Dell OpenManage Server Administrator バージョン 7.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 Copyright © 2014 Dell Inc. All rights reserved. この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2014 - 03 Rev.
目次 1 はじめに...................................................................................................................... 11 本リリースの新機能............................................................................................................................. 11 CLI コマンドを実行するための Windows コマンドプロンプトへのアクセス....................................13 プライマリ CLI コマンド......................................................................................................................13 CLI エラーチェックおよびエラーメッセージ.......
omreport chassis processors または omreport mainsystem processors................................... 37 omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement.............. 40 omreport chassis pwrmonitoring または omreport mainsystem pwrmonitoring...................... 41 omreport chassis pwrsupplies または omreport mainsystem pwrsupplies................................43 omreport chassis remoteaccess または omreport mainsystem remoteaccess.........................
omconfig chassis memorymode または omconfig mainsystem memorymode.......................90 omconfig chassis pwrmanagement または omconfig mainsystem pwrmanagement.............. 91 omconfig chassis pwrmonitoring または omconfig mainsystem pwrmonitoring..................... 93 omconfig chassis remoteaccess または omconfig mainsystem remoteaccess........................ 95 omconfig chassis temps または omconfig mainsystem temps................................................
サポート情報を追加するためのコマンド例................................................................................ 132 システム情報の追加...........................................................................................................................132 システム情報を追加するためのコマンド例................................................................................ 132 保証情報の追加.................................................................................................................................. 133 保証情報を追加するためのコマンド例.........
omconfig グローバルホットスペアの割り当て.......................................................................... 155 omconfig 物理ディスクの再構築................................................................................................ 155 omconfig 物理ディスク再構成のキャンセル..............................................................................156 omconfig メンバー交換のキャンセル......................................................................................... 157 omconfig 物理ディスクのクリア................................................
omconfig 仮想ディスクの作成....................................................................................................176 omconfig コントローラ再構築率の設定..................................................................................... 183 omconfig コントローラプロパティの変更................................................................................. 183 omconfig 保存キャッシュの破棄................................................................................................184 omconfig 暗号化キーの作成.................................
omconfig コネクタコマンド............................................................................................................. 199 omconfig コネクタの再スキャン................................................................................................199 omconfig Cachecade コマンド........................................................................................................199 omconfig Cachecade の点滅.....................................................................................................
1 はじめに Dell OpenManage Server Administrator(OMSA)は、統合されたウェブブラウザベースのグラフィカルユー ザーインタフェース(GUI)またはコマンドラインインタフェース(CLI)から、包括的な 1 対 1 のシステム 管理ソリューションを提供します。Server Administrator は、システム管理者がネットワーク上のシステムを ローカルまたはリモートで管理できるように設計されています。システム管理者は、包括的な 1 対 1 のシス テム管理を提供することにより、ネットワーク全体を管理できます。 Server Administrator の文脈では、システムとはスタンドアロンシステム、個別のシャーシ内に接続されたネ ットワークストレージユニットを持つシステム、またはモジュラエンクロージャ内の 1 つまたは複数のサー バーモジュールで構成されるブレードシステムを指します。 Server Administrator では、包括的な統合管理サービスを介してローカルシステムおよびリモートシステムを 簡単に管理できます。Server Administrator は、
– Novell SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3(64 ビット) – Red Hat Enterprise Linux 6.5(64 ビット) – VMware ESXi 5.0 U3 および ESXi 5.1 U2 – VMware vSphere 5.5 • 次のブラウザへの対応が追加されました。 – Mozilla Firefox 22 および 23 – Internet Explorer 11 – Safari 6.0 – Google Chrome 27、28、および 30 • Citrix XenServer 6.
– LSI SAS 9300-8e – LSI SAS 9206-16e • 次の Dell PowerEdge サーバーのサポートを追加。 – R920 – R220 – M820VRTX • 次のオペレーティングシステムに対するサポートが廃止されました。 – SUSE Linux Enterprise Server 10 SP4 – SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 – Red Hat Enterprise Linux 6.4(64 ビット) – VMware ESXi 5.1 U1 HDD および Flash – VMware ESXi 5.0 U2 HDD および Flash メモ: サポートされるオペレーティングシステムおよび Dell のサーバーについては、dell.
omhelp コマンドは、CLI コマンドについての短いテキストのヘルプを表示します。ヘルプを表示したいコマ ンドの後に ? を付けると、omhelp と同じ内容を簡単に取得できます。例えば、omreport コマンドのヘルプ を表示するには、次のいずれかのコマンドを入力します。 • omhelp omreport • omreport -? omreport コマンドは、システムの管理情報のレポートを表示します。 メモ: CLI コマンドの概要を見るには、omhelp と入力します。 メモ: omupdate コマンドは、Server Administrator では現在サポートされておらず、代わりに Dell Update Package または Server Update Utility コマンドを使用できます。さまざまなコンポーネントを アップデートするには、Dell Update Package をダウンロードして <パッケージ名> /s [/f コマンド を実行します。対応する CLI 構文の詳細に関しては、dell.
システム構成に存在しないコンポーネントや機能に対するコマンドを実行すると、コンポーネントが存在し ないというエラーメッセージが表示されます。 以下は、一部の失敗メッセージの例です。 コマンド omconfig chassis volts index=3 minwarnthresh=3.3000 メッセージ エラー! 数字の期待値は小数点以下 3 桁までです。読み取り値:3.3000 コマンドで指定された値は、小数点以下 3 桁を超えています。ボルト数の有効な最 小警告しきい値は、小数点以下 3 桁までです。 変更後のコマンド omconfig chassis volts index=3 minwarnthresh=3.300 小数点以下を 3 桁にしてもう一度入力すると、別のエラーメッセージが表示されます。 メッセージ エラー! 電圧プローブの最小警告しきい値は 11.400~12.480 でなければなりま せん。 変更後のコマンド omconfig chassis volts index=3 minwarnthresh=11.
コマンド構文の概要 コマンドは、単純なものから複雑なものまでさまざまです。最も単純なコマンドは、コマンドレベル 1 のみ で構成されます。omhelp は単純なコマンドの例です。omhelp とタイプすると、主要な CLI コマンドのリス トが表示されます。 これよりも 1 段階複雑なコマンドは、コマンドレベル 1 および 2 で構成されます。about コマンドはすべて、 コマンドレベル 2 の複雑さを有するコマンドの例です。omconfig about や omreport about などのコマン ドは、非常に簡潔なサマリを表示します。このサマリは、例えば、Server Administrator 1.
omhelp コマンドの使用 2 omhelp コマンドとこれに相当する -? は、コマンドラインインタフェース(CLI)の詳細なヘ ルプテキストインタフェースにアクセスします。数段階の詳細レベルからのヘルプを取得できます。 各完全修飾 CLI コマンドは、さまざまなパーツの変数番号があります。たとえば、コマンド(コマンド レベ ル 1)、1 つまたは複数のサブコマンド(コマンド レベル 2 、存在する 場合はコマンド レベル 3)および 1 つまたは複数の「名前=値」のペア。 -?(スペース - ダッシュ - 疑問符)をコマンドの後に入力すると、そのコマンドに関するヘルプを表示でき ます。 ヘルプコマンドの例 omconfig -? と入力すると、omconfig コマンドの一般的なヘルプが表示されます。このレベルのヘルプに は、omconfig で使用できる次のサブコマンドが一覧表示されます。 • • about preferences • シャーシ • システム omconfig system -? と入力すると、CLI ヘルプに omconfig system で
減価償却方法を直線法に設定するには、次のように入力します。 omconfig system assetinfo info=depreciation method=straightline CLI から次のメッセージが返されます。 資産情報は正常に設定されました。 omconfig system assetinfo -? と入力すると、表示されるヘルプには、名前フィールドとオプション フィールドへの値の割り当てについての情報が示されます。リクエスト omconfig system assetinfo -? の結 果の一部を以下に示します。 assetinfo Set asset information. 1 つの情報値につき、オプションのパラメータを 1 つまたは複数、次のように指定します。 次の表には、info=acquisition のオプションパラメータを示します。 表 2.
3 omreport: 計装サービスを使用したシステ ム状態の表示 omreport コマンドで、システムコンポーネントの詳細情報を表示できます。一度に多くのシステムコンポー ネントの概要を、または特定のコンポーネントの詳細を取得することもできます。本章では、目的の詳細レ ベルでレポートを取得する方法を説明します。 本章に記載されているコマンドは、特定の omreport コマンドの結果に表示されるフィールドを定義するか どうかという点で異なります。このフィールドは、特別な使用方法または頻度が低い使用方法の場合のみを 定義します。 他のすべてのコンポーネントと同じように、omreport を使用してコンポーネントの状態を表示し、omconfig を使用してコンポーネントを管理します。コンポーネントを管理用に設定する方法については、 「omconfig:計装サービスを使ったコンポーネントの管理」を参照してください。 omreport コマンドを使用して、omconfig コマンドの実行に必要な情報を入手します。例えば、温度プロー ブについての警告イベントの最小温度を編集するには、設定するプローブのインデック
記号「|」(通常パイプと呼ばれる)は、排他的論理和演算子です。例えば、enable | disable は、コンポーネ ントまたは機能を有効または無効にできますが、コンポーネントと機能を同時に有効または無効にすること はできないことを意味しています。 omreport コマンドのコマンド概要 システム構成によっては、omreport コマンドの結果はシステムごとに異なります。取り付けられているコン ポーネントのデータのみが表示されます。 メモ: システムに外部シャーシが含まれる場合、表示される結果はオペレーティングシステムによって 異なります。SUSE Linux Enterprise Server および Red Hat Enterprise Linux システムでは、omreport コマンドは、メインシャーシ情報の後の別のセクションに外部シャーシ情報を表示します。Microsoft Windows システムでは、外部シャーシについてのデータは omreport 出力には示されません。 次の表は、omreport コマンドの高レベルな概要を示します。コマンドレベル 1 列は、最も汎用的な使用にお ける
コマンドレベ コマンドレベル 2 ル1 コマンドレベ ル3 必要なユ ーザー権 限 使用 fans U、P、A システムのファンの状態としきい値を表示 します。 firmware U、P、A ファームウェアの名前とバージョンを表示 します。 frontpanel U、P、A 電源 ボタンまたは Nonmasking Interrupt (NMI)ボタン、あるいはその両方(システ ムにある場合)が有効か無効かを表示しま す。フロントパネル暗号化アクセス情報と フロントパネル LCD 情報も表示します。 fru U、P、A フィールド交換可能ユニット(FRU)の情報 を表示します。 hwperforman U、P、A ce システムの性能劣化の状態および原因を表 示します。 info U、P、A メインシステムのシャーシコンポーネント の状態の概要を表示します。 intrusion U、P、A システムのイントルージョンセンサーの状 態を表示します。 leds U、P、A さまざまな警告状況に従って LED が点滅す るように設定したプロパティを表示します。
コマンドレベ コマンドレベル 2 ル1 コマンドレベ ル3 必要なユ ーザー権 限 使用 スロット U、P、A システムの拡張スロットやその他のスロッ トタイプのプロパティを表示します。 temps U、P、A システムの温度センサーの状態としきい値 を表示します。 volts U、P、A システムの電圧センサーの状態としきい値 を表示します。 removableflas U、P、A hmedia 22 システムの仮想フラッシュ(vFlash)および セキュアデジタル(SD)カードの詳細を表 示します。 licenses U、P、A ストレージ U、P、A 「Storage Management サービスの使用」を 参照してください。 system または servermodule U、P、A システムコンポーネントの高レベルな概要 を表示します。 alertaction U、P、A 警告とエラーのしきい値に加え、必要不可欠 なコンポーネントが警告やエラー状況を検 出した場合に設定されている処置を表示し ます。 alertlog U、P、A 管理者がアラ
コマンドレベ コマンドレベル 2 ル1 preferences コマンドレベ ル3 必要なユ ーザー権 限 使用 summary U、P、A メインシステムシャーシ、ソフトウェア、お よびストレージを含むすべてのシステムコ ンポーネントの主要点を表示します。 thrmshutdow n P、A 温度の警告またはエラー状況が検知された 場合に、シャットダウン処置(ある場合)を 実行するための方法を表示します。 バージョン U、P、A システム上のアップデート可能なコンポー ネントすべての概要を表示します。 webserver U、P、A Server Administrator ウェブサーバーの URL 情報を表示します。 messages.
Value : モジュラーサーバーエンクロージャ 属性 : ロック Value : 真 属性 : サービスタグ Value : 8RLNB1S 属性 : エクスプレスサービスコード Value : 18955029124 CMC 情報 属性 : 製品 Value : シャーシ管理コントローラ(CMC) 属性 : 説明 Value : システムコンポーネントは Dell システムに対して完全な リモート管理機能一式を提供します。 属性 : バージョン Value : 3.20 属性 : IP アドレス Value : 101.102.103.
: Dell Inc. 会社 Server Administrator 環境に関する詳細を確認するには、以下のように入力します。 omreport about details=true Server Administrator には多くのサービスがあり、それぞれに独自のバージョン番号があります。内容 フィ ールドは、サービスのバージョン番号と、その他の有用な詳細情報も示します。以下は、出力例です。シス テム構成やシステムにインストールされている Server Administrator のバージョン番号によって異なりま す。 内容: Instrumentation Service 7.x.x Storage Management 4.x.x Sun Java Runtime Environment 1.x.x_xx Secure Port Server 7.x.x Server Administrator Core Files 7.x.x Instrumentation Service Integration Layer 7.x.
または omreport mainsystem acswitch Server Administrator によって次のように出力されます。 AC フェールオーバスイッチ AC スイッチの冗長性 冗長性状態 : 完全 完全冗長に必要なデバイス数 : 2 冗長性モード : 冗長性設定 : 入力ソースライン 1、冗長性復元時、ライン 1 に復帰 AC 電源ライン Status(ステータス) : Ok 場所 AC 電源ライン 1 AC 有無 : 有 アクティブソース : アクティブ Status(ステータス) : Ok 場所 AC 電源ライン 2 AC 有無 : 有 アクティブソース : 非アクティブ Server Administrator は Redundancy Status と Redundancy Mode フィールドの値を報告します。 omreport chassis batteries または omreport mainsystem batteries バッテリーのプロパティを表示するには omreport chassis batteries または
omreport chassis biossetup または omreport mainsystem biossetup 通常はシステム起動時にのみ使用可能な BIOS セットアップパラメータを表示するには、omreport chassis biossetup または omreport mainsystem biossetup コマンドを使用します。次のように入力します。 omreport chassis biossetup または omreport mainsystem biossetup メモ: コマンド間で統一するために、このコマンドの出力形式は変更されています。これに合わせてユ ーザースクリプトを変更してください。 短縮形で BIOS セットアップパラメータを表示するには、次のように入力します。 omreport chassis biossetup display=shortnames 利用可能なすべての起動デバイス、エイリアス名、起動順序を表示するには、次のように入力します。 omreport chassis biossetup attribute=bootorder メモ: bootorder 属
パラメータ 説明 プロセッサ CMP プロセッサごとに有効になっているコア数を表示します。 ユーザーのアクセスが可能 な USB ポート ユーザーアクセス可能 USB ポートが有効または無効になっているかを表示 します。 CPU 仮想化技術 仮想化テクノロジによって提供された追加のハードウェア機能を表示しま す。 AC 電源リカバリモード 停電後に入力電力が復元したときのシステム状態を表示します。 組み込み SATA コントロー ラ 内蔵 SATA コントローラが ATA モード、RAID モード、または無効かを表示 します。 SATA Port 0 SATA ポート 0 の状態を表示します。 SATA Port 1 SATA ポート 1 の状態を表示します。 Dual NIC (1/2) PXE が付いた NIC 1 および NIC 2 が有効または無効になっているかを表示し ます。 Dual NIC (3/4) PXE が付いた NIC 3 および NIC 4 が有効または無効になっているかを表示 します。 NIC 1 システムの起動中に最初の NIC が有効(P
パラメータ 説明 コンソールリダイレクト BIOS 画面が特定のシリアルポートにリダイレクト、またはオフになっている かを表示します。 ディスケット ディスケットが無効、自動有効、または読み取り専用のいずれかを表示しま す。 Demand Based Power Management(DBS) DBS がシステムで有効または無効になっているかを表示します。 組み込みハイパーバイザ 内蔵されたハイパーバイザが有効または無効になっているかを表示します。 IDE ドライブが有効または無効になっているかを表示します。 IDE Primary Drive 0 デバイスが自動検知され有効になっている、または無効になっているかを表 示します。 IDE Primary Drive 1 デバイスが自動検知され有効になっている、または無効になっているかを表 示します。 イントルージョン システムブート中にイントルージョンチェックが有効または無効になってい るかを表示します。 マウス マウスが有効または無効になっているかを表示します。 光学式ドライブコントロー ラ 光学ドライブが有効または
パラメータ 説明 シリアル通信 COM ポート 1 と COM ポート 2 が有効か無効か、またコンソールリダイレク トの有無を表示します。 起動後のコンソールリダイ レクト システム起動後のコンソールリダイレクトが有効か無効かを表示します。 外付けシリアルコネクタ 外部シリアルコネクタがシリアルデバイス 1、 シリアルデバイス 2、または リモートアクセスデバイスのうち、どれにマップされているかを表示します。 Console Redirection Failsafe Baud Rate コンソールリダイレクトフェイルセーフボーレートの設定を表示します。 シリアルアドレス選択 シリアルデバイスのポートアドレスを表示します。 PowerEdge yx2x システムでの BIOS セットアップグループ 以下の表に PowerEdge yx2x システム上の BIOS セットアップパラメータで有効なグループのリストを示し ます。 メモ: ハードウェア構成により、属性は個々のグループ内で異なる場合があります。 表 6.
グループ 説明 UEFI 起動設定 起動モードが uefi に設定されているときに、システムの起動設定を制御 します。 omreport chassis currents または omreport mainsystem currents 現在、Server Administrator ではこのコマンドは使用できなくなっています。 omreport chassis fans または omreport mainsystem fans ファンプローブの状態および設定を表示するには、omreport chassis fans または omreport mainsystem fans コマンドを使用します。次のように入力します。 omreport chassis fans index=n または omreport mainsystem fans index=n index パラメータはオプションです。index を指定しない場合は、Server Administrator はシステムにある任 意のファンプローブの状態、読み取り値、およびしきい値の概要を表示します。index を指定した場合、 Server A
フロンパネル LCD セキュリティアクセスは、フロントパネルの暗号化のアクセス情報が、表示、変更または 無効のいずれに設定されているかを表示します。 フロントパネル LCD 情報は、サービスタグ、リモートインディケーションステータスなどの情報を表示しま す。 omreport chassis fru または omreport mainsystem fru FRU 情報を表示するには、omreport chassis fru または omreport mainsystem fru コマンドを使用します。 次のように入力します。 omreport chassis fru または omreport mainsystem fru Server Administrator がシステムの FRU 情報の概要を表示します。この情報は、Server Administrator GUI、 SNMP、および Common Information Model で確認でき、主にトラブルシューティングのために使用されま す。 omreport chassis hwperformance または omreport mainsyste
index パラメータには任意でシャーシ番号を指定します。index を指定しない場合、Server Administrator は 各シャーシごとのシャーシ情報の概要を表示します。index を指定すると、Server Administrator はその指定 されたシャーシの情報のサマリ情報を表示します。 メモ: iDRAC がインストールされている場合、Server Administrator は Lifecycle Controller のバージョ ンを表示します。BMC がインストールされている場合は、Server Administrator は USC(Unified Server Configurator)のバージョンを表示します。 システムの構成に応じて、次のような内容が出力される場合があります。 インデックス : 0 シャーシ名 : メインシステムシャーシ ホスト名 : WIN-27C02UQFV6L iDRAC7 バージョン : 1.
または omreport mainsystem leds index=n index パラメータはオプションです。index を指定しない場合、Server Administrator はシャーシ 0 の LED 情 報の概要を表示します。index を指定すると、Server Administrator は特定のシャーシの概要を表示します。 次に出力例を示します。 メインシステムシャーシ シャーシ識別 LED の点滅状況 : Off シャーシ識別 LED 点滅のタイムアウト値 : 300 omreport chassis memory または omreport mainsystem memory システム内の各メモリモジュールの詳細を表示するには、omreport chassis memory または omreport mainsystem memory を使用します。システムが冗長メモリをサポートする場合、このコマンドはシステム で実装されているメモリ冗長性の状態、状況、およびタイプも表示します。次のように入力します。 omreport chassis memory index=n または omr
最大容量合計 : 786432 MB メモリアレイ 1 の詳細 インデックス : 0 Status(ステータス) : Ok Status(ステータス) : Ok Status(ステータス) : Ok コネクタ名 : DIMM_A1 タイプ : DDR3 - 同期登録済み(バッファー) サイズ : 8192 MB インデックス : 1 Status(ステータス) : Ok コネクタ名 : DIMM_A2 タイプ : DDR3 - 同期登録済み(バッファー) サイズ : 8192 MB インデックス : 2 Status(ステータス) : Ok コネクタ名 : DIMM_A3 タイプ : DDR3 - 同期登録済み(バッファー) サイズ : 8192 MB インデックス : 3 Status(ステータス) : Ok コネクタ名 : DIMM_A4 タイプ : DDR3 - 同期登録済み(バッファー) サイズ : 8192 MB index を指定すると、Server Administrator は、特定のメモリモジュールに
正常性 : Ok Status(ステータス) : Ok デバイス名 : DIMM_A1 サイズ : 8192 MB タイプ : DDR3 - 同期登録済み(バッファー) 速度 : 0.
index パラメータはオプションです。index を指定しない場合は、Server Administrator はシステム上のすべ てのチームインタフェースの詳細と Index(NIC カード番号)、Interface Name、Vendor、Vendor、および Redundancy Status フィールドの値を表示します。 index パラメータを指定した場合、Server Administrator は、特定 NIC のチームインタフェースの詳細と Team Interface、Interface、IPv4 Addresses、IPv6 Addresses、Team Interface Receive Statistics、Team Interface Transmit Statistics、Interface Receive Statistics、および Interface Transmit Statistics の各フィー ルドの値を表示します。 omreport chassis ports または omreport mainsystem ports omreport chassis port
表 8.
• 対応するキャッシュデバイスの種類 • 現在のキャッシュ デバイスの種類 • 外部ソケット名 メモ: ある種のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)での制限により、本リリースの OpenManage Server Administrator で一部の機能を利用できない場合があります。 以下の表は、特定のプロセッサの個々のキャッシュ用に表示されるフィールドを示します。 表 10.
フィールド 説明 ば、メモリ内の任意のページのライン 0 がキャッシュメモリのライン 0 に格納されます。 対応するキャッシュデバイス の種類 デバイスがサポート可能なスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM) の種類。 現在のキャッシュ デバイスの 種類 現在インストールされている、キャッシュがサポート可能な SRAM の種 類。 外部ソケット名 シルクスクリ ーン名 システムボード上のソケットの横にプリントされている名前 エラー修正の種類 そのメモリが実行可能なエラーチェックおよび訂正(ECC)の種類。コレ クタブル ECC またはアンコレクタブル ECC。 omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement システムの電源バジェットキャップと電源管理のプロファイルを表示するには、omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement コマンドを使用します。値は、構成に基 づいてワットや BTU/Hr 単位で表示され
名前 = 値のペア 説明 メモ: PowerEdge 12G システムでは、profile オプションは SysProfile で、BIOS セットア ップグループの System Profile Settings にグ ループ分けされます。詳細に関しては、 「PowerEdge 12G システムでの BIOS セットア ップの設定」を参照してください。 システムの電源管理プロファイルごとに、次のフィールドの値が表示されます:Maximum Performance (最 大パフォーマンス)、Active Power Controller (アクティブ電源コントローラ)、OS Control (OS コントロー ル)、および Custom (カスタム)。 カスタム属性は、CPU Power and Performance Management (CPU 電源とパフォーマンス管理)、Memory Power and Performance Management (メモリ電源とパフォーマンス管理)、Fan Power and Performance Management (ファン電源とパフォーマンス管理) です
• 電力消費量状態 • プローブ名 • 読み取り値 • 警告しきい値 • エラーしきい値 • アンペア数:場所と読み取り値 • 電力トラッキング統計 • エネルギー消費量 • 測定開始時刻 • 測定終了時刻 • 読み取り値 • システムピーク電力 • システムピークアンペア数 メモ: omreport chassis pwrmonitoring または omreport mainsystem pwrmonitoring コマンドは、 PMBus(Power Management Bus)をサポートし、ホットスワップ対応の電源装置を搭載している PowerEdge 10G 以降のシステムで適用可能であり、固定型の非冗長電源装置が取り付けられているシ ステムでは適用できません。 メモ: 電力監視には、詳細をレポートするためのライセンスが必要です。適切なライセンスがインスト ールされていないか、有効期限が切れている場合、システムの電力消費の詳細は表示されません。詳細 に関しては、dell.
Power Tracking Statistics Statistic : Energy consumption Measurement Start Time : Thu May 28 11:03:20 2011 Measurement Finish Time : Fri May 28 11:05:46 2011 Reading : 5.9 KWH Statistics : System Peak Power Measurement Start Time : Mon May 18 16:03:20 2011 Peak Time : Wed May 27 00:23:46 2011 Peak Reading : 630 W Statistics : System Peak Amperage Measured Since : Mon May 18 16:03:20 2011 Read Time : Tue May 19 04:06:32 2011 Peak Reading : 2.
Controller(BMC/iDRAC)および Remote Access Controller の一般情報を表示できます。次のようにタイ プします。 omreport chassis remoteaccess または omreport mainsystem remoteaccess メモ: コマンド間の一貫性を維持するため、このコマンドの出力フォーマットおよび後続するコマンド レベルが変更されました。必要に応じてユーザースクリプト変更してください。 omreport chassis remoteaccess または omreport mainsystem remoteaccess コマンドの出力では、以下の 表に示すような有効なパラメータをリストします。 表 12.
属性 : 冗長性 Value : 損失 内部 SD モジュールの状態 Status(ステータス) : OK コネクタ名 : システム基板 SD ステータス 1 State(状態) : あり ストレージサイズ : 512 MB Status(ステータス) : OK コネクタ名 : システム基板 SD ステータス 2 State(状態) : あり ストレージサイズ : 512 MB VFlash メディアの詳細 コネクタ名 : システム基板 SD ステータス 1 タイプ : vFlash SD カード State(状態) : あり 使用可能サイズ : 472 MB ストレージサイズ : 512 MB omreport chassis slots または omreport mainsystem slots omreport chassis slots または omreport mainsystem slots コマンドを使用してシステムスロットのプロパ ティ を表示できます。次のようにタイプします。 omreport chassis slots index
表 13.
デバイスインデックス : 0 デバイス状態 : Ok デバイス : iDRAC7 デバイスの説明 : iDRAC デバイス ID : xxxx ライセンスインデックス : 0 説明 : iDRAC7 エンタープライズ評価ライセンス Status(ステータス) : OK 推奨処置 : N/A ライセンスの種類 : 評価版 EntitlementID : xxxx 有効期限日 : yyyy-mm-dd hh:mm:ss omreport system コマンドまたは omreport servermodule コマンド ログ、しきい値、所有コスト情報、およびシャットダウン処置と回復処理の設定方法の情報を表示するには、 omreport system または omreport servermodule コマンドを使用します。 omreport system または omreport servermodule omreport system または omreport servermodule コマンドを使用すると、システムの全般的なステータスを 見ることができます。レ
ログ表示のコマンド 警告ログ、コマンドログおよびハードウェアまたは ESM ログを表示するには、omreport system または omreport servermodule コマンドを使用します。 メモ: 警告ログまたはコマンドログが無効な XML データ(選択項目について生成された XML データが 適切な形式でないときなど)を示す場合は、ログをクリアして、問題を解決する必要があります。ログ をクリアするには、omconfig system alertlog action=clear または omconfig system cmdlog action=clear と入力します。今後の参考のためにログ情報を維持する必要がある場合は、 クリアする前にログのコピーを保存してください。ログのクリアの詳細に関しては、「ログをクリアす るコマンド」を参照してください。 アラートログの内容を表示するには、次のように入力します。 omreport system alertlog または omreport servermodule alertlog コマンドログの内容を表示するには、次のように入力します。 omrepo
omconfig system alertaction コマンドまたは omconfig servermodule alertaction コマンドを使用します。 詳細に関しては、「omconfig:計装サービスを使ったコンポーネントの管理」を参照してください。 メモ: コマンド間で統一するために、このコマンドの出力形式は変更されています。これに合わせてユ ーザースクリプトを変更してください。 メモ: 特定のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)の制限により、本リリースの OpenManage Server Administrator で一部の機能を利用できない場合があります。 警告処置の表示があるコンポーネントおよびイベント システムにコンポーネントまたはイベントが存在する場合、次のようなコンポーネントやイベントに関して 警告処置のプロパティを表示します。 • バッテリ警告 • バッテリ障害 • シャーシイントルージョン • 電流プローブ警告 • 電流プローブ障害 • ファン警告 • ファン障害 • メモリ事前障害 • メモリの障害 • システム電源プ
• 仮想ディスク障害 • エンクロージャ警告 • エンクロージャ障害 • ストレージコントローラバッテリ警告 • ストレージコントローラバッテリ障害 • リムーバブルフラッシュメディア存在 • リムーバブルフラッシュメディア取り外し • リムーバブルフラッシュメディア障害 メモ: ストレージコントローラバッテリ警告およびストレージコントローラバッテリ障害イベントはブ レードシステムで利用できません。 メモ: システム電源プローブ警告はブレードシステムには適用されません。 omreport system assetinfo または omreport servermodule assetinfo omreport system assetinfo または omreport servermodule assetinfo は、システムのオーナーシップ情報 (獲得、減価償却、保証情報など)のコストを見るために使用します。これらフィールドを 設定するには、 omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを
または omreport servermodule events type=fans このコマンドは、イベントが生成されるシステム内の各コンポーネントの概要を表示します。 次の表に、各種コンポーネントタイプで表示されるイベントを示します。 メモ: ある種のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)での制限により、本リリースの OpenManage Server Administrator で一部の機能を利用できない場合があります。 表 14.
omreport system pedestinations または omreport servermodule pedestinations omreport system pedestinations または omreport servermodule pedestinations コマンドは、プラットフォ ームイベントに関するアラートの宛先を表示するために使用します。表示される宛先の数によっていは、各 宛先アドレスごとに異なる IP アドレスをしています。次のようにタイプします。 omreport system pedestinations または omreport servermodule pedestinations omreport system pedestinations または omreport servermodule pedestinations コマンドの出力では、有効 なパラメータがリストされます。 メモ: コマンド間の一貫性を維持するため、このコマンドの出力フォーマットは変更されました。必要 に応じてユーザースクリプト変更してください。 omreport system pedes
出力 属性 説明 2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334: 五番目 の宛先の IPv6 アドレスです。 Destination Number: Destination 6 宛先 6: 六番目の宛先を表示します。 例: 2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334: 六番目 の宛先の IPv6 アドレスです。 Destination Number: Destination 7 宛先 7: 七番目の宛先を表示します。 例: 210.211.212.213: 七番目の宛先の IP アドレスです。 Destination Number: Destination 8 宛先 8: 八番目の宛先を表示します。 例: 210.211.212.
メモ: 特定のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)の制限により、本リリースの OpenManage Server Administrator で一部の機能を利用できない場合があります。 omreport system summary または omreport servermodule summary omreport system summary または omreport servermodule summary コマンドを使用すると、現在システム にインストールされているソフトウェアとハードウェアコンポーネントの包括的な概要が表示されます。次 のように入力します。 omreport system summary または omreport servermodule summary メモ: vFlash または SD カードのサイズが 1 GB 未満の場合、サイズは MB 単位で表示されます。 メモ: iDRAC がインストールされている場合、Server Administrator は LCC のバージョンを表示しま す。BMC がインストールされている場合は、Server Adminis
: Oracle Java Runtime Environment x.x.x : Remote Access Controller Managed Node x.x.x : Server Administrator Common Framework x.x.x : Server Administrator Core files x.x.x : Server Administrator Instrumentation files x.x.x : Server Administrator Core files x.x.x : Server Instrumentation SNMP Module x.x.x : Server Instrumentation WMI Module x.x.x : Storage Management x.x.x Operating System Name : Microsoft Windows Server 2008 R2, Enterprise x64 Edition Version : Version 6.
Processor 1 Processor Brand : Genuine Intel (R) CPU 4000 @ 2.41GHz Processor Version : Model 77 Voltage : 1000 mV Memory Total Installed Capacity :4096 MB Memory Available to the OS :4096 MB Total Maximum Capacity :32768 MB Memory Array Count : 1 Memory Array 1 Location : System Board or Motherboard Use : System Memory Installed Capacity : 4096 MB Maximum Capacity : 32768 MB Slots Available : 24 Slots Used : 1 ECC Type : Multibit ECC BIOS Information Manufacturer : Dell Inc.
Remote Access Controller Information Product : iDRAC7 Express IP Address : 10.94.146.217 IP Subnet : 255.255.255.0 IP Gateway : 10.94.146.1 IPv6 Address 1 : :: IPv6 Address 2 : :: IPv6 Gateway : :: --------------Network Data --------------Network Interface 0 IP Address : xx.xx.xx.xx Subnet Mask : xx.xx.xx.xx Default Gateway : xx.xx.xx.xx MAC Address : : xx-xx-xx-xx-xx-xx Network Interface 1 IP Address : xx.xx.xx.xx Subnet Mask : xx.xx.xx.xx Default Gateway : xx.xx.xx.
• リモートアクセ ス情報 プロセッサー メモリ メモリアレイ BIOS ファームウェア ネットワークデータ 58 シャーシサービスタグ • エクスプレスサービスコード • シャーシロック • シャーシ資産タグ • リモートアクセスデバイス • vFlash メディア • vFlash メディアサイズ システムの各プロセッサについて、次の情報がリストされます。 • プロセッサのブランド • プロセッサシリーズ • プロセッサバージョン • 現在の速度 • 最大速度 • 外部クロック速度 • 電圧 • インストールされた容量の合計 • オペレーティングシステムで使用可能なメモリ • 最大容量合計 • メモリアレイカウント 次の詳細は、システムの各メモリボードやモジュールに関してリストされています(た とえば、指定のスロット番号のシステム基板やメモリモジュール)。 • 場所 • 使用 • インストールされた容量 • 最大容量 • 使用可能なスロット • 使用中のスロット • ECC の種類 • 製
システムでチームインタフェースが設定されている場合、各 NIC およびチームインタフェースの下記の詳細 が表示されます。 • IP アドレス • サブネットマスク • デフォルトゲートウェイ • MAC アドレス ストレージ エンクロージャ 次の詳細は、システムに接続されている各ストレージエンクロージャに関してリストされています。 • Name(名前) • Service Tag omreport system thrmshutdown または omreport servermodule thrmshutdown サーマルシャットダウン処置に対して設定されているプロパティを表示するには、omreport system thrmshutdown または omreport servermodule thrmshutdown コマンドを使用します。 サーマルシャットダウンに表示される 3 つのプロパティは、無効、警告、または エラー です。CLI に次のメ ッセージが表示される場合、サーマルシャットダウン機能が無効になっています。 サーマル保護シャットダウン重大度: 無効 温度プローブが警告
------------------------------------ ストレージコントローラファームウェア ------------------------------------ 名前 : PERC H310 Mini バージョン 20.10.1-0025 : omreport preferences コマンド omreport preferences コマンドを使用して Server Administrator Web サーバーの URL 詳細、主要なキー署 名アルゴリズム、JRE、およびメッセージフォーマットを表示します。 Omreport Preferences Messages omreport preferences messages を使用して、設定されているアラートメッセージフォーマットを閲覧でき ます。 以下の表に omreport preferences messages で使用可能な属性をリストします。 表 16.
表示される出力は以下のとおりです。 Version: 1.7.0_05 (Bundled) Path : C:\Program Files \Dell|SysMgt\jre Version:1.7.0_03 Path:C:\Program Files \Java\jre7 61
4 omconfig:計装サービスを使ったコンポー ネントの管理 omconfig コマンドを使用すると、警告イベントの定義、警告操作の設定、ログのクリアのほか、システム シャットダウンの設定に使用する値の入力や、その他のシステム管理タスクを実行できます。 omconfig 機能の例には、次が含まれます。 • コマンド、警告、ハードウェアログをクリアする管理者権限 • システムシャットダウンを設定して実行する管理者権限 • ファン、電圧プローブ、温度プローブの警告イベントの値を指定するパワーユーザーおよび管理者権限 • イントルージョン、ファン、電圧プローブおよび温度プローブで警告または障害イベントが発生した場合 の警告処置を設定する、パワーユーザーおよび管理者権限 omconfig コマンドを使用した所有コスト情報(assetinfo)の表示と管理の詳細に関しては、「omconfig system または servermodule assetinfo:所有コストの編集」を参照してください。 通常、omconfig コマンドの実行に必要な情報を取得するには omreport コマンドを使用す
omconfig コマンドの概要 以下の表に、omconfig コマンドの高レベルの概要を示します。コマンドレベル 2 およびコマンドレベル 3 というタイトルの列に、omconfig で使用する主要な引数をリストしています。必要なユーザー権限は、そ のコマンドを実行するのに必要な権限の種類であり、それぞれ U = ユーザー、P = パワーユーザー、A = 管 理者を意味します。Use(使用)は omconfig 使って実行されるアクションに関するごく一般的な記述です。 メモ: このテーブルはすべての可能な omconfig コマンドをリストしていますが、システムで実際に利 用可能なコマンドは、そのシステムの構成によって異なります。システムにインストールされていない コンポーネントに関するヘルプやコマンドを実行しようとすると、Server Administrator は、そのコン ポーネントや機能がシステムに存在しない旨のメッセージを表示します。 メモ: CSIOR(再起動時にシステムインベントリを収集、Collect System Inventory on Restart)が無効 になっている場合は、omc
コマンド レベル 1 コマンドレベ ル2 コマンドレベ ル3 必要なユ ーザー権 限 用途 害が発生したときに実行される処置をあらかじめ 指定します。 alertlog P、A 管理者にアラートログの消去を許可します。 assetinfo P、A 減価償却値、リース、メンテナンス、サービス、 およびサポートを含むシステムの所有コスト情報 を入力および編集します。 cmdlog P、A 管理者にコマンドログの消去を許可します。 esmlog P、A 管理者に ESM ログの消去を許可します。 events P、A SNMP トラップを有効または無効にします。 pedestinations P、A アラート送信先の IP アドレスを設定します。 platformevent A s 特定のプラットフォームイベントに対して、シャ ットダウン処置(存在する場合)が行われるよう に指定します。また、プラットフォームイベント のフィルタアラートの生成を有効または無効にし ます。 recovery P、A ハング状態にあるオペレーティングシステムに対 してシステムがどのよう
コマンド レベル 1 コマンドレベ ル2 コマンドレベ ル3 必要なユ ーザー権 限 用途 leds P、A シャーシ障害 LED や シャーシ識別 LED の点滅タ イミングを指定します。またシステムのハードデ ィスクドライブの LED をクリアすることを許可 します。 memorymode A スペアバンク、ミラーリング、RAID、および DDDC (Double Device Data Correction)メモリモード を有効化または無効化し、また、どのモードを使 用するかも指定します。 pwrmanagem P、A ent システムの電力消費について、最大使用、省電力、 またはパフォーマンス最適化のいずれかを選択で きます。 pwrmonitorin g 電源消費情報としきい値を設定します。 P、A remoteaccess A リモートアクセス情報を設定します。 temps 警告しきい値の値をデフォルトまたは特定の値に 設定します。 P、A メモ: ESM3 および PowerEdge x8xx システ ムでは、しきい値を変更できません。 volts P、
コマンドの使用方法 説明 omconfig preferences cdv の区切り値のリストを表示します。 cdvformat -? omconfig system 特定の omconfig system コマンドの実行に使用する必要のあるパラメータリス -? トを表示します。 omconfig system alertaction -? omconfig system alertaction コマンドの有効なパラメータのリストを表示しま す。 omconfig system shutdown -? omconfig system shutdown の有効なパラメータのリストを表示します。 omconfig system alertaction -? | more omconfig system alertaction の有効なパラメータのリストを表示し、コマンド出 力を 1 画面ずつスクロールします。 | more を入力すると、スペースバーを押して CLI ヘルプ出力の次の画面を表示できるようになります。 omconfig system alertac
Instrumentation Service Integration Layer 1.x.x Intel SNMP Agent 1.xx.x OpenManage Inventory Collector 6.x.x OpenManage Tools 6.x.x Remote Access Controller 4 Data Populator 4.x.x Remote Access Controller 4 Managed Node 4.6.3 Secure Port Server 1.x.x Server Administrator Framework 6.x.x Agent for Remote Access 1.x.x Storage Management 3.x.x Sun Java Runtime Environment 1.x.
表 21.
名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= 説明 メモ: Linux システムの場合、 管理者または管理者グループ にアップグレードされたユー ザーまたはユーザーグループ は、この BIOS 設定を設定でき ません。 attribute=hddorder sequence=aliasname1, aliasname2,.....
名前=値のペア 1 attribute= attribute=cpuht 名前=値のペア 2 setting= setting=enabled | disabled 説明 • disabled:システム再起動後に プロセッサ C1-E を無効にしま す。 • enabled:論理プロセッサのハ イパースレッディングを有効 にします。 disabled:論理プロセッサのハ イパースレッディングを無効 にします。 • attribute=cpuvt setting=enabled | disabled • • attribute=cpuxdsupport setting=enabled | disabled • • attribute=cpucore setting=1 | 2 | 4 | 6 | 8 | 10 | 12 |all • • • • • • • • attribute=dbs setting=enable | disable • • attribute=diskette setting=off | auto | writeprotect • • • en
名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= 説明 マットでのみ利用できます。 ディスケットドライブを読み 取り専用にします。 attribute=dualnic • setting=off | on | pxeboth | nic1pxe |nic2pxe | isciboth | nic1isci | nic2isci | nic1pxenic2isci • | nic1iscinic2pxe | onpxeboth | onpxenone | onpxenic1 | onpxenic2 • • • • • • • • off:ネットワークインタフェー スコントローラ(NIC)を無効 にします。 on:ネットワークインタフェー スを有効にします(PXE と iSCSI はどちらの NIC でも有効 になりません)。 pxeboth:両方の NIC で PXE を有効にします。 nic1pxe:最初の NIC で PXE を 有効にし、2 つ目の NIC では何 も(PXE も iSCSI も)有効にし ません。 nic2pxe:最初の NIC では何も
名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= 説明 attribute=embvideoctrl setting=enabled | disabled • • attribute=esataport setting=off | auto • • attribute=extserial setting=com1 | com2 | rad • • • attribute=fbr setting=9600 | 19200 | 57600 | 115200 • • • • attribute=htassist setting=enabled | disabled • • enabled:内蔵ビデオコントロ ーラをプライマリビデオデバ イスとして有効にします。 disabled:内蔵ビデオコントロ ーラのプライマリビデオデバ イスとしての設定を無効にし ます。 off:内蔵 SATA ポート値を オ フ に設定します。 auto:内蔵 SATA ポート値を 自 動 に設定します。 com1:外部シリアルコネクタ を COM 1 にマップします。 co
名前=値のペア 1 attribute= attribute=intrusion 名前=値のペア 2 setting= setting=enabled | disabled 説明 • auto:自動的にデバイスを検出 して有効にします。 • enabled:システム起動中のイ ントルージョンチェックを有 効にします。システムがベゼ ルイントルージョンのチェッ クも行う場合は、このオプショ ンによりシステムのベゼル取 り外しのチェックを行います。 disabled:システム起動中のイ ントルージョンチェックを無 効にします。 • attribute=intusb[1..
名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= 説明 • • • attribute=nic3 setting=enabled | enabledwithpxe | disabled | enabledonly | enablednonepxe | enabledwithiscsi • • • • • • attribute=nic4 setting=enabled | enabledwithpxe | disabled | enabledonly | enablednonepxe | enabledwithiscsi • • • • enabledonly:システム起動中 に 2 番目の NIC を有効にしま す(システムに PXE がある場合 は PXE をオフの状態にしま す)。 enablednonepxe:システム起 動中に 2 番目の NIC を有効に します(システムに PXE がある 場合は PXE をオフの状態にし ます)。 enabledwithiscsi:システム起 動中に 2 番目の NIC を有効に します(システムに i
名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= 説明 • • attribute=numlock setting=on | off • • attribute=NodeInterleave setting=enabled | disabled メモ: numa は将来のリリー スで廃止される予定となって いるため、numa ではなく NodeInterleave を使用し てください。 attribute=ppaddress • • setting=off | lpt1 | lpt2 | lpt3 • • • • attribute=ppmode setting=at | ps2 | ecp | epp • • • • attribute=primaryscsi 76 setting=on | off force=true enablednonepxe:システム起 動中に 4 番目の NIC を有効に します(システムに PXE がある 場合は PXE をオフの状態にし ます)。 enabledwithiscsi:システム起 動中に 4
名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= 説明 • • • attribute=romb setting=raid | off | scsi force=true • • • • attribute=romba setting=raid | scsi force=true • • • attribute=rombb setting=raid | scsi force=true • • • attribute=sata setting=off | ata | raid • • • attribute=sataport (0...7) または (a...
名前=値のペア 1 attribute= attribute=secondaryscsi 名前=値のペア 2 setting= setting=on | off 説明 • auto:SATA ポートを自動的に 有効にします。 • on: セカンダリ SCSI を有効に します。 off:このデバイスを無効にしま す。 • attribute=serialportaddr setting=default | alternate | com1 • | com2 • • • attribute=serialcom setting=off | on | com1 | com2 | onwithconsole • • • • • default:シリアルデバイス 1=COM1、シリアルデバイス 2=COM2 にマップします。 alternate:シリアルデバイス 1=COM2、シリアルデバイス 2=COM1 にマップします。 com1:シリアルポートアドレ スを COM1 に設定します。 com2:シリアルポートアドレ スを COM2 に設定します。 off:シリアル通信設定を無効に します。
名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= 説明 • bmcnic:シリアルポート 1 を BMC(ベースボード管理コント ローラ、Baseboard Management Controller)NIC にマッピングします。 • rac:シリアルポート 1 を RAC (リモートアクセスコントロー ラ、Remote Access Controller)にマッピングしま す。 • ccom1bmc:シリアルポート 1 を COM ポート 1 bmc にマッ ピングします。 メモ: このコマンドは特定の x8xx システムでのみ適用可 能です。 attribute=serialport2 setting=off | auto | com2 | com4 • • • • attribute=speaker setting=on | off • • off:シリアルポート 2 を無効 にします。 auto: シリアルポート 2 を COM ポートにマッピングしま す。 com2:シリアルポート 2 を COM ポート 2 にマッピングし ます。 com4:シリアル
名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= 説明 attribute=usb setting=enabled | disabled • • enabled:USB ポートを有効に します。 disabled:USB ポートを無効に します。 メモ: お使いのシステムハー ドウェアにより、usb または usbb のいずれかを設定でき ます。 attribute=usbb setting=enabled | enabledwithbios | disabled • enabled:システム起動中に USB ポートを有効にします (BIOS サポートなし)。 • enabledwithbios:システム起 動中に USB ポートを有効にし ます(BIOS サポートあり)。 • disabled:システム起動中に USB ポートを無効にします。 メモ: お使いのシステムハー ドウェアにより、usb または usbb のいずれかを設定でき ます。 attribute=cstates setting=enabled | disabled • • enab
グループ 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=BootSeqRetry setting=Enabled | Disabled 組み込みサーバー attribute=FrontLcd 管理 内蔵デバイス メモリ設定 setting=None | UserDefined | ModelNum | Advanced attribute=UserLcdStr setting= attribute=EmbVideo setting=Enabled | Disabled attribute=IntegratedNetwork1 setting=Enabled | DisabledOs attribute=IntegratedNetwork2 setting=Enabled | DisabledOs attribute=IntegratedRaid setting=Enabled | Disabled attribute=IntegratedSas setting=Enabled | Disabled
グループ 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=ErrPrompt setting=Enabled | Disabled attribute=NumLock setting=On | Off attribute=ReportKbdErr setting=Report | NoReport attribute=SystemUefiShell setting=Enabled | Disabled One-Time Boot attribute=OneTimeBootMode (1 回限りの起動) プロセッサ設定 82 setting=Disabled | OneTimeBootSeq | OneTimeHddSeq | OneTimeUefiBootSeq | OneTimeCustomBootSeqStr | OneTimeCustomHddSeqStr | OneTimeCustomUefiBootSeqStr attribute=OneTimeBootSeqDev sequence=aliasname1, alia
グループ 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=Proc4Id setting= attribute=Proc4L2Cache setting= attribute=Proc4L3Cache setting= attribute=Proc4NumCores setting= attribute=Proc64bit setting= attribute=ProcAdjCacheLine setting=Enabled | Disabled attribute=ProcBusSpeed setting= attribute=ProcCores setting=Single | All | Dual | Quad | 1 | 2 | 4 | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 attribute=ProcCoreSpeed setting= attribute=ProcExecuteD
グループ シリアル通信 Slot Disablement (スロット無効) 84 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=SataPortCModel setting= attribute=SataPortD setting=Off | Auto attribute=SataPortDCapacity setting= attribute=SataPortDDriveType setting= attribute=SataPortDModel setting= attribute=SataPortE setting=Off | Auto attribute=SataPortECapacity setting= attribute=SataPortEDriveType setting= attribute=SataPortEModel setting= attribute=SataPortF
グループ システム情報 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=Slot4 setting=Enabled | Disabled | BootDriverDisabled attribute=Slot5 setting=Enabled | Disabled | BootDriverDisabled attribute=Slot6 setting=Enabled | Disabled | BootDriverDisabled attribute=Slot7 setting=Enabled | Disabled | BootDriverDisabled attribute=SysMfrContactInfo setting= attribute=SystemBiosVersion setting= attribute=SystemManufacturer setting= attribute=SystemModelName setting= attri
グループ 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=SysPassword setting= attribute=TcmActivation setting=NoChange | Activate | Deactivate attribute=TcmClear 注意: TCM をクリアすると TCM 内のすべての キーが失われます。これは OS の起動に影響を 及ぼす可能性があります。 setting=Yes | No attribute=TcmSecurity setting=On | Off attribute=TpmActivation setting=NoChange | Activate | Deactivate attribute=TpmClear 注意: TPM をクリアすると TPM 内のすべての キーが失われます。これは OS の起動に影響を 及ぼす可能性があります。 setting=Yes | No UEFI 起動設定 attribute=TpmSecurity setting=Of
最小および最大警告しきい値のデフォルト メモ: ESM 3、ESM4、および BMC の機能を持つシステムでは警告しきい値をデフォルト値に設定する ことはできません。 ファン警告しきい値の上限と下限の両方を、推奨されているデフォルト値に設定するには、次のように入力 します。 omconfig chassis fans index=0 warnthresh=default または omconfig mainsystem fans index=0 warnthresh=default 上限と下限の一方をデフォルトにし、他方を設定することはできません。言いかえると、最小警告しきい値 をデフォルトにする場合は,最大警告しきい値についてもデフォルト値を選択することになります。 最小および最大警告しきい値の指定 ファンプローブの警告しきい値を指定する場合、設定するプローブ番号と、警告しきい値の最大値または最 小値(もしくはその両方)を指定する必要があります。次の例では、設定されるプローブはプローブ 0 で す。1 番目のコマンドは最小しきい値のみを設定します。2 番目のコマンドは最小と最大の両しきい値を設 定します。
– リモートアクセス IP アドレス – システムの環境温度 – リモートアクセス IPv4 アドレス – リモートアクセス IPv6 アドレス • LCD ライン番号の指定と設定 • LCD の暗号化状態レポートの表示 • Kernel-based Virtual Machine(KVM)が使用可能な場合にアクティブなリモートセッションを表示する ように LCD を設定 メモ: 電源 と NMI ボタンは、システムに存在するときにのみ設定できます。 次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示しています。 表 24.
名前=値のペア 1 名前=値のペア 2 説明 security=modify NA LCD テキストを変更できます。 security=view NA LCD テキストへの読み取り専用アクセスを提供します。 security=disabled NA LCD テキストへの制限付きアクセスを提供します。 remoteindication=true NA システムがアクティブなリモートセッションを検出すると、 LCD が点滅します。 メモ: ipv4idrac、ipv6idrac、および macidrac のオプションは廃止されました。 omconfig chassis info または omconfig mainsystem info システムの管理タグ名とシャーシ名を入力するには、omconfig chassis info または omconfig mainsystem info コマンドを使用します。ブレードシステムの場合、モジュラコンポーネントの管理タグ名も入力します。 次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示します。 表 25.
他のコマンドと同様に、シャーシ 2(main chassis=0)がシステム内に存在しない場合、CLI はエラーメッ セージを発行します。CLI は、所有するシステム構成に対してのみコマンドの実行を許可します。 omconfig chassis leds または omconfig mainsystem leds シャーシ障害 LED またはシャーシ識別 LED をいつ点滅させるかを指定するには、omconfig chassis leds ま たは omconfig mainsystem leds コマンドを使用します。このコマンドを使用して、システムハードドライ ブの LED をクリアすることもできます。次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示します。 表 26.
PowerEdge 12G 以前のシステムの属性を設定するには、次の表を参照してください。この表は、コマンドの 有効なパラメータを示しています。 表 27.
メモ: このコマンドは PowerEdge 12G システムより前のシステムにのみ有効です。 次の表に、このコマンドに有効なパラメータを示します。 表 28. omconfig chassis pwrmanagement または omconfig mainsystem pwrmanagement の有効なパラメータ 名前=値のペア 1 名前=値のペア 2 説明 config=budget cap=<値> 電力バジェットのしきい値を設定 します。 メモ: PowerEdge 12G 以降の システムでは、電力バジェッ トには消費電力制限のライセ ンスが必要です。適切なライ センスがインストールされて いないか、ライセンスの有効 期限が切れている場合、シス テムはエラーメッセージを表 示します。詳細については、 デルサポートサイト dell.
名前=値のペア 1 名前=値のペア 2 説明 本の BIOS 設定を表示した上で、追 加の制御を提供します。 cpupowermode=min | max | systemdbpm | osdbpm min:CPU 電力消費量を最小に設 定します。 max:CPU 電力消費量を最大に設 定します。 systemdbpm:モードをシステム デマンドベースの電源管理に設定 します。 osdbpm:モードをオペレーティン グシステムデマンドベースの電源 管理に設定します。 メモ: これらのオプションは、 カスタムプロファイルが選択 されている場合にのみ適用さ れます。 memorypowermode=min | 800 | min:モードを最小電力使用に設定 します。 1067 | 1333 | max 800 | 1067 | 1333: モードを 800、 1067、または 1333 MHz に設定し ます。 max:モードを最大パフォーマン スに設定します。 メモ: これらのオプションは、 カスタムプロファイルが選択 されている場合にのみ適用さ れます。 fanmode=min | max min
次の表に、このコマンドに有効なパラメータを示します。 表 29.
このコマンドを実行して、システムが指定値を設定すると、次のメッセージが表示されます。 電力消費プローブ警告しきい値が正常に設定されました。 omconfig chassis remoteaccess または omconfig mainsystem remoteaccess omconfig chassis remoteaccess または omconfig mainsystem remoteaccess コマンドを使用して、次の各 項目を設定します。 • ローカルエリアネットワーク(LAN)上のリモートアクセス。 • インストールされている BMC または RAC 用のシリアルポート。 • シリアルオーバー LAN 接続の BMC または RAC。 • シリアルポートのターミナル設定。 • シリアルオーバー LAN 接続の詳細設定。 • BMC または RAC ユーザーの情報。 • IPv6 と IPv4 インタフェースの情報。 メモ: ユーザー ID を入力してユーザー情報を設定します。 タイプ: omconfig chassis remoteaccess または omconf
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 config=advsol characcuminterval=number number:文字累積間隔を 5 ミリ秒に設定しま す。 charsendthreshold=number number:文字数を設定します。BMC は、この 文字数(またはそれ以上の数)がベースボードシ リアルコントローラから BMC に受け入れられ るとすぐに、文字数が含まれたシリアルオーバー LAN データパケットを自動的に送信します。 enableipmi= true | false true:LAN で IPMI を有効にします。 false:LAN で IPMI を無効にします。 enablenic=true | false true:DRAC NIC を有効にします。 false:DRAC NIC を無効にします。 メモ: enablenic オプションは DRAC 5 がイ ンストールされている PowerEdge 9G シス テムでのみサポートされます。 nicselection=sharedwithfailover onall
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 lom 3:lom3 ポートをリモートアクセス向けの プライマリネットワークとして設定します。 lom 4:lom4 ポートをリモートアクセス向けの プライマリネットワークとして設定します。 メモ: primarynw オプションは、PowerEdge 12G 以降のシステムでサポートされていま す。primarynw が dedicated に設定されて いる場合は、 failovernw を none に設定し ます。 failovernw=none | lom1 | lom2 | lom3 | lom4 | all none:フェールオーバーネットワークをなしに 設定します。 lom 1:フェールオーバーネットワークを lom 1 に設定します。 lom 2:フェールオーバーネットワークを lom 2 に設定します。 lom 3:フェールオーバーネットワークを lom 3 に設定します。 lom 4:フェールオーバーネットワークを lom 4 に設定します。 all:フェールオーバーネットワークをすべての lom に設定します。 メモ
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 gateway=Gateway BMC LAN インタフェースの IP アドレスソース に静的アドレスを選択した場合のゲートウェイ アドレスを設定します。 ipsource=static | dhcp | systemsoftware static:BMC LAN インタフェースの IP アドレス が固定で割り当てられた IP アドレスの場合、静 的です。 dhcp:BMC LAN インタフェースの IP アドレス が動的ホスト設定プロトコルの場合、DHCP で す。 systemsoftware:BMC LAN インタフェースの IP アドレスのソースがシステムソフトウェアか らのものである場合、システムソフトウェアで す。 メモ: すべてのコマンドがシステムでサポ ートされているとは限りません。 ipaddressv6= prefixlength= length IPv6 アドレスの設定を検証します。 gatewayv6=<値> IPv6 ゲートウェイを検証します。 ipsourcev6=static
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 user:LAN チャネルで受け入れられる最大特権 レベルをユーザーに設定します。 encryptkey=text confirmencryptkey=text text:暗号化と暗号化の確認に使用されるテキス ト。 メモ: text オプションは PowerEdge 9G シ ステムでのみサポートされます。 config=serial prefdnsserverv6=<値> 優先 DNS サーバーの設定を検証します。 baudrate=9600 | 19200 | 38400 | 57600 | 115200 9600:接続速度を 9600 bps に設定します。 19200:接続速度を 19200 bps に設定します。 メモ: 9600 および 19200 のボーレートは、 PowerEdge 1800、1850、2800、および 2850 のシステムでサポートされています。 38400:揮発性および不揮発性接続速度を 38400 bps に設定します。 57600:揮発性および不揮発性接続速度を 57600 bps に設定
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 modembasic:モデムでの IPMI メッセージに使 用するメッセージの種類。 modemterminal:モデムで印刷可能な ASCII 文 字を使い、限定された数のテキストコマンド許可 するメッセージの種類。 modembasicterminal:モデムでの基本メッセー ジとターミナルメッセージ。 メモ: すべてのコマンドがシステムでサポ ートされているとは限りません。 privilegelevel=administrator | operator | user administrator:シリアル接続で受け入れられる 最大特権レベルをシステム管理者に設定します。 operator:シリアル接続で受け入れられる最大特 権レベルをオペレータに設定します。 user:シリアル接続で受け入れられる最大特権レ ベルをユーザーに設定します。 config=serialoverlan enable=true | false true:BMC で LAN でシリアルを有効にします。 false:BMC で LAN でシリアルを無効にします。
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 privilegelevel=administrator | operator | user administrator:シリアルオーバー LAN チャネル で受け入れられる最大特権レベルをシステム管 理者に設定します。 operator:シリアルオーバー LAN チャネルで受 け入れられる最大特権レベルをオペレータに設 定します。 user:シリアルオーバー LAN チャネルで受け入 れられる最大特権レベルをユーザーに設定しま す。 config=settodefault config=terminalmo de デフォルトの設定を使用します。 deletecontrol=outputdel | outputbkspspbksp utputdel:BMC は、 または を受け 取ると、 文字を出力します。 outputbkspspbksp:BMC は、 または を受け取ると、 文字を 出力します。 handshakingcontrol=ena
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 lfcr:BMC は、新しいラインをコンソールに書き 込むときに、 を新しいラインシーケン スとして使用します。 lf:BMC は、新しいラインをコンソールに書き込 むときに、 を新しいラインシーケンスとし て使用します。 config=user id=number enable=true | false id=number:設定されているユーザーの ID(数 字書式) enable=true:ユーザーを有効にします。 enable=false:ユーザーを無効にします。 id=number enableserialoverlan=true | false id=number:設定されているユーザーの ID(数 字書式) enableserialoverlan=true:シリアルオーバー LAN を有効にします。 enableserialoverlan=false:シリアルオーバー LAN を無効にします。 メモ: enableserialoverlan オプションは PowerEdge 9G システムでのみサポ
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 serialaccesslevel=none:ID を持つユーザーは、 シリアルポートチャネルにおけるアクセス特権 がありません。 id=number lanaccesslevel=administrator | operator | user| none id=number:設定されているユーザーの ID 番 号。 lanaccesslevel=administrator:ID を持つユーザ ーは、LAN チャネルにおけるシステム管理者の アクセス特権があります。 lanaccesslevel=operator:ID を持つユーザー は、LAN チャネルにおけるオペレータのアクセ ス特権があります。 lanaccesslevel=user:ID を持つユーザーは、LAN チャネルにおけるユーザーのアクセス特権があ ります。 lanaccesslevel=none:ID を持つユーザーは、 LAN チャネルにおけるアクセス特権がありませ ん。 id=user id dracusergroup=admin id=user id:設定されてい
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 extipmiusergroup=custom:カスタムユーザー 特権を有効にします。 メモ: iDRAC Enterprise を持つシステムで は operator および readonly オプションを 使用することをお勧めします。詳細に関し ては、「extipmiusergroup=custom の使用 法」を参照してください。 extipmiusergroup=none:ユーザー特権を有効 にしません。 dracusergroup=custom の使用法 次の表に、dracusergroup=custom の使用法を示します。 表 31.
表 32.
最小および最大警告しきい値の指定 温度プローブの警告しきい値を指定する場合、設定するプローブ番号と、警告しきい値の最大値または最小 値(もしくはその両方)を指定する必要があります。次の例では、設定されるプローブはプローブ 4 です。 omconfig chassis temps index=4 minwarnthresh=11.2 maxwarnthresh=58.7 または omconfig mainsystem temps index=4 minwarnthresh=11.2 maxwarnthresh=58.7 このコマンドを実行して、システムが指定値を設定すると、次のメッセージが表示されます。 Temperature probe warning threshold(s) set successfully.
omconfig preferences omconfig preferences コマンドを使用して、システムプリファレンスを設定します。Server Administrator にアクセスするユーザーレベルの指定、および Active Directory サービスの設定には、このコマンドライン を使用します。 omconfig cdv 形式のプリファレンス omconfig preferences cdvformat は、カスタムの区切り形式でレポートされるデータフィールドの区切りと して使用するデリミタ(区切り記号)を指定するのに使用します。デリミタとして指定できる値は、感嘆符 (!)、セミコロン(;)、アット(@) 、ハッシュ(#) 、ドル($)、パーセント(%) 、キャレット(^)、アスタ 、疑問符(?)、コロン(:)、コンマ(,)、パイプ(|)です。 リスク(*)、ティルデ(~) 次の例は、アスタリスクをデリミタとしてデータフィールドを区切る場合の指定方法です。 omconfig preferences cdvformat delimiter=asterisk omconfig prefere
Omconfig Preferences Messages omconfig preferences messages コマンドを使用すると、アラートメッセージの形式を選択できます。デフ ォルトの形式は traditional 、すなわちレガシー形式です。 以下の表に、このコマンドで使用可能なパラメータをリストします。 表 36.
表 38.
omconfig system alertaction または omconfig servermodule alertaction コンポーネントに警告または障害イベントが発生した場合の対応方法を決定するには、omconfig system alertaction または omconfig servermodule alertaction コマンドを使用します。 メモ: ある種のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)での制限により、本リリースの OpenManage Server Administrator で一部の機能を利用できない場合があります。 アラートアクションの定義 アラートアクションは、所定の条件が満たされた場合にシステムが取るように指定されたアクションです。 アラートアクションは、イントルージョン、ファン、温度、電圧、電力消費、メモリ、および冗長性などに 関する警告または障害イベントに対して、取るべきアクションをあらかじめ決めておくものです。 例えば、システムのファンプローブがあるファンについて 300 RPM の回転速度を読み取り、かつそのファ ンプローブの最小警告しきい値が
警告処置の設定 説明 false:警告ブロードキャストを無効にします。 clearall=true このイベントの処置をすべてクリアします。 execappath=<文字列> このウィンドウで説明されるコンポーネントのイベ ントが発生した場合に実行するアプリケーションの 完全修飾パスとファイル名を設定します。 メモ: Linux システムにおいて、管理者 / システ ム管理者グループにアップグレードされたユー ザー / ユーザーグループには、この警告処置設 定を行うことはできません。 execapp=false 実行可能なアプリケーションを無効にします。 アラートアクションを設定できるコンポーネントとイベント 下記の表に、アラートアクションを設定することが可能なコンポーネントとイベントを一覧します。コンポ ーネントの並び順はアルファベット順です。ただし同一コンポーネントにおける警告イベントは必ずその障 害イベントよりも前に来ます。 表 40.
イベント名 説明 event=redunlost 1 つまたは複数の冗長コンポーネントが操作不能と成なった結果、冗長コンポ ーネントが失われたか、「動作している冗長コンポーネントがない」状態にな った場合のアクションを設定します。 event=tempwarn 温度プローブが警告値を検出した場合のアクションを設定します。 event=tempfail 温度プローブが障害値を検出した場合のアクションを設定します。 event=voltwarn 電圧プローブが警告値を検出した場合のアクションを設定します。 event=voltfail 電圧プローブが障害値を検出した場合のアクションを設定します。 event=watchdogasr ハングしたオペレーティングシステムに対してウォッチドッグ自動システム 回復(ASR)が実行された後のシステムスタートアップにおいて Server Administrator が実行するアクションを設定します。 event=removableflashme diapresent システムがリムーバブルフラッシュメディアを検出した際に、Server Admin
アラートアクション設定コマンドの例 以下に有効なコマンド例を示します。コマンドが正常に発行されるごとに、次のメッセージが表示されます。 アラートアクションは正常に設定されました。 電流プローブアクションの例 電流プローブが警告イベントを検出した場合に発するシステムのコンソールアラートを無効にするには、次 のように入力します。 omconfig system alertaction event=currentwarn alert=false または omconfig servermodule alertaction event=currentwarn alert=false 電流プローブが障害イベントを検出した場合のブロードキャストメッセージを有効にするには、次のように 入力します。 omconfig system alertaction event=currentfail broadcast=true または omconfig servermodule alertaction event=currentfail broadcast=true ファンプローブアクションの例 ファンプローブが障害値を検出した場
コマンドログをクリアするには、次のように入力します。 omconfig system cmdlog action=clear または omconfig servermodule cmdlog action=clear ESM ログをクリアするには、次のように入力します。 omconfig system esmlog action=clear または omconfig servermodule esmlog action=clear メモ: アラートメッセージに関する詳細情報は、デルサポートサイト support.dell.
omconfig system platformevents または omconfig servermodule platformevents omconfig system platformevents または omconfig servermodule platformevents は、プラットフォーム固 有のイベントに対してシャットダウンを行う必要がある場合、そのシャットダウンアクションを設定します。 また、プラットフォームイベントフィルタアラート生成を有効または無効にすることができます。 注意: プラットフォームイベントのシャットダウンアクションを none または power reduction 以外 のものに対して設定すると、その指定されたイベントの発生したときにシステムが強制的にシャットダ ウンされます。このシャットダウンはファームウェアによって開始され、オペレーティングシステムや 実行中のアプリケーションを事前にシャットダウンすることなしに実行されます。 次の表に、このコマンドに有効なパラメータを示します。 メモ: アラート設定同士は互いに排他的であるため、同時に設定できる設定は 1 つだけで
イベント名 説明 メモ: この設定は、個別のプラットフォームイベントフィルタアラー トの設定とは別のものです。特定のプラットフォームイベントフィ ルタがアラートを生成するためには、その個別のアラートと、グロ ーバルなイベントアラートの両方を有効にする必要があります。 event=batterywarn バッテリが障害状態を保留していることをバッテリデバイスが検出した 時のアクションを設定します。またはその場合のアラート生成を有効ま たは無効にします。 event=batteryfail バッテリで障害が発生していることをバッテリデバイスでが検出した時 のアクションを設定します。またはその場合のアラート生成を有効また は無効にします。 event=discretevolt 離散電圧プローブで電圧が低すぎて適切な操作が行えないことが検出さ れた時のアクションを設定します。またはその場合のアラート生成を有 効または無効にします。 event=fanfail ファンプローブでファンの動作が遅すぎる、または動いていないことが 検出された時のアクションを設定します。またはその場合のアラート生 成を有効ま
イベント名 説明 event=redundegrad システムのファンや電源装置が操作不能となり、その結果、そのコンポ ーネントの冗長性が不完全になった時のアクションを設定します。また はその場合のアラート生成を有効または無効にします。 event=redunlost システムのファンや電源装置が操作不能になり、その結果、そのコンポ ーネントの冗長性が失われたか、そのコンポーネントで動作している冗 長コンポーネントがない状態になった時のアクションを設定します。ま たはその場合のアラート生成を有効または無効にします。 event=systempowerwarn 電源消費プローブが警告値を検出した場合のアクションを設定します。 event=systempowerfail 電源消費プローブが障害値を検出した場合のアクションを設定します。 event=tempwarn 温度プローブで温度が最高または最低限度に接近していることが検出さ れた時のアクションを設定します。またはその場合のアラート生成を有 効または無効にします。 event=removableflashmediapre システムがリム
omconfig system events コマンドの名前=値ペアには 4 つのパラメータがあります。 • ソース • タイプ • 重大度 • インデックス ソース 現時点では、システムコンポーネントに対してサポートされるイベント通知のソースは現在 SNMP のみであ るため、source=snmptraps は必須の名前=値ペアです。 omconfig system events source=snmptraps または omconfig servermodule events source=snmptraps タイプ タイプとは、そのイベントに関与するコンポーネントの名前です。以下の表に、システムイベントタイプと その有効なパラメータを示します。 表 44.
す。同じシステムシャーシ内に同種のコンポーネントが複数存在する場合は、index= パラメータを使っ て、コンポーネントの番号によりイベント重大度の通知の有無を指定できます。 表 45.
表 46. Web サーバー設定で有効なパラメータ 名前 = 値のペア 説明 action=start Web サーバー を起動します。 action=stop Web サーバーを停止します。 action=restart Web サーバーを再起動します。 omconfig system recovery または omconfig servermodule recovery omconfig system recovery または omconfig servermodule recovery コマンドは、オペレーティングシステ ムがハングまたはクラッシュしたときのアクションを設定します。また、オペレーティングシステムがハン グしたとシステムが判定するための待機時間の秒数を指定することができます。次の表に、このコマンドの 有効なパラメータをリストします。 メモ: タイマーの上限と下限はシステムのモデルと構成によって異なります。 表 47.
ットダウンすると、システムの電源が切れる前にファイルシステムが終了します。オペレーティングシステ ムを先にシャットダウンしない場合は、osfirst=false パラメータを使用します。次の表は、このコマンドに 有効なパラメータを示します。 メモ: 特定のオペレーティングシステム(例:VMware ESXi)の制限により、本リリースの OpenManage Server Administrator で一部の機能を利用できない場合があります。 表 48.
名前 = 値のペア 説明 warning: 温度警告イベントが検出された時にシャットダウンを実行 します。警告イベントは、シャーシ内部の温度プローブの読み取り温 度(摂氏)が、最大温度警告しきい値を超えた時に発生します。 failure: 温度障害イベントが検出された時にシャットダウンを実行し ます。障害イベントは、シャーシ内部の温度プローブの読み取り温度 (摂氏)が、最大温度障害しきい値を超えた時に発生します。 サーマルシャットダウンコマンドの例 温度プローブがエラーイベントを検出した場合にサーマルシャットダウンをトリガするには、次のように入 力します。 omconfig system thrmshutdown severity=failure または omconfig servermodule thrmshutdown severity=failure サーマルシャットダウンを無効にして、システム管理者が omconfig system shutdown を手動で開始するよ うにするには、次のように入力します。 omconfig system thrmshutdown severity=disable
omconfig システムまたは servermodule assetinfo:所有コスト値の編集 5 omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドは、システムの総所有コスト を構成するパラメータを一括して設定するのに役立ちます。本項では omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドで報告または設定されるパラメータについて説明します。 omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを使用すると、オブジェクト を構成するための統制値を設定できます。assetinfo の設定機能の例として、システム所有者、購入価格、現 在有効なリースの詳細、減価償却の方式とレート、システムの場所、保証および拡張された保証期間、アウ トソーシングの詳細、サービスレベル合意などがあります。 メモ: パワーユーザーと管理者は、資産情報の追加および編集を行うことができます。
コマンドレベ コマンドレベ ル1 ル2 コマンドレベ ル3 名前=値のペア 名前=値のペア 2 1 説明 織の名前または コード。 expensed=yes | no システム代金が 特定目的、または 研究開発部門や 販売部門などの 部署に請求され るかどうか。 installdate= システムの稼働 開始日。 ponum=<数字> システム代金支 払いを承認した 文書の数。 purchasecost=<数字> 所有者が支払っ たシステム代金。 purchasedate= 所有者がシステ ムを購入した日。 signauth=<テキスト> システムの購入 またはサービス コールを承認し た人物の名前。 waybill=<数字> 受け取った商品 の貨物受領書。 保証情報を追加するためのコマンド例 取得パラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo info=acquisition < または omconfig servermodule ass
または omconfig servermodule assetinfo info=acquisition purchasecost=5000 waybill=123456 installdate=120501 purchasedate=050601 ponum=9999 signauth="John Smith" expensed=yes costcenter=finance 次のメッセージが表示されます。 資産情報は正常に設定されました。 減価償却情報の追加 減価償却とは、時間の経過における資産の価値の低下を計算する一連の方法のことです。例えば、5 年間有 効に使用されると想定されるシステムの減価は 20 パーセントです。システムの減価の計算方法の詳細を追 加するには、omconfig system assetinfo info=depreciation または omconfig servermodule assetinfo info=depreciation コマンドを使用します。次の表は、コマンドの有効なパラメータを示します。 表 52.
延長保証情報の追加 延長保証情報の値を割り当てるには、omconfig system extwarranty または omconfig servermodule extwarranty コマンドを使用します。保証とは、システムの製造元 / 販売代理店と購入者の間の契約のことで す。この保証は、指定された期間または使用において修理または交換の対象となるコンポーネントを明示し ます。延長保証は、元の保証の期限が切れた後に有効になります。保証の値を編集する方法については、 「保 証情報の追加」を参照してください。 次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示しています。 表 53.
表 54.
表 55.
コマンド レベル 1 コマンドレ ベル 2 コマンド レベル 3 名前=値のペ ア1 名前=値のペア 2 説明 problemcomponent= メンテナンスを必 要とするシステム コンポーネント。 providerfee= メンテナンスに対 して課せられる金 額。 servicefee= サービスに対して 課せられる金額。 signauth= サービスの契約者、 または承認者。 servermodul e アウトソース情報を追加するためのコマンド例 アウトソースパラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo info=outsource または omconfig servermodule assetinfo info=outsource 。 omconfig system assetinfo info=outsource providerfee=75
コマンド レベル 1 コマンドレ ベル 2 コマンド レベル 3 名前=値の ペア 1 名前=値のペア 2 説明 ownername= システムを所有するビ ジネス組織。 type=owned | leased | rented ユーザーがシステムを 所有しているか、リー スか、レンタルかの分 類。 servermodul e 所有者情報を追加するためのコマンド例 所有者パラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo info=owner <名前=値のペア 2> または omconfig servermodule assetinfo info=owner <名前=値のペア 2>。例えば、次のように入力します。 omconfig system assetinfo info=owner type=rented または omconfig servermodule assetinfo info=owner type=rented 次のメッセージが表示されます。 資産情報は正常に設定されました。 名前=値のペア
サービス情報を追加するためのコマンド例 サービスパラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo info=service または omconfig system assetinfo info=service 。 omconfig system assetinfo info=service vendor=fixsystemco または omconfig servermodule assetinfo info=service vendor=fixsystemco 次のメッセージが表示されます。 資産情報は正常に設定されました。 名前=値のペア 2 のすべてのパラメータが同じ名前=値のペア 1 に属する限り、複数の omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを同時に入力できます。例については、「取得 情報を追加するためのコマンド例」を参照してください。 サポート情報の追加 サポートと
サポート情報を追加するためのコマンド例 サポートパラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo info=support または omconfig system assetinfo info=support 。 omconfig system assetinfo info=support outsourced=true または omconfig servermodule assetinfo info=support outsourced=true 次のメッセージが表示されます。 資産情報は正常に設定されました。 名前=値のペア 2 のすべてのパラメータが同じ名前=値のペア 1 に属する限り、複数の omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを同時に入力できます。例については、「取得 情報を追加するためのコマンド例」を参照してください。 システム情報の追加 システム情報には、シス
名前=値のペア 2 のすべてのパラメータが同じ名前=値のペア 1 に属する限り、複数の omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを同時に入力できます。例については、「取得 情報を追加するためのコマンド例」を参照してください。 保証情報の追加 保証情報の値を割り当てるには、omconfig system warranty または omconfig servermodule warranty コマ ンドを使用します。保証とは、システムの製造元 / 販売代理店と購入者の間の契約のことです。この保証は、 指定された期間または使用において修理または交換の対象となるコンポーネントを明示します。延長保証値 の編集については、 「延長保証情報の追加」を参照してください。次の表は、保証情報を追加するための有効 なパラメータを示します。 表 61.
Storage Management サービスの使用 6 Storage Management の CLI により、オペレーティングシステムのコマンドシェルから Storage Management の報告、設定、および管理を行うことができます。Storage Management CLI では、コマンド シーケンスをスクリプト記述することもできます。 Storage Management CLI では、Dell OpenManage Server Administrator の omreport コマンドと omconfig コマンドのための拡張オプションを用意しています。 メモ: 詳細に関しては、『Dell OpenManage Server Administrator インストールガイド』と『Dell OpenManage Management Station ソフトウェアインストールガイド』を参照してください。Storage Management の詳細に関しては、Storage Management オンラインヘルプまたは『Dell OpenManage Server Administrator
たとえば、物理ディスクを点滅させる次の omconfig コマンド構文には、3 つのレベルと 3 つの名前=値のペ アがあります。 omconfig storage pdisk action=blink controller=id pdisk= ここで、PDISKID=<コネクタ:エンクロージャ ID:ターゲット ID | コネクタ:ターゲット ID> この例では、controller=id の id はコントローラ番号で、コントローラ 1 は controller=1 と指定されま す。 コマンド要素の構文 omreport および omconfig コマンドは、複数の「名前=値」のペアを持ちます。これらの「名前=値」のペ アには、必須パラメータ、任意(オプション)パラメータ、および変数パラメータが含まれます。以下の表 は、これら 3 つのパラメータを示すのに使用される構文を示します。 表 63.
構文 説明 pdisk= connector:targetID または connector:enclosureID:portID のど ちらかで指定することによって、特定の物理ディスクを示しま す。 コネクタ、エンクロージャ、および物理ディスクの値(ターゲ ット ID)を取得するには、omreport storage controller を入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=id と入力し、コントローラに 接続されている物理ディスクの ID を表示します。 battery=id omreport コマンドでレポートされるバッテリ ID を示します。 この値を取得するには、omreport storage controller と 入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage battery controller=ID と入力し、コントローラ に接続されているバッテリの ID を表示します。 <> キャレット記号(< >)は、指定する必要のある変数要素を囲み ます。 例え
omreport storage コマンド 7 omreport コマンドで、ストレージシステムを構成するディスク、コントローラ、エンクロージャ、バッテ リ、グローバルストレージプロパティ、コネクタ、および CacheCade の、ストレージコンポーネント情報 を表示することができます。omreport コマンドのヘルプは必要な詳細レベルでのレポートを取得するのに 役立ちます。 各コマンドは、それが特定の omreport コマンドの結果に表示されるフィールドを定義するかどうかによっ て変わります。フィールドが定義されるのは、そのコマンドが特殊な、あるいは一般的でない用法を持つ場 合に限ります。 以下の項では、さまざまなストレージコンポーネントの情報を表示するために必要な omreport コマンドの 構文について説明します。 omreport storage の有効なコマンドのリストを表示するには、次のように入力します。 omreport storage -? 次の表に omreport storage コマンドの構文を示します。 表 64.
コマンドレベ ル1 コマンドレベ ル2 コマンドレベ ル3 使用 cachecade cachecade プロパティを表示するための omreport storage cachecade パラメータのリストを表示します。 pciessed PCIe SSD サブシステムのプロパティを表示します。 fluidcache Fluid Cache のプロパティと、関連する Fluid Cache ディ スクを表示します。 fluidcachepool Fluid Cache プールプロパティを表示します。 パーティショ ン 指定された仮想ディスクのパーティションの詳細を表示 します。 fluidcachedisk Fluid Cache ディスクのプロパティを表示します。 omreport 物理ディスクステータス 次の表に、omreport 物理ディスクコマンドの構文を示します。 表 65.
必要なコマンドレベル(1、2、3) オプションの名前=値のペア と名前=値のペア 使用 番号、およびスロット番号を示し ます。例えば pdisk=0:2 または pdisk=0:1:2 のように指定します。 omreport 仮想ディスクステータス 次の表に、omreport 仮想ディスクコマンドの構文を示します。 表 66.
omreport エンクロージャステータス 以下の項では、エンクロージャコマンドを実行するのに必要な omreport storage enclosure コマンドの構文 を解説します。次の表に omreport エンクロージャ コマンドの構文を示します。 表 68.
必要なコマンドレベル(1、2、3) オプションの名前=値のペア と名前=値のペア 使用 はエンクロージャ番号、n は温度プ ローブの番号を示します。例えば、 controller=0 enclosure=2 info=temps index=1 のように指定 します。 omreport ファン状態 次の表は、omreport ファンコマンドの構文を示します。 表 70.
表 71.
必要なコマンドレベル(1、2、3) オプションの名前=値のペア と名前=値のペア 使用 ンクロージャ番号、n は EMM の番 号を示します。例えば、 controller=0 enclosure=2 index=1 のように指定します。 omreport エンクロージャのスロット占有レポート 次の表に、omreport エンクロージャのスロット占有レポートコマンドの構文を示します。 表 73.
表 75. omreport グローバル情報コマンド 必要なコマンドレベル(1、2、3) オプションの名前=値のペア 使用 omreport storage globalinfo スマートサーマルシャットダウン が有効か無効かを示します。詳細 については、「Omconfig Global の スマートサーマルシャットダウン の有効化」を参照してください。 設定済みのホットスペア保護ポリ シーを表示します。ホットスペア 保護ポリシーの設定の詳細につい ては、デルサポートサイト dell.com/support/manuals の『Dell OpenManage Server Administrator Storage Management ユーザーズ ガイド』を参照してください。 omreport コネクタステータス 次の表に、omreport コネクタコマンドの構文を示します。 表 76.
表 77. omreport Cachecade コマンド 必要なコマンドレベル(1、 オプションの名=値のペア 2、3) 使用 omreport storage cachecade 全コントローラ上のすべての cachecade のプロパティ情報を表示 します。 controller=id id はコントローラ番号 です。例えば controller=0 のように 指定します。 指定されたコントローラのすべての cachecade を表示します。 controller=id cachecade=id id はコ コントローラ上の指定された ントローラ番号および cachecade 番 cachecade を表示します。 号を示します。例えば、controller=0 cachecade=1 のように指定します。 omreport PCIe SSD のステータス 次の表に、omreport pciessd コマンドの構文を示します。 表 78.
omreport パーティションのステータス 次の表に、oomreport partition (omreport パーティション)コマンドの構文を示します。 表 81. omreport パーティションコマンド 必要なコマンドレベル(1、2、3) オプションの名=値のペア と名前=値のペア 使用 omreport storage partition 指定された仮想ディスクの詳細を 表示します。 controller=id vdisk=id id はコント コントローラー上の指定された仮 ローラ番号および仮想ディスク番 想ディスクにある、すべてのパー ティションを表示します。 号を示します。例えば、 controller=0 vdisk=1 のように指 定します。 omreport Fluid Cache ディスクのステータス 次の表に、omreport fluidcachedisk コマンドの構文を示します。 表 82.
omconfig storage コマンド 8 omconfig コマンドを使用すると、物理ディスク、仮想ディスク、コントローラ、エンクロージャ、バッテ リ、グローバル情報、コネクタおよび、cachecade を設定できます。 omconfig storage の有効なコマンドのリストを表示するには、次のように入力します。 omconfig storage -? 次の表に omreport storage コマンドの構文を示します。 表 84.
コマンドレベ ル1 コマンドレベ ル2 コマンドレベル 使用 3 パーティション 指定されたコントローラと仮想ディスクのパーティショ ンの詳細を表示します。 fluidcachedisk Fluid Cache ディスクのプロパティを表示します。 omconfig 物理ディスクのコマンド 以下の項では、物理ディスクのタスクを実行するために必要な omconfig コマンドを示します。 表 85.
omconfig 物理ディスクの点滅 説明 コントローラに接続している 1 つまたは複数の物理 ディスクのライト(発光ダイオード、すなわち LED ディスプレイ)を点滅させます。 構文 omconfig storage pdisk action=blink controller=id pdisk= - ここで、id はコントローラ ID です。 変数には物理 ディスクを指定します。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 のコネクタ 0 で物理ディスク 0 を点 滅させます。SAS コントローラでは、物理ディスク はエンクロージャ 2 にあります。 次は SCSI、SATA、および ATA コントローラの例で omconfig storage pdisk action=blink cont
SAS コントローラの場合、次のように指定します。 omconfig storage pdisk action=unblink controller=1 pdisk=0:2:0 omconfig 物理ディスクの削除の準備 表 86.
次は SCSI、SATA、および ATA コントローラの例で omconfig storage pdisk action=instantsecureerase controller=1 す。 pdisk=0:3 次は SAS コントローラの例です。 omconfig storage pdisk action=instantsecureerase controller=1 pdisk=0:2:3 Omconfig Cryptographic Erase Secured Physical Disk 説明 指定された暗号化ディスクを削除します。 メモ: このコマンドは Non-Volatile Memory Express(NVMe)デバイスのみに適用されます。 構文 omconfig storage pdisk action=cryptographicerase controller=id pdisk=。ここで、id はコントローラ ID です。 変数は物理ディスクを指定しま す。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controlle
例えば コントローラ 1 の物理ディスク 4 を初期化するに は、次のように入力します。 例 omconfig storage pdisk action=initialize controller=1 pdisk=4 omconfig 物理ディスクのオフライン化 説明 物理ディスクをオフラインにします。 構文 omconfig storage pdisk action=offline controller=id pdisk= - ここで、id はコントローラ ID です。 変数には物理 ディスクを指定します。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 のコネクタ 0 で物理ディスク 3 をオ フラインにします。SAS コントローラでは、物理デ ィスクはエンクロージャ 2 にあります。
SCSI、SATA、および ATA コントローラの場合、次 のように指定します。 omconfig storage pdisk action=online controller=1 pdisk=0:3 SAS コントローラの場合、次のように指定します。 omconfig storage pdisk action=online controller=1 pdisk=0:2:30 omconfig グローバルホットスペアの割り当て 説明 物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り 当てます。 構文 omconfig storage pdisk action=assignglobalhotspare controller=id pdisk= assign=yes - ここで、id はコントローラ ID です。 変数には物理ディスクを指定します。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し
メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 のコネクタ 3 で物理ディスク 3 を再 構築します。SAS コントローラでは、物理ディスク はエンクロージャ 2 にあります。 次は SCSI、SATA、および ATA コントローラの例で omconfig storage pdisk action=rebuild controller=1 pdisk=0:3 す。 次は SAS コントローラの例です。 omconfig storage pdisk action=rebuild controller=1 pdisk=0:2:3 omconfig 物理ディスク再構成のキャンセル 説明 進行中の再構成をキャンセルします。再構成をキャ ンセルすると、仮想ディスクは劣化状態のままにな ります。物理ディスク再構成のキャンセルの詳細に 関しては、『
omconfig メンバー交換のキャンセル 説明 メンバー交換操作をキャンセルします。 構文 omconfig storage pdisk action=cancelreplacemember controller=id pdisk= id はコント ローラ ID、 変数は物理ディスクを指定し ます。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例えば コントローラ 0 に接続されているディスク 0:0:1 上 でのメンバー交換操作をキャンセルするには、次の ように入力します。 例 omconfig storage pdisk action=cancelreplacemember controller=0 pdisk=0:0:1 omconfig 物理ディスクのクリア 説明 物理ディスクからデータまたは設定をクリアし
omconfig 物理ディスククリアのキャンセル 説明 物理ディスクで進行中のクリア操作をキャンセルし ます。 構文 omconfig storage pdisk action=cancelclear controller=id pdisk= - ここで、id はコントローラ ID です。 変数には物理ディスクを指定しま す。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 のコネクタ 0 で物理ディスク 3 のク リアをキャンセルします。SAS コントローラでは、 物理ディスクはエンクロージャ 2 にあります。 次は SCSI、SATA、および ATA コントローラの例で omconfig storage pdisk action=cancelclear controller=1 す。 pdis
omconfig デバイスの書き込みキャッシュの無効化 説明 PCIe SSD コントローラに対して物理ディスクの書 き込みキャッシュを無効にします。 構文 omconfig storage pdisk action=disabledevicewritecache controller=id pdisk= id はコント ローラ ID、 変数は物理ディスクを指定し ます。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例えば コントローラ 1、コネクタ 0 の物理ディスク 3 上の 書き込みキャッシュを無効にします。SAS コントロ ーラ上で、物理ディスクはエンクロージャ 2 に収納 されているものとします。 SAS コントローラの場合、次のように指定します。 omconfig storage pdisk action=d
omconfig RAID を非 RAID に変換 説明 物理ディスク上で RAID を非 RAID に変換します。 構文 omconfig storage pdisk action=convertraidtononraid controller=id pdisk= - ここで、id はコントローラ ID です。 変数には物理 ディスクを指定します。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 メモ: 指定のコントローラで複数の RAID を非 RAID に変換するには、コマンド omconfig storage controller action=convertraidtononraid を使用します。 詳細に関しては、「omconfig 複数の RAID を非 RAID に変換」を参照してください。 例として、 コントロ
例えば コントローラ 1、コネクタ 0 の物理ディスク 3 上の 非 RAID を RAID に変換します。SAS コントローラ 上で、物理ディスクはエンクロージャ 2 に収納され ているものとします。 SAS コントローラの場合、次のように指定します。 omconfig storage pdisk action=nonraidtoraid controller=1 pdisk=0:2:3 omconfig 仮想ディスクのコマンド 以下の項では、仮想ディスクタスクを実行するために必要な omconfig コマンドについて説明します。 注意: omconfig storage vdisk action=deletevdisk controller=id vdisk=id コマンドは仮想ディスクを 削除します。仮想ディスクを削除すると、その仮想ディスクに常駐するファイルシステムおよびボリュ ームを含むすべての情報が破壊されます。 表 87.
必要なコマンドレベル (1、2、3) オプションの名=値のペア action=clearvdbadblocks controller=id vdisk=id ction=changepolicy controller=id vdisk=id [readpolicy= | writepolicy= | cachepolicy= diskcachepolicy=] action=replacememberdisk controller=id vdisk=id source= destination= action=rename controller=id vdisk=id action=enablefluidcache controller=id vdisk=id devicename= cachepolicy= action=disablefluidcache controller=
例 omconfig storage vdisk action=cancelcheckconsistency controller=1 vdisk=4 omconfig 整合性チェックの一時停止 説明 実行中の整合性チェックを一時停止します。詳細については『Dell OpenManage オンラインヘルプ』を参照してください。 構文 omconfig storage vdisk action=pausecheckconsistency controller=id vdisk=id id はコントローラ ID および仮想ディスク ID を 示します。これらは omreport コマンドで報告されます。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力し てコントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続されている仮想ディスクの ID を表示します。 例えば コントローラ 1 の仮想ディスク 4 の整合性チェックを一時停止するには、次の ように入力します。 例
例えば コントローラ 1 の仮想ディスク 4 の物理ディスクを点滅させるには、次のように入 力します。 例 omconfig storage vdisk action=blink controller=1 vdisk=4 omconfig 仮想ディスクの点滅解除 説明 仮想ディスクに含まれる物理ディスクの点滅を解除します。 構文 omconfig storage vdisk action=unblink controller=id vdisk=id - ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID および仮 想ディスク ID です。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力 し、コントローラに接続されている物理ディスクの ID を表示します。 例として、 たとえば、コントローラ 1 の仮想ディスク 4 にある物理ディスクの点滅を解除しま す。 例 omconfig storag
メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力 し、コントローラに接続されている仮想ディスクの ID を表示します。 メモ: 状況によっては、このコマンドでシステムパーティションまたはブート パーティションを削除しようとすると、警告メッセージが表示されることが あります。この警告は、force=yes パラメータを使用してオーバーライドでき ます。この場合、構文は次のとおりです。 omconfig storage vdisk action=fastinit controller=id vdisk=id force=yes 例として、 コントローラ 1 の仮想ディスク 4 の高速初期化を行います。 例 omconfig storage vdisk action=fastinit controller=1 vdisk=4 omconfig 仮想ディスクの低速初期化 説明 仮想ディスクの低速初期化を行います。 注意: システムパーティシ
メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力 し、コントローラに接続されている仮想ディスクの ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 で仮想ディスク 4 の初期化をキャンセルします。 例 omconfig storage vdisk action=cancelinitialize controller=id vdisk=id omconfig バックグラウンドの初期化のキャンセル 説明 仮想ディスクでバックグラウンドの初期化プロセスをキャンセルします。 構文 omconfig storage vdisk action=cancelbginitialize controller=id vdisk=id - ここで、id は omreport コマンドによって報告さ れるコントローラ ID と仮想ディスク ID です。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力し
次は SAS コントロー ラの例です。 omconfig storage vdisk action=assigndedicatedhotspare controller=1 vdisk=4 pdisk=0:2:3 assign=yes omconfig 仮想ディスクの削除 説明 仮想ディスクを削除します。 注意: 仮想ディスクを削除すると、仮想ディスク上にあるファイルシステムお よびボリュームなどのすべての情報が破棄されます。システムパーティショ ンまたはブートパーティションを削除しようとすると、警告メッセージが表 示されることがあります。ただし、この警告メッセージは必ずしも生成され るとは限りません。このコマンドを使用するときは、システムパーティショ ン、ブートパーティション、またはその他の仮想データを削除しないように してください。 構文 omconfig storage vdisk action=deletevdisk controller=id vdisk=id - ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID および仮想ディスク ID です。 メモ: こ
omconfig 仮想ディスクの再設定 説明 仮想ディスクを再設定して、仮想ディスクの RAID レベルを変更するか、物理ディ スクの追加または使用可能な空き容量の使用によりサイズを増やします。一部の コントローラでは、物理ディスクを削除することもできます。 メモ: 追加の物理ディスクで再設定する場合、物理ディスクは、サポートされ るバスプロトコル、メディアタイプ、セクタサイズ、T10 Protection Information 機能、および暗号化機能を備えたものである必要があります。 構文 omconfig storage vdisk action=reconfigure controller=id vdisk=id raid= pdisk= [size= vdcapacityexpansion=yes sizeinpercent=<1 to 100>] - ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID および仮想ディスク ID です。 メモ: これらの値を取得するには、omrep
メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力 し、コントローラに接続されている仮想ディスクの ID を表示します。 例えば コントローラ 1 の仮想ディスク 4 を暗号化するには、次のように入力します。 例 omconfig storage vdisk action=securevd controller=1 vdisk=4 omconfig による仮想ディスクの不良ブロックのクリア 説明 仮想ディスクの不良ブロックをクリアします。 構文 omconfig storage vdisk action=clearvdbadblocks controller=id vdisk=id - ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID および仮想ディスク ID です。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示して
例 omconfig storage vdisk action=changepolicy controller=1 vdisk=4 readpolicy=nra omconfig 仮想ディスクメンバーの交換 説明 指定された仮想ディスクのメンバーを宛先ディスクに交換します。 構文 omconfig storage vdisk action=replacememberdisk controller=id vdisk=id source= destination= - ここで、id は、 omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID と仮想ディスク ID です。 変数には物理ディスクを指定します。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力 し、コントローラに接続されている仮想ディスクの ID を表示します。 例として、 仮想ディスク 4 のコントローラ 1
メモ: Fluid Cache を有効にすると、新しい Fluid Cache ディスクが作成され ます。それ以降のすべてのデータへのアクセスには、この新しい Fluid Cache ディスクのみを使用してください。これに対応する仮想ディスクへのデータ アクセスや、そのパーティションのキャッシュを行うと、データの破損につ ながる恐れがあります。 構文 omconfig storage vdisk action=enablefluidcache controller=id vdisk=id devicename= cachepolicy=、ただし、id は omreport コマンドで出力されたコントローラの ID および仮想ディスクの ID で あり、 は仮想ディスクのデバイス名、wb はライトバック、wt はライトス ルーです。コントローラー ID と 仮想ディスク ID の値を得るには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示し、次に omreport storage vdisk controller=ID
omconfig storage vdisk action=reactivate controller= 1 vdisk=4 devicename=/dev/sdb 例 omconfig コントローラコマンド 以下の項では、コントローラタスクを実行するために必要な omconfig コマンドについて説明します。 注意: omconfig storage controller action=resetconfig controller=id はコントローラ設定をリセッ トします。コントローラ設定をリセットすると、そのコントローラに接続されたすべての仮想ディスク 上のすべてのデータが永続的に破壊されます。これらの仮想ディスクに常駐するシステムやブートパ ーティションも破壊されます。 表 88.
必要なコマンドレベル(1、 オプションの名=値のペア 2、3) メモ: escrow=yes と設定する場合、エスクローファイルへのパスを指定 します。 action=changesecuritykey controller=id keyid= passphrase= oldpassphrase= [escrow=yes] [filepath=] メモ: escrow=yes と設定する場合、エスクローファイルへのパスを指定 します。 action=deletesecuritykey controller=id action=setbgirate controller=id rate=<0 ~ 100 > action=setreconstructrate controller=id rate=<0 ~ 100> action=setcheckconsistencyrate controller=id rate=<0 ~ 100> action=e
必要なコマンドレベル(1、 オプションの名=値のペア 2、3) action=rekeylkm controller=id action=convertraidtononraid controller=id pdisk= action=convertnonraidtoraid controller=id pdisk= omconfig コントローラの再スキャン 説明 コントローラを再スキャンします。詳細に関しては、 『Dell OpenManage オンライ ンヘルプ』を参照してください。 構文 omconfig storage controller action=rescan controller=id - ここ で、id は、omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID です。 例として、 コントローラ 1 を再スキャンします。 例 omconfig storage controller action=rescan controller=1 メモ: コントローラの再スキャンは、非 RAID SCSI
omconfig コントローラアラームの静止 表 89. omconfig コントローラアラームの静止 説明 アクティブになっているコントローラアラームを静止します。詳細については、 『Dell OpenManage オンラインヘルプ』を参照してください。 構文 omconfig storage controller action=quietalarm controller=id id は omreport storage controller コマンドで報告される コントローラ ID です。 例えば コントローラ 1 のアラームを静止する場合、次のように入力します。 例 omconfig storage controller action=quietalarm controller=1 omconfig コントローラアラームのテスト 表 90.
force=yes パラメータを指定すると、このメッセージが出ないようにす ることができます。これを使用する場合の構文は次のようになります。 omconfig storage controller action=resetconfig controller=id force=yes 例えば コントローラ 1 の設定をリセットするには、以下のように入力します。 例 omconfig storage controller action=resetconfig controller=1 omconfig 仮想ディスクの作成 『Dell OpenManage オンラインヘルプ』に、仮想ディスクの作成の詳細が含まれています。 仮想ディスクの作成に使用する omconfig 構文には、いくつかのパラメーターメータがあります。以下のパ ラメータを指定する必要があります。 • コントローラ(controller=id) • RAID レベル(raid= • サイズ(size=)
メモ: vdpienabled はオプションの引数で、PERC9 コントローラのみで有効です。yes に設定する と、T10 Protection Information(PI)が有効化された仮想ディスクが作成されます。 メモ: RAID 10 の作成では、スパン内のディスク数が偶数のままであるにもかかわらず、PERC9 ファー ムウェアが不均等スパン(不均衡な数のアレイディスクを持つスパン)でのレイアウト(アレイディス クの数)を提案します。例えば、32 台のディスクがある場合はすべてのディスクが 1 つのスパンにあ る RAID 10 が作成され、34 台のディスクがある場合は、1 つのスパンに 16 台、もう一方のスパンに 18 台のディスクがある RAID 10 が作成されます。 構文例: PERC 3/QC コントローラ上に、ストライプサイズが 16 KB の 500 MB の RAID 5 仮想ディスクを作成しま す。仮想ディスクの名前は vd1 とし、コントローラ 1 のコネクタ 0 上に置きます。この仮想ディスクは RAID 5 であるため、少なくとも 3 台の物理ディスクを必要とします。この
パラメータ タイプ [spanlength=] パラメータ オプション controller=id parameter omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID を指定します。例、 controller=2 raid= raid= パラメータを使用して、仮想ディスクの連結または RAID レベ ルを指定します。『Dell OpenManage オンラインヘルプ』を参照してください。以下の表で、各 RAID レベ ルと連結に対する raid=n パラメータの指定方法を示します。 表 92.
仮想ディスクに含める物理ディスクを指定するには、このパラメータを使用します。 仮想ディスクを再設定する際には、その仮想ディスクに含めるすべての物理ディスクを指定する必要があり ます。この物理ディスクの指定は、元の仮想ディスクにあったすべての物理ディスクに適用され、再設定さ れる仮想ディスクでも継続されるだけでなく、再設定後に新たに追加される物理ディスクにも適用されます。 コントローラによっては、仮想ディスクから物理ディスクを削除することが可能なものがあります。その場 合は、その物理ディスクの削除を指定しないでください。 pdisk= パラメーターは、connector:enclosureID:targetID または connector:targetID のいずれか を指定することによって物理ディスクを示します。 stripesize=<2kb | 4kb | 8kb | 16kb | 32kb | 64kb | 128kb> コントローラによってサポートするストライプのサイズが異なります。コントローラがサポートするストラ イプのサイズについての詳細は、『Dell OpenManage オン
読み取りポリシー readpolicy=ra | ara | nra | rc | nrc パラメータ仕様 先読みなし readpolicy=nra 読み取りキャッシュ readpolicy=rc 読み取りキャッシュなし readpolicy=nrc writepolicy=] コントローラによってサポートする書き込みポリシーが異なります。以下の表に各書き込みポリシーごとの writepolicy= パラメータの指定方法を示します。 表 97.
RAID レベルまたは連結 raid=n パラメータの仕様 連結 raid=c size= パラメータ 次の表は、size= を指定する方法を示します。 表 99.
コントローラによって、サポートされるキャッシュポリシーが異なります。次の表は、各キャッシュポリシ ーで [cachepolicy=] パラメータを指定する方法を示します。 表 100. キャッシュポリシーのパラメータ キャッシュポリシー cachepolicy=d | c パラメータ仕様 ダイレクト I/O cachepolicy=d キャッシュ I/O cachepolicy=c diskcachepolicy= コントローラによってサポートするキャッシュポリシーが異なります。以下の表に各キャッシュポリシーご との [diskcachepolicy=] パラメータの指定方法を示します。 表 101.
書き込みキャッシュなし writepolicy=nwc name= 仮想ディスクの名前を指定するには、このパラメータを使用します。例:name=VirtualDisk1 spanlength=(RAID 50 と RAID 60 では必須、RAID 10 ではオプション) このパラメータを使用して各ストライプの物理ディスクの数を指定します。このパラメータは RAID 50 仮 想ディスクにのみ適用されます。RAID 50 仮想ディスクを作成しない場合は、このパラメータを使用しない でください。例: spanlength=3 ファームウェア 6.
例として、 ホットスペアの復帰を有効にし、メンバー交換操作 を行います。 例 omconfig storage controller action= setchangecontrollerproperties allowrevertiblehotspare andreplacemember=enabled controller=1 omconfig 保存キャッシュの破棄 説明 コントローラで保存キャッシュを破棄します。 メモ: コントローラに保存キャッシュがあるかどうかをチェックするには、omreport storage controller controller=id と入力します。システムに Preserved Cache=yes と表示される場合は、保存キャッシュがあることを示しています。 構文 omconfig storage controller action= discardpreservedcache controller=id force=enabled | disabled force=enabled に設定すると、コントローラが外部またはオフラインの仮想ディスクを検出 するか
omconfig 暗号化キーの変更 説明 パスフレーズが指定された場合に、コントローラの暗号化キーを変更します。 構文 omconfig storage controller action= changesecuritykey controller=id keyid= passphrase=passphrase string> oldpassphrase=[escrow=yes] [filepath=]> 例として、 コントローラの暗号化キーを変更します。 例 omconfig storage controller action= changesecuritykey controller=1 keyid=Dell_123 passphrase=Dell_123 oldpassphrase=Dell_321 escrow= yes filepath=C:/escrow.
omconfig 再構築率の設定 説明 再構築率を設定します。 構文 omconfig storage controller action= setreconstructrate controller=id rate=<0~100> - ここで、id は、omreport storage controller コマンドによって報告される コントローラ ID です。 例として、 コントローラ 1 で再構築率を 50 に設定します。 例 omconfig storage controller action= setreconstructrate controller=1 rate=50 omconfig 整合性チェック率の設定 説明 整合性チェック率を設定します。 構文 omconfig storage controller action= setcheckconsistencyrate controller=id rate=<0 ~ 100> id は omreport storage controller コマンドで報告さ れる コントローラ ID です。 例えば コントローラ 1 の整
omconfig セキュアな外部設定のインポート 説明 暗号化されたローカルキー管理(LKM)外部設定ドライブをロック解除します。 構文 omconfig storage controller action= importsecureforeignconfig controller=id passphrase=<外部設定のパスフレーズ文字列> - ここで、id は、 omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID です。 例として、 コントローラ 1 で暗号化された LKM 設定ドライブをロック解除します。 例 omconfig storage controller action= importsecureforeignconfig controller=1 passphrase= Dell_123 omconfig 外部設定のインポート 説明 コントローラに新たに接続された物理ディスクにあるすべての仮想ディスクをインポートし ます。 構文 omconfig storage controller action= importforeign
omconfig 外部設定のクリア 説明 コントローラに新たに接続された物理ディスクにあるすべての仮想ディスクをクリアまたは 削除します。 構文 omconfig storage controller action= clearforeignconfig controller=id ここで、id は、omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID で す。 メモ: このコマンドはファームウェアバージョン 5.0.
例 omconfig storage controller action= setpatrolreadmode controller=1 mode=manual omconfig 巡回読み取りの開始 説明 コントローラで巡回読み取りタスクを開始します。 構文 omconfig storage controller action=startpatrolread controller=id id は omreport storage controller コマンドで報告される コントローラ ID です。 例えば コントローラ 1 で巡回読み取りタスクを開始するには、次のように入力します。 例 omconfig storage controller action=startpatrolread controller=1 メモ: 巡回読み取りを開始するには、現在の巡回読み取りモードは手動に設定されます。 omconfig 巡回読み取りの停止 説明 コントローラの巡回読み取りタスクを停止します。 構文 omconfig storage controller action=stoppatrolr
omconfig LKM コントローラを有効にする 説明 LKM モードを有効にして、コントローラの暗号化キーを作成します。 構文 omconfig storage controller action=enablelkm controller=id keyid= passphrase= [escrow=yes] [filepath= - ここで、id は omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID です。 例として、 コントローラの暗号化キーを作成します。 例 omconfig storage controller action=enablelkm controller=1 keyid=Dell_123 passphrase=Dell_123 escrow= yes filepath=C:/escrow.
omconfig 複数の非 RAID を RAID に変換 説明 指定されたコントローラで複数の非 RAID を RAID に変換します。 構文 omconfig storage controller action=convertnonraidtoraid controller=id pdisk= - ここで、id は、omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID で、PDISKID は pdisk= コネクタ:エンクロージャ ID:ターゲット ID | コネクタ:ターゲット ID と指 定します。 例として、 コントローラ 0 で複数の非 RAID を RAID に変換します。 例 omconfig storage controller action=convertnonraidtoraid controller=0 pdisk=0:2:3 omconfig エンクロージャコマンド 以下の表では、エンクロージャのタスクを実行するために必要な omconfig コマンドを示します。 表 105.
omconfig エンクロージャアラームを有効にする 説明 エンクロージャアラームを有効にします。 例えば コントローラ 1 のコネクタ 2 に接続されているエンクロージャのアラームを有効 にするには、次のように入力します。 SCSI、SATA、および omconfig storage enclosure action=enablealarm controller=1 ATA コントローラの場 enclosure=2 合、次のように指定し ます。 SAS コントローラの場 omconfig storage enclosure action=enablealarm controller=1 合、次のように指定し enclosure=1:2 ます。 omconfig エンクロージャ警告を無効にする 表 106.
SCSI、SATA、および omconfig storage enclosure action=setassettag controller=1 ATA コントローラの場 enclosure=2 assettag=encl20 合、次のように指定し ます。 SAS コントローラの場 omconfig storage enclosure action=setassettag controller=1 合、次のように指定し enclosure=1:2 assettag=encl20 ます。 omconfig エンクロージャ資産名の設定 表 108.
メモ: ここで、温度プローブ 3 は、コントローラ 1 のコネクタ 2 に接続されて いるエンクロージャにあります。 omconfig 温度プローブしきい値のリセット 表 110.
omconfig すべての温度プローブしきい値のリセット 表 112.
表 114. omconfig バッテリのコマンド 必要なコマンドレベル オプションの名=値のペア (1、2、3) omconfig storage battery action=startlearn controller=id battery=id action=delaylearn controller=id battery=id days=d hours=h omconfig バッテリ学習サイクルの開始 表 115.
表 117.
例として、 サーマルシャットダウンを無効にします。サーマルシャットダウンを無効にする omconfig コマンド構文では、コントローラやエンクロージャの ID を指定する必 要はありません。 メモ: omreport storage globalinfo コマンドを使用して、Smart サーマルシャ ットダウンが現在有効か無効かを判別できます。Smart サーマルシャットダ ウンの状態は Server Administrator の GUI にも表示されます。この状態を確 認するには、ストレージ オブジェクトを選択して、情報 / 設定 タブを選択し ます。 例 omconfig storage globalinfo action=disablests omconfig コントローラのグローバル再スキャン 説明 システム上のすべてのコントローラを再スキャンします。コントローラのグロー バル再スキャンの詳細に関しては、 『Dell OpenManage オンラインヘルプ』を参照 してください。 構文 omconfig storage globalinfo action=globalrescan 例
omconfig コネクタコマンド 以下の項では、コネクタのタスクを実行するために必要な omconfig コマンドの構文について説明します。 表 119.
omconfig Cachecade の点滅 説明 Cachecade に含まれる物理ディスクを点滅させます。 構文 omconfig storage cachecade action=blink controller=id cachecade=id - ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコント ローラ ID および Cachecade ID です。これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示し、omreport storage cachecade controller=ID と入力してコントローラの Cachecades の ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 で Cachecade 4 内の物理ディスクを点滅させます。 例 omconfig storage cachecade action=blink controller=1 cachecade=4 omconfig Cachecade の点滅解除 説明 cachecade に含まれている物理ディスクの点滅を解除します。
例として、 コントローラ 1 の Cachecade 4 を削除します。 例 omconfig storage cachecade action=deletecachecade controller=1 cachecade=4 omconfig Cachecade のサイズ変更 説明 物理ディスクの追加または削除により cachecade のサイズを変更します。 構文 omconfig storage cachecade action=resize controller=id cachecade=id pdisk= - ここで、id は、omreport コマンドによっ て報告されるコントローラ ID および cachecade ID です。これらの値を取得する には、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示し、 omreport storage cachecade controller=ID と入力してコントローラの cachecades の ID を表示します。 例として、 cachecade 4 のサイズを変更します
表 121.
理ディスクを指定します。これらの値を得るには、omreport storage controller と 入力してコントローラ ID を表示させ、次に omreport storage cachecade controller=ID と入力してそのコントローラの cachecade の ID を表示します。 例として、 指定された PCIe SSD デバイスを再アクティブ化します。 例 omconfig storage pciessd action=reactivate subsystem=2 pciedevice=0:2:0 force=yes omconfig Fluid Cache コマンド 以下の項では、Fluid Cache のタスクを実行するために必要な omconfig コマンド構文を示します。 表 122.
表 123. omconfig パーティションコマンド 必要なコマンドレベル オプションの名=値のペア (1、2、3) omconfig storage partition action=refresh omconfig パーティションリストの更新 説明 ストレージサブシステムで保持しているパーティションのリストを更新します。 構文 omconfig storage partition action=refresh omconfig Fluid Cache ディスクコマンド 以下の項では、Fluid Cache ディスクタスクを実行するために必要な omconfig コマンド構文について説明し ます。 表 124.
9 CLI コマンド結果の使用方法 Server Administrator のコマンドラインインタフェース(CLI)では、コマンドの出力をさまざまな方法で使 用できます。本章では、コマンド出力をファイルに保存する方法と、コマンド出力のフォーマットをさまざ まな目的に合わせて選択する方法について解説します。次の表は、omreport コマンドが適用可能なシステム を示します。 表 125.
複数画面にわたるシステムサマリコマンド出力の最初の画面が表示されます。コマンド出力の次の画面を見 るには、スペースバーを押します。 ファイルへのコマンド出力の書き込み コマンド結果をファイルにリダイレクトするときに、コマンド結果の書き込み先となるファイル名(必要で あればディレクトリパスも)を指定できます。ファイルの書き込み先のパスを指定するときは、オペレーテ ィングシステムに適した構文を使用してください。 コマンド結果は 2 つの方法で保存できます。指定する出力ファイルと同じ名前の任意のファイルを上書きす るか、コマンド結果を同じ名前のファイルに追加し続けることができます。 上書きされるファイルへのコマンド結果の保存 以前に書き込まれたファイルに保存されているデータを上書きする場合は、-outc オプションを使用します。 例えば、11:00 A.M. にシステム上のファンプローブ 0 でファンプローブ RPM 読み取り値をキャプチャして、 結果を fans.txt というファイルに書き込むには、次のように入力します。 omreport chassis fans index=0 -outc fans.
プローブ名 : System Board Fan 1 RPM 読み取り値 : 3001RPM 最小警告しきい値 : 700RPM 最大警告しきい値 : 5500RPM 最小エラーしきい値 : 500RPM 最大エラーしきい値 : 6000RPM 前のコマンド結果を参照して、前のファンプローブ 0 出力を現在の出力と比較することはできません。outc オプションを使って fans.txt ファイルを上書きしたからです。 既存のファイルへのコマンド結果の追加 以前に書き込まれたファイルに保存されているデータに新しいコマンド結果を追加する場合は -outa オプシ ョンを使用します。例えば、11:00 A.M. にシステム上のファンプローブ 0 でファンプローブ RPM 読み取り 値をキャプチャして、結果を fans.txt というファイルに書き込みます。これらの結果を、4 時間後に取得さ れる同じプローブの出力と比較するには、-outa コマンドを使用して新しい出力を fans.
最大エラーしきい値 : 6000RPM テキストエディタを使用して、各データブロックがキャプチャされた時刻を挿入することができます。ファ ンプローブ 0 の 2 つのスナップショットを比較すると、2 つ目のレポートにいくつかの変更点が示されます。 ファン RPM の読み取り値は 621 RPM 増加していますが、通常範囲内です。他のユーザーにより最小警告し きい値が 200 RPM 上げられ、最大警告しきい値が 2000 RPM 下げられました。 CLI コマンド出力のフォーマットの選択 CLI コマンドの結果のフォーマットを選択できます。このフォーマットは、コマンド出力の表示方法を決定 します。コマンド結果の出力先がファイルに指示された場合には、このフォーマットを取り込んでコマンド 結果がファイルに書き込まれます。 次のようなフォーマットを使用できます。 • リスト(lst) • セミコロン区切りの値(ssv) • 表(tbl) • カスタム区切りの形式(cdv) フォーマットオプションの構文は次のようになります。 <コマンド> -fmt <フォーマットオプション> たとえば、次のように入
list 形式はデフォルト表示形式であるため、特別なフォーマットオプションは必要ありません。システム概要 例のネットワークデータ部は、以下のように表示されます。 -------------- ネットワークデータ -------------- ネットワークインタフェース 0 IP アドレ ス : 143.166.152.108 サブネットマスク : 255.255.255.0 デフォルトゲートウェ イ : 143.166.152.
次の例は、アスタリスクをデリミタとしてデータフィールドを区切る場合の指定方法です。 omconfig preferences cdvformat delimiter=asterisk 210