Reference Guide
170 ストレージ管理サービスの使い方
omreport
と
omconfig
のコマンド構文では、コマンドレベルに続いて、「名
前
=
値」のペアが
1
つまたは複数必要になることがあります。「名前
=
値」のペ
アは、コマンドが実装するオブジェクト自体(特定の物理ディスクなど)または
オプション(
blink
または
unblink
)を指定します。
たとえば、物理ディスクを点滅させる次の
omconfig
コマンド構文には、
3
つ
のレベルと
3
つの「名前
=
値」のペアがあります。
omconfig storage pdisk action=blink controller=id
pdisk=< 物理ディスク ID>
ここでは、
PDISKID=<
コネクタ:エンクロージャ
ID
:ターゲット
ID |
コネク
タ:ターゲット
ID>
です。
この例では、
controller=id
の
id
はコントローラ番号で、コントローラ
1
は
controller=1
と指定されます。
必須、オプション、変数のコマンド 要素の構文
omreport
および
omconfig
コマンドには、複数の「名前
=
値」のペアがあ
ります。これらの「名前
=
値」ペアには、必須、オプション、および変数のパラ
メータが含まれる場合があります。表
6-2
では、これらのパラメータを指示する
構文を説明しています。
表 6-2. パラメータの「名前 = 値」ペアの構文
構文 説明
controller=id
omreport storage controller
コマンドによって報告される
コントローラ
ID を示します。これらの値を取得するには、
omreport storage controller
と入力してコントローラ ID
を表示してから、omreport storage pdisk controller=
id
と入力し、コントローラに接続している物理ディスクの ID を
表示します。
例えば、
controller=id
パラメータは
controller=1
と指定されます。
connector=id
omreport
コマンドによって報告されるコネクタ
ID
を示します。
これらの値を取得するには、
omreport storage controller
と入力してコントローラ
ID
を表示してから、
omreport
storage connector controller=id
と入力し、コントローラ
に接続しているコネクタの
ID
を表示します。
例えば、
connector=id
パラメータは
connector=2
と指定されます。