Users Guide
バイナリ
0と1を使って情報を表す2進法。コンピュータは、2進法による数字の順序と計算に基づいて処理を実行します。
バス
コンピュータ内部の各コンポーネント間のデータ伝送経路。システムには、拡張バスが搭載されています。この拡張バスによって、システムに接続されているすべての周辺機器のコントローラとマイ
クロプロセッサが通信することができます。また、マイクロプロセッサと RAM 間の通信を行うために、アドレスバスとデータバスも搭載されています。
バックアップ
プログラムまたはデータファイルのコピー。安全対策として、コンピュータのハードディスクドライブは定期的にバックアップしてください。システムの設定を変更する前に、重要な起動ファイルをオペレ
ーティングシステムからバックアップしてください。
パラメータ
プログラムに指定する値またはオプション。パラメータは、「スイッチ」または「引数」と呼ばれることもあります。
パラレル ポート
システムにプリンタを接続するときに、最も多く使われるI/Oポート。通常、システムのパラレルポートには25穴のコネクタを使います。
ヒートシンク
熱を発散させるための金属釘または金属リブが付いた金属板。ほとんどのプロセッサは、このヒートシンクを装備しています。
ビープコード
システムのスピーカーから聞こえるビープ音のパターンによる診断メッセージ。たとえば、1 回鳴った後にもう 1 回鳴ってから連続して 3 回鳴った場合、ビープコードは 1-1-3 です。
ピクセル
ビデオ画面上の単一の点。画像は、ピクセルを縦横に配置することで作成されます。ビデオの解像度(640 x 480 など)は、上下左右に並ぶピクセルの数で表します。
ビット
システムが認識する情報の最小単位。
ビデオアダプタ
モニター(ディスプレイ)と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路。ビデオアダプタは、特定のモニタが提供する機能よりも多い機能または少ない機能をサポートします。通
常、ビデオアダプタには、一般的なアプリケーションプログラムやオペレーティング システムをさまざまなビデオモードで表示するためのビデオドライバが付属しています。
いくつかのシステムでは、システム基板にビデオアダプタが組み込まれています。また、拡張カードコネクタに差し込む数多くのビデオアダプタカードが利用できます。
通常、ビデオアダプタには、システム基板上の RAM とは別個のメモリが割り当てられます。ビデオメモリの量と、アダプタに付いてくるビデオドライバによって、同時に表示できる色の数が決まりま
す。高速のグラフィック描画を実現するために、ビデオアダプタには独自のコプロセッサが内蔵される場合もあります。
ビデオドライバ
特定の数のカラーを希望の解像度で、グラフィックモードのアプリケーションプログラムやオペレーティングシステムを表示するためのプログラム。ソフトウェアパッケージには、汎用ビデオドライバが
含まれていることがあります。ビデオアダプタに適合する追加のビデオドライバが必要になる場合もあります。
ビデオメモリ
ほとんどの VGA ビデオアダプタと SVGA ビデオアダプタには、コンピュータの RAM とは別にメモリチップが内蔵されています。プログラムが表示できる色数は、主として取り付けられたビデオメモリ
の容量によって決まります(他の要因としては、ビデオドライバとモニターの性能があります)。