Server Administrator バージョン 7.4 インストール ガイド(Microsoft Windows) April 2014 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 メモ: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 Copyright © 2014 Dell Inc. All rights reserved. この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産法で保 護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc.
目次 1 はじめに.......................................................................................................................................5 本リリースの新機能.............................................................................................................................................................5 ソフトウェア可用性...................................................................................................................................................... 6 Systems Management Software.........
Microsoft Windows Server 2008 Core および Microsoft Hyper-V Server への Managed System Software のインストール............................................................................................................ 30 必要条件チェッカーの CLI モードでの実行..................................................................................................................30 CLI モードでの Managed System Softoware のインストール....................................................................................30 システム管理ソフトウェアのアンインストール...........
1 はじめに 本トピックには、次に関する説明が記載されています。 • • • • 管理下システムへの Server Administrator のインストール。 Remote Enablement 機能のインストールと使用。 Server Administrator Web Server を使用したリモートシステムの管理。 導入およびアップグレード前、およびその最中におけるシステムの設定。 メモ: 管理ステーションと管理下システムソフトウェアを同じシステムにインストールする場合は、システムの競合を避けるた めに、同じバージョンのソフトウェアをインストールしてください。 トピック: • • • • 本リリースの新機能 Systems Management Software セキュリティ機能 その他の参考文書 本リリースの新機能 Server Administrator の本リリースに新しく追加された主な機能は次のとおりです。 • 次のオペレーティングシステムへの対応が追加されました。 ○ Microsoft Windows Server 2012 Essentials • ▪ Foundation
OpenManage 製品の完全な概要へのリンク。これには、Systems Management Tools and Documentation(SMTD)DVD で何が使 用可能か、サーバーに何が内蔵されているか、また dell.com/support から何がダウンロードできるかについての追加情報が記 載されています。 • ソフトウェア可用性 Server Administrator ソフトウェアは次からインストールすることができます。 『Systems Management Tools and Documentation』DVD サポートサイト — 詳細については、dell.
表 1.
表 1.
• • • • • • 『Server Administrator コマンドラインインタフェースガイド』は、システムステータスの表示、ログへのアクセス、レポートの作 成、コンポーネントの各種パラメータの設定、重要なしきい値の設定などを CLI コマンドを使って実行する方法のほか、Server Administrator のコマンドラインインタフェースについても詳しく説明しています。 『Remote Access Controller 5 ユーザーズガイド』では、DRAC 5 コントローラのインストールと設定方法、および DRAC 5 を使用 した作動不能システムへのリモートでのアクセス方法について詳しく説明しています。 『Integrated Remote Access Controller ユーザーズガイド』では、システムとその共有リソースをネットワークを介してリモートか ら管理 / 監視するために組み込まれた Dell Remote Access Controller の設定と使用法について詳しく説明しています。 『Update Packages ユーザーズガイド』は、システムアップデート対策の一環と
2 インストール前のセットアップ Server Administrator をインストールする前に、次のタスクを実行してください。 オペレーティングシステムのインストール手順をお読みください。 「インストール要件」を読み、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを確認してください。 該当する readme ファイルおよび『Systems Software サポートマトリクス』をお読みください。 Server Administrator アプリケーションをインストールする前に、システムで実行されているすべてのアプリケーションを閉じて ください。 • • • • トピック: 必要条件チェッカー インストール要件 SNMP エージェントの設定 セキュアポートサーバーとセキュリティのセットアップ Remote Enablement の要件 • • • • • 必要条件チェッカー setup.exe(\SYSMGMT\srvadmin\windows 内)は、必要条件チェッカープログラムを開始します。必要条件チェッカープログラ ムは、実際のインストールを開始せずにソフトウェアコンポーネントの必要条件を調べま
表 2.
カスタマイズ用パラメータ インストール要件 本項では、Server Administrator の一般的な要件を説明し、対応オペレーティングシステムおよびウェブブラウザについての情報を 提供します。 メモ: オペレーティングシステム固有の必要条件がインストール手順として記載されています。 対応オペレーティングシステムとウェブブラウザ 対応オペレーティングシステムとウェブブラウザについての情報は、『Systems Software サポートマトリクス』を参照してください。 メモ: ウェブブラウザがローカルアドレス用のプロキシサーバーをバイパスするように設定されていることを確認してくださ い。 Multilingual User Interface のサポート このインストーラは、次のオペレーティングシステムで使用可能な Multilingual User Interface(MUI)のサポートを提供します。 • • • • • • Windows Server 2008 (32 ビットおよび 64 ビット) Windows Server 2008(64 ビット)R2 Windows Server 200
Server Administrator Remote Access Controller サービスは、管理下システムにインストールされたリモートアクセスコントローラ (RAC)を必要とします。完全なソフトウェアおよびハードウェア要件については、『Remote Access Controller ユーザーズガイド』 を参照してください。 メモ: 管理下システムが RAC インストールのすべての必要条件を満たす場合、RAC ソフトウェアは 標準セットアップ イン ストールオプションの一部としてインストールされます。 • Server Administrator Storage Management Service は、管理下システムにインストールされた Server Administrator を必要としま す。完全なソフトウェアおよびハードウェア要件については、『Server Administrator Storage Management ユーザーズガイド』を 参照してください。 • 関連リンク : 対応システム管理プロトコル標準 管理ステーションまたは Managed System Software
m - メモリ不足または致命的終了の情報 u - ユーザー要求 p - ターミナルプロパティ + - 既存ファイルに追加 ! - 各行をログにフラッシュ "*" - ワイルドカード。v オプションを除くすべての情報をログに記録します。v オプションを含めるには、「/l*v」と指定します。 アクティブ化されると、%TEMP% ディレクトリにログファイルが生成されます。このディレクトリに生成されるログファイルの 一部は次のとおりです。 • 管理下システムのインストール ○ SysMgmt_< タイムスタンプ >.
X.509 証明書管理 ウェブ証明書は、リモートシステムとの間でやり取りされる ID および情報を、他人が閲覧または変更できないようにするために必 要です。システムのセキュリティを確保するには、新しい X.509 証明書を生成するか、既存の X.509 証明書を再利用するか、ある いは認証局(CA)からルート証明書または証明書チェーンをインポートすることを強くお勧めします。承認された CA には、 Verisign、Entrust、Thawte などがあります。 メモ: 証明書管理を実行するには、システム管理者権限でログインしてください。 Server Administrator の X.509 証明書は、プリファランス ページから管理できます。一般設定 をクリックし、Web Server タブを選 択して、X.509 証明書 をクリックします。 X.
3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12.
WinRM 用のエンベロープサイズの設定 WinRM 用のエンベロープサイズを設定するには、次の手順を実行します。 メモ: WinRM バージョン 2.0 で、WinRM バージョン 2.0 がポート 443 を使用するよう互換性モードを有効にします。WinRM バージョン 2.0 は、デフォルトでポート 5986 を使用します。互換性モードを有効にするには、次のコマンドを入力します。 winrm s winrm/config/Service @{EnableCompatibilityHttpsListener="true"} 1. コマンドプロンプトを開きます。 2. winrm g winrm/config と入力します。 3. MaxEnvelopeSizekb 属性の値を確認します。値が 4608 未満の場合は、次のコマンドを入力します。 winrm s winrm/config @{MaxEnvelopeSizekb="4608"} 4.
3 Microsoft Windows オペレーティングシステム への Managed System Software のインストー ル Microsoft Windows では、『Systems Management ツールとマニュアル』DVD を挿入すると、autorun ユーティリティが表示されます。 このユーティリティによって、システムにインストールするシステム管理ソフトウェアを選択できます。 自動実行プログラムが自動的に開始されない場合、DVD ルートからの自動実行プログラム、または『Systems Management ツールと マニュアル』DVD の SYSMGMT\srvadmin\windows ディレクトリにあるセットアッププログラムを使用します。現在サポートさ れているオペレーティングシステムのリストについては、『Systems Software サポートマトリクス』を参照してください。 メモ: 『Systems Management ツールとマニュアル』DVD を使用して、Managed System Software の無人およびスクリプト記 述されたサイレントインストールを実行しま
表 4.
• • Server Administrator の導入シナリオ オプションのコマンドライン設定 標準インストール 必要条件チェッカーから Server Administrator のインストールを開始し、標準セットアップ オプションを選択すると、セットアップ プログラムは次の Managed System Software 機能をインストールします。 • • • • • • • • • • Server Administrator Web Server Server Instrumentation ストレージ管理 コマンドラインインタフェース WMI snmp オペレーティングシステムロギング DRAC Command Line Tools Intel SNMP エージェント Broadcom SNMP エージェント 標準 インストール中に、固有のハードウェアおよびソフトウェア要件を満たさない個々の管理ステーションサービスは、管理下シ ステムにインストールされません。たとえば、Server Administrator Remote Access Controller サービスソフトウェアモジュールは
9. カスタムセットアップ ダイアログボックスで 次へ をクリックから、インストールのために選択したソフトウェア機能を確定し てください。 プログラムのインストール準備完了 ダイアログボックスが表示されます。 メモ: インストールプロセスをキャンセルするには、キャンセル をクリックします。インストールが行った変更をロールバ ックします。インストールプロセスのある時点以降に キャンセル をクリックすると、インストールがロールバックを適切 に行わない場合があり、システムでのインストールが不完全になります。 10. インストール をクリックして、選択したソフトウェア機能をインストールします。 Server Administrator のインストール 画面が表示され、インストール中のソフトウェア機能の状態と進行状況が提供されます。 選択された機能がインストールされた後で、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが表示されます。 11.
メモ: 無人インストールが完了した後、Server Administrator のコマンドラインインタフェース(CLI)機能を使用するために、 新しいコンソールウィンドウを開き、そこから CLI コマンドを実行する必要があります。Server Administrator をインストー ルしたコンソールウィンドウと同じコンソールウィンドウからの CLI コマンドの実行は、動作しません。 DVD の全コンテンツを配布するか、ターゲットシステムから DVD イメージの場所にドライブをマッピングすると、リモートシステ ムで DVD のイメージを使用できるようになります。 標準無人インストールパッケージとして使用するためのドライブのマッピング 1. Server Administrator のインストール先となる各リモートシステムで『Systems Management ツールとマニュアル』DVD のイメージ を共有できます。 2. 3. 4. 5.
• 実際のインストールを実行せずに、選択したソフトウェア機能の依存関係ステータスを調べる必要条件チェッカープログラム。 オプションのコマンドライン設定 次の表に、msiexec.exe MSI インストーラで使用可能なオプションの設定を示します。コマンドラインで、msiexec.exe の後に各 設定の間にスペースを入れてオプションの設定を入力します。 メモ: Windows インストーラツール用の全コマンドラインスイッチの詳細については、support.microsoft.com を参照してく ださい。 表 5. MSI インストーラのコマンドライン設定 設定 結果 /i このコマンドを使用すると、製品がインストールまたは設定さ れます。 /i .msi – Server Administrator ソ フトウェアがインストールされます。 /i .
表 5. MSI インストーラのコマンドライン設定(続き) 設定 結果 /fv – このオプションを使用すると、ソースから実行し、ローカ ルパッケージを再キャッシュします。アプリケーションまたは 機能の初めてのインストールには、この再インストールオプショ ンを使用しないでください。 INSTALLDIR= このコマンドを使用すると、特定の場所にある製品がインスト ールされます。インストールディレクトリをこのスイッチで指 定する場合は、CLI インストールコマンドを実行する前に手動で 作成する必要があります。さもなければ、エラーメッセージを表 示しないで失敗します。 /i .msi INSTALLDIR=c:\OpenManage /qn – インストール先が c:\OpenManage である特定の場所に製品をインストールしま す。 たとえば、msiexec.exe /i SysMgmt.
表 6.
MSI スタンダードアクションのロールバックに加えて、ライブラリでもロールバックが発生した場合に、各アプリケーションに対し て INI ファイルに記載されたコマンドの取り消しができます。インストールアクションによって変更されたすべてのファイルは、 ロールバックが発生した場合、元の状態に復元されます。 MSI エンジンがインストール順序に入っている場合、ロールバックアクションとしてスケジュールされているすべてのアクションが 無視されます。カスタムアクション、MSI スタンダードアクション、またはインストールアクションが失敗した場合、ロールバック が開始します。 一度完了したインストールは、ロールバックできません。処理されたインストールは、安全策としてインストールセッション中にシ ステムを保護するだけです。インストールしたアプリケーションを削除したい場合は、そのアプリケーションをアンインストールす る必要があります。 メモ: ドライバのインストールと削除はインストール処理の一部として実行されないため、実行中に致命的エラーが発生した場 合はロールバックできません。 メモ: インストーラクリーンアップ中やインストール
アップグレード 無人アップグレードでは、msiexec.exe /i SysMgmt.msi /qb コマンドは、DVD にアクセスしてソフトウェアライセンス契約 に同意し、選択したリモートシステムで必要な Server Administrator 機能をすべてアップグレードします。無人アップグレード中、 主要なユーザー設定はすべて維持されます。 メモ: 64 ビットオペレーティングシステムで、32 ビットから 64 ビットのシステム管理ソフトウェアにアップグレードする の は不可能です。 1. 『 Systems Management ツールとマニュアル』DVD をシステムの DVD ドライブに挿入します。autorun メニューが表示されます。 2. Server Administrator を選択し、インストール をクリックします。 autorun プログラムが自動的に開始しない場合、DVD の SYSMGMT\srvadmin\windows ディレクトリを開いて setup.exe ファ イルを実行します。 3. 4. 5. 6.
修復 破損したインストール済みの Server Administrator コンポーネントを修復する場合は、次の手順を実行します。 1. Windows の コントロールパネル へ移動します。 2. プログラムの追加と削除 をクリックします。 3. Server Administrator をクリックし、変更 をクリックします。 Server Administrator インストールウィザードへようこそ ダイアログボックスが表示されます。 4. 次へ をクリックします。 プログラムメンテナンス ダイアログボックスが表示されます。 5. 修復 オプションを選択して 次へ をクリックします。 プログラムの修復準備完了 ダイアログボックスが表示されます。 6. インストール をクリックして、選択したソフトウェア機能をインストールします。 Server Administrator のインストール 画面が表示され、インストール中のソフトウェア機能のステータスと進行状況が提供され ます。選択された機能がインストールされると、インストールウィザードの完了 ダイアログボックスが表示されます。 7.
オペレーティングシステムを使用した Managed System Software 機能のアンインストール 次のタスクを実行して、オペレーティングシステムで Managed System Software 機能をアンインストールします。 1. Windows の コントロールパネル へ移動します。 2. プログラムの追加と削除 をクリックします。 3. Server Administrator をクリックし、削除 をクリックします。 プログラムの追加と削除 ダイアログボックスが表示されます。 4.
4 Microsoft Windows Server 2008 Core および Microsoft Hyper-V Server への Managed System Software のインストール Microsoft Windows Server 2008 および Hyper-V Server オペレーティングシステムの Server Core インストールオプションは、特定の サーバー役割を実行するために最低限の環境を提供し、これらのサーバー役割のメンテナンスと管理要件、および攻撃可能な部分を 削減します。Windows Server 2008 Core または Hyper-V Server インストールは、対応サーバー役割によって必要とされるバイナリの サブセットのみをインストールします。例えば、Explorer シェルは Windows Server 2008 Core または Hyper-V Server インストール の一環としてインストールされず、その代わりに Windows Server 2008 Core または Hyper-V Server インストールのデフォルトユー ザーインタフェー
Managed System Software のローカライズ化されたバージョンをインストールするには、 コマンドプロンプトに msiexec /i .msi TRANSFORMS= .mst を 入力します。 .mst は、次の適切な言語ファイルに置き換えます。 • • • • • 1031.mst(ドイツ語) 1034.mst(スペイン語) 1036.mst(フランス語) 1041.mst(日本語) 2052.mst(簡体字中国語) 関連リンク: オプションのコマンドライン設定 システム管理ソフトウェアのアンインストール Managed System Softoware をアンインストールするには、コマンドプロンプトで msiexec /x .
5 Microsoft Active Directory の使用 Active Directory サービスソフトウェアを使用する場合は、ネットワークへのアクセスを制御するために Active Directory サービスソ フトウェアを設定します。Active Directory データベースは、リモート管理認証および承認をサポートするように変更されています。 Server Administrator の他、Integrated Dell Remote Access Controllers(iDRAC)、Remote Access Controllers(RAC)も Active Directory と連動するようになりました。このツールを利用して、ひとつの中央データベースからユーザーと特権を追加および制御できます。 トピック: • • Active Directory スキーマ拡張 Active Directory スキーマの拡張 Active Directory スキーマ拡張 Active Directory データは、属性 および クラス の分散データベースに存在します。Active Direc
さらに、Active Directory オブジェクトを単一のドメインまたは複数のドメインでセットアップすることもできます。RAC オブジェ クト、または Server Administrator オブジェクトをセットアップするかしないかに関係なく、単一のドメインでのオブジェクトのセ ットアップ方法に違いはありません。ただし、複数のドメインが関係する場合は、若干違いがあります。 次の図は、単一ドメインでの Active Directory オブジェクトのセットアップを示しています。このシナリオでは、2 つの DRAC 4 カ ード(RAC1 および RAC2)と 3 人の既存の Active Directory ユーザー(User1、User2、および User3)が存在します。また、両方の DRAC 4 カードで User1 と User2 に管理者特権を与え、RAC2 カードで User3 にログイン特権を与えます。 図 2.
複数ドメインでの Server Administrator Active Directory オ ブジェクトのセットアップ Server Administrator の場合、単一の関連付けのユーザーは異なるドメインに属することができ、ユニバーサルグループに属する必要 はありません。次の例は、別のドメインの Server Administrator システムがディレクトリオブジェクトのセットアップにどう影響す るかを示す例に非常に近いものです。RAC デバイスの代わりに、Server Administrator(Server Administrator 製品 sys1 および sys2) が実行されている 2 つのシステムが存在します。sys1 と sys2 は異なるドメインに属します。Active Directory にある任意の既存の ユーザーまたはグループを使用できます。次の図は、この例の Server Administrator Active Directory オブジェクトのセットアップ方 法を示しています。 図 4.
2. このファイルを編集して、行 adproductname=text を追加します。ここで、text は Active Directory で作成した製品オブジ ェクトの名前です。たとえば、Active Directory 製品名が omsaApp に設定された場合、omsaoem.ini ファイルには次の構文が 含まれます。 productname=Server Administrator startmenu=Dell OpenManage Applications autdbid=omsa accessmask=3 adsupport=true adproductname=omsaApp 3. omsaoem.
DRAC のクラス定義の詳細については、『Remote Access Controller 4 ユーザーズガイド』および『Remote Access Controller 5 ユー ザーズガイド』を参照してください。iDRAC のクラス定義の詳細については、『Integrated Remote Access Controller ユーザーズガ イド』を参照してください。 表 9. Active Directory スキーマに追加されたクラスのクラス定義 クラス名 割り当てられたオブジェクト識別番号 (OID) クラスの種類 dellAssociationObject 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.2 構造体クラス dellPrivileges 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.4 構造体クラス dellProduct 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.5 構造体クラス dellOmsa2AuxClass 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.1.
表 13. dellOmsa2AuxClass クラス(続き) クラスの種類 補助クラス SuperClasses なし 属性 dellOmsaIsReadOnlyUser dellOmsaIsReadWriteUser dellOmsaIsAdminUser 表 14. dellOmsaApplication クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.1.2 説明 このクラスは、Server Administrator アプリケーションを表しま す。Server Administrator は Active Directory で dellOmsaApplication として設定する必要があります。この設 定により、Server Administrator アプリケーションは LDAP クエ リを Active Directory に送信できるようになります。 クラスの種類 構造体クラス SuperClasses dellProduct 属性 dellAssociationMembers 表 15.
表 16. Active Directory スキーマに追加される Server Administrator 固有の属性(続き) 属性名 / 説明 割り当てられた OID/ 構文オブジェクト 識別子 単一値 ユーザーが Server Administrator で読み取 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN り / 書き込み権限を持っている場合は 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) TRUE dellOMSAIsAdminUser 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.2.2.3 TRUE ユーザーが Server Administrator でシステ ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN ム管理者権限を持っている場合は TRUE 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.
製品オブジェクトの作成 製品オブジェクトを作成するには、次の手順を実行します。 メモ: Server Administrator のユーザーは、ユニバーサルタイプの製品グループを使用して、ドメインとその製品オブジェクト をスパンする必要があります。 メモ: 別のドメインからユニバーサルタイプの製品グループを追加する場合、関連オブジェクトをユニバーサルスコープで作成 します。Schema Extender ユーティリティにより作成されたデフォルトの関連オブジェクトは、ドメインローカルグループで あり、他のドメインからユニバーサルタイプの製品グループとは動作しません。 1. コンソールのルート(MMC)ウィンドウでコンテナを右クリックします。 2. 新規作成 を選択します。 3. インストールしたコンポーネントに応じて、RAC または Server Administrator のオブジェクトを選択します。 新規オブジェクト ウィンドウが表示されます。 4.
3. ユーザーまたはユーザーグループの名前を入力するか、参照して選択し、OK をクリックします。 特権オブジェクト タブをクリックして、システムで認証するときにユーザーまたはユーザーグループの特権を定義する関連付け に特権オブジェクトを追加します。 メモ: 関連オブジェクトに特権オブジェクトを 1 つだけ追加します。 権限を追加するには 1. 権限オブジェクト タブを選択し、追加 をクリックします。 2. 権限オブジェクトの名前を入力するか、参照して、OK をクリックします。 製品 タブをクリックして 1 つ、または複数のシステムあるいはデバイスを関連付けに追加します。関連付けられたオブジェク トは、定義済みのユーザーまたはユーザーグループが使用できる、ネットワークに接続された製品を指定します。 メモ: 関連オブジェクトに、複数のシステムまたは RAC デバイスを追加します。 製品を追加するには 1. 製品 タブを選択して 追加 をクリックします。 2. システム、デバイス、またはグループ名を入力して、OK をクリックします。 3.
6 よくあるお問い合わせ(FAQ) Systems Management アプリケーションはどのポー トを使用しますか? Server Administrator が使用するデフォルトポートは 1311 です。これらのポートは設定可能です。特定のコンポーネントのポート情 報は、そのコンポーネントのユーザーガイドを参照してください。 低帯域幅、低レイテンシの WAN 上で DRAC コント ローラで仮想メディアを実行するとき、Systems Management のインストールを仮想メディアで直接 起動すると、失敗します。どうすればよいですか? ローカルシステムにウェブインストールパッケージをコピーしてから、Systems Management インストールを起動してください。 Server Administrator Storage Management サービ スをインストールする前に、システムにインストール されている Adaptec Fast Console アプリケーション をアンインストールする必要はありますか? はい。Adaptec Fast Console がすでにシステム上にインストールさ
4.
Systems Management インストールの始動中に次のエラーメ ッセージが表示されます。 An older version of Server Administrator software is detected on this system.You must uninstall all previous versions of Server Administrator applications before installing this version(このシステムで Server Administrator ソフトウェアの古いバージョンが検知されました。このバージョンをインストール する前に、以前のバージョンの Server Administrator アプリケーションをすべてアンインストールする必要があります) Systems Management インストールの起動試行中にこのエラーが発生する場合、SYSMGMT\srvadmin\support\OMClean ディレ クトリに含まれる OMClean.
Windows Server 2008 の Server Administrator をアンイン ストール中、インストーラがショートカットを削除しようとす ると警告メッセージが表示されます。 Windows Server 2008 から Server Administrator をアンインストールする間、インストーラがショートカットを削除しようとすると警 告メッセージが表示される場合があります。OK をクリックしてアンインストールを続行します。 MSI ログファイルはどこにありますか? デフォルトでは、MSI ログファイルは %TEMP% 環境変数で定義されるパスに保存されます。 サポートウェブサイトから Windows 用の Server Administrator ファイルをダウンロードして、自分のメディア にコピーしました。SysMgmt.
必要条件チェッカーの情報を最も有効に使用する方法を教え てください。 必要条件チェッカーは Windows で使用可能です。必要条件チェッカーの使用の詳細については、『Systems Management ツールとマ ニュアル』DVD の SYSMGMT\srvadmin\windows\PreReqChecker\readme.txt にある readme ファイルを参照してください。 必要条件チェッカーの画面で、次のメッセージが表示されま す。この不具合を解決するためにできることを教えてくださ い。 An error occurred while attempting to execute a Visual Basic Script. Please confirm that Visual Basic files are installed correctly.
Systems Management のアップグレード後に、システムを再 起動する必要はありますか? アップグレードでは、アップグレードするファイルが使用中の場合、再起動を必要とする可能性があります。これは標準の Windows インストーラの動作です。プロンプトが表示されたらシステムを再起動することを推奨します。 現在システムにインストールされている Server Administrator の機能は、どこに表示されますか? Windows の コントロールパネル に移動し、プログラムの追加と削除 をダブルクリックして、現在インストールされている Server Administrator 機能を表示します。 Windows で使用される Systems Management の機能名をす べて教えてください。 次の表に、Systems Management の全機能の名称と、それに相当する Windows の名称を記載しています。 表 18.