Reference Guide
148 計装サービスを使った omconfig: コンポーネントの管理
このコマンド例の結果、
Server Administrator
はシステムシャーシの最初の
ファン(インデックス
0
)が重大ファン
RPM
に達した場合にのみ
SNMP
トラッ
プを送信します。
omconfig system webserver または omconfig servermodule webserver
omconfig system webserver
または
omconfig servermodule
webserver
コマンドを使用すると、ウェブサーバーを起動または停止します。
表
4-29
は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
omconfig system recovery または omconfig servermodule recovery
omconfig system recovery
または
omconfig servermodule
recovery
コマンドを使用して、オペレーティングシステムがハングまたはク
ラッシュした時に実行する処置を設定します。システムのオペレーティングシス
テムがハング状態にあると判断される前に、何秒間経過する必要があるかを設定
することもできます。表
4-30
は、コマンドの有効なパラメータを表示します。
メモ:
タイマーの上限と下限はシステムのモデルと構成によって異なります。
表 4-29. Web Server 設定パラメータ
「名前
= 値」のペア 説明
action=start
Web Server
を起動します。
action=stop
Web Server
を停止します。
action=restart
Web Server
を再起動します。
表
4-30. 回復パラメータ
「名前 = 値」のペア 説明
action=none
オペレーティングシステムがハングまたはクラッシュした場合に、
何もしません。
action=reboot
オペレーティングシステムをシャットダウン後、システムを起動
し、
BIOS チェックを実行してオペレーティングシステムを再ロー
ドします。
action=poweroff
システムの電源をオフにします。
action=powercycle
システムの電源をオフにしてから、一時停止し、再度電源をオンに
して、システムを再起動します。パワーサイクルはハードディスク
ドライブのようなシステム部品を再初期化する場合に役立ちます。
timer=<n>
システムでオペレーティングシステムがハングの状態にあると判
断される前に経過する必要がある秒数(
20 秒から 480 秒)です。