Dell OpenManage Server Administrator バージョン 7.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2013 Dell Inc. 本書に使用されている商標:Dell™、Dell のロゴ、Dell Boomi™、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault ™、PowerConnect™、OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force10™ および Vostro™ は Dell Inc. の商 標です。Intel®、Pentium®、Xeon®、Core® および Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標で す。AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 1 はじめに......................................................................................................................................6 インストール..........................................................................................................................................................6 個々のシステムコンポーネントのアップデート............................................................................................. 6 Storage Management Service..............................................................
Server Administrator 管理システムログイン — ウェブブラウザを使用した場合................................28 Central Web Server ログイン.........................................................................................................................28 Active Directory ログインの使用.................................................................................................................. 29 シングルサインオン...................................................................................................................................
プラットフォームイベントアラート送信先の設定.................................................................................65 6 Server Administrator ログ...................................................................................................... 66 組み込み機能........................................................................................................................................................66 ログウィンドウタスクボタン....................................................................................................
はじめに 1 Dell OpenManage Server Administrator(OMSA)は、包括的で 1 対 1 のシステム管理ソリューションを、統合さ れたブラウザベースのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)とオペレーティングシステム上のコマン ドラインインタフェース(CLI)という 2 つの方法を提供します。Server Administrator では、システム管理者 がローカルでも、ネットワーク経由でリモートでもシステムを管理できます。システム管理者に包括的で 1 対 1 のシステム管理を提供することにより、ネットワーク全体の管理に集中できます。Server Administrator の コンテキストでは、システムがスタンドアロンシステム、別のシャーシにネットワークストレージが取り付 けられたシステム、またはモジュラーエンクロージャに複数のサーバーモジュールがあるモジュラーシステ ムを意味します。Server Administrator は次のような情報を提供します。 • • 正常に動作しているシステムと問題があるシステム リモート回復操作が必要なシステム Server A
メモ: Dell システムのアップデート、またはリポジトリに表示されているシステムに使用できるアップ デートのリストを表示するために、Server Update Utility(SUU)を入手して使用する方法の詳細は、 『Dell Server Update Utility ユーザーズガイド』(dell.com/support/manuals)を参照してください。 Storage Management Service Storage Management Service は、統合されたグラフィック表示でストレージ管理情報を提供します。 メモ: ストレージ管理サービスの詳細については、support.dell.com/manuals の『Dell OpenManage Server Administrator Storage Management ユーザーズガイド』(dell.
• 次のネットワークインタフェースカード(NIC)に対するサポートが追加されました。 – Broadcom 57840S クアッドポート 10G SFP+ ラック NDC – Broadcom 57840S-k クアッドポート 10GbE ブレード KR NDC • 240 ボルト DC 電源装置のサポート • iDRAC7 固有のバージョンがある第 12 世代システムでプラットフォームイベント宛先を IPv4、IPv6、また は FQDN として設定する機能 • ストレージ管理における以下の諸機能のサポートが追加されました。 – ESXi 5.1 U1 のための PCIe SSD サポート。 – PERC 8 に接続された SAS および SATA SSD の定格書き込みの残り寿命状態。 – Dell PowerEdge R720、R820、R620、および T620 上の PERC H810, H710 アダプタ、H710P、および H710 Mini のための、Red Hat Enterprise Linux 6.
Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムでは、Server Administrator は SNMP システ ム管理標準をサポートしています。 Server Administrator は、こられのシステム管理標準にかなりのセキュリティ機能を追加しました。すべての属 性設定操作(資産タグの値を変更するなど)は、必要な権限を使ってログインしている間に Dell OpenManage IT Assistant で実行する必要があります。 次の表は、各対応オペレーティングシステムに対して使用可能なシステム管理標準について示しています。 表 1.
• 『Dell OpenManage Server Administrator CIM リファレンスガイド』では、標準の管理オブジェクトフォーマ ット(MOF)ファイルの拡張である、共通情報モデル(CIM)プロバイダについて説明しています。 • 『Dell OpenManage Server Administrator メッセージリファレンスガイド』には、Server Administrator ホームペ ージのアラートログまたはオペレーティングシステムのイベントビューアに表示されるメッセージ一覧 が掲載されています。 • 『Dell OpenManage Server Administrator コマンドラインインターフェースガイド』には、Server Administrator のコマンドラインインターフェースがすべて記載されています。 • 『Dell Remote Access Controller 5 ユーザーズガイド』は、DRAC 5 を設定するための RACADM コマンドライン ユーティリティの使用についての包括的な情報を提供しています。 • 『Dell Chassis Management C
3. 4. 5. お使いの製品タイプを選択してください セクションで、ソフトウェアとセキュリティ をクリックしま す。 お使いのデル製システムを選択してください - Software セクションで、次の中から必要なリンクをクリ ックします。 • クライアントシステム管理 • エンタープライズシステム管理 • リモートエンタープライズシステム管理 • Serviceability Tools マニュアルを表示するには、必要な製品バージョンをクリックします。 メモ: または、次のリンクを使用してマニュアルに直接アクセスすることもできます。 • エンタープライズシステム管理マニュアル — dell.com/openmanagemanuals • リモートエンタープライズシステム管理マニュアル — dell.com/esmmanuals • Serviceability Tools マニュアル — dell.com/serviceabilitytools • クライアントシステム管理マニュアル — dell.
2 設定と管理 Dell OpenManage Server Administrator は、ウェブをベースとするインタフェースとコマンドラインインタフェ ースの両方に対し、役割をベースとしたアクセス制御(RBAC)、認証、および暗号化を使ってセキュリティ を提供します。 役割ベースのアクセスコントロール RBAC は特定の役割内のユーザーが実行できる操作を決定して、セキュリティを管理します。各ユーザーには 1 つ、または複数の役割が割り当てられており、各役割にはその役割内のユーザーが使用できるユーザー権 限が 1 つまたは複数割り当てられています。RBAC によってセキュリティ管理は組織の構造に密接に対応し ています。 ユーザー特権 Server Administrator は割り当てられたユーザーのグループ権限に応じて、異なるアクセス権を与えます。ユー ザー権限には、ユーザー、パワーユーザー、管理者、昇格管理者の 4 つのレベルがあります。 表 2.
計装 ユーザー、パワーユーザー、管理 者、昇格管理者 パワーユーザー、管理者、昇格管 理者 リモートアクセス ユーザー、パワーユーザー、管理 者、昇格管理者 管理者、昇格管理者 ストレージ管理 ユーザー、パワーユーザー、管理 者、昇格管理者 管理者、昇格管理者 認証 Server Administrator 認証スキームを使用すると、正しいアクセスタイプが正しいユーザー権限に割り当てられ ます。さらに、コマンドラインインタフェース(CLI)が起動すると、Server Administrator 認証スキームが現 在のプロセスが実行されているコンテキストを検証します。この認証スキームを使うことにより、Server Administrator ホームページと CLI のいずれからアクセスした場合でもすべての Server Administrator 機能が正 しく認証されます。 Microsoft Windows 認証 対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムの場合、Server Administrator の認証に、統合 Windows 認証 (旧称 NTLM)が使
暗号化 管理下システムを識別し保護するため、Server Administrator には SSL(Secure Socket Layer)技術を使用した セキュア HTTPS 接続を使ってアクセスします。対応の Microsoft Windows、Red Hat Enterprise Linux、および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムでは、ユーザーが Server Administrator ホームページに アクセスしたときに、ソケット接続を介して転送されるユーザー資格情報やその他の機密データを、JSSE (Java Secure Socket Extension)を使用して保護します。 ユーザー特権の割り当て 重要なシステムコンポーネントを確実にセキュリティ保護するため、Dell OpenManage ソフトウェアをインス トールする前に、すべての Dell OpenManage ユーザーにユーザー権限を割り当てます。新しいユーザーは、 オペレーティングシステムのユーザー権限を使って Dell OpenManage ソフトウェアにログインできます。 注
対応の Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティン グシステムでの Server Aministrator ユーザーの作成 システム管理者のアクセス権限は、ルートでログインしているユーザーに割り当てられます。ユーザー権限 とパワーユーザー権限を持つユーザーを作成するには、以下の手順に従います。 メモ: これらの手順を実行するには、ルート ユーザーまたはそれと同等の権限を有するユーザーとして ログインする必要があります。 メモ: これらの手順を実行するには、システムに useradd ユーティリティがインストールされている必 要があります。 ユーザーの作成 メモ: ユーザーとユーザーグループの作成の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアル を参照してください。 ユーザー特権を持つユーザーの作成 1.
表 4. OpenManage Server Administrator に役割の定義を追加する凡例 ユーザー名 ホスト名 システム管理者 (+)グループ名 ドメイン ユーザー ワイルドカード(*) ワイルドカード(*) ユーザー [Tab] = \t (tab 文字) 次の表は、omarolemap ファイルへの役割定義の追加例を示しています。 表 5. OpenManage Server Administrator に役割の定義を追加する例 3. Bob Ahost パワーユーザー + ルート Bhost システム管理者 + ルート Chost システム管理者 Bob *.aus.amer.com パワーユーザー Mike 192.168.2.
4. 5. 6. 7. ログイン、ユーザー名、数字から成るユーザー ID(UID)、パスワードを入力します。ユーザー名と UID の指定はオプションです。UID を指定しない場合、vSphere クライアントが利用可能な UID を割り当てま す。 コマンドシェルを通じてユーザーが ESX/ESXi ホストにアクセスできるようにするには、このユーザーに シェルアクセスを許可する を選択します。vSphere クライアントからのみホストにアクセスするユーザ ーは、シェルアクセスを必要としません。 ユーザーをグループに追加するには、グループ ドロップダウンメニューからグループ名を選択し、追加 をクリックします。 OK をクリックします。 対応 Windows オペレーティングシステム上でのゲストアカウントと匿名アカウ ントの無効化 メモ: この手順を実行するには、システム管理者権限でログインしている必要があります。 1. コンピュータの管理 ウィンドウを開きます。 2. コンソールツリーで、ローカルユーザーとグループ を展開し、ユーザー をクリックします。 3.
メモ: IT Assistant が Server Administrator を実行しているシステムからの管理情報を取得するには、IT Assistant が使用するコミュニティ名が Server Administrator を実行しているシステムのコミュニティ名 と一致する必要があります。IT Assistant が Server Administrator を実行中のシステムで情報を変更する か、またはアクションを実行するには、IT Assistant で使用しているコミュニティ名が Server Administrator を実行中のシステムで設定操作を許可するコミュニティ名と一致する必要があります。IT Assistant が Server Administrator を実行中のシステムからトラップ(非同期イベント通知)を受け取るには、Server Administrator を実行中のシステムが、IT Assistant を実行中のシステムにトラップを送信するよう設定す る必要があります。 以下の手順は、対応している各オペレーティングシステムで SNMP エージェントを設定する方法を説明して いま
で使用される SNMP コミュニティ名が、Server Administrator のシステムで設定されている SNMP コミュニテ ィ名と一致する必要があります。 1. コンピュータの管理 ウィンドウを開きます。 2. 必要に応じて、同ウィンドウの コンピュータの管理 アイコンを展開します。 3. サービスとアプリケーション アイコンを展開して、サービス をクリックします。 4. サービスのリストを下にスクロールして SNMP サービス を見つけ、SNMP サービス を右クリックしてか ら、プロパティ をクリックします。 SNMP サービスプロパティ ウィンドウが表示されます。 5. セキュリティ タブをクリックして、コミュニティ名を追加または編集します。 コミュニティ名を追加するには、次を行います。 a. 受理されたコミュニティ名 リストで 追加 をクリックします。 SNMP サービス設定 ウィンドウが表示されます。 b.
4. サービスのリストを下にスクロールして SNMP サービス を見つけ、SNMP サービス を右クリックしてか ら、プロパティ をクリックします。 SNMP サービスプロパティ ウィンドウが表示されます。 5. トラップ タブをクリックしてトラップのコミュニティを追加するか、トラップコミュニティのトラップ 送信先を追加します。 a. トラップのコミュニティを追加するには、コミュニティ名 ボックスにコミュニティ名を入力し、コ ミュニティ名 ボックスの横にある リストに追加 をクリックします。 b. トラップコミュニティのトラップ送信先を追加するには、コミュニティ名 ドロップダウンボックス からコミュニティ名を選択して、トラップ送信先 ボックスの下の 追加 をクリックします。 SNMP サービス設定 ウィンドウが表示されます。 c. ホスト名、IP または IPX アドレスボックス 内で、トラップ送信先を入力し、追加 をクリックします。 SNMP サービスプロパティ ウィンドウが表示されます。 6.
があるため、存在しない場合は、インストール中に Server Administrator は SNMP エージェント設定ファイル / etc/snmp/snmpd.conf に次のラインを追加します: smuxpeer .1.3.6.1.4.1.674.10892.1 SNMP コミュニティ名の変更 SNMP コミュニティ名を設定すると、どのシステムが SNMP を使用してシステムを管理できるかが決まりま す。管理アプリケーションが Server Administrator から管理情報を取得するには、管理アプリケーションで使 用される SNMP コミュニティ名が、Server Administrator のシステムで設定されている SNMP コミュニティ名 と一致する必要があります。 Server Administrator のシステムから管理情報を取得するために使用される SNMP コミュニティ名を変更する には、以下の手順を行います。 1. SNMP エージェント設定ファイル、/etc/snmp/snmpd.conf を開きます。 2.
有効化、管理ステーションへのトラップ送信ができます。 IT Assistant などの管理アプリケーションと適切に 対話できるよう SNMP エージェントを設定するには、次のセクションの手順を実行します。 メモ: SNMP 設定の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 Server Administrator SNMP インストールアクション Server Administrator SNMP は、SMUX プロトコルを使って SNMP エージェントと通信します。 Server Administrator SNMP が SNMP エージェントと接続すると、SNMP エージェントにオブジェクト識別子を送信し て自身を SMUX ピアとして識別します。 このオブジェクト識別子は、SNMP エージェントと設定する必要が あるため、Server Administrator は次のラインが存在しない場合は、インストール中に SNMP エージェント設定 ファイル /etc/snmp/snmpd.conf に追加します。 smuxpeer .1.3.6.1.4.1.674.10892.
3. この行の public を新しい SNMP コミュニティ名と置き換え編集します。編集後の行は、次のようにな ります。rocommunity コミュニティ名 127.0.0.1. 4. SNMP 設定の変更を有効にするには、/etc/init.d/snmpd restart と入力して SNMP エージェントを再起動し ます。 SNMP Set 操作を有効にする IT Assistant を使って Server Administrator の属性を変更するには、SNMP Set 操作を Server Administrator を実行 中のシステムで有効にする必要があります。 IT Assistant からシステムのリモートシャットダウンを有効に するには、SNMP 設定操作を有効にする必要があります。 メモ: 管理機能を変更するためにシステムを再起動する場合、SNMP Set 操作は不要です。 Server Administrator を実行中の SNMP 設定操作を有効にするには、次の手順を実行します。 1. SNMP エージェント設定ファイル /etc/snmp/snmpd.
true public 143.166.152.248@162/public 167 2. システムで SNMP サービスが既に起動している場合は、次のコマンドを入力して停止させます: service snmpd stop 3. /etc/snmp/snmpd.conf ファイルの最後に次のラインを追加します: proxy -v 1 -c public udp: 127.0.0.1:X .1.3.6.1.4.1.6876 ここで、X は、上記の SNMP 設定時に指定された未使用ポートを表します。 4. 次のコマンドを使用してトラップの送信先を設定します: 専用 MIB で定義されたトラップを送信するには、trapsink 仕様が必要です。 5.
4. 次のコマンドを実行します: vicfg-snmp.pl --server --username -password -c -t @162/ ここで、 は ESXi システムのホスト名または IP アドレス、 は ESXi システム上の ユーザー、 は SNMP コミュニティ名、 は管理ステーションのホスト名また は IP アドレスを指します。 メモ: .
b. すべてのネットワークインタフェースの SNMP ポートを開くには、 を押して その他のポート に進み snmp:udp と入力します。 6. を押して OK を選択し、 を押します。 ファイアウォールの設定 画面が表示されます。 7. を押して OK を選択し、 を押します。 ツールの選択 メニューが表示されます。 8. を押して 終了 を選択し、 を押します。 ファイアウォール設定 SUSE Linux Enterprise Server で SNMP ポートを開くには、次の操作を実行します。 1. コンソールで次のコマンドを実行して SuSEfirewall2 を設定します:a.# yast2 firewall 2. 矢印キーを使用して、許可サービスに移動します。 3. を押して、追加の許可ポート ダイアログボックスを開きます。 4. を押して、カーソルを TCP ポート テキストボックスに移動します。 5.
Server Administrator の使用 3 Server Administrator セッションを開始するには、デスクトップ上の Dell OpenManage Server Administrator アイ コンをダブルクリックします。 Server Administrator ログイン 画面が表示されます。Dell OpenManage Server Administrator のデフォルトポート は 1311 となっています。必要に応じてポートを変更できます。システムのプリファレンスの設定について は、『Dell Systems Management Server Administration』を参照してください。 メモ: XenServer 6.
Server Administrator 管理下システムログイン — デスクトップアイコンを使用 このログインは、Server Administrator Web Server コンポーネントがシステムにインストールされている場合に のみ使用できます。Server Administrator にログインしてリモートシステムを管理するには、次の手順を実行し ます。 1. デスクトップ上の Dell OpenManage Server Administrator アイコンをダブルクリックします。 2.
5. 送信 をクリックします。 Server Administrator セッションを終了するには、グローバルナビゲーションバーで ログアウト をクリッ クします。 メモ: Mozilla Firefox バージョン 3.0 および 3.5 または Microsoft Internet Explorer version 7.0 または 8.0 を使って Server Administrator を起動すると、中程度の警告ページにセキュリティ証明書に関する問 題が表示されます。システムセキュリティを確保するには、新しい X.509 証明書を生成する、既存 X.509 証明書を再使用するか、または認証局(CA)からルート証明書または証明書チェーンをイン ポートすることが推奨されます。証明書に関するそのようなメッセージを表示しないようにする には、使用する証明書が信頼できる CA からのものである必要があります。X.509 証明書管理の詳細 に関しては、「X.
ここで、 プラグイン名 = omsa、ita 等となります。 たとえば、次のとおりです。 https://localhost:1311/?authType=ntlm&application=omsa&locallogin=true また、Server Administrator は他の製品(Dell OpenManage IT Assistant など)もログインページを介さずに直接 Server Administrator の Web ページにアクセスできるように機能が拡張されています(既にログインしており、 適切な権限を持っている場合)。 対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムが稼動するシステム上のセキ ュリティ設定 対応の Microsoft Windows オペレーティングシステムが稼動するリモート管理システムから Server Administrator にログインするには、ブラウザのセキュリティオプションを設定する必要があります。 ブラウザのセキュリティ設定によっては、Server Administrator が使用するクライアント側のスクリプトを実行 できない場合が
4. 追加 をクリックします。 5. カスタムレベル をクリックします。 6. ユーザー認証 で、現在のユーザー名とパスワードで自動ログイン を選択します。 7. OK をクリックし新しい設定を保存します。 8. ブラウザを閉じて Server Administrator にログインします。 Mozilla Firefox でのクライアント側スクリプト使用の有効化 1. ブラウザを開きます。 2. 編集 → プリファレンス の順にクリックします。 3. 詳細設定 → スクリプトおよびプラグイン をクリックします。 4. Javascript を有効にする でナビゲータが選択されていることを確認します。次の JavaScript を有効にす る で、ナビゲータ のチェックボックスにチェックを入れます。 5. OK をクリックし新しい設定を保存します。 6. ブラウザを閉じます。 7.
図 1. Server Administrator ホームページの例 — 非モジュラーシステム 次の図は、モジュラーシステムに管理者特権でログインしたユーザー用の、サンプル Server Administrator ホ ームページのレイアウトを示します。 図 2.
メモ: 設定可能なシステムのツリーオブジェクト、システムコンポーネント、処置タブ、およびデータ 領域機能の大部分を表示するには、管理者またはパワーユーザーの権限が必要です。 さらに、管理者 権限でログインしているユーザーのみが、シャットダウン タブに含まれるシャットダウン機能のよう な、重要なシステム機能にアクセスできます。 モジュラーおよび非モジュラーシステムにおける Server Administrator ユーザーイ ンタフェースの違い 以下の表では、モジュラーおよび非モジュラーシステムにおいて利用できる Server Administrator 機能を記載 しています。 表 7.
グローバルナビゲーションバー グローバルナビゲーションバーとそのリンクは、プログラム内のすべてのユーザーレベルで使用可能です。 • • プリファランス をクリックして プリファランス ホームページを開きます。「プリファランスホームペー ジの使い方」を参照してください。 サポート をクリックして、デルサポートサイトに接続します。 • バージョン情報 をクリックすると、Server Administrator のバージョン情報と著作権情報が表示されます。 • ログアウト をクリックすると、現在の Server Administrator プログラムセッションが終了します。 システムツリー システムツリーは Server Administrator ホームページの左側に表示され、システムの表示可能なコンポーネン トを一覧表示します。システムコンポーネントはコンポーネントの種類によって分類されています。モジュ ラエンクロージャ → システム / サーバーモジュール のメインオブジェクトを展開したときに表示されるシ ステム / サーバーモジュールコンポーネントの主要カテゴリは、メインシステムシャーシ / メ
表 8.
図 3.
図 4.
ユーザープリファランスをセットアップするには、次の手順を実行します。 1. グローバルナビゲーションバーの プリファランス をクリックします。 プリファランス ホームページが表示されます。 2. 一般設定 をクリックします。 3. 事前に選択されている電子メールの受取人を追加するには、指定するサービス連絡先の電子メールアド レスを 宛先: フィールドに入力し、適用 をクリックします。 メモ: 任意のウィンドウで電子メール( )をクリックし、そのウィンドウの HTML ファイルが 添付された電子メールを、指定したアドレスに送信します。 メモ: OpenManage Server Administrator サービスまたは Server Administrator がインストールされてい るシステムを再起動すると、Web Server の URL は失われます。omconfig コマンドを使用して、再度 URL を入力します。 セキュアポートシステム 次の手順を実行して、セキュアポートシステムの環境を設定します。 1.
• サポートリンク フィールドでは、管理下システムのサポートを提供する事業体の URL を指定します。 • カスタム区切り文字 フィールドは、エクスポート ボタンを使用して作成されるファイルの、データ フィールドを区切るために使用される文字を指定します。; 文字がデフォルトの区切り文字です。こ の他のオプションは !、@、#、$、%、^、*、~、?、| および , です。 • SSL 暗号化 フィールドは、セキュア HTTPS セッションの暗号化レベルを指定します。使用可能な暗 号化レベルには、自動ネゴシエート および 128 ビット以上 が含まれます。 – – 自動ネゴシエート — 暗号化強度に関係なくブラウザからの接続を許可します。ブラウザは Server Administrator Web Server と自動ネゴシエートし、セッションに使用可能な暗号化のうち最 高のレベルを使用します。暗号化が弱いレガシーブラウザも、Server Administrator に接続できま す。 128 ビット以上 — 128 ビット以上の暗号化強度を持つブラウザからの接続を許可します。次の暗 号スイートの
• • 新しい X.509 証明書の生成、既存の X.509 証明書の再使用、あるいは認証局(CA) からのルート証明書ま たは証明書チェーンのインポートを行う。 Server Administrator がインストールされているすべてのシステムがそれぞれ固有のホスト名を持つ。 プリファランス ホームページを使って X.509 証明書を管理するには、一般設定 をクリックし、ウェブサーバ ー タブをクリックしてから X.
CLI の機能と使い方の詳細については、『Dell OpenManage Server Administrator コマンドラインインタフェース ユーザーズガイド』(dell.
Server Administrator サービス 4 Dell OpenManage Server Administrator Instrumentation Service は、システムの正常性をモニタし、業界標準シス テム管理エージェントにより収集された詳しい障害およびパフォーマンス情報への迅速なアクセスを提供し ます。レポートおよび表示機能により、システムを構成する各シャーシの総合的正常性ステータスを取得で きます。サブシステムレベルでは、システムのキーポイントにおける電圧、温度、ファン RPM、およびメモ リ機能を表示できます。システムの関連する各所有コスト(COO)詳細の明細アカウントは、概要ビューで 表示できます。BIOS、ファームウェア、オペレーティングシステム、およびすべてのインストールされたシ ステム管理ソリューションのバージョン情報も取得することができます。 さらに、システム管理者は Instrumentation Service を使用して次の重要タスクを実行することができます。 • 特定の重要なコンポーネントについて最小および最大値を指定します。この値はしきい値と呼ばれ、その
メモ: 設定可能なシステムツリーオブジェクト、システムコンポーネント、処置タブ、およびデータ領 域機能の多くを表示するには、管理者またはパワーユーザー権限が必要です。さらに、管理者権限でロ グインしたユーザーのみが、シャットダウン タブに含まれるシャットダウン機能などの重要なシステ ム機能にアクセスできます。 システム / サーバーモジュールツリーオブジェクトの管理 Server Administrator のシステム / サーバーモジュールツリーには、管理下システムとユーザーのアクセス権限 で Server Administrator が検出するソフトウェアとハードウェアのグループに基づいて、表示可能なシステム オブジェクトがすべて表示されます。システムコンポーネントはコンポーネントの種類によって分類されて います。メインオブジェクトである モジュラエンクロージャ、システム / サーバーモジュール を展開する と、 システムコンポーネントの主要なカテゴリとして メインシステムシャーシ/メインシステム、ソフトウ ェア、ストレージ などが表示されます。 Storage Management Service が
モジュラーエンクロージャ メモ: Server Administrator では、モジュラーエンクロージャとは、システムツリーに個別のサーバーモジ ュールとして表示される 1 台、または複数台のモジュラーシステムで構成されるシステムを指します。 スタンドアロンサーバーモジュールと同様に、モジュラーエンクロージャにはシステムの必須コンポー ネントのすべてが装備されています。唯一の違いは、より大型のコンテナ内に少なくとも 2 つのサーバ ーモジュール用のスロットがあり、それぞれがサーバーモジュールと同様に完全なシステムであること です。 モジュラーシステムのシャーシ情報と Chassis Management Controller(CMC)情報を表示するには、モジュラ ーエンクロージャ オブジェクトをクリックします。 • タブ: プロパティ • サブタブ: 情報 プロパティ タブでは、次の操作が可能です。 • 監視下のモジュラーシステムのシャーシ情報を表示する。 • 監視下のモジュラーシステムの Chassis Management Controller(CMC)に関する詳細情報を表示する。 Ch
プロパティ タブでは、次の操作が可能です。 • • メインシステムシャーシ / メインシステム オブジェクトおよび ストレージ オブジェクト内のハードウェ アおよびソフトウェアコンポーネントの現在の正常性アラート状態を表示します。 監視されているシステムのすべてのコンポーネントの詳細な概要情報を表示します。 • 監視されているシステムの資産情報を表示および設定します。 • 監視中のシステムの自動システム回復(オペレーティングシステムのウォッチドッグタイマー)処置の表 示と設定を行います。 メモ: オペレーティングシステムのウォッチドッグタイマーが BIOS で有効になっていると、自動回 復オプションが使えない場合があります。自動回復オプションを設定するには、必ずオペレーティ ングシステムのウォッチドッグタイマーを無効にしてください。 メモ: 応答していないシステムをウォッチドッグが認識している場合は、設定したタイムアウト時間 (n 秒)に従って自動システム回復処置が実行されないことがあります。処置の実行時間は n-h+1 ~ n+1 秒で、n は設定したタイムアウト時間、h はハートビート間隔です。
• メモ: 各アラートイベント ID およびその説明、重大度レベル、および原因については、dell.
• ポート • 電源管理 • 電源装置 • プロセッサ • リモートアクセス • リムーバブルフラッシュメディア • スロット • 温度 • 電圧 メモ: ハードウェアパフォーマンスは、Dell PowerEdge 第 10 世代以降のシステムのみでサポートされて います。電源装置 オプションは、Dell PowerEdge 1900 で使用できません。電源管理は、一部の Dell PowerEdge 第 10 世代以降のシステムでサポートされています。電源装置監視および電源監視機能は、 複数のホットスワップ可能な冗長電源装置が取り付けられているシステムでのみ使用可能です。これ らの機能は、電源管理回路がない恒久的に取り付けられた非冗長の電源装置には使用できません。 メインシステムシャーシ / メインシステムプロパティ システム / サーバーモジュールは、1 つのメインシステムシャーシで構成される場合と複数のシャーシで構成 される場合があります。メインシステムシャーシ / メインシステムには、システムに不可欠なコンポーネン トが含まれます。メインシステムシャーシ / メインシステム オブジェクト処置ウィンド
メモ: QLogic QLE2460 4Gb シングルポートファイバチャネル HBA、QLogic QLE2462 4Gb デュアルポートファ イバチャネル HBA、Qlogic QLE2562 デュアルポート FC8 アダプタ、または Qlogic QLE2560 シングルポート FC8 アダプタカードが第 12 世代システムに取り付けられている場合、システムコンポーネント(FRU) 画面は表示されません。 • • • ホスト名、iDRAC バージョン、Lifecycle Controller バージョン、シャーシモデル、シャーシロック、シャー シサービスタグ、Express Service Code、およびシャーシ資産タグなどのメインシステムのシャーシ属性に ついての情報を表示します。Express Service Code(ESC)属性は、Dell システムのサービスタグを 11 桁の 数値のみのコードに変換したものです。Dell テクニカルサポートに電話する際は、この ESC を入力するこ とにより自動的に適切な担当者が応答します。 システムに設置されているフィールド交換可能装置(FRU)について
特定のシステム構成によっては、その他のセットアップ項目が表示される場合があります。ただし、いくつ かの BIOS セットアップオプションは、Server Administrator でアクセスできない BIOS セットアップ画面につい て表示される可能性があります。 第 12 世代システムの場合、設定可能な BIOS 機能は特定のカテゴリにグループ化されています。カテゴリに は、システム情報、メモリ設定、システムプロファイル設定、Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)起 動設定、ネットワークインタフェースコントローラカード、1 回限りの起動、およびスロット無効化などが あります。例えば、システム BIOS 設定 ページで、メモリ設定 リンクをクリックすると、システムメモリに 関連する機能が表示されます。それぞれのカテゴリに移動することにより、設定を表示または変更すること ができます。 BIOS セットアップパスワードは、BIOS セットアップ - システムセキュリティ ページで設定できます。BIOS 設定を有効にして変更するには、パスワードを入力する必要がありま
サブタブ:情報 プロパティ タブでは、システムのファームウェア情報を表示できます。 ハードウェアパフォーマンス ハードウェアのパフォーマンス オブジェクトをクリックすると、システムパフォーマンスの低下状態とその 原因が表示されます。ハードウェアのパフォーマンス オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグルー プ権限に応じて、プロパティ タブなどが表示されます。 次の表には、状態の一覧とプローブの原因が示されています。 表 9.
ンク、エラーなどのコネクタ上のメモリデバイスの詳細がわかります。ランクとは、ダイナミックランダム アクセスメモリ(DRAM)デバイスの列であり、各デュアルインラインメモリモジュール(DIMM)ごとに 64 ビットのデータで構成されています。ランクの可能な値は、シングル、デュアル、クアッド、オクタル、ヘ キサ です。ランクでは、DIMM のランクを表示し、サーバー上の DIMM の保守に役立ちます。 メモ: スペアバンクメモリが有効になっているシステムが冗長性喪失状態に入った場合、どのメモリモ ジュールが原因か明らかでない場合があります。交換する DIMM を特定できない場合は、ESM システム ログの検出されたスペアメモリバンクに切り替えというエントリを参照し、 エラーが発生したメモリ モジュールを見つけてください。 アラート管理 サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ アラート管理 タブでは、次の操作が可能です。 • • 現在のアラート処置設定の表示と、メモリモジュールが警告値またはエラー値を返したときに実行する、 アラート処置の設定を行います。 現在の SNMP トラップアラートしきい値を表示し
ポート オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、プロパティ タブなどが表示さ れます。 サブタブ:情報 プロパティ プロパティ タブでは、システムの内部および外部ポート情報を表示できます。 電源管理 メモ: 電源モニタリングおよび電源モニタリング機能は、複数の冗長、ホットスワップ可能な電源装置 が取り付けられているシステムにのみ対応します。これらの機能は、電力管理回路がない永久的に取り 付けられた非冗長の電源装置には使用できません。 監視 サブタブ:消費量 | 統計 消費量 タブでは、システムの電力消費量情報をワットと BTU/hr で表示できます。 BTU/hr=Watt X 3.
アラート管理 サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ アラート管理タブでは、次の操作が可能です。 • • • 現在のアラート処置設定の表示と、システム電源が警告値またはエラー値を返したときに実行するアラー ト処置の設定を行います。 IPv6 アドレスのプラットフォームイベントアラートの宛先を設定します。 システム電力ワット数に対して現行の SNMP トラップを表示して、アラートしきい値レベルを設定しま す。選択したトラップは、システムが選択した重大度レベルで対応イベントを生成した場合にトリガーさ れます。 メモ: システムのピーク電力トラップは重大度が情報のイベントのみを生成します。 プロセッサ プロセッサ オブジェクトをクリックして、システムのマイクロプロセッサを管理します。プロセッサとは、 システム内で計算を担う主要なチップであり、計算やロジック機能の実行、その解釈を統括しています。プ ロセッサオブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、プロパティ および アラート 管理 タブなどが表示されます。 サブタブ:情報 プロパティ プロパティ タブでは、システムのプロセッサの情報
サブタブ:LAN | シリアルポート | シリアルオーバー LAN | 追加設定 構成 BMC/iDRAC を設定する場合、設定 タブで、LAN 上の BMC/iDRAC、BMC/iDRAC のシリアルポート、およびシリ アルオーバー LAN 接続の BMC/iDRAC を設定できます。 メモ: 追加設定 タブは、iDRAC 搭載システムでのみ表示されます。 DRAC が設定されている場合、設定 タブでネットワークプロパティを設定できます。 メモ: NIC の有効化、NIC 選択、および暗号化キーフィールドは、Dell PowerEdge 第 9 世代システム上で のみ表示されます。 追加設定 タブでは、IPv4/IPv6 プロパティを有効または無効にできます。 メモ: IPv4/IPv6 の有効化または無効化は、デュアルスタック環境でのみ可能です(IPv4 と IPv6 スタック がロードされている場合)。 ユーザー サブタブ:ユーザー ユーザー タブでは、リモートアクセスユーザーの設定を変更できます。Remote Access Controller ユーザーの 情報の表示、ユーザーの追加、設定が可能です。
プロパティ タブでは、各スロットと取り付けられたアダプタについての情報を表示できます。 温度 温度 オブジェクトをクリックして、システムの内部コンポーネントが高温により破損しないよう、システム 温度を管理します。Server Administrator は、システムのシャーシのさまざまなロケーションの温度をモニタし て、シャーシ内の温度が高くなりすぎないようにします。温度 オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザー のグループ権限により、プロパティ と アラート管理のいずれかのタブが表示されます。 サブタブ:温度プローブ プロパティ • • プロパティ タブで、システムの温度プローブの現在の読み取り値と状況を表示したり、温度プローブの警告 しきい値の最大および最小値を設定することができます。 メモ: いくつかの温度プローブフィールドは、システムにあるファームウェアタイプ(BMC や ESM な ど)によって異なります。BMC ベースのシステムでは、編集できないしきい値があります。プローブ しきい値を割り当てる際、Server Administrator は入力する最小または最大値を最も近い割当可能値に四 捨五
• 現在の SNMP トラップアラートしきい値を表示し、電圧センサーのアラートしきい値レベルを設定しま す。選択した重大度レベルのイベントをシステムが生成した場合に、選択したトラップがトリガされま す。 ソフトウェア ソフトウェア オブジェクトをクリックすると、オペレーティングシステムやシステム管理ソフトウェアな ど、管理下システムの重要なソフトウェアコンポーネントの詳しいバージョン情報が表示できます。 ソフト ウェア オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、 プロパティ タブなどが表示 されます。 サブタブ:概要 プロパティ プロパティ タブでは、モニタされているシステムのオペレーティングシステムとシステム管理ソフトウェア の概要を表示できます。 オペレーティングシステム オペレーティングシステム オブジェクトをクリックすると、お使いのオペレーティングシステムに関する基 本情報が表示されます。オペレーティングシステムオブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ 権限に基づいて次のタブが表示されます: プロパティ。 プロパティ サブタブ:情報 プロパティ タブでは、オペレー
一般設定 一般設定 オブジェクトをクリックすると、選択した Server Administrator 機能のユーザーと DSM SA 接続サー ビス(Web Server)の環境を設定できます。一般設定 オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグルー プ権限に応じて、 ユーザー タブおよび Web Server タブなどが表示されます。 サブタブ:プロパティ ユーザー ユーザー タブでは、ホームページの外観や 電子メール ボタン用のデフォルト電子メールアドレスなどのユ ーザー設定を設定できます。 • Web Server • サブタブ: プロパティ | X.
Remote Access Controller の操作 5 本章では、BMC/iDRAC と DRAC のリモートアクセス機能へのアクセスおよび使用方法を説明します。 Dell Sytems Baseboard Management Controller(BMC)/Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)は、シス テムボード上のさまざまなセンサーと通信して重要なイベントを監視し、一定のパラメータが事前設定され たしきい値を超えたときにアラートとログイベントを送信します。BMC/iDRAC は、業界標準のインテリジェ ントプラットフォーム管理インタフェース(IPMI)仕様に対応しており、システムをリモートで設定、監視 および復旧することができます。 メモ: Baseboard Management Controller(BMC)は Dell PowerEdge 第 9 世代システムでサポートされ、 Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)は Dell PowerEdge 第 10 および 11 世代
システム 非モジュラーシステム メインシステムシャーシ 非モジュラーシステム リモートアクセスデバイスのシステムサポートの詳細については、dell.
IPv4 アドレス • IP アドレスソース • IP アドレス • IP サブネット • IP ゲートウェイ IPv6 アドレス • IP アドレスソース • IPv6 アドレス 1 • デフォルトゲートウェイ • IPv6 アドレス 2 • リンクのローカルアドレス • DNS アドレスソース • 優先 DNS サーバー • 代替 DNS サーバー メモ: リモートアクセス タブの 追加設定 で IPv4 と IPv6 アドレスプロパティを有効にした場合にのみ、 IPv4 と IPv6 アドレスの詳細を表示できます。 リモートアクセスデバイスの LAN 接続使用の設定 LAN 接続を通して通信するリモートアクセスデバイスを設定するには、次の操作を行います。 1. モジュラーエンクロージャ → システム / サーバーモジュール → メインシステムシャーシ / メインシス テム → リモートアクセス オブジェクトの順にクリックします。 2. 設定 タブをクリックします。 3.
メモ: NIC 選択は、モジュラーシステムでは設定できません。 メモ: NIC 選択オプションは第 11 世代、およびそれ以前のシステムでのみ使用できます。 • プライマリーネットワークおよびフェイルオーバーネットワークのオプション 第 12 世代システムでは、リモート管理(iDRAC7)NIC のプライマリネットワークオプションは、LOM1、 LOM2、LOM3、LOM4、および Dedicated (専用) となっており、フェイルオーバーネットワークオプション は、LOM1、 LOM2、LOM3、LOM4、All LOMs (すべての LOM) および None (なし) となっています。 専用のオプションは iDRAC7 エンタープライズの有効なライセンスがある場合にのみ使用できます。 メモ: LOM の数はシステムまたはハードウェアの構成によって異なります。 5.
シリアルポート接続用リモートアクセスデバイスの設定 シリアルポート接続を介した通信に BMC を設定するには、次の操作を行います。 1. モジュラーエンクロージャ → システム / サーバーモジュール → メインシステムシャーシ / メインシス テム → リモートアクセス の順にクリックします。 2. 設定 タブをクリックします。 3. シリアルポート をクリックします。 シリアルポート設定 ウィンドウが表示されます。 4. 次の詳細を設定します。 • 接続モード設定 • ボーレート • フロー制御 5. • チャネル特権レベルの制限 変更の適用 をクリックします。 6. ターミナルモード設定 をクリックします。 ターミナルモード設定 ウィンドウでは、シリアルポートのターミナルモード設定を指定できます。 7.
5. • 必要とされる最小特権 変更の適用 をクリックします。 6. 詳細設定 をクリックすると、BMC をさらに詳細に設定できます。 7. シリアルオーバー LAN 詳細設定 ウィンドウ では、次の情報の設定が可能です。 8. • 文字送信しきい値 変更の適用 をクリックします。 • 9. 文字累積間隔 シリアルオーバー LAN 設定に戻る をクリックすると、シリアルオーバー LAN 設定 ウィンドウに戻りま す。 iDRAC の追加設定 追加設定 タブを使って IPv4 と IPv6 プロパティを設定するには、次の操作を行います。 1. モジュラーエンクロージャ → システム / サーバーモジュール → メインシステムシャーシ / メインシス テム → リモートアクセスオブジェクト とクリックします。 2. 設定 タブをクリックします。 3. 追加設定 をクリックします。 4. IPv4 と IPv6 のプロパティを 有効 または 無効 に設定します。 5. 変更の適用 をクリックします。 メモ: ライセンス管理についての詳細は、dell.
6. DRAC/iDRAC ユーザー権限のユーザーグループを指定します。 7. 変更の適用 をクリックして変更を保存します。 8. リモートアクセスユーザーウィンドウに戻る をクリックすると、リモートアクセスユーザー ウィンドウ に戻ります。 メモ: DRAC がインストールされている場合、6 つの追加ユーザーエントリが設定可能です。これに よりユーザー合計数は 16 になります。BMC/iDRAC および RAC ユーザーに対しても同じユーザー名 およびパスワードの規定が適用されます。DRAC/iDRAC6 がインストールされると、16 のユーザーエ ントリすべては DRAC に割り当てられます。 プラットフォームのイベントフィルタアラートの設定 Server Administrator Instrumentation Service を使用してプラットフォームイベントフィルタ(PEF)のパラメー タやアラートの宛先などの最も関連のある BMC 機能を設定するには、次の操手順を行います。 1. システム オブジェクトをクリックします。 2. 警告管理 タブをクリックします。 3.
注意: なしまたは電源の低減以外のプラットフォームイベントシャットダウン処置を選択する と、指定したイベントが発生した場合にシステムが強制的にシャットダウンされます。このシ ャットダウンはファームウェアによって開始され、最初にオペレーティングシステムまたは実 行中のアプリケーションをシャットダウンせずに行われます。 6. メモ: 電源の低減はすべてのシステムでサポートされているわけではありません。電源モニタ リングおよび電源モニタリング機能は、複数の冗長、ホットスワップ可能な電源装置が取り付 けられているシステムにのみ対応します。これらの機能は、電力管理回路がない永久的に取り 付けられた非冗長の電源装置には使用できません。 送信するアラートの アラートの生成 チェックボックスを選択します。 7. メモ: アラートを生成するには、アラートの生成 と プラットフォームイベントアラートの有効化 設 定の両方を選択する必要があります。 適用 をクリックします。 8.
Server Administrator ログ 6 Server Administrator を使用すると、ハードウェア、アラート、およびコマンドなどのログを表示して管理でき ます。すべての ユーザーが Server Administrator ホームページまたはコマンドラインインタフェースからログ にアクセスして、レポートを印刷できます。ログをクリアするには管理者権限でログインし、ログを指定の サービス連絡先に電子メールで送信するには管理者権限またはパワーユーザー権限でログインする必要があ ります。 コマンドラインからのログの表示およびレポートの作成については、dell.
• • アラートログ コマンドログ ハードウェアログ Dell PowerEdge 第 9 世代および第 11 世代システムでは、システムのハードウェアコンポーネントに存在する 可能性のある問題を探知するために、ハードウェアログを使用します。ログファイルの容量が 100% に達する と、ハードウェアログの状態インジケータが重要状態( )に変わります。システムによって、組み込み システム管理(ESM)ログとシステムイベントログ(SEL)の 2 種類の異なるハードウェアログがあります。 ESM ログと SEL はそれぞれ、システム管理ソフトウェアにハードウェアの状態メッセージを送ることができ る、一組の組み込み指示です。ログに一覧表示された各コンポーネントには、名前の横に状態インジケータ アイコンがあります。 次の表は状態インジケータを表しています。 表 12.
アラートログにアクセスするには、システム をクリックし、ログ タブをクリックしてから、アラート をク リックします。 アラートログに表示される情報は次のとおりです。 • イベントの重大度 • イベント ID • イベントがキャプチャされた日時 • イベントのカテゴリ • イベントの説明 メモ: 将来のトラブルシューティングおよび診断目的でログ履歴が必要となる場合があります。そのた め、ログファイルを保存しておくことをお勧めします。 アラートメッセージの詳細については、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』(dell.
アラート処置の設定 7 対応 Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムが実行されるシステムにお けるアラート処置の設定 イベントにアラート処置を設定する場合は、処置でサーバにアラートを表示するよう指定できます。この処 置を実行するには、Server Administrator がメッセージを /dev/console に送信します。Server Administrator シス テムが X Window System を実行している場合、メッセージは表示されません。X Windows System を実行中の Red Hat Enterprise Linux システムでアラートメッセージを表示するには、イベントが発生する前に xconsole ま たは xterm -C を起動する必要があります。X Windows System を実行中の SUSE Linux Enterprise Server システム でアラートメッセージを表示するには、イベント発生前に xterm -C などの端末を起動する必要があ
Microsoft Windows Server 2003 および Windows Server 2008 に おけるアラート処置の設定 アラート処置を指定する場合、アプリケーションの実行機能は Visual Basic スクリプトを自動的に解釈しませ んが、ファイルをアラート処置として指定するだけで、cmd、.com、.bat、または .exe ファイルを実行で きます。 この問題を解決するには、まずコマンドプロセッサ cmd.exe を呼び出してスクリプトを起動します。たと えば、アプリケーションを実行するアラート処置の値は次のように設定できます。 c:\winnt\system32\cmd.exe /c d:\example\example1.vbs ここで、d:\example\example1.
DSM SA Data Manager サービスがこの変更によって再起動されると、サービスコントロールマネージャは次の メッセージをシステムログに記録します。 DSM SA Data Manager サービスは、対話型サービスとしてマークされます。対話型サービス検出サービ スを有効にすると、DSM SA Data Manager サービスがアラート処置に対して対話型アプリケーションを 適切に実行できます。 これらの変更が適用されると、オペレーティングシステムにより、対話型サービスダイアログ検出 ダイアロ グボックスが表示され、対話型アプリケーションのインタフェース / プロンプトにアクセスできるようにな ります。 BMC/iDRAC プラットフォームイベントフィルタアラートメッ セージ 次の表では、使用可能なすべてのプラットフォームイベントフィルタ(PEF)メッセージと、各イベントの説 明を示します。 表 13.
イベント 説明 リムーバブルフラッシュメディア 障害 リムーバブルフラッシュメディアは障害が差し迫った状態です。 リムーバブルフラッシュメディア 警告 リムーバブルフラッシュメディアは障害が差し迫った状態です。 内蔵デュアル SD モジュールカー ド重要 内蔵デュアル SD モジュールカードが故障しました。 内蔵デュアル SD モジュールカー ド警告 内蔵デュアル SD モジュールカードは障害が差し迫った状態です。 内蔵デュアル SD モジュールの冗 長性損失 内蔵デュアル SD モジュールカードの冗長性が失われました。 内蔵デュアル SD モジュールカー ド不在 内蔵デュアル SD モジュールカードが取り外されました。 72
トラブルシューティング 8 接続サービスエラー Red Hat Enterprise Linux では、SELinux が強制モードに設定されている場合、Dell Systems Management Server Administrator(SM SA)接続サービスが起動できません。次の手順のいずれかを実行して、このサービスを起 動してください。 • SELinux を無効モードまたは許可モードに設定する。 • SELinux の allow_execstack プロパティを ON 状態に変更します。次のコマンドを実行します: a.
c. システム管理者権限なしで普通のユーザーとして Server Administrator にログインした。詳細につい ては、VMware マニュアルで役割の割り当てに関する説明を参照してください。 対応 Windows オペレーティングシステムで Server Administrator のインストールエラーを修正する 再インストールを強制し、次に Server Administrator のアンインストールを実行するとインストールの不具合 を修正できます。 再インストールを強制するには: 1. インストールされている Server Administrator のバージョンを特定します。 2. support.dell.com から、該当するバージョンのインストールパッケージをダウンロードします。 3. srvadmin\windows\SystemsManagement ディレクトリから SysMgmt.msi を見つけます。 4. コマンドプロンプトに次のコマンドを入力して、再インストールを強制します。 msiexec /i SysMgmt.
サービス名 説明 障害の影響 システムソフトウ ェアのインベント リを実行します。 MSSMS、Altiris およ び Novell ZENworks など)を使って行う ことができます。 リカバリメカニズ ム 重大度 メモ: 32 ビット互換性ライブラリが 64 ビット Linux システムにインストールされていない場合、共有サ ービスはインベントリコレクタを起動できず、インベントリコレクタを実行するには libstdc+ +.so.5 が必要です。というエラーメッセージが表示されます。 srvadmin-cm.rpm は、インベントリコ レクタにバイナリを提供します。srvadmin-cm が依存する RPM のリストについては、 『Dell OpenManage Server Administrator インストールガイド』(dell.
よくあるお問い合わせ 9 本項には、OpenManage Server Administrator に関してのよくあるお問い合わせ(FAQ)を掲載しています。 メモ: 以下の質問は、このリリースの Server Administrator に特定のものではありません。 1. OpenManage Server Administrator から ESXi 4.x(4.0 U3) および ESXi 5.x ホスト再起動機能を実行すると失 敗するのはなぜですか ? この問題は VMware スタンドアロンライセンス(SAL)キーに原因があります。詳細に関しては、 kb.vmware.com/kb/kb1026060 のサポート技術情報の記事を参照してください。 2. VMware ESX 4.0 U3 または ESX 4.1 U2 オペレーティングシステムを Active Directory ドメイン に追加した 後に実行する必要のあるタスクは何ですか? VMware ESX 4.0 U3 および ESX 4.
メモ: ポート番号を無効または使用中のポート番号に変更すると、他のアプリケーションまたはブ ラウザが管理下システムの Server Administrator にアクセスできなくなる場合があります。デフォ ルトポートのリストに関しては、 『Dell OpenManage Installation およびセキュリティユーザーズガイ ド』(dell.com/support/manuals)を参照してください。 8. Server Administrator を Fedora、College Linux、 Mint、 Ubuntu、Sabayon、または PClinux にインストールで きますか? いいえ、Server Administrator はこれらのオペレーティングシステムをサポートしていません。 9. Server Administrator に問題があった場合に電子メールを送信できますか? いいえ、Server Administrator は問題があった場合に電子メールを送信するようには設計されていません。 10.
14. Kerberos 認証を行ってウェブサーバーからログインするときに必要な操作は何ですか? 認証に関して、管理下ノードの /etc/pam.d/openwsman と /etc/pam.d/sfcb ファイルの内容を以下で置き換 える必要があります。 32 ビットの場合 auth required pam_stack.so service=system-auth auth required /lib/security/ pam_nologin.so account required pam_stack.so service=system-auth 64 ビットの場合 auth required pam_stack.so service=system-auth auth required /lib64/ security/pam_nologin.so account required pam_stack.