Reference Guide
CLI コマンド結果の使用方法 257
CLI コマンド出力のフォーマットの選択
CLI
コマンド結果のフォーマットを指定できます。フォーマットはコマンド出力
の表示形式を決定します。コマンド結果がファイルに転送されると、コマンド結
果の書き込み先ファイルによってフォーマットがキャプチャされます。
次のようなフォーマットを使用できます。
•
リスト(
lst
)
•
セミコロン区切りの値(
ssv
)
•
テーブル(
tbl
)
•
カスタム区切りの形式(
cdv
)
フォーマットオプションの構文は次のようになります。
< コマンド > -fmt < フォーマットオプション >
たとえば、次のように入力します。
omreport system summary -fmt tbl
または
omreport servermodule summary -fmt tbl
-fmt
tbl
はテーブル形式を指定します。
フォーマットオプションを、出力をファイルに転送するオプションと組み合わせ
ることができます。たとえば、次のように入力します。
omreport system summary -fmt tbl -outa summary.txt
または
omreport servermodule summary -fmt tbl -outa
summary.txt
-fmt
tbl
はテーブル形式を指定し、
-outa
はコマンド結果を
summary.txt
という名前ファイルに追加することを指定します。
リスト(lst)
デフォルトのフォーマットは
lst
(リスト形式)です。出力の読みやすさを最適化
する場合に、この形式を使います。
lst
以外のフォーマットが必要であれば、コマ
ンド出力のフォーマットを指定する必要があります。
次のコマンド出力例を
lst
形式で表示するには、次のように入力します。
omreport system summary
または
omreport servermodule summary
リスト形式はデフォルトの表示形式なので、特別なフォーマットオプションは
不要です。システム概要例のネットーワークデータ部分は、次のように表示さ
れます。