Reference Guide
110 計装サービスを使った omconfig: コンポーネントの管理
omconfig chassis leds または omconfig mainsystem leds
omconfig chassis leds
または
omconfig mainsystem leds
コマンドを
使って、
chassis fault LED
または
chassis identification LED
を点滅するか指
定します。このコマンドでシステムのハードディスクドライブの
LED
をクリアす
ることもできます。表
4-8
は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
omconfig chassis memorymode または omconfig mainsystem
memorymode
omconfig chassis memorymode
または
omconfig mainsystem
memorymode
コマンドを使用して、メモリエラーが発生した場合にシステム
のメモリで使用する冗長性モードを指定します。
冗長メモリを使うと、現在使用中のモジュールに許容できないエラーが検出され
たときに、システムを使用できる他のメモリモジュールに切り替えることができ
ます。
omconfig chassis memorymode
または
omconfig
mainsystem memorymode
を使用すると、冗長性を無効にすることができ
ます。冗長性を無効に すると、システムが使用しているモジュールにエラーが発
生したときに、使用できる他のメモリモジュールに切り替えないようにシステム
に指示を出すことになります。冗長性を有効にするには、スペア、ミラー、
RAID
、
および
DDDC
から選択します。
スペアモードを使用すると、訂正可能なメモリイベントが検出されたときにシス
テムメモリのバンクが無効になり、スペアバンクが有効になって、オリジナルバ
ンクのデータがすべてスペアバンクにコピーされます。スペアバンクには、少な
くとも
3
つの同一メモリのバンクが必要です。オペレーティングシステムはスペ
アバンクを認識しません。
ミラーモードは、訂正不可能なメモリイベントが検出されたときに、メモリの冗
長コピーに切り替えます。ミラーリングされたメモリに切り替えた後、システム
は次回再起動時までオリジナルのシステムメモリに切り替わりません。このモー
ドではオペレーティングシステムはインストールされているシステムメモリの半
分を認識しません。
表 4-8. omconfig chassis leds または omconfig mainsystem leds
「名前 = 値」
のペア 1
「名前 = 値」のペア 2 説明
index=<n> -
LED
が存在するシャーシ番号(デフォルトは
メインシステムシャーシであるシャーシ
0
)。
led=fault severity=
warning | critical
警告イベントまたは重要イベントの発生時
に、
LED を点滅するように選択します。
led=hdfault action=clear
ハードディスクドライブのエラー数をゼロ
(
0)に戻します。
led=identify flash=off | on
time-out=<n>
シャーシ識別 LED をオフまたはオンに設定
します。
LED が点滅するタイムアウト値を
秒数で設定します。