Users Guide
表11-1 に、診断テストから報告された各種の結果とイベントを一覧で示します。
表 11-1 結果とイベント
Diagnostic Service 機能
「Diagnostic Service でサポートされたデバイス」の項で一覧表示したデバイスの診断テストのほかに、Diagnostic Service は次の機能を提供しています。
l デバイスの列 挙
この機能によって、システムのすべてのテスト可能なデバイスを再列挙できます。
この機能にアクセスするには、診断 タブ をクリックしてから 再列挙 をクリックします。
l デバイスおよびテスト選択
この機能によって、診断テストを実行するデバイスと実行するテストを選択できます。
この機能にアクセスするには、診断 タブ をクリックしてから 設定 をクリックします。
l 診断スケジューラ
この機能によって、指定の時間と頻度で実行する診断テストを選択できます。
この機能の設定方法についての詳細は、「診断のスケジュール設定」を参照してください。
l 診断テストの確認
この機能によって、選択した診断テストを確認できます。
この機能にアクセスするには、診断 タブ をクリックしてから レビュー をクリックします。
l 診断テストの状態
この機能によって、実行中の診断テストの状態を表示できます。
この機能にアクセスするには、診断 タブ をクリックしてから 状態 をクリックします。
l 診断結果履歴
この機能を使うと、結果履歴ログファイルを表示できます。 このログファイルには、これまでに実行された診断テスト結果の記録が含まれています。 診断アプリケーション設定 ウィンドウでこの
ログファイルの最大サイズを指定できます。
この機能にアクセスするには、診断 タブ をクリックしてから 結果 をクリックします。
l ハードウェア構成変更
この機能を使うと、システムまたはセキュリティ保護されたポートサーバーの再起動時から、または再列挙が実行されてから、テスト対象デバイスに対して行われた変更を表示できます。 ハード
ドライブの追加、または削除などシステム設定に変更があれば、それを報告します。
この機能にアクセスするには、診断 タブ をクリックしてから ハードウェアの変更 をクリックします。
l ハードウェア構成変更履歴
この機能を使うと、ハードウェア構成変更の履歴が含まれるログファイルを表示できます。
この機能にアクセスするには、診断 タブ をクリックしてから ハードウェアの変更 をクリックし、ハードウェアの変更履歴 をクリックします。
Diagnostic Service のアップグレード
Diagnostic Service アップグレードは、DellOpenManage™ServerAdministratorのアップグレード中に自動的に行われます。
Dell OpenManage Server Administrator アップグレードの手順についての詳細は、『Dell OpenManage インストールとセキュリティユーザーズガイド』を参照してください。
アップグレード中、以下の機能は保持されます。
結果
説明
パス
テストは正常に完了しました。 これは、情報イベントに生じます。
失敗
重要なエラーが発生したためテストは失敗しました。 これにより、エラーイベントが発生し、エラーメッセージが表示されます。
異常な状態
内部エラーが発生したか、またはリソースを利用できないため、テスト結果を判定できません。 これにより、警告イベントが発生し、警告メッセージが表示されます。
中止
テストはユーザーにより中止されました。
メモ:Diagnostic Service は、Server Administrator 2.0 から Server Administrator 5.x またはそれ以降へアップグレードできます。 しかし、Server Administrator 1.x から
Server Administrator 2.x へはアップグレードできません。