラットフォームイベントの警告を送信する送信先を選択します。
l 現在の SNMP トラップ警告しきい値を表示し、計装されたシステムコンポーネントの警告しきい値のレベルを設定します。 選択した重大度レベルのイベントをシステムで生成された場合に、選
択したトラップがトリガされます。
診断
サブタブ: 選択 | レビュー | 状態 | 結果 | ハードウェアの変更 | 設定 | スケジュールされたタスク
診断 タブでは以下のことができます。
l システムにインストールされているコンポーネントで使用できる診断テストを表示して、実行を選択します。
l 選択したテストをレビューします。
l 実行中のテストの状態を表示します。
l 実行された診断テストの結果を表示します。
l 現在のハードウェア構成に変更があればそれを表示します(ハードウェア構成の相違)。
l 診断テストとログファイルの設定を変更します。
メモ:応答していないシステムをウォッチドッグが識別している場合は、設定したタイムアウト時間
(n 秒)に従って自動システム回復処置が実行されない可能性があります。 処置の実行時間は n-h+1 ~ n+1 秒で、n は設定したタイムアウト時間、h はハートビート間隔です。 ハートビート
間隔の値は n <= 30 の場合は 7 秒、n > 30 の場合は 15 秒です。
メモ:システム DRAM Bank_1 で修復できないメモリイベントが発生した場合に、ウォッチドッグタイマー機能の動作を保証できません。 修復できないメモリイベントがこの場所で発生すると、こ
の領域の BIOS コードレジデントが破損する場合があります。 ウォッチドッグ機能は BIOS への呼び出しを使ってシャットダウンまたは再起動の動作を実行するので、この機能は正常に作動し
ません。 この問題が起こった場合は、手動でシステムを再起動する必要があります。
メモ:サーマルシャットダウンは、センサーによって報告された温度が温度しきい値を超えた場合にのみ発生します。 サーマルシャットダウンは、センサーによって報告された温度が温度
しきい値を超えない場合はサーマルシャットダウンは起こりません。
メモ:セキュリティ保護されたポートサーバーがシャットダウンされても、CLI を使用して Server Administrator を使用することができます。 CLI 機能では、セキュリティ保護されたポ
ートサーバーが実行されている必要はありません。
メモ:セキュリティ保護されたポートサーバーは、再起動後に自動的に起動されるので、システムが起動するたびにセキュリティ保護されたポートサーバーをシャットダウンする必要があ
ります。
メモ:容量が 80 % に達したら、ハードウェアログをクリアすることをお勧めします。 ログの容量が 100 % に達してしまうと、最新のイベントはログから破棄されます。
メモ:各警告イベント ID の説明、重大レベルおよび原因などの完全な説明は、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。
メモ:ログの表示、印刷、保存および電子メールについての完全な説明は、「Server Administrator ログ」を参照してください。
メモ:すべての潜在的なシステムコンポーネントのセンサーに対する警告処置は、システム上になくても 警告処置 ウィンドウに一覧表示されます。 システム上にないシステムコンポー
ネントセンサーに対して警告処置を設定しても、効果はありません。