Reference Guide
ストレージ管理サービスの使い方 171
vdisk=id
omreport
コマンドによって報告される仮想ディスク ID を示し
ます。これらの値を取得するには、omreport storage
controller
と入力してコントローラ ID を表示してから、
omreport storage vdisk controller=id
と入力し、コン
トローラ上の仮想ディスクの
ID を表示します。
例えば、
vdisk=id
パラメータは
vdisk=3
と指定されます。
enclosure=
< エンクロージャ ID>
enclosure=connector
または
enclosure=connector
:
enclosureID
のどちらかを指定することで、特定のエンクロー
ジャを示します。
これらの値を取得するには、omreport storage controller
と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport
storage enclosure controller=id
と入力し、コントロー
ラに接続しているエンクロージャの
ID を表示します。
pdisk=
< 物理ディスク ID>
connector
:
targetID
または
connector
:
enclosureID
:
portID
のどちらかで指定することによって、特定の物理ディス
クを示します。
コネクタ、エンクロージャ、および物理ディスクの値(ターゲッ
ト
ID)を取得するには、omreport storage controller を
入力してコントローラ
ID を表示してから、omreport storage
pdisk controller=id
と入力し、コントローラに接続されて
いる物理ディスクの
ID を表示します。
battery=id
omreport
コマンドによって報告されるバッテリ ID を示しま
す。この値を取得するには、omreport storage controller
と入力してコントローラの ID を表示してから、omreport
storage battery controller=id と入力し、コントローラ
のバッテリの
ID を表示します。
< >
キャレット記号(< >)は、指定すべき変数要素を囲みます。
例えば、
name=<
文字列
>
パラメータは
name=
VirtualDisk1
のように指定します。
[ ]
ブラケット記号([ ])は指定するかしないかを選択できるオプ
ションの要素を示します。
たとえば、仮想ディスクを作成する場合、
[name=<
文字列
>]
パラメータは仮想ディスク名を指定するかどうかを選択できると
いう意味です。このパラメータを構文から省略すると、仮想ディ
スクのデフォルト名が
選択されます。
|
パイプ記号( | )は、複数のオプションから 1 つだけを選択する
場合に、オプションを区切ります。
例えば、仮想ディスクを作成する場合、
cachepolicy=d|c
はキャッシュポリシーを
cachepolicy=d
または
cachepolicy=c
のいずれかに指定することを示します。
表 6-2. パラメータの「名前 = 値」ペアの構文 (続き)
構文 説明