Users Guide
DRAC を使うと、システムのリモートシステム管理機能にアクセスできます。Server Administrator DRAC は、操作不能なシステムへのリモートアクセス、システムダウン発生時の警告通知、そして
システムを再起動する能力を提供します。
リモートアクセス オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限によっては、 プロパティ タブ、設定 タブ、ユーザー タブが表示されることがあります。
プロパティ
サブタブ: 情報
プロパティ タブでは、リモートアクセスデバイスの一般情報を表示できます。 IPv4 と IPv6 のアドレスの属性も表示できます。
デフォルトにリセット をクリックすると、すべての属性がシステムのデフォルト値にリセットされます。
構成
サブタブ:LAN | シリアルポート | シリアルオーバー LAN |追加設定
BMC/iDRAC を設定する場合、設定 タブで、LAN 上の BMC/iDRAC、BMC/iDRAC のシリアルポート、およびシリアルオーバー LAN 接続の BMC/iDRAC を設定できます。
DRAC を設定する場合、設定 タブで、次の設定を実行できます。
l ネットワークのプロパティ設定
追加設定 タブでは、IPv4/IPv6 プロパティを有効または無効にできます。
ユーザー
サブタブ:ユーザー
ユーザー タブで リモートアクセスユーザー設定を変更できます。Remote Access Controller ユーザーについての情報を追加、設定、表示できます。
l 10 個のユーザー ID が表示されます。DRAC カードがインストールされている場合は、16 個のユーザー ID が表示されます。
l シリアルオーバー LAN ペイロード列が表示されます。
リムーバブルフラッシュメディア
内蔵 SD モジュールおよび vFlash メディアの正常性と冗長性の状態を表示するには、リムーバブルフラッシュメディア オブジェクトをクリックします。リムーバブルフラッシュメディアの処置ウィンド
ウには、プロパティ タブがあります。
プロパティ
サブタブ: 情報
プロパティ タブでは、リムーバブルフラッシュメディアおよび内蔵 SD モジュールに関する情報を確認できます。これには、コネクタ名、その状況、そしてストレージサイズの詳細情報が含まれます。
警告管理
サブタブ:警告処置 | SNMP トラップ
警告管理 タブでは以下のことができます。
l 現在の警告処置設定の表示と、リムーバブルフラッシュメディアプローブが警告値またはエラー値を返したときに実行する警告処置を設定できます。
l 現在の SNMP トラップ警告しきい値を表示し、リムーバブルフラッシュメディアプローブの警告しきい値のレベルを設定できます。選択した重大度レベルのイベントをシステムで生成された場合
に、選択したトラップがトリガされます。
警告管理は、内蔵 SD モジュールおよび vFlash で共通となります。片方に対して警告処置/SNMP/PEF を設定すると、もう一方にも自動的に設定されます。
スロット
スロット オブジェクトをクリックすると、拡張カードなど、プリント回路基板を使用するシステム基板のコネクタまたはソケットを管理できます。スロット オブジェクト処置ウィンドウには プロパティ タブが
あります。
プロパティ
サブタブ: 情報
メモ: BMC は Dell PowerEdge x8xx と x9xx システムでサポートされており、 iDRAC は Dell xx0x と xx1x システムでのみサポートされています。
メモ: Server Administrator 以外のアプリケーションを使用して Server Administrator を実行中に BMC/iDRAC を設定すると、Server Administrator によって表示される
BMC/iDRAC 設定データが BMC/iDRAC と非同期になることがあります。Server Administrator の実行中は Server Administrator を使用して BMC/iDRAC を設定されることをお勧
めします。
メモ: NIC を有効にする、NIC の選択、および暗号化キー フィールドは、Dell PowerEdge x9xx システム上でのみ表示されます。
メモ: IPv4/IPv6 の有効 / 無効は、デュアルスタック環境でのみ可能です(IPv4 と IPv6 スタックがロードされている場合)。
メモ: Dell PowerEdge x9xx システム上。