Reference Guide

複数画面にわたるシステムサマリコマンド出力の最初の画面が表示されます。コマンド出力の次の画面を見
るには、スペースバーを押します。
ファイルへのコマンド出力の書き込み
コマンド結果をファイルにリダイレクトするときに、コマンド結果の書き込み先となるファイル名(必要で
あればディレクトリパスも)を指定できます。ファイルの書き込み先のパスを指定するときは、オペレーテ
ィングシステムに適した構文を使用してください。
コマンド結果は 2 つの方法で保存できます。指定する出力ファイルと同じ名前の任意のファイルを上書きす
るか、コマンド結果を同じ名前のファイルに追加し続けることができます。
上書きされるファイルへのコマンド結果の保存
以前に書き込まれたファイルに保存されているデータを上書きする場合は、-outc オプションを使用します。
例えば、11:00 A.M. にシステム上のファンプローブ 0 でファンプローブ RPM 読み取り値をキャプチャして、
結果を
fans.txt というファイルに書き込むには、次のように入力します。
omreport chassis fans index=0 -outc fans.txt
または
omreport mainsystem fans index=0 -outc fans.txt
次は、ファイルに書き込まれた結果の一部です。
インデックス
: 0
Status(ステータス)
: OK
プローブ名
: System Board Fan 1 RPM
読み取り値
: 2380RPM
最小警告しきい値
: 600RPM
最大警告しきい値
: 5700RPM
最小エラーしきい値
: 500RPM
最大エラーしきい値
: 6000RPM
4 時間後に同じコマンドを入力します。fans.txt に書き込まれた 11:00 A.M. のスナップショットが不要にな
ります。同じコマンドを次のように入力します。
omreport chassis fans index=0 -outc fans.txt
または
omreport mainsystem fans index=0 -outc fans.txt
3:00 P.M. のデータが fans.txt ファイル内の 11:00 A.M. のデータを上書きします。
fans.txt の内容が以下のようになります。
インデックス
: 0
Status(ステータス)
: OK
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