Users Guide
DRAC を選択するにより、システムのリモートシステム管理機能にアクセスできます。Server Administrator DRAC は、動作不能システムへのアクセス、システムがダウンしているときの警告通知、
システム再起動などの機能などを提供します。
リモートアクセス オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ特権に従って、プロパティ、設定、ユーザー タブが表示されます。
プロパティ
サブタブ: 情報
プロパティ タブでは、一般的な BMC または DRAC 情報を表示できます。 デフォルトにリセット をクリックすると、すべてのアトリビュートがシステムのデフォルト値にリセットされます。
設定
サブタブ: LAN | シリアルポート | シリアルオーバー LAN
BMC を設定する場合、設定 タブで、LAN 上の BMC、BMC のシリアルポート、およびシリアルオーバー LAN 接続の BMC を設定できます。
DRAC を設定する場合、設定 タブで、
l ネットワークのプロパティを設定します。
l SNMP トラップを設定します。
l デマンドダイヤルアウトエントリを設定します。
l ダイヤルインユーザーを設定します。
l リモート起動パラメータなどのリモートのプロパティを設定します。
l モデムのプロパティを設定します。
ユーザー
サブタブ: リモートアクセスユーザー
ユーザー タブで リモートアクセスユーザー設定を変更できます。 Remote Access Service ユーザーについての情報を追加、設定、表示できます。
スロット
スロット オブジェクトをクリックすると、拡張カードなど、プリント回路基板を使用するシステム基板のコネクタまたはソケットを管理できます。 スロットオブジェクト処置ウィンドウにはプロパティ タブがあ
ります。
プロパティ
サブタブ: 情報
プロパティ タブでは、各スロットと取り付けられたアダプタについての情報を表示できます。
温度
温度 オブジェクトをクリックすると、システム温度を管理して、内部コンポーネントへの熱損傷を防ぐことができます。 Server Administrator は、システムのシャーシのさまざまな場所で温度をモニタ
して、シャーシ内部の温度が高くなりすぎないようにします。 温度 オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ特権に従って、 プロパティ タブと 警告管理 タブが表示されます。
プロパティ
サブタブ: 温度プローブ
プロパティ タブで、システムの温度プローブの現在の読み取りと状況を表示したり、温度プローブ警告しきい値の最大および最小値を設定することができます。
警告管理
サブタブ: SNMP トラップ | 警告処置
警告管理 タブでは以下のことができます。
l 現在の警告処置設定の表示と、温度プローブが警告値またはエラー値を返したときに実行する警告処置の設定を行います。
l 現在の SNMP トラップ警告しきい値を表示し、温度プローブの警告しきい値のレベルを設定します。 選択した重大度レベルのイベントをシステムで生成された場合に、選択したトラップがトリガ
されます。
電圧
メモ:Server Administrator 以外のアプリケーションを使用して Server Administrator を実行中に BMC を設定すると、Server Administrator によって表示される BMC 設定データ
が BMC と非同期になることがあります。 Server Administrator を実行中は Server Administrator を使用して BMC を設定されることをお勧めします。
メモ:一部の温度プローブフィールドは、システムで使用されているファームウェアの種類が BMC か ESM かによって異なります。 一部のしきい値は BMC ベースのシステムでは編集できま
せん。 プローブしきい値を割り当てるとき、入力した最小値または最大値が割り当て可能な値に自動的に四捨五入される場合があります。
メモ:ユーザーは外部シャーシの最小温度プローブしきい値と最大温度プローブしきい値を整数でのみ設定できます。 ユーザーが最小温度プローブしきい値または最大温度プローブしきい値
を小数点が含まれる値に設定すると、小数点の前の整数だけがしきい値設定として保存されます。