Dell OpenManage Server Administrator バージョン 8.0.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2014 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産 法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。 本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2014 - 09 Rev.
目次 1 はじめに.................................................................................................................10 本リリースの新機能............................................................................................................................. 11 CLI コマンドを実行するための Windows コマンドプロンプトへのアクセス....................................12 プライマリ CLI コマンド..................................................................................................................... 12 CLI エラーチェックおよびエラーメッセージ.............
omreport chassis pwrmonitoring または omreport mainsystem pwrmonitoring......................37 omreport chassis pwrsupplies または omreport mainsystem pwrsupplies................................39 omreport chassis remoteaccess または omreport mainsystem remoteaccess.........................39 omreport chassis removableflashmedia または omreport mainsystem removableflashmedia....................................................................................................................
omconfig chassis volts または omconfig mainsystem volts....................................................... 83 omconfig preferences........................................................................................................................ 84 omconfig cdv 形式のプリファレンス...........................................................................................84 omconfig preferences dirservice..................................................................................................
Storage Management サービスの使用...........................................................112 CLI コマンド構文................................................................................................................................112 コマンド要素の構文........................................................................................................................... 113 omreport storage と omconfig storage のユーザー特権.................................................................114 7 omreport storage コマンド......
omconfig 物理ディスククリアのキャンセル..............................................................................134 omconfig デバイスの書き込みキャッシュの有効化...................................................................134 omconfig デバイスの書き込みキャッシュの無効化................................................................... 135 omconfig 信頼性ログのエクスポート.........................................................................................135 omconfig RAID を非 RAID に変換......................................................................
omconfig 暗号化キーの変更........................................................................................................161 omconfig 暗号化キーの削除........................................................................................................161 omconfig バックグラウンドの初期化率の設定...........................................................................161 omconfig 再構築率の設定...........................................................................................................162 omconfig 整合性チェック率の設定...........
omconfig Cachecade の削除......................................................................................................176 omconfig Cachecade のサイズ変更........................................................................................... 177 omconfig Cachecade の名前変更............................................................................................... 177 omconfig PCIe SSD コマンド............................................................................................................
1 はじめに Dell OpenManage Server Administrator(OMSA)は、統合されたウェブブラウザベースのグラフィカルユー ザーインタフェース(GUI)またはコマンドラインインタフェース(CLI)から、包括的な 1 対 1 のシステム 管理ソリューションを提供します。Server Administrator は、システム管理者がネットワーク上のシステムを ローカルまたはリモートで管理できるように設計されています。システム管理者は、包括的な 1 対 1 のシス テム管理を提供することにより、ネットワーク全体を管理できます。 Server Administrator の文脈では、システムとはスタンドアロンシステム、個別のシャーシ内に接続されたネ ットワークストレージユニットを持つシステム、またはモジュラエンクロージャ内の 1 つまたは複数のサー バーモジュールで構成されるブレードシステムを指します。 Server Administrator では、包括的な統合管理サービスを介してローカルシステムおよびリモートシステムを 簡単に管理できます。Server Administrator は、
本リリースの新機能 メモ: Server Administrator バージョン 8.0.1 は、次のシステムでのみサポートされています。 • Dell PowerEdge R730 • PowerEdge R730 XD • PowerEdge R630 • PowerEdge T630 • Dell Precision R7910 Server Administrator バージョン 8.0.1 の特徴は次のとおりです。 • 次のオペレーティングシステムをサポートします。 – Red Hat Enterprise Linux 7.0 – VMware ESXi 5.5 U 2 および 5.1 U2 – Citrix XenServer 6.
CLI コマンドを実行するための Windows コマンドプロンプ トへのアクセス Microsoft Windows オペレーティングシステムを実行している場合は、32 ビットのコマンドプロンプトを使 用して Server Administrator CLI コマンドを実行します。次のいずれかの方法で 32 ビットのコマンドプロ ンプトにアクセスします。 • スタート → すべてのプログラム → アクセサリ → コマンド プロンプト とクリックします。 • スタート → ファイル名を指定して実行 とクリックし、cmd.exe と入力します。 メモ: コマンドラインウィンドウを起動するために ファイルを指定して実行 ダイアログボックスに 「command」と入力しないでください。この操作は、CLI に軽微な問題を発生させる原因となり得る環 境変数制限を持つ MS-DOS のエミュレータ command.
CLI エラーチェックおよびエラーメッセージ CLI コマンドを入力すると、CLI はコマンドの構文が正しいかどうかをチェックします。コマンドを入力して コマンドが正常に実行されると、コマンドが正常に完了したというメッセージが表示されます。 成功のメッセージ omconfig コマンドを正しく入力すると、そのコンポーネントのデータが表示されます。 次の omconfig コマンド例は、有効な CLI コマンドと、コマンドに成功した場合のメッセージを示します。 表 1. コマンドおよびメッセージ コマンド メッセージ omconfig chassis temps index=0 warnthresh= default Temperature probe warning threshold value(s) set successfully. omconfig chassis biossetup attribute=numlock setting=on BIOS setup configured successfully.
メッセージ 電圧プローブの警告しきい値は正常に設定されました。 CLI を使用したスクリプト記述と比較 Server Administrator CLI を使用すれば、管理者はオペレーティングシステムのバッチプログラムを作成でき ます。多くのシステムを持つ企業の場合、管理者は、システムの各主要コンポーネントの警告しきい値を指 定し、警告または障害が発生した場合に各システムが取るべき処置を指定する設定スクリプトを作成するこ とができます。ほとんどの重大な場面では、損害を回避するためにシャットダウンするようスクリプトを作 成できます。管理者は、多くの管理下システムに対して同時にそのスクリプトを配布して実行できます。こ のようなシナリオは、会社が導入した任意の数の新しいシステムの設定を容易にし、再設定が必要な多くの 既存システムにわたって新しいシステム管理ポリシーを導入しやすくします。 新しく導入した多くのシステムに詳細な資産情報を移植するために、類似のシナリオを使用します。システ ムの製造元または賃貸人、システムのサポートがアウトソースされているかどうか、システムの保証会社の 名前、減価償却の方法など、ほとん
多くのコマンドは、コマンドレベル 1、コマンドレベル 2、コマンドレベル 3 で構成されますが、パラメー タ(名前=値のペア)は必要としません。omreport コマンドの大半はこのタイプです。例えば次のコマンド は、システムのコンポーネントに対して設定されているアラートアクションのリストを表示します。 omreport system alertaction 最も複雑なコマンドは、3 つのコマンドレベルに加えて、複数の名前=値のペアを持つことができます。次の 例は、2 つの「名前=値」のペアを持っています。 omconfig system assetinfo info=depreciation duration=3 次は、9 個の「名前=値」のペアの例です。 omconfig system assetinfo info=acquisition purchasecost= waybill= installdate= purchasedate= ponum= signauth= expensed=|no> costcenter=
omhelp コマンドの使用 2 omhelp コマンドとこれに相当する -? は、コマンドラインインタフェース(CLI)の詳細なヘ ルプテキストインタフェースにアクセスします。数段階の詳細レベルからのヘルプを取得できます。 各完全修飾 CLI コマンドは、さまざまなパーツの変数番号があります。たとえば、コマンド(コマンド レベ ル 1)、1 つまたは複数のサブコマンド(コマンド レベル 2 、存在する 場合はコマンド レベル 3)および 1 つまたは複数の「名前=値」のペア。 -?(スペース - ダッシュ - 疑問符)をコマンドの後に入力すると、そのコマンドに関するヘルプを表示でき ます。 ヘルプコマンドの例 omconfig -? と入力すると、omconfig コマンドの一般的なヘルプが表示されます。このレベルのヘルプに は、omconfig で使用できる次のサブコマンドが一覧表示されます。 • about • preferences • シャーシ • システム omconfig system -? と入力すると、CLI ヘルプに omconfig system
コマンドレベル 1、2 および 3 は omconfig system assetinfo で、名前=値のペア 1 は info=depreciation で、 また、名前=値のペア 2 は method=straightline で表します。 減価償却方法を直線法に設定するには、次のように入力します。 omconfig system assetinfo info=depreciation method=straightline CLI から次のメッセージが返されます。 資産情報は正常に設定されました。 omconfig system assetinfo -? と入力すると、表示されるヘルプには、名前フィールドとオプション フィールドへの値の割り当てについての情報が示されます。リクエスト omconfig system assetinfo -? の結 果の一部を以下に示します。 assetinfo Set asset information.
3 omreport: 計装サービスを使用したシステ ム状態の表示 omreport コマンドで、システムコンポーネントの詳細情報を表示できます。一度に多くのシステムコンポー ネントの概要を、または特定のコンポーネントの詳細を取得することもできます。本章では、目的の詳細レ ベルでレポートを取得する方法を説明します。 本章に記載されているコマンドは、特定の omreport コマンドの結果に表示されるフィールドを定義するか どうかという点で異なります。このフィールドは、特別な使用方法または頻度が低い使用方法の場合のみを 定義します。 他のすべてのコンポーネントと同じように、omreport を使用してコンポーネントの状態を表示し、omconfig を使用してコンポーネントを管理します。コンポーネントを管理用に設定する方法については、 「omconfig:計装サービスを使ったコンポーネントの管理」を参照してください。 omreport コマンドを使用して、omconfig コマンドの実行に必要な情報を入手します。例えば、温度プロー ブについての警告イベントの最小温度を編集するには、設定するプローブのインデック
記号「|」(通常パイプと呼ばれる)は、排他的論理和演算子です。例えば、enable | disable は、コンポーネ ントまたは機能を有効または無効にできますが、コンポーネントと機能を同時に有効または無効にすること はできないことを意味しています。 omreport コマンドのコマンド概要 システム構成によっては、omreport コマンドの結果はシステムごとに異なります。取り付けられているコン ポーネントのデータのみが表示されます。 メモ: システムに外部シャーシが含まれる場合、表示される結果はオペレーティングシステムによって 異なります。SUSE Linux Enterprise Server および Red Hat Enterprise Linux システムでは、omreport コマンドは、メインシャーシ情報の後の別のセクションに外部シャーシ情報を表示します。Microsoft Windows システムでは、外部シャーシについてのデータは omreport 出力には示されません。 次の表は、omreport コマンドの高レベルな概要を示します。コマンドレベル 1 列は、最も汎用的な使用にお ける
コマンドレ コマンドレベル 2 コマンドレベル 3 ベル 1 20 必要なユ ーザー権 限 使用 fans U、P、A システムのファンの状態としきい値を表 示します。 firmware U、P、A ファームウェアの名前とバージョンを表 示します。 frontpanel U、P、A Power ボタンまたは Nonmasking Interrupt(NMI)ボタン、あるいはその両 方(システムにある場合)が有効か無効か を表示します。フロントパネル暗号化ア クセス情報とフロントパネル LCD 情報も 表示します。 fru U、P、A フィールド交換可能ユニット(FRU)の情 報を表示します。 hwperformance U、P、A システムの性能劣化の状態および原因を 表示します。 info U、P、A メインシステムのシャーシコンポーネン トの状態の概要を表示します。 intrusion U、P、A システムのイントルージョンセンサーの 状態を表示します。 leds U、P、A さまざまな警告状況に従って LED が点滅 するように設定したプロパティを表
コマンドレ コマンドレベル 2 コマンドレベル 3 ベル 1 必要なユ ーザー権 限 使用 remoteaccess U、P、A リモートアクセスの一般情報を表示しま す。 slots U、P、A システムの拡張スロットやその他のスロ ットタイプのプロパティを表示します。 temps U、P、A システムの温度センサーの状態としきい 値を表示します。 volts U、P、A システムの電圧センサーの状態としきい 値を表示します。 removableflashme U、P、A dia システムの仮想フラッシュ(vFlash)およ びセキュアデジタル(SD)カードの詳細を 表示します。 licenses U、P、A storage U、P、A 「Storage Management サービスの使用」 を参照してください。 system または servermodule U、P、A システムコンポーネントの高レベルな概 要を表示します。 alertaction U、P、A 警告とエラーのしきい値に加え、必要不可 欠なコンポーネントが警告やエラー状況 を検出した場合
コマンドレ コマンドレベル 2 コマンドレベル 3 ベル 1 preferences 必要なユ ーザー権 限 使用 recovery P、A ハング状態にあるオペレーティングシス テムにシステムが応答する方法の設定を 表示します。 shutdown P、A シャットダウンを実行する方法を表示し ます。 summary U、P、A メインシステムシャーシ、ソフトウェア、 およびストレージを含むすべてのシステ ムコンポーネントの主要点を表示します。 thrmshutdown P、A 温度の警告またはエラー状況が検知され た場合に、シャットダウン処置(ある場 合)を実行するための方法を表示します。 version U、P、A システム上のアップデート可能なコンポ ーネントすべての概要を表示します。 webserver U、P、A Server Administrator ウェブサーバーの URL 情報を表示します。 messages.
メモ: 出力内容は、システムの構成によって異なります。 モジュラシャーシの情報 シャーシ情報 属性 : モデル Value : モジュラーサーバーエンクロージャ 属性 : ロック Value : 真 属性 : サービスタグ Value : 8RLNB1S 属性 : エクスプレスサービスコード Value : 18955029124 CMC 情報 属性 : 製品 Value : シャーシ管理コントローラ(CMC) 属性 : 説明 Value : システムコンポーネントは Dell システムに対して完全な リモート管理機能一式を提供します。 属性 : バージョン Value : 3.20 属性 : IP アドレス Value : 101.102.103.
製品名 : Dell OpenManage Server Administrator バージョン : x.x.x 著作権 : Copyright (C) Dell Inc. xxxx-xxxx. All rights reserved. 会社 : Dell Inc. Server Administrator 環境に関する詳細を確認するには、以下のように入力します。 omreport about details=true Server Administrator には多くのサービスがあり、それぞれに独自のバージョン番号があります。内容 フィ ールドは、サービスのバージョン番号と、その他の有用な詳細情報も示します。以下は、出力例です。シス テム構成やシステムにインストールされている Server Administrator のバージョン番号によって異なりま す。 内容: Instrumentation Service 7.x.x Storage Management 4.x.x Sun Java Runtime Environment 1.x.x_xx Secure Port Server 7.
omreport chassis acswitch または omreport mainsystem acswitch フェイルオーバー用に設定された冗長 AC 電源ラインがシステムに含まれる場合は、 omreport chassis acswitch または omreport mainsystem acswitch コマンドを使用します。次のようにタイプします。 omreport chassis acswitch または omreport mainsystem acswitch Server Administrator によって次のように出力されます。 AC フェールオーバスイッチ AC スイッチの冗長性 冗長性状態 : 完全 完全冗長に必要なデバイス数 : 2 冗長性モード : 冗長性設定 : 入力ソースライン 1、冗長性復元時、ライン 1 に復帰 AC 電源ライン Status(ステータス) : Ok 場所 AC 電源ライン 1 AC 有無 : 有 アクティブソース : アクティブ Status(ステータス) : Ok 場所 AC 電源ライン 2 AC 有無 :
omreport chassis bios または omreport mainsystem bios 現在の BIOS 情報を表示するには、omreport chassis bios または omreport mainsystem bios コマンドを使 用します。 omreport chassis bios または omreport mainsystem bios Server Administrator がシステムの BIOS 情報の概要を表示します。 omreport chassis biossetup または omreport mainsystem biossetup 通常はシステム起動時にのみ使用可能な BIOS セットアップパラメータを表示するには、omreport chassis biossetup または omreport mainsystem biossetup コマンドを使用します。次のように入力します。 omreport chassis biossetup または omreport mainsystem biossetup メモ: コマンド間で統一するために、このコマンドの出力形式は変
グループ 説明 Miscellaneous Settings その他のシステム設定を制御します。 Network Settings システムのネットワーク設定を制御します。 Processor Settings システムのプロセッサ設定を制御します。 SATA Settings 組み込みの SATA ポートの設定を制御します。 Serial Communication シリアル通信オプションを制御します。 スロット無効 システムに存在するシステムスロットを制御します。 System Information システムを一意に特定する情報を表示します。 System Profile Settings 電力管理設定を制御します。 System Security システムのセキュリティ機能を制御します。 UEFI Boot Settings 起動モードが uefi に設定されているときに、システムの起動設定を制御 します。 omreport chassis currents または omreport mainsystem currents 現在、Server Adminis
メモ: iDRAC がインストールされている場合、Server Administrator は Lifecycle Controller のバージョ ンを表示します。BMC がインストールされている場合は、Server Administrator は Unified Server Configurator(USC)のバージョンを表示します。 omreport chassis frontpanel または omreport mainsystem frontpanel 電源ボタンや マスク不可能割り込み(NMI)ボタン(システムに存在する場合)などのフロントパネルボタ ンの制御設定が有効か無効かを確認するには、omreport chassis frontpanel または omreport mainsystem frontpanel コマンドを使用します。 システムに 電源ボタンのオーバーライドが存在する場合は、電源ボタンのオーバーライドが有効になってい るかどうかを確認してください。 電源ボタンは、システムへの電源を オンまたはオフにします。 システムに NMI ボタンのオーバーライドが存在する場合は、NMI
メモ: iDRAC がインストールされている場合、Server Administrator は Lifecycle Controller のバージョ ンを表示します。BMC がインストールされている場合は、Server Administrator は USC のバージョン を表示します。 システムの構成によっては、次が出力される場合があります。 Index : 0 Chassis Name : Main System Chassis Host Name : WIN-27C02UQFV6L iDRAC7 Version : 1.
index パラメータはオプションです。index を指定しない場合、Server Administrator はシャーシ 0 の LED 情 報の概要を表示します。index を指定すると、Server Administrator は特定のシャーシの概要を表示します。 次に出力例を示します。 メインシステムシャーシ シャーシ識別 LED の点滅状況 : Off シャーシ識別 LED 点滅のタイムアウト値 : 300 omreport chassis memory または omreport mainsystem memory システム内の各メモリモジュールの詳細を表示するには、omreport chassis memory または omreport mainsystem memory を使用します。システムが冗長メモリをサポートする場合、このコマンドはシステム で実装されているメモリ冗長性の状態、状況、およびタイプも表示します。次のように入力します。 omreport chassis memory index=n または omreport mainsystem index=n index パラメータは
インデックス : 0 Status(ステータス) : Ok Status(ステータス) : Ok Status(ステータス) : Ok コネクタ名 : DIMM_A1 タイプ : DDR3 - 同期登録済み(バッファー) サイズ : 8192 MB インデックス : 1 Status(ステータス) : Ok コネクタ名 : DIMM_A2 タイプ : DDR3 - 同期登録済み(バッファー) サイズ : 8192 MB インデックス : 2 Status(ステータス) : Ok コネクタ名 : DIMM_A3 タイプ : DDR3 - 同期登録済み(バッファー) サイズ : 8192 MB インデックス : 3 Status(ステータス) : Ok コネクタ名 : DIMM_A4 タイプ : DDR3 - 同期登録済み(バッファー) サイズ : 8192 MB index を指定すると、Server Administrator は、特定のメモリモジュールについて、正常性、状態、デバイス 名、タイプ、速度、ランク、および障害
デバイス名 : DIMM_A1 サイズ : 8192 MB タイプ : DDR3 - 同期登録済み(バッファー) 速度 : 0.
index パラメータはオプションです。index を指定しない場合は、Server Administrator はシステム上のすべ てのチームインタフェースの詳細と Index(NIC カード番号)、Interface Name、Vendor、Description、お よび Redundancy Status フィールドの値を表示します。 index パラメータを指定した場合、Server Administrator は、特定 NIC のチームインタフェースの詳細と Team Interface、Interface、 IPv4 Addresses、IPv6 Addresses、Team Interface Receive Statistics、Team Interface Transmit Statistics、Interface Receive Statistics、および Interface Transmit Statistics の各フィー ルドの値を表示します。 omreport chassis ports または omreport mainsystem ports omreport chass
表 7.
• 対応するキャッシュデバイスの種類 • 現在のキャッシュ デバイスの種類 • 外部ソケット名 以下の表は、特定のプロセッサの個々のキャッシュ用に表示されるフィールドを示します。 表 9.
フィールド 説明 Cache Device Current Type 現在インストールされている、キャッシュがサポート可能な SRAM の種 類。 External Socket Name Silk Screen Name システムボード上のソケットの横にプリントされている名前 Error Correction Type そのメモリが実行可能なエラーチェックおよび訂正(ECC)の種類。コレ クタブル ECC またはアンコレクタブル ECC。 omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement システムの電源バジェットキャップと電源管理のプロファイルを表示するには、omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmanagement コマンドを使用します。値は、構成に基 づいてワットや BTU/Hr 単位で表示されます。 omreport chassis pwrmanagement または omreport mainsystem pwrmana
System Maximum Potential Power : 344 W Power Budget Attribute : Enable Power Cap Values : Enabled Attribute : Power Cap Values : 400 W(56%) メモ: 電力バジェットには、詳細をレポートするためのライセンスが必要です。適切なライセンスがイ ンストールされていないか、有効期限が切れている場合、電力バジェットの詳細は表示されません。詳 細に関しては、dell.
メモ: 電力監視には、詳細をレポートするためのライセンスが必要です。適切なライセンスがインスト ールされていないか、有効期限が切れている場合、システムの電力消費の詳細は表示されません。詳細 に関しては、dell.com/openmanagemanuals にある『Dell License Manager ガイド』を参照してくだ さい。 メモ: コマンド間で統一するために、このコマンドと以降のコマンドレベルの出力形式が変わりました。 したがって、これに合わせてユーザースクリプトを変えなければならない場合があります。 電力統計をワット数でレポートする出力例は次のとおりです。 Power Consumption Information Power Consumption Index : 1 Status : Ok Probe Name : System Board Pwr Consumption Reading : 539W Warning Threshold : 994W Failure Threshold : 1400 W Amperage PS1 Current 1 : 1.
メモ: 電源管理機能は、ホットスワップ可能な電源装置を備えた PowerEdge システムでのみ利用可能 で、固定された非冗長電源装置を搭載したシステムでは利用できません。 omreport chassis pwrsupplies または omreport mainsystem pwrsupplies omreport chassis pwrsupplies または omreport mainsystem pwrsupplies コマンドを使用してシステムの電 源装置のプロパティを表示できます。次のようにタイプします。 omreport chassis pwrsupplies または omreport mainsystem pwrsupplies メモ: コマンド間で統一するために、このコマンドの出力形式は変更されています。これに合わせてユ ーザースクリプトを変更してください。 システム内の各電源装置プロファイルについて、次のフィールドの値が表示されます。 • 状態 • 場所 • 種類 • 定格入力ワット数 • 最大出力ワット数 • オンライン状態 • 電力監視対応 omrepo
名前 = 値のペア 説明 config=serial BMC またはリモートアクセスに関するシリアルポート情報を報告します。 config=serialoverla n シリアルオーバー LAN 接続での BMC/iDRAC またはリモートアクセス情報を報告し ます。 config=terminalmo シリアルポートのターミナルモード設定を報告します。 de config=user BMC/iDRAC またはリモートアクセスユーザーの情報を報告します。 omreport chassis removableflashmedia または omreport mainsystem removableflashmedia システム上のリムーバブルフラッシュメディアの詳細とその正常性状態を表示するには、omreport chassis removableflashmedia または omreport mainsystem removableflashmedia を使用します。次のように入力 します。 omreport chassis removableflashmedia または omreport ma
VFlash メディアの詳細 コネクタ名 : システム基板 SD ステータス 1 タイプ : vFlash SD カード State(状態) : あり 使用可能サイズ : 472 MB ストレージサイズ : 512 MB omreport chassis slots または omreport mainsystem slots omreport chassis slots または omreport mainsystem slots コマンドを使用してシステムスロットのプロパ ティ を表示できます。次のようにタイプします。 omreport chassis slots index=n または omreport mainsystem slots index=n index パラメータは任意です。index を指定しない場合、Server Administrator はシステム内のすべてのスロ ットのプロパティを表示します。index を指定すると、Server Administrator はその指定されたスロットのプ ロパティを表示します。 メモ: コマンド間の一貫性を維持するため、このコマンド
index パラメータはオプションです。index を指定しない場合は、Server Administrator はシステムにある任 意の温度プローブの状態、読み取り値、およびしきい値の概要を表示します。index を指定した場合、Server Administrator は特定の温度プローブの概要を表示します。 omreport chassis volts または omreport mainsystem volts omreport chassis volts または omreport mainsystem volts コマンドを使用してシステムの電圧プローブの プロパティ を表示できます。次のようにタイプします。 omreport chassis volts index=n または omreport mainsystem volts index=n index パラメータは任意です。index を指定しない場合、Server Administrator はシステム内のすべての電圧 プローブの状態、読み取り状況、およびしきい値のセットの概要を表示します。index を指定すると、Server Admini
omreport system または omreport servermodule omreport system または omreport servermodule コマンドを使用すると、システムの全般的なステータスを 見ることができます。レベル 3 のコマンド(omreport system shutdown 、omreport servermodule shutdown など)を指定すると、単一のシステムのコンポーネントに関する詳細な情報を取得できます。単 に omreport system または omreport servermodule と指定した場合には、ハイレベルなステータスが表示 されます。以下のように入力します。 omreport system または omreport servermodule お使いのシステムに、メインシステムシャーシまたはメインシステムがあり、かつ少なくとも 1 つの直接接 続されているストレージデバイスがある場合は、Server Administrator は次の例に示すような概要が表示する ことがあります。 重大度 : コンポーネント OK : メインシス
ESM ログの全般的な正常性の状態 omreport system esmlog または omreport servermodule esmlog コマンドを実行すると、ESM ログが表示 されます。レポートの最初の行には、システムハードウェアの全般的な正常性を反映する表示がなされます。 例えば、Health: OK は、ESM ログ用に割り当てられた容量のうち、メッセージで占有されている容量が 80 パーセント未満であることを意味します。ESM ログ割り当て容量のうち、メッセージ占有率が 80 パーセ ント以上になった場合は、以下のような注意が表示されます。 正常性: 非重要 注意が表示されたら、警告と重要の重大度状態をすべて解決してから、ログをクリアしてください。 omreport system alertaction または omreport servermodule alertaction システムコンポーネント上の警告イベントおよび障害イベントに対して設定されている警告処置の概要を表 示するには、omreport system alertaction または omreport servermodu
• 不適切な温度 • 電圧警告 • 不適切な電圧 • プロセッサ警告 • プロセッサ障害 • ハードウェアログ警告 • ハードウェアログが一杯 • ウォッチドッグ ASR • ストレージシステム警告 • ストレージシステム障害 • ストレージコントローラ警告 • ストレージコントローラ障害 • 物理ディスク警告 • 物理ディスク障害 • 仮想ディスク警告 • 仮想ディスク障害 • エンクロージャ警告 • エンクロージャ障害 • ストレージコントローラバッテリ警告 • ストレージコントローラバッテリ障害 • リムーバブルフラッシュメディア存在 • リムーバブルフラッシュメディア取り外し • リムーバブルフラッシュメディア障害 メモ: ストレージコントローラバッテリ警告およびストレージコントローラバッテリ障害イベントはブ レードシステムで利用できません。 メモ: システム電源プローブ警告はブレードシステムには適用されません。 omreport system assetinfo または omreport servermodu
このコマンドは、イベント生成の対象となるシステム内の各コンポーネントの概要を表示します。各コンポ ーネントごとについて、どのような重大度がレポート対象として、あるいはレポート対象外として設定され ているかを表示します。以下に若干のコンポーネントに関する出力例を示します。 現在の SNMP トラップ構成 ----------- システム ----------- 有効な設定: 情報、警告、重要 無 効: なし --------------- 電源装置 ---------------- 有効な設定: 情報、警告、重要 無効: な し ----------- ファン ----------- 有効な設定: 重要 無効: 情報、警告、重要 --------------------- リムーバブルフラッシュメディア --------------------- 有効な設 定: 情報、警告、重要 無効: なし 完全なレポートには、イベントが生成されるシステム内すべてのコンポーネントの設定が一覧されます。 omreport system events type または omreport servermodule events
---------- Settings Enable: Informational, Warning, and Critical Disable: None ----------- Individual Objects ----------- System Board Fan1 RPM Settings Index: 0 Enable: Informational, Warning, and Critical Disable: None System Board Fan2 RPM Settings Index:1 Enable: Informational, Warning, and Critical Disable: None omreport system operatingsystem または omreport servermodule operatingsystem オペレーティングシステムの情報を表示するには、omreport system operatingsystem または omreport servermodule operatingsystem コマンドを使用します。 omreport
出力 属性 説明 201:202:203:204: 三番目の宛先の IPv4 アドレスです。 Destination Number: Destination 4 宛先 4: 四番目の宛先を表示します。 例: 210.211.212.213: 四番目の宛先の IPv4 アドレスです。 Destination Number: Destination 5 宛先 5: 五番目の宛先を表示します。 例: 2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334: 五番目 の宛先の IPv6 アドレスです。 Destination Number: Destination 6 宛先 6: 六番目の宛先を表示します。 例: 2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334: 六番目 の宛先の IPv6 アドレスです。 Destination Number: Destination 7 宛先 7: 七番目の宛先を表示します。 例: 210.211.212.
omreport system recovery または omreport servermodule recovery omreport system recovery または omreport servermodule recovery コマンドを使用すると、大規模なオペ レーティングシステム用に構成されたアクションがあるかどうかが表示されます。また、オペレーティング システムがハングしたと判断するのに必要な経過時間も表示されます。 omreport system shutdown または omreport servermodule shutdown システムの保留中のシャットダウン処置を表示するには、omreport system shutdown または omreport servermodule shutdown コマンドを使用します。シャットダウンのプロパティが設定されている場合、この コマンドは次のプロパティを表示します。 omreport system summary または omreport servermodule summary omreport system summary または
: Hardware Application Programming Interface x.x.x : Instrumentation Servicex.x.x : Instrumentation Service Integration Layer x.x.x Intel SNMP Agent x.x.x : Inventory Collector x.x.x : OMACS x.x.x : Operating System Loggingx.x.x : Oracle Java Runtime Environment x.x.x : Remote Access Controller Managed Node x.x.x : Server Administrator Common Framework x.x.x : Server Administrator Core files x.x.x : Server Administrator Instrumentation files x.x.x : Server Administrator Core files x.x.
Slot Number Slot =8 Slot Name SLOT-02 Form Factor 1U Half Width Node Id CB2DX1Sc Remote Access Information Remote Access Device : iDRAC7 Express vFlash Media : Absent Processor 1 Processor Brand : Genuine Intel (R) CPU 4000 @ 2.
Firmware Information Name : Lifecycle Controller 2 Version : 1.3.0.518 --------------Remote Access Controller --------------Remote Access Controller Information Product : iDRAC7 Express IP Address : 10.94.146.217 IP Subnet : 255.255.255.0 IP Gateway : 10.94.146.1 IPv6 Address 1 : :: IPv6 Address 2 : :: IPv6 Gateway : :: --------------Network Data --------------Network Interface 0 IP Address : xx.xx.xx.xx Subnet Mask : xx.xx.xx.xx Default Gateway : xx.xx.xx.
システムの属性 • ホスト名 • システムの場所 • Lifecycle Controller メインシステムシャーシまたはメインシステム Chassis リモートアクセ ス情報 プロセッサー メモリ メモリアレイ • シャーシモデル • シャーシサービスタグ • エクスプレスサービスコード • シャーシロック • シャーシ資産タグ • リモートアクセスデバイス • vFlash メディア • vFlash メディアサイズ システムの各プロセッサについて、次の情報がリストされます。 • プロセッサのブランド • プロセッサシリーズ • プロセッサバージョン • 現在の速度 • 最大速度 • 外部クロック速度 • 電圧 • インストールされた容量の合計 • オペレーティングシステムで使用可能なメモリ • 最大容量合計 • メモリアレイカウント 次の詳細は、システムの各メモリボードやモジュールに関してリストされています(た とえば、指定のスロット番号のシステム基板やメモリモジュール)。 • 場所 • 使用 •
BIOS ファームウェア • 製造元 • BIOS Version • リリース日 • Name(名前) • バージョン ネットワークデータ システムでチームインタフェースが設定されている場合、各 NIC およびチームインタフェースの下記の詳細 が表示されます。 • IP アドレス • サブネットマスク • デフォルトゲートウェイ • MAC アドレス ストレージ エンクロージャ 次の詳細は、システムに接続されている各ストレージエンクロージャに関してリストされています。 • Name(名前) • Service Tag omreport system thrmshutdown または omreport servermodule thrmshutdown サーマルシャットダウン処置に対して設定されているプロパティを表示するには、omreport system thrmshutdown または omreport servermodule thrmshutdown コマンドを使用します。 サーマルシャットダウンに表示される 3 つのプロパティは、無効、警告、または エ
メモ: iDRAC がインストールされている場合、Server Administrator は Lifecycle Controller のバージョ ンを表示します。BMC がインストールされている場合は、Server Administrator は USC のバージョン を表示します。 CLI ウィンドウに表示される出力は、システムにインストールされている BIOS、RAID コントローラ、およ びファームウェアのバージョンによって異なります。次の一部のコマンド結果は固有のものであり、システ ムの構成に対する結果とは異なることがあります。 バージョンレポート --------------------- メインシステムシャーシ --------------------名前 : BIOS バージョン : 0.3.5 名前 : iDRAC7 バージョン : 1.
表 16. omreport preferences webserver の有効なパラメータ 名前 = 値のペア 説明 attribute=geturl ウェブサーバーの URL 情報を報告します。 attribute=getsignalgorithm 現在のキー署名アルゴリズムを報告します。 attribute=getjre 現在使用されている JRE を表示します。 attribute=getjrelist システムにインストールされている Server Administrator 対応 JRE を表示します。 タイプ: omreport preferences webserver attribute=getjrelist 表示される出力は以下のとおりです。 Version: 1.7.0_05 (Bundled) Path : C:\Program Files \Dell|SysMgt\jre Version:1.7.0_03 Path:C:\Program Files \Java\jre7 56
4 omconfig:計装サービスを使ったコンポー ネントの管理 omconfig コマンドを使用すると、警告イベントの定義、警告操作の設定、ログのクリアのほか、システム シャットダウンの設定に使用する値の入力や、その他のシステム管理タスクを実行できます。 omconfig 機能の例には、次が含まれます。 • コマンド、警告、ハードウェアログをクリアする管理者権限 • システムシャットダウンを設定して実行する管理者権限 • ファン、電圧プローブ、温度プローブの警告イベントの値を指定するパワーユーザーおよび管理者権限 • イントルージョン、ファン、電圧プローブおよび温度プローブで警告または障害イベントが発生した場合 の警告処置を設定する、パワーユーザーおよび管理者権限 omconfig コマンドを使用した所有コスト情報(assetinfo)の表示と管理の詳細に関しては、「omconfig system または servermodule assetinfo:所有コストの編集」を参照してください。 通常、omconfig コマンドの実行に必要な情報を取得するには omreport コマンドを使用す
記号「|」(通常パイプと呼ばれる)は、排他的論理和演算子です。例えば、enable | disable は、コンポーネ ントまたは機能を有効または無効にできますが、コンポーネントと機能を同時に有効または無効にすること はできないことを意味しています。 omconfig コマンドの概要 以下の表に、omconfig コマンドの高レベルの概要を示します。コマンドレベル 2 およびコマンドレベル 3 というタイトルの列に、omconfig で使用する主要な引数をリストしています。必要なユーザー権限は、そ のコマンドを実行するのに必要な権限の種類であり、それぞれ U = ユーザー、P = パワーユーザー、A = 管 理者を意味します。Use(使用)は omconfig 使って実行されるアクションに関するごく一般的な記述です。 メモ: このテーブルはすべての可能な omconfig コマンドをリストしていますが、システムで実際に利 用可能なコマンドは、そのシステムの構成によって異なります。システムにインストールされていない コンポーネントに関するヘルプやコマンドを実行しようとすると、Server Administra
コマンド レベル 1 コマンドレベ ル2 コマンドレベ ル3 必要なユ ーザー権 限 用途 alertaction P、A イントルージョン、ファン、温度、電圧、電源装 置、メモリ、および冗長性に関する警告または障 害が発生したときに実行される処置をあらかじめ 指定します。 alertlog P、A 管理者にアラートログの消去を許可します。 assetinfo P、A 減価償却値、リース、メンテナンス、サービス、 およびサポートを含むシステムの所有コスト情報 を入力および編集します。 cmdlog P、A 管理者にコマンドログの消去を許可します。 esmlog P、A 管理者に ESM ログの消去を許可します。 events P、A SNMP トラップを有効または無効にします。 pedestinations P、A アラート送信先の IP アドレスを設定します。 platformevent A s 特定のプラットフォームイベントに対して、シャ ットダウン処置(存在する場合)が行われるよう に指定します。また、プラットフォームイベント のフィルタアラートの生成
コマンド レベル 1 コマンドレベ ル2 コマンドレベ ル3 必要なユ ーザー権 限 用途 info P、A 資産タグやシャーシ名の初期値の設定、または値 の編集を可能にします。 leds P、A シャーシ障害 LED や シャーシ識別 LED の点滅タ イミングを指定します。またシステムのハードデ ィスクドライブの LED をクリアすることを許可 します。 memorymode A スペアバンク、ミラーリング、RAID、および DDDC (Double Device Data Correction)メモリモード を有効化または無効化し、また、どのモードを使 用するかも指定します。 pwrmanagem P、A ent システムの電力消費について、最大使用、省電力、 またはパフォーマンス最適化のいずれかを選択で きます。 pwrmonitorin g 電源消費情報としきい値を設定します。 P、A remoteaccess A リモートアクセス情報を設定します。 temps 警告しきい値の値をデフォルトまたは特定の値に 設定します。 P、A メモ: ESM3 および
コマンドの使用方法 説明 omconfig preferences カスタム区切りの形式(cdv)である cdvformat などの omconfig preferences で -? 使用可能なコマンドを表示します。 omconfig preferences cdv の区切り値のリストを表示します。 cdvformat -? omconfig system 特定の omconfig system コマンドの実行に使用する必要のあるパラメータリス -? トを表示します。 omconfig system alertaction -? omconfig system alertaction コマンドの有効なパラメータのリストを表示しま す。 omconfig system shutdown -? omconfig system shutdown の有効なパラメータのリストを表示します。 omconfig system alertaction -? | more omconfig system alertaction の有効なパラメータのリストを表示し、コマンド出
Instrumentation Service 6.x.x Instrumentation Service Integration Layer 1.x.x Intel SNMP Agent 1.xx.x OpenManage Inventory Collector 6.x.x OpenManage Tools 6.x.x Remote Access Controller 4 Data Populator 4.x.x Remote Access Controller 4 Managed Node 4.6.3 Secure Port Server 1.x.x Server Administrator Framework 6.x.x Agent for Remote Access 1.x.x Storage Management 3.x.x Sun Java Runtime Environment 1.x.
• システム情報 グループにおける次のサポート: – System Management Engine バージョンおよび UEFI 互換バージョンの表示 • メモリ設定 グループにおける次のサポート: – die および snoop モードでのクラスタの構成 • プロセッサ設定 グループにおける次のサポート: – QpiSpeed to9.
メモ: セットアップパスワードが設定済みである場合、BIOS 設定を行うときは常に同じパスワードを設 定してください。 表 20. PowerEdge 13 世代の PowerEdge システムの BIOS セットアップ設定 グループ 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= BIOS オプション の設定 attribute=BootSeq sequence=aliasname1, aliasname2,..... aliasnameN メモ: この属性は、BootMode が Uefi に設定 されている場合に読み取り専用です。 attribute=HddSeq sequence=aliasname1, aliasname2,.....
グループ 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=Usb3Setting setting=Auto | Enabled | Disabled attribute=InternalSdCardPrimary setting=SdCard1 | SdCard2 Card メモリ設定 attribute=CurrentEmbVideoStat e setting=Enabled | Disabled attribute=MemOpMode setting=OptimizerMode | SpareMode | MirrorMode | AdvEccMode | SpareWithAdvEccMode attribute=MemOpVoltage setting=AutoVolt | Volt15V メモ: Volt15V は 1.
グループ プロセッサ設定 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=PxeDev1Protocol PxeDev4Protocol- setting=IPv 4/IPv 6 attribute=PxeDev1VlanEnDis PxeDev4VlanEnDis- setting=Enabled | Disabled attribute=PxeDev1VlanId PxeDev4VlanId- setting= attribute=PxeDev1VlanPriority PxeDev4VlanPriority- setting= attribute=DataReuse setting=Enabled | Disabled attribute=DcuIpPrefetcher setting=Enabled | Disabled attribute=DcuStreamerPrefetch er setting=Enabled | Disabled attribute=DynamicCor
グループ 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=Proc4NumCores setting= attribute=Proc64bit setting= attribute=ProcAdjCacheLine setting=Enabled | Disabled attribute=ProcBusSpeed setting= attribute=ProcCores setting=Single | All | 1 | 2 | 4 | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 | 18 attribute=ProcCoreSpeed setting= attribute=ProcExecuteDisable setting=Enabled | Disabled attribute=ProcHwPrefetcher setting=Enabled | Disabled attribute=ProcVirtualization setting=
グループ シリアル通信 スロット無効 システム情報 68 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=eSataPort1Capacity setting= attribute=eSataPort1DriveType setting= attribute=eSataPort1Model setting= attribute=SataPortA-SataPortJ setting=Off | Auto attribute=SataPortACapacitySataPortJCapacity setting= attribute=SataPortADriveTypeSataPortJDriveType setting= attribute=SataPortAModelSataPortJModel setting= attribute=SecurityFreezeLock setting=Enabled | Disable
グループ 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=UefiComplianceVersio setting= n システムプロファ attribute=MemFrequency イル設定 setting=MaxPerf | 2133MHz | 1866MHz | 1600MHz | 1333MHz |1067MHz | 800MHz | MaxReliability attribute=MemPatrolScrub setting=Standard | Extended | Disabled attribute=MemRefreshRate setting=1x | 2x attribute=MemVolt setting=AutoVolt | Volt15V | Volt135V メモ: Volt15V は 1.5 ボルトを、Volt135V は 1.
グループ UEFI 起動設定 名前=値のペア 1 attribute= 名前=値のペア 2 setting= attribute=TpmSecurity setting=Off | OnPbm | OnNoPbm attribute=TpmStatus setting= attribute=TpmInfo setting= attribute=TpmCommand setting=None | Activate | Deactivate | Clear attribute=SecureBoot setting=Enabled | Disabled attribute=SecureBootPolicy setting=Enabled | Disabled attribute=UefiBootSeq sequence=aliasname1, aliasname2,.....
または omconfig mainsystem fans index=0 warnthresh=default 上限と下限の一方をデフォルトにし、他方を設定することはできません。言いかえると、最小警告しきい値 をデフォルトにする場合は,最大警告しきい値についてもデフォルト値を選択することになります。 最小および最大警告しきい値の指定 ファンプローブの警告しきい値を指定する場合、設定するプローブ番号と、警告しきい値の最大値または最 小値(もしくはその両方)を指定する必要があります。次の例では、設定されるプローブはプローブ 0 で す。1 番目のコマンドは最小しきい値のみを設定します。2 番目のコマンドは最小と最大の両しきい値を設 定します。 omconfig chassis fans index=0 minwarnthresh=4580 または omconfig mainsystem fans index=0 minwarnthresh=4580 omconfig chassis fans index=0 minwarnthresh=4580 maxwarnthresh=9160 または omconfig m
表 22.
omconfig chassis info または omconfig mainsystem info システムの管理タグ名とシャーシ名を入力するには、omconfig chassis info または omconfig mainsystem info コマンドを使用します。ブレードシステムの場合、モジュラコンポーネントの管理タグ名も入力します。 次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示します。 表 23.
表 24.
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 disable:iDRAC でアンロードできるように IPv6 スタックを無効化します。 メモ: このオプションには、IPv6 を有効また は無効にするためのライセンスが必要で す。適切なライセンスがインストールされ ていないか、有効期限が切れている場合は、 エラーメッセージが表示されます。詳細に 関しては、dell.
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 failovernw=none | lom1 | lom2 | lom3 | lom4 | all none:フェールオーバーネットワークをなしに 設定します。 lom 1:フェールオーバーネットワークを lom 1 に設定します。 lom 2:フェールオーバーネットワークを lom 2 に設定します。 lom 3:フェールオーバーネットワークを lom 3 に設定します。 lom 4:フェールオーバーネットワークを lom 4 に設定します。 all:フェールオーバーネットワークをすべての lom に設定します。 メモ: primarynw と failovernw の両方を構 成して、nicselection を設定します。 primarynw オプションと failovernw オプシ ョンに同じ値を設定することはできませ ん。 メモ: Failovernw には、ポートを設定するた めのライセンスが必要です。適切なライセ ンスがインストールされていないか、有効 期限が切れている場合は、エラーメッセー ジが表示されます。詳細に関しては
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 systemsoftware:BMC LAN インタフェースの IP アドレスのソースがシステムソフトウェアか らのものである場合、システムソフトウェアで す。 メモ: すべてのコマンドがシステムでサポ ートされているとは限りません。 ipaddressv6= prefixlength= length IPv6 アドレスの設定を検証します。 gatewayv6=<値> IPv6 ゲートウェイを検証します。 ipsourcev6=static | auto static:IPv6 アドレスソースが 静的 に設定され ます。 auto:IPv6 アドレスソースが 自動的 に設定され ます。 altdnsserverv6 代替 DNS サーバーアドレスの設定を検証しま す。 dnssourcev6=static | auto static:DNS ソースが 静的 に設定されます。 auto:DNS ソースが 自動的 に設定されます。 vlanenable=true | false true:仮想 LAN
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 mode=directbasic | directterminal | directbasicterminal | modembasic | modemterminal | modembasicterminal directbasic:シリアル接続で IPMI メッセージに 使用するメッセージの種類。 directterminal:シリアル接続で印刷可能な ASCII 文字を使い、限定された数のテキストコマ ンド許可するメッセージの種類。 directbasicterminal:シリアル接続上での基本モ ードとターミナルモードのメッセージ。 modembasic:モデムでの IPMI メッセージに使 用するメッセージの種類。 modemterminal:モデムで印刷可能な ASCII 文 字を使い、限定された数のテキストコマンド許可 するメッセージの種類。 modembasicterminal:モデムでの基本メッセー ジとターミナルメッセージ。 メモ: すべてのコマンドがシステムでサポ ートされているとは限りません。 privilegel
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 outputbkspspbksp:BMC は、 または を受け取ると、 文字を 出力します。 handshakingcontrol=enabled | disabled enabled:入力バッファが別のコマンドを受け入 れる準備ができたときに、文字シーケンスを出力 するよう BMC に指示します。 disabled:入力バッファが別のコマンドを受け入 れる準備ができたときに、文字シーケンスを出力 するよう BMC に指示しません。 inputlinesequence=cr | null cr:コンソールは新しいラインシーケンスに を使用します。 null:コンソールは新しいラインシーケンスに を使用します。 lineediting=enabled | disabled enabled:ラインを入力するに従って、ライン編 集を有効にします。 disabled:ラインを入力するに従って、ライン編 集を無効にします。 newlinesequence=non
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 id=number id=number:設定されているユーザーの ID(数 字書式) id=number name=text id=number:設定されているユーザーの ID(数 字書式) name=text:ユーザー名 id=number newpw=text confirmnewpw=text id=number:設定されているユーザーの ID(数 字書式) newpw=text:ユーザーの新しいパスワード confirmnewpw=text:新しいパスワードの確認 id=number:設定されているユーザーの ID(数 id=number serialaccesslevel=administrator | 字書式) operator | user | none serialaccesslevel=administrator:ID を持つユー ザーは、シリアルポートチャネルにおけるシステ ム管理者のアクセス特権があります。 serialaccesslevel=operator:ID を持つユーザー は、シリアルポートチャネル
名前=値のペア 1 config= 名前=値のペア 2 説明 id=user id dracusergroup=admin id=user id:設定されているユーザーの ID。 | poweruser | guest | custom | dracusergroup=admin:システム管理者ユーザ none ー特権を有効にします。 dracusergroup=poweruser:パワーユーザー特 権を有効にします。 dracusergroup=guest:ゲストユーザー特権を 有効にします。 dracusergroup=custom:カスタムユーザー特権 を有効にします。 メモ: dracusergroup=custom の詳細に関 しては、「dracusergroup=custom の使用 法」を参照してください。 dracusergroup=none:ユーザー特権を有効にし ません。 id=user id extipmiusergroup=admin | operator | readonly | custom | none id=user id:設定されているユーザーの ID。 extipm
表 26.
メモ: 設定できるしきい値は、システム構成によって異なります。 温度警告しきい値の有効なパラメータ 次の表に、温度警告しきい値を設定するために有効なパラメータを一覧します。 表 28.
表 29. omconfig chassis volts または omconfig mainsystem volts の有効なパラメータ 名前 = 値のペア 説明 index= プローブインデックス(指定してください)。 warnthresh=default 最小および最大警告しきい値をデフォルトに設定します。 minwarnthresh= 最小警告しきい値を設定します(小数第 3 位まで)。 maxwarnthresh= 最大警告しきい値を設定します(小数第 3 位まで)。 最小および最大警告しきい値の指定 電圧プローブの警告しきい値を指定する場合、設定するプローブ番号と最小および / または最大警告しきい 値を指定する必要があります。 次の例で設定されているのはプローブ 0 です。 omconfig chassis volts index=0 minwarnthresh=1.900 maxwarnthresh=2.250 または omconfig mainsystem volts index=0 minwarnthresh=1.
た Server Administrator の名前です。この名前は、ユーザー特権を検出するために、Active Directory 内のア プリケーションオブジェクトの名前と一致している必要があります。 メモ: このコマンドは、Windows オペレーティングシステムが稼動するシステムにのみ適用できます。 次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示しています。 表 30. omconfig preferences dirservice の有効なパラメータ 名前 = 値のペア 説明 prodname=<テキ スト> Active Directory 設定の変更を適用する製品を指定します。prodname は、 omprv32.
表 32.
名前=値のペア 1 名前=値のペア 2 説明 value:ユーザーが入力を行い、シ ステムで使用可能なバージョンを 設定します。 たとえば、URL 起動ポイントを設定するには、次のコマンドを使用します。 omconfig preferences webserver attribute=seturl host=, ip, fqdn> port= ホストの入力値は、有効な IPv4 または IPv6 アドレス、あるいは有効なホスト名を含むものでなければなり ません。 署名アルゴリズムの値を設定するには、次のコマンドを使用します。 omconfig preferences webserver attribute=signalgorithm algorithm=MD5 JRE バージョンを設定するには、次のコマンドを使用します。 omconfig preferences webserver attribute=setjre jreversion= omconfig system または omconfig servermodule omconfig
または omconfig servermodule alertaction event=powersupply broadcast=true この場合、イベントは電源装置の障害であり、アクションは全ての Server Administrator ユーザーへのメッ セージ送信です。 使用できる警告処置 次の表は、各コンポーネントの設定可能な警告処置を示します。 表 34.
イベント名 説明 event=hardwarelogwarn ハードウェアログが警告値を検出した場合のアクションを設定します。 event=hardwarelogfull ハードウェアログが満杯となったときのアクションを設定します。 event=intrusion シャーシイントルージョンイベントを検出した場合のアクションを設定しま す。 event=memprefail メモリプローブが障害直前値を検出した場合のアクションを設定します。 event=memfail メモリプローブが障害値を検出した場合のアクションを設定します。 event=systempeakpower 電源消費プローブがピーク電力値を検出した場合のアクションを設定します。 event=systempowerwarn 電源消費プローブが警告値を検出した場合のアクションを設定します。 event=systempowerfail 電源消費プローブが障害値を検出した場合のアクションを設定します。 event=powersupply 電源装置プローブが障害値を検出した場合のアクションを設定します。 event
イベント名 説明 event=pdiskwarn 物理ディスクが警告値を検出した場合のアクションを設定します。 event=pdiskfail 物理ディスクが障害値を検出した場合のアクションを設定します。 event=vdiskwarn 仮想ディスクが警告値を検出した場合のアクションを設定します。 event=vdiskfail 仮想ディスクが障害値を検出した場合のアクションを設定します。 event=enclosurewarn エンクロージャが警告値を検出した場合のアクションを設定します。 event=enclosurefail エンクロージャが障害値を検出した場合のアクションを設定します。 event=storagectrlbatteryw ストレージコントローラバッテリが警告値を検出した場合のアクションを設 定します。 arn メモ: このイベントは、ブレードシステムでは使用できません。 event=storagectrlbatteryf ail ストレージコントローラバッテリが障害値を検出した場合のアクションを設 定します。 メモ: このイベントは、ブレードシステムでは使
シャーシイントルージョンアクションの例 シャーシイントルージョンのすべてのアラートアクションをクリアするには、次のように入力します。 omconfig system alertaction event=intrusion clearall=true または omconfig servermodule alertaction event=intrusion clearall=true ログをクリアするコマンド アラートログ、コマンドログ、およびハードウェアまたは ESM ログの 3 つのログをクリアするには、 omconfig system または omconfig servermodule コマンドを使用します。 アラートログをクリアするには、次のように入力します。 omconfig system alertlog action=clear または omconfig servermodule alertlog action=clear メモ: 無効な RAC ユーザー名を入力するとコマンドログが表示されなくなる場合があります。コマン ドログのクリアを行うと、この状態が解消されます。 コマンドログをクリアする
表 36.
プラットフォームイベントのコンポーネントとイベント 下記の表に、プラットフォームイベントを設定することが可能なコンポーネントとイベントを一覧します。 コンポーネントの並び順はアルファベット順です。ただしあるコンポーネントに対する警告イベントは必ず その障害イベントよりも前に来ます。 表 38.
イベント名 説明 event=processorwarn プロセッサプローブによってプロセッサがピークパフォーマンスまたは 速度を下回っていることが検出された時のアクションを設定します。ま たはその場合のアラート生成を有効または無効にします。 event=processorfail プロセッサプローブでプロセッサが故障したことが検出された時のアク ションを設定します。またはその場合のアラート生成を有効または無効 にします。 event=processorabsent プロセッサプローブでプロセッサが存在しないことが検出された時のア クションを設定します。またはその場合のアラート生成を有効または無 効にします。 event=redundegrad システムのファンや電源装置が操作不能となり、その結果、そのコンポ ーネントの冗長性が不完全になった時のアクションを設定します。また はその場合のアラート生成を有効または無効にします。 event=redunlost システムのファンや電源装置が操作不能になり、その結果、そのコンポ ーネントの冗長性が失われたか、そのコンポーネントで動作している冗
イベント名 説明 event=intdualsdcardredunlost 内蔵デュアル SD カードの冗長性が失われた時に、Server Administrator が実行するアクションを設定します。 event=watchdogasr システムがハングしたか、または応答していない場合に、ASR によって 設定されるアラート生成を有効または無効にします。 omconfig system events または omconfig servermodule events システム上のコンポーネントに対する SNMP トラップを有効および無効にするには、omconfig system events または omconfig servermodule events コマンドを使用します。 メモ: イベントタイプには、お使いのシステムに存在しないものもあります。 omconfig system events コマンドの名前=値ペアには 4 つのパラメータがあります。 • ソース • タイプ • 重大度 • インデックス ソース 現時点では、システムコンポーネントに対してサポートされるイベント
名前 = 値のペア 説明 type=redundancy 冗長性のイベントを設定します。 type=systempower システム電源のイベントを設定します。 type=temps 温度のイベントを設定します。 type=volts 電圧のイベントを設定します。 type=systempeakpower システムピーク電力のイベントを設定します。 type=removableflashme リムーバブルフラッシュメディアのイベントを設定します。 dia 重大度 イベントの設定において、重大度は、そのイベントがそのコンポーネントタイプにとってどれくらい重大で あるかを決定します。それに基づいて Server Administrator がそのイベントの発生をユーザーに通知しま す。同じシステムシャーシ内に同種のコンポーネントが複数存在する場合は、index= パラメータを使っ て、コンポーネントの番号によりイベント重大度の通知の有無を指定できます。 表 40.
インデックス インデックスとは、特定のコンポーネントに関するイベントの番号です。インデックスパラメータを省略す ると、指定された種類のすべてのコンポーネント(すべてのファンなど)に対してイベントが設定されます。 例えば、システムに複数のファンが存在する場合、特定のファンに関するイベント通知を有効または無効に することができます。コマンド例は次のようになります。 omconfig system events type=fan index=0 severity=critical または omconfig servermodule events type=fan index=0 severity=critical このコマンド例の結果、Server Administrator はシステムシャーシの最初のファン(インデックス 0)が重大 なファン RPM に達した場合にのみ SNMP トラップを送信します。 omconfig system webserver または omconfig servermodule webserver omconfig system webserver または omconfig serv
回復コマンドの例 オペレーティングシステムのハング状態の検出時にパワーサイクルに移行させるためのアクションを設定す るには、次のように入力します omconfig system recovery action=powercycle または omconfig servermodule recovery action=powercycle 回復アクションを開始する前に、120 秒間ハングするようシステムを設定するには、次のように入力します。 omconfig system recovery timer=120 または omconfig servermodule recovery timer=120 omconfig system shutdown または omconfig servermodule shutdown システムがシャットダウンする方法を決定するには、omconfig system shutdown または omconfig servermodule shutdown コマンドを使用します。システムシャットダウンでは、デフォルトで、システムの 電源を切る前にオペレーティングシステムをシャットダウンし
シャットダウンコマンドの例 シャットダウンアクションの後再起動するように設定するには、次のように入力します。 omconfig system shutdown action=reboot または omconfig servermodule shutdown action=reboot オペレーティングシステムのシャットダウンを行わずにシステムの電源をオフにするには、次のように入力 します。 omconfig system shutdown action=reboot osfirst=false または omconfig servermodule shutdown action=reboot osfirst=false メモ: このパラメータ osfirst=false は、13G およびそれ以降のシステムでは使用できません。デフォル トで、13G 以降のシステムでは、リモートシャットダウン中、サーバーの電源が切れる前にオペレーテ ィングシステムがシャットダウンします。 omconfig system thrmshutdown または omconfig servermodule thrmshutdown om
サーマルシャットダウンを無効にして、システム管理者が omconfig system shutdown を手動で開始するよ うにするには、次のように入力します。 omconfig system thrmshutdown severity=disabled または omconfig servermodule thrmshutdown severity=disabled 100
omconfig システムまたは servermodule assetinfo:所有コスト値の編集 5 omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドは、システムの総所有コスト を構成するパラメータを一括して設定するのに役立ちます。本項では omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドで報告または設定されるパラメータについて説明します。 omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを使用すると、オブジェクト を構成するための統制値を設定できます。assetinfo の設定機能の例として、システム所有者、購入価格、現 在有効なリースの詳細、減価償却の方式とレート、システムの場所、保証および拡張された保証期間、アウ トソーシングの詳細、サービスレベル合意などがあります。 メモ: パワーユーザーと管理者は、資産情報の追加および編集を行うことができます。
コマンドレベ コマンドレベ ル1 ル2 コマンドレベ ル3 名前=値のペア 名前=値のペア 2 1 説明 織の名前または コード。 expensed=yes | no システム代金が 特定目的、または 研究開発部門や 販売部門などの 部署に請求され るかどうか。 installdate= システムの稼働 開始日。 ponum=<数字> システム代金支 払いを承認した 文書の数。 purchasecost=<数字> 所有者が支払っ たシステム代金。 purchasedate= 所有者がシステ ムを購入した日。 signauth=<テキスト> システムの購入 またはサービス コールを承認し た人物の名前。 waybill=<数字> 受け取った商品 の貨物受領書。 保証情報を追加するためのコマンド例 取得パラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo info=acquisition < または omconfig servermodule ass
または omconfig servermodule assetinfo info=acquisition purchasecost=5000 waybill=123456 installdate=120501 purchasedate=050601 ponum=9999 signauth="John Smith" expensed=yes costcenter=finance 次のメッセージが表示されます。 資産情報は正常に設定されました。 減価償却情報の追加 減価償却とは、時間の経過における資産の価値の低下を計算する一連の方法のことです。例えば、5 年間有 効に使用されると想定されるシステムの減価は 20 パーセントです。システムの減価の計算方法の詳細を追 加するには、omconfig system assetinfo info=depreciation または omconfig servermodule assetinfo info=depreciation コマンドを使用します。次の表は、コマンドの有効なパラメータを示します。 表 47.
延長保証情報の追加 延長保証情報の値を割り当てるには、omconfig system extwarranty または omconfig servermodule extwarranty コマンドを使用します。保証とは、システムの製造元 / 販売代理店と購入者の間の契約のことで す。この保証は、指定された期間または使用において修理または交換の対象となるコンポーネントを明示し ます。延長保証は、元の保証の期限が切れた後に有効になります。保証の値を編集する方法については、 「保 証情報の追加」を参照してください。 次の表は、このコマンドに有効なパラメータを示しています。 表 48.
表 49.
表 50.
コマンド レベル 1 コマンドレ ベル 2 コマンド レベル 3 名前=値のペ ア1 名前=値のペア 2 説明 problemcomponent= メンテナンスを必 要とするシステム コンポーネント。 providerfee= メンテナンスに対 して課せられる金 額。 servicefee= サービスに対して 課せられる金額。 signauth= サービスの契約者、 または承認者。 servermodul e アウトソース情報を追加するためのコマンド例 アウトソースパラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo info=outsource または omconfig servermodule assetinfo info=outsource 。 omconfig system assetinfo info=outsource providerfee=75
コマンド レベル 1 コマンドレ ベル 2 コマンド レベル 3 名前=値の ペア 1 名前=値のペア 2 説明 ownername= システムを所有するビ ジネス組織。 type=owned | leased | rented ユーザーがシステムを 所有しているか、リー スか、レンタルかの分 類。 servermodul e 所有者情報を追加するためのコマンド例 所有者パラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo info=owner <名前=値のペア 2> または omconfig servermodule assetinfo info=owner <名前=値のペア 2>。例えば、次のように入力します。 omconfig system assetinfo info=owner type=rented または omconfig servermodule assetinfo info=owner type=rented 次のメッセージが表示されます。 資産情報は正常に設定されました。 名前=値のペア
サービス情報を追加するためのコマンド例 サービスパラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo info=service または omconfig system assetinfo info=service 。 omconfig system assetinfo info=service vendor=fixsystemco または omconfig servermodule assetinfo info=service vendor=fixsystemco 次のメッセージが表示されます。 資産情報は正常に設定されました。 名前=値のペア 2 のすべてのパラメータが同じ名前=値のペア 1 に属する限り、複数の omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを同時に入力できます。例については、「取得 情報を追加するためのコマンド例」を参照してください。 サポート情報の追加 サポートと
サポート情報を追加するためのコマンド例 サポートパラメータの値を提供するには、次の形式のコマンドを入力します。omconfig system assetinfo info=support または omconfig system assetinfo info=support 。 omconfig system assetinfo info=support outsourced=true または omconfig servermodule assetinfo info=support outsourced=true 次のメッセージが表示されます。 資産情報は正常に設定されました。 名前=値のペア 2 のすべてのパラメータが同じ名前=値のペア 1 に属する限り、複数の omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを同時に入力できます。例については、「取得 情報を追加するためのコマンド例」を参照してください。 システム情報の追加 システム情報には、シス
名前=値のペア 2 のすべてのパラメータが同じ名前=値のペア 1 に属する限り、複数の omconfig system assetinfo または omconfig servermodule assetinfo コマンドを同時に入力できます。例については、「取得 情報を追加するためのコマンド例」を参照してください。 保証情報の追加 保証情報の値を割り当てるには、omconfig system warranty または omconfig servermodule warranty コマ ンドを使用します。保証とは、システムの製造元 / 販売代理店と購入者の間の契約のことです。この保証は、 指定された期間または使用において修理または交換の対象となるコンポーネントを明示します。延長保証値 の編集については、 「延長保証情報の追加」を参照してください。次の表は、保証情報を追加するための有効 なパラメータを示します。 表 56.
Storage Management サービスの使用 6 Storage Management の CLI により、オペレーティングシステムのコマンドシェルから Storage Management の報告、設定、および管理を行うことができます。Storage Management CLI では、コマンド シーケンスをスクリプト記述することもできます。 Storage Management CLI では、Dell OpenManage Server Administrator の omreport コマンドと omconfig コマンドのための拡張オプションを用意しています。 メモ: 詳細については、dell.com/openmanagemanuals にある『Dell Server Administrator インストー ルガイド』および『Dell OpenManage Management Station Software インストールガイド』を参照し てください。Storage Management の詳細については、dell.
たとえば、物理ディスクを点滅させる次の omconfig コマンド構文には、3 つのレベルと 3 つの名前=値のペ アがあります。 omconfig storage pdisk action=blink controller=id pdisk= ここで、PDISKID=<コネクタ:エンクロージャ ID:ターゲット ID | コネクタ:ターゲット ID> この例では、controller=id の id はコントローラ番号で、コントローラ 1 は controller=1 と指定されま す。 コマンド要素の構文 omreport および omconfig コマンドは、複数の「名前=値」のペアを持ちます。これらの「名前=値」のペ アには、必須パラメータ、任意(オプション)パラメータ、および変数パラメータが含まれます。以下の表 は、これら 3 つのパラメータを示すのに使用される構文を示します。 表 58.
構文 説明 pdisk= connector:targetID または connector:enclosureID:portID のど ちらかで指定することによって、特定の物理ディスクを示しま す。 コネクタ、エンクロージャ、および物理ディスクの値(ターゲ ット ID)を取得するには、omreport storage controller を入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=id と入力し、コントローラに 接続されている物理ディスクの ID を表示します。 battery=id omreport コマンドでレポートされるバッテリ ID を示します。 この値を取得するには、omreport storage controller と 入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage battery controller=ID と入力し、コントローラ に接続されているバッテリの ID を表示します。 <> キャレット記号(< >)は、指定する必要のある変数要素を囲み ます。 例え
omreport storage コマンド 7 omreport コマンドで、ストレージシステムを構成するディスク、コントローラ、エンクロージャ、バッテ リ、グローバルストレージプロパティ、コネクタ、および CacheCade の、ストレージコンポーネント情報 を表示することができます。omreport コマンドのヘルプは必要な詳細レベルでのレポートを取得するのに 役立ちます。 各コマンドは、それが特定の omreport コマンドの結果に表示されるフィールドを定義するかどうかによっ て変わります。フィールドが定義されるのは、そのコマンドが特殊な、あるいは一般的でない用法を持つ場 合に限ります。 以下の項では、さまざまなストレージコンポーネントの情報を表示するために必要な omreport コマンドの 構文について説明します。 omreport storage の有効なコマンドのリストを表示するには、次のように入力します。 omreport storage -? 次の表に omreport storage コマンドの構文を示します。 表 59.
コマンドレベ ル1 コマンドレベ ル2 コマンドレベ ル3 使用 cachecade cachecade プロパティを表示するための omreport storage cachecade パラメータのリストを表示します。 pciessed PCIe SSD サブシステムのプロパティを表示します。 fluidcache Fluid Cache のプロパティと、関連する Fluid Cache ディ スクを表示します。 fluidcachepool Fluid Cache プールプロパティを表示します。 パーティショ ン 指定された仮想ディスクのパーティションの詳細を表示 します。 fluidcachedisk Fluid Cache ディスクのプロパティを表示します。 omreport 物理ディスクステータス 次の表に、omreport 物理ディスクコマンドの構文を示します。 表 60.
必要なコマンドレベル(1、2、3) オプションの名前=値のペア と名前=値のペア 使用 connectorID:enclosureID:slotID はコネクタ番号、エンクロージャ 番号、およびスロット番号を示し ます。例えば pdisk=0:2 または pdisk=0:1:2 のように指定します。 omreport 仮想ディスクステータス 次の表に、omreport 仮想ディスクコマンドの構文を示します。 表 61.
必要なコマンドレベ ル(1、2、3) オプションの名=値のペア 使用 メモ: このコマンドは、バックプレーン、SCSI、 および SWRAID コントローラ上ではサポートさ れていません。 omreport エンクロージャステータス 以下の項では、エンクロージャコマンドを実行するのに必要な omreport storage enclosure コマンドの構文 を解説します。次の表に omreport エンクロージャ コマンドの構文を示します。 表 63.
必要なコマンドレベル(1、2、3) オプションの名前=値のペア と名前=値のペア 使用 enclosure=1:2 info=temps のよう に指定します。 controller=id 指定したエンクロージャの温度プ enclosure= ローブを表示します。 info=pwrsupplies index=n id はコ ントローラ番号、 はエンクロージャ番号、n は温度プ ローブの番号を示します。例えば、 controller=0 enclosure=2 info=temps index=1 のように指定 します。 omreport ファン状態 次の表は、omreport ファンコマンドの構文を示します。 表 65.
表 66.
必要なコマンドレベル(1、2、3) オプションの名前=値のペア と名前=値のペア 使用 ンクロージャ番号、n は EMM の番 号を示します。例えば、 controller=0 enclosure=2 index=1 のように指定します。 omreport エンクロージャのスロット占有レポート 次の表に、omreport エンクロージャのスロット占有レポートコマンドの構文を示します。 表 68.
表 70. omreport グローバル情報コマンド 必要なコマンドレベル(1、2、3) オプションの名前=値のペア 使用 omreport storage globalinfo スマートサーマルシャットダウン が有効か無効かを示します。詳細 については、「Omconfig Global の スマートサーマルシャットダウン の有効化」を参照してください。 設定済みのホットスペア保護ポリ シーを表示します。ホットスペア 保護ポリシーの設定の詳細につい ては、デルサポートサイト dell.com/support/manuals の『Dell OpenManage Server Administrator Storage Management ユーザーズ ガイド』を参照してください。 omreport コネクタステータス 次の表に、omreport コネクタコマンドの構文を示します。 表 71.
表 72. omreport Cachecade コマンド 必要なコマンドレベル(1、 オプションの名=値のペア 2、3) 使用 omreport storage cachecade 全コントローラ上のすべての cachecade のプロパティ情報を表示 します。 controller=id id はコントローラ番号 です。例えば controller=0 のように 指定します。 指定されたコントローラのすべての cachecade を表示します。 controller=id cachecade=id id はコ コントローラ上の指定された ントローラ番号および cachecade 番 cachecade を表示します。 号を示します。例えば、controller=0 cachecade=1 のように指定します。 omreport PCIe SSD のステータス 次の表に、omreport pciessd コマンドの構文を示します。 表 73.
omreport パーティションのステータス 次の表に、oomreport partition (omreport パーティション)コマンドの構文を示します。 表 76. omreport パーティションコマンド 必要なコマンドレベル(1、2、3) オプションの名=値のペア と名前=値のペア 使用 omreport storage partition 指定された仮想ディスクの詳細を 表示します。 controller=id vdisk=id id はコント コントローラー上の指定された仮 ローラ番号および仮想ディスク番 想ディスクにある、すべてのパー ティションを表示します。 号を示します。例えば、 controller=0 vdisk=1 のように指 定します。 omreport Fluid Cache ディスクのステータス 次の表に、omreport fluidcachedisk コマンドの構文を示します。 表 77.
omconfig storage コマンド 8 omconfig コマンドを使用すると、物理ディスク、仮想ディスク、コントローラ、エンクロージャ、バッテ リ、グローバル情報、コネクタおよび、cachecade を設定できます。 omconfig storage の有効なコマンドのリストを表示するには、次のように入力します。 omconfig storage -? 次の表に omreport storage コマンドの構文を示します。 表 79.
コマンドレベ ル1 コマンドレベ ル2 コマンドレベル 使用 3 パーティション 指定されたコントローラと仮想ディスクのパーティショ ンの詳細を表示します。 fluidcachedisk Fluid Cache ディスクのプロパティを表示します。 omconfig 物理ディスクのコマンド 以下の項では、物理ディスクのタスクを実行するために必要な omconfig コマンドを示します。 表 80.
omconfig 物理ディスクの点滅 説明 コントローラに接続している 1 つまたは複数の物理 ディスクのライト(発光ダイオード、すなわち LED ディスプレイ)を点滅させます。 構文 omconfig storage pdisk action=blink controller=id pdisk= - ここで、id はコントローラ ID です。 変数には物理 ディスクを指定します。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 のコネクタ 0 で物理ディスク 0 を点 滅させます。SAS コントローラでは、物理ディスク はエンクロージャ 2 にあります。 次は SCSI、SATA、および ATA コントローラの例で omconfig storage pdisk action=blink cont
SAS コントローラの場合、次のように指定します。 omconfig storage pdisk action=unblink controller=1 pdisk=0:2:0 omconfig 物理ディスクの削除の準備 表 81.
次は SCSI、SATA、および ATA コントローラの例で omconfig storage pdisk action=instantsecureerase controller=1 す。 pdisk=0:3 次は SAS コントローラの例です。 omconfig storage pdisk action=instantsecureerase controller=1 pdisk=0:2:3 Omconfig Cryptographic Erase Secured Physical Disk 説明 指定された暗号化ディスクを削除します。 メモ: このコマンドは Non-Volatile Memory Express(NVMe)デバイスのみに適用されます。 構文 omconfig storage pdisk action=cryptographicerase controller=id pdisk=。ここで、id はコントローラ ID です。 変数は物理ディスクを指定しま す。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controlle
例えば コントローラ 1 の物理ディスク 4 を初期化するに は、次のように入力します。 例 omconfig storage pdisk action=initialize controller=1 pdisk=4 omconfig 物理ディスクのオフライン化 説明 物理ディスクをオフラインにします。 構文 omconfig storage pdisk action=offline controller=id pdisk= - ここで、id はコントローラ ID です。 変数には物理 ディスクを指定します。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 のコネクタ 0 で物理ディスク 3 をオ フラインにします。SAS コントローラでは、物理デ ィスクはエンクロージャ 2 にあります。
SCSI、SATA、および ATA コントローラの場合、次 のように指定します。 omconfig storage pdisk action=online controller=1 pdisk=0:3 SAS コントローラの場合、次のように指定します。 omconfig storage pdisk action=online controller=1 pdisk=0:2:30 omconfig グローバルホットスペアの割り当て 説明 物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り 当てます。 構文 omconfig storage pdisk action=assignglobalhotspare controller=id pdisk= assign=yes - ここで、id はコントローラ ID です。 変数には物理ディスクを指定します。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し
メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 のコネクタ 3 で物理ディスク 3 を再 構築します。SAS コントローラでは、物理ディスク はエンクロージャ 2 にあります。 次は SCSI、SATA、および ATA コントローラの例で omconfig storage pdisk action=rebuild controller=1 pdisk=0:3 す。 次は SAS コントローラの例です。 omconfig storage pdisk action=rebuild controller=1 pdisk=0:2:3 omconfig 物理ディスク再構成のキャンセル 説明 進行中の再構成をキャンセルします。再構成をキャ ンセルすると、仮想ディスクは劣化状態のままにな ります。物理ディスク再構成のキャンセルの詳細に 関しては、『
omconfig メンバー交換のキャンセル 説明 メンバー交換操作をキャンセルします。 構文 omconfig storage pdisk action=cancelreplacemember controller=id pdisk= id はコント ローラ ID、 変数は物理ディスクを指定し ます。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例えば コントローラ 0 に接続されているディスク 0:0:1 上 でのメンバー交換操作をキャンセルするには、次の ように入力します。 例 omconfig storage pdisk action=cancelreplacemember controller=0 pdisk=0:0:1 omconfig 物理ディスクのクリア 説明 物理ディスクからデータまたは設定をクリアし
omconfig 物理ディスククリアのキャンセル 説明 物理ディスクで進行中のクリア操作をキャンセルし ます。 構文 omconfig storage pdisk action=cancelclear controller=id pdisk= - ここで、id はコントローラ ID です。 変数には物理ディスクを指定しま す。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 のコネクタ 0 で物理ディスク 3 のク リアをキャンセルします。SAS コントローラでは、 物理ディスクはエンクロージャ 2 にあります。 次は SCSI、SATA、および ATA コントローラの例で omconfig storage pdisk action=cancelclear controller=1 す。 pdis
omconfig デバイスの書き込みキャッシュの無効化 説明 PCIe SSD コントローラに対して物理ディスクの書 き込みキャッシュを無効にします。 構文 omconfig storage pdisk action=disabledevicewritecache controller=id pdisk= id はコント ローラ ID、 変数は物理ディスクを指定し ます。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 例えば コントローラ 1、コネクタ 0 の物理ディスク 3 上の 書き込みキャッシュを無効にします。SAS コントロ ーラ上で、物理ディスクはエンクロージャ 2 に収納 されているものとします。 SAS コントローラの場合、次のように指定します。 omconfig storage pdisk action=d
omconfig RAID を非 RAID に変換 説明 物理ディスク上で RAID を非 RAID に変換します。 構文 omconfig storage pdisk action=convertraidtononraid controller=id pdisk= - ここで、id はコントローラ ID です。 変数には物理 ディスクを指定します。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示してから、omreport storage pdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続さ れている物理ディスクの ID を表示します。 メモ: 指定のコントローラで複数の RAID を非 RAID に変換するには、コマンド omconfig storage controller action=convertraidtononraid を使用します。 詳細に関しては、「omconfig 複数の RAID を非 RAID に変換」を参照してください。 例として、 コントロ
例えば コントローラ 1、コネクタ 0 の物理ディスク 3 上の 非 RAID を RAID に変換します。SAS コントローラ 上で、物理ディスクはエンクロージャ 2 に収納され ているものとします。 SAS コントローラの場合、次のように指定します。 omconfig storage pdisk action=nonraidtoraid controller=1 pdisk=0:2:3 omconfig 仮想ディスクのコマンド 以下の項では、仮想ディスクタスクを実行するために必要な omconfig コマンドについて説明します。 注意: omconfig storage vdisk action=deletevdisk controller=id vdisk=id コマンドは仮想ディスクを 削除します。仮想ディスクを削除すると、その仮想ディスクに常駐するファイルシステムおよびボリュ ームを含むすべての情報が破壊されます。 表 82.
必要なコマンドレベル (1、2、3) オプションの名=値のペア action=clearvdbadblocks controller=id vdisk=id ction=changepolicy controller=id vdisk=id [readpolicy= | writepolicy= | cachepolicy= diskcachepolicy=] action=replacememberdisk controller=id vdisk=id source= destination= action=rename controller=id vdisk=id action=enablefluidcache controller=id vdisk=id devicename= cachepolicy= action=disablefluidcache controller=
例 omconfig storage vdisk action=cancelcheckconsistency controller=1 vdisk=4 omconfig 整合性チェックの一時停止 説明 実行中の整合性チェックを一時停止します。詳細については『Dell OpenManage オンラインヘルプ』を参照してください。 構文 omconfig storage vdisk action=pausecheckconsistency controller=id vdisk=id id はコントローラ ID および仮想ディスク ID を 示します。これらは omreport コマンドで報告されます。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力し てコントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力し、コントローラに接続されている仮想ディスクの ID を表示します。 例えば コントローラ 1 の仮想ディスク 4 の整合性チェックを一時停止するには、次の ように入力します。 例
例えば コントローラ 1 の仮想ディスク 4 の物理ディスクを点滅させるには、次のように入 力します。 例 omconfig storage vdisk action=blink controller=1 vdisk=4 omconfig 仮想ディスクの点滅解除 説明 仮想ディスクに含まれる物理ディスクの点滅を解除します。 構文 omconfig storage vdisk action=unblink controller=id vdisk=id - ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID および仮 想ディスク ID です。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力 し、コントローラに接続されている物理ディスクの ID を表示します。 例として、 たとえば、コントローラ 1 の仮想ディスク 4 にある物理ディスクの点滅を解除しま す。 例 omconfig storag
メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力 し、コントローラに接続されている仮想ディスクの ID を表示します。 メモ: 状況によっては、このコマンドでシステムパーティションまたはブート パーティションを削除しようとすると、警告メッセージが表示されることが あります。この警告は、force=yes パラメータを使用してオーバーライドでき ます。この場合、構文は次のとおりです。 omconfig storage vdisk action=fastinit controller=id vdisk=id force=yes 例として、 コントローラ 1 の仮想ディスク 4 の高速初期化を行います。 例 omconfig storage vdisk action=fastinit controller=1 vdisk=4 omconfig 仮想ディスクの低速初期化 説明 仮想ディスクの低速初期化を行います。 注意: システムパーティシ
メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力 し、コントローラに接続されている仮想ディスクの ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 で仮想ディスク 4 の初期化をキャンセルします。 例 omconfig storage vdisk action=cancelinitialize controller=id vdisk=id omconfig バックグラウンドの初期化のキャンセル 説明 仮想ディスクでバックグラウンドの初期化プロセスをキャンセルします。 構文 omconfig storage vdisk action=cancelbginitialize controller=id vdisk=id - ここで、id は omreport コマンドによって報告さ れるコントローラ ID と仮想ディスク ID です。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力し
次は SAS コントロー ラの例です。 omconfig storage vdisk action=assigndedicatedhotspare controller=1 vdisk=4 pdisk=0:2:3 assign=yes omconfig 仮想ディスクの削除 説明 仮想ディスクを削除します。 注意: 仮想ディスクを削除すると、仮想ディスク上にあるファイルシステムお よびボリュームなどのすべての情報が破棄されます。システムパーティショ ンまたはブートパーティションを削除しようとすると、警告メッセージが表 示されることがあります。ただし、この警告メッセージは必ずしも生成され るとは限りません。このコマンドを使用するときは、システムパーティショ ン、ブートパーティション、またはその他の仮想データを削除しないように してください。 構文 omconfig storage vdisk action=deletevdisk controller=id vdisk=id - ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID および仮想ディスク ID です。 メモ: こ
omconfig 仮想ディスクの再設定 説明 仮想ディスクを再設定して、仮想ディスクの RAID レベルを変更するか、物理ディ スクの追加または使用可能な空き容量の使用によりサイズを増やします。一部の コントローラでは、物理ディスクを削除することもできます。 メモ: 追加の物理ディスクで再設定する場合、物理ディスクは、サポートされ るバスプロトコル、メディアタイプ、セクタサイズ、T10 Protection Information 機能、および暗号化機能を備えたものである必要があります。 構文 omconfig storage vdisk action=reconfigure controller=id vdisk=id raid= pdisk= [size= vdcapacityexpansion=yes sizeinpercent=<1 to 100>] - ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID および仮想ディスク ID です。 メモ: これらの値を取得するには、omrep
メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力 し、コントローラに接続されている仮想ディスクの ID を表示します。 例えば コントローラ 1 の仮想ディスク 4 を暗号化するには、次のように入力します。 例 omconfig storage vdisk action=securevd controller=1 vdisk=4 omconfig による仮想ディスクの不良ブロックのクリア 説明 仮想ディスクの不良ブロックをクリアします。 構文 omconfig storage vdisk action=clearvdbadblocks controller=id vdisk=id - ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID および仮想ディスク ID です。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示して
例 omconfig storage vdisk action=changepolicy controller=1 vdisk=4 readpolicy=nra omconfig 仮想ディスクメンバーの交換 説明 指定された仮想ディスクのメンバーを宛先ディスクに交換します。 構文 omconfig storage vdisk action=replacememberdisk controller=id vdisk=id source= destination= - ここで、id は、 omreport コマンドによって報告されるコントローラ ID と仮想ディスク ID です。 変数には物理ディスクを指定します。 メモ: これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコ ントローラ ID を表示してから、omreport storage vdisk controller=ID と入力 し、コントローラに接続されている仮想ディスクの ID を表示します。 例として、 仮想ディスク 4 のコントローラ 1
メモ: Fluid Cache を有効にすると、新しい Fluid Cache ディスクが作成され ます。それ以降のすべてのデータへのアクセスには、この新しい Fluid Cache ディスクのみを使用してください。これに対応する仮想ディスクへのデータ アクセスや、そのパーティションのキャッシュを行うと、データの破損につ ながる恐れがあります。 構文 omconfig storage vdisk action=enablefluidcache controller=id vdisk=id devicename= cachepolicy=、ただし、id は omreport コマンドで出力されたコントローラの ID および仮想ディスクの ID で あり、 は仮想ディスクのデバイス名、wb はライトバック、wt はライトス ルーです。コントローラー ID と 仮想ディスク ID の値を得るには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示し、次に omreport storage vdisk controller=ID
omconfig storage vdisk action=reactivate controller= 1 vdisk=4 devicename=/dev/sdb 例 omconfig コントローラコマンド 以下の項では、コントローラタスクを実行するために必要な omconfig コマンドについて説明します。 注意: omconfig storage controller action=resetconfig controller=id はコントローラ設定をリセッ トします。コントローラ設定をリセットすると、そのコントローラに接続されたすべての仮想ディスク 上のすべてのデータが永続的に破壊されます。これらの仮想ディスクに常駐するシステムやブートパ ーティションも破壊されます。 メモ: PERC ハードウェアコントローラが HBA モードで実行されている場合は、ログのエクスポート (action=exportlog)という 1 つのアクションのみ実行できます。 表 83.
必要なコマンドレベル(1、 オプションの名=値のペア 2、3) action=createsecuritykey controller=id keyid= passphrase= [escrow=yes] [filepath=] メモ: escrow=yes と設定する場合、エスクローファイルへのパスを指定 します。 action=changesecuritykey controller=id keyid= passphrase= oldpassphrase= [escrow=yes] [filepath=] メモ: escrow=yes と設定する場合、エスクローファイルへのパスを指定 します。 action=deletesecuritykey controller=id action=setbgirate controller
必要なコマンドレベル(1、 オプションの名=値のペア 2、3) action=switchtolkm controller=id keyid= passphrase= [escrow=yes] [filepath=] メモ: escrow=yes と設定する場合、エスクローファイルへのパスを指定 します。 action=rekeylkm controller=id action=convertraidtononraid controller=id pdisk= action=convertnonraidtoraid controller=id pdisk= omconfig コントローラの再スキャン 説明 コントローラを再スキャンします。詳細に関しては、 『Dell OpenManage オンライ ンヘルプ』を参照してください。 構文 omconfig storage controller action=rescan controller=id -
例えば コントローラ 1 のアラームを無効にする場合、次のように入力します。 例 omconfig storage controller action=disablealarm controller=1 omconfig コントローラアラームの静止 表 84. omconfig コントローラアラームの静止 説明 アクティブになっているコントローラアラームを静止します。詳細については、 『Dell OpenManage オンラインヘルプ』を参照してください。 構文 omconfig storage controller action=quietalarm controller=id id は omreport storage controller コマンドで報告される コントローラ ID です。 例えば コントローラ 1 のアラームを静止する場合、次のように入力します。 例 omconfig storage controller action=quietalarm controller=1 omconfig コントローラアラームのテスト 表 85.
このコマンドの実行によりシステムや起動パーティションが削除される ことになる場合には、状況により警告メッセージが表示されます。 force=yes パラメータを指定すると、このメッセージが出ないようにす ることができます。これを使用する場合の構文は次のようになります。 omconfig storage controller action=resetconfig controller=id force=yes 例えば コントローラ 1 の設定をリセットするには、以下のように入力します。 例 omconfig storage controller action=resetconfig controller=1 omconfig 仮想ディスクの作成 『Dell OpenManage オンラインヘルプ』に、仮想ディスクの作成の詳細が含まれています。 仮想ディスクの作成に使用する omconfig 構文には、いくつかのパラメーターメータがあります。以下のパ ラメータを指定する必要があります。 • コントローラ(controller=id) • RAID レベル(raid=
メモ: vdpienabled はオプションの引数で、PERC9 コントローラのみで有効です。yes に設定する と、T10 Protection Information(PI)が有効化された仮想ディスクが作成されます。 メモ: RAID 10 の作成では、スパン内のディスク数が偶数のままであるにもかかわらず、PERC9 ファー ムウェアが不均等スパン(不均衡な数のアレイディスクを持つスパン)でのレイアウト(アレイディス クの数)を提案します。例えば、32 台のディスクがある場合はすべてのディスクが 1 つのスパンにあ る RAID 10 が作成され、34 台のディスクがある場合は、1 つのスパンに 16 台、もう一方のスパンに 18 台のディスクがある RAID 10 が作成されます。 構文例: PERC 3/QC コントローラ上に、ストライプサイズが 16 KB の 500 MB の RAID 5 仮想ディスクを作成しま す。仮想ディスクの名前は vd1 とし、コントローラ 1 のコネクタ 0 上に置きます。この仮想ディスクは RAID 5 であるため、少なくとも 3 台の物理ディスクを必要とします。この
パラメータ タイプ [spanlength=] パラメータ オプション controller=id parameter omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID を指定します。例、 controller=2 raid= raid= パラメータを使用して、仮想ディスクの連結または RAID レベ ルを指定します。『Dell OpenManage オンラインヘルプ』を参照してください。以下の表で、各 RAID レベ ルと連結に対する raid=n パラメータの指定方法を示します。 表 87.
仮想ディスクに含める物理ディスクを指定するには、このパラメータを使用します。 仮想ディスクを再設定する際には、その仮想ディスクに含めるすべての物理ディスクを指定する必要があり ます。この物理ディスクの指定は、元の仮想ディスクにあったすべての物理ディスクに適用され、再設定さ れる仮想ディスクでも継続されるだけでなく、再設定後に新たに追加される物理ディスクにも適用されます。 コントローラによっては、仮想ディスクから物理ディスクを削除することが可能なものがあります。その場 合は、その物理ディスクの削除を指定しないでください。 pdisk= パラメーターは、connector:enclosureID:targetID または connector:targetID のいずれか を指定することによって物理ディスクを示します。 stripesize=<2kb | 4kb | 8kb | 16kb | 32kb | 64kb | 128kb> コントローラによってサポートするストライプのサイズが異なります。コントローラがサポートするストラ イプのサイズについての詳細は、『Dell OpenManage オン
読み取りポリシー readpolicy=ra | ara | nra | rc | nrc パラメータ仕様 先読みなし readpolicy=nra 読み取りキャッシュ readpolicy=rc 読み取りキャッシュなし readpolicy=nrc writepolicy=] コントローラによってサポートする書き込みポリシーが異なります。以下の表に各書き込みポリシーごとの writepolicy= パラメータの指定方法を示します。 表 92.
RAID レベルまたは連結 raid=n パラメータの仕様 連結 raid=c size= パラメータ 次の表は、size= を指定する方法を示します。 表 94.
コントローラによって、サポートされるキャッシュポリシーが異なります。次の表は、各キャッシュポリシ ーで [cachepolicy=] パラメータを指定する方法を示します。 表 95. キャッシュポリシーのパラメータ キャッシュポリシー cachepolicy=d | c パラメータ仕様 ダイレクト I/O cachepolicy=d キャッシュ I/O cachepolicy=c diskcachepolicy= コントローラによってサポートするキャッシュポリシーが異なります。以下の表に各キャッシュポリシーご との [diskcachepolicy=] パラメータの指定方法を示します。 表 96.
書き込みキャッシュなし writepolicy=nwc name= 仮想ディスクの名前を指定するには、このパラメータを使用します。例:name=VirtualDisk1 spanlength=(RAID 50 と RAID 60 では必須、RAID 10 ではオプション) このパラメータを使用して各ストライプの物理ディスクの数を指定します。このパラメータは RAID 50 仮 想ディスクにのみ適用されます。RAID 50 仮想ディスクを作成しない場合は、このパラメータを使用しない でください。例: spanlength=3 ファームウェア 6.
例として、 ホットスペアの復帰を有効にし、メンバー交換操作 を行います。 例 omconfig storage controller action= setchangecontrollerproperties allowrevertiblehotspare andreplacemember=enabled controller=1 omconfig 保存キャッシュの破棄 説明 コントローラで保存キャッシュを破棄します。 メモ: コントローラに保存キャッシュがあるかどうかをチェックするには、omreport storage controller controller=id と入力します。システムに Preserved Cache=yes と表示される場合は、保存キャッシュがあることを示しています。 構文 omconfig storage controller action= discardpreservedcache controller=id force=enabled | disabled force=enabled に設定すると、コントローラが外部またはオフラインの仮想ディスクを検出 するか
omconfig 暗号化キーの変更 説明 パスフレーズが指定された場合に、コントローラの暗号化キーを変更します。 構文 omconfig storage controller action= changesecuritykey controller=id keyid= passphrase=passphrase string> oldpassphrase=[escrow=yes] [filepath=]> 例として、 コントローラの暗号化キーを変更します。 例 omconfig storage controller action= changesecuritykey controller=1 keyid=Dell_123 passphrase=Dell_123 oldpassphrase=Dell_321 escrow= yes filepath=C:/escrow.
omconfig 再構築率の設定 説明 再構築率を設定します。 構文 omconfig storage controller action= setreconstructrate controller=id rate=<0~100> - ここで、id は、omreport storage controller コマンドによって報告される コントローラ ID です。 例として、 コントローラ 1 で再構築率を 50 に設定します。 例 omconfig storage controller action= setreconstructrate controller=1 rate=50 omconfig 整合性チェック率の設定 説明 整合性チェック率を設定します。 構文 omconfig storage controller action= setcheckconsistencyrate controller=id rate=<0 ~ 100> id は omreport storage controller コマンドで報告さ れる コントローラ ID です。 例えば コントローラ 1 の整
omconfig セキュアな外部設定のインポート 説明 暗号化されたローカルキー管理(LKM)外部設定ドライブをロック解除します。 構文 omconfig storage controller action= importsecureforeignconfig controller=id passphrase=<外部設定のパスフレーズ文字列> - ここで、id は、 omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID です。 例として、 コントローラ 1 で暗号化された LKM 設定ドライブをロック解除します。 例 omconfig storage controller action= importsecureforeignconfig controller=1 passphrase= Dell_123 omconfig 外部設定のインポート 説明 コントローラに新たに接続された物理ディスクにあるすべての仮想ディスクをインポートし ます。 構文 omconfig storage controller action= importforeign
omconfig 外部設定のクリア 説明 コントローラに新たに接続された物理ディスクにあるすべての仮想ディスクをクリアまたは 削除します。 構文 omconfig storage controller action= clearforeignconfig controller=id ここで、id は、omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID で す。 メモ: このコマンドはファームウェアバージョン 5.0.
例 omconfig storage controller action= setpatrolreadmode controller=1 mode=manual omconfig 巡回読み取りの開始 説明 コントローラで巡回読み取りタスクを開始します。 構文 omconfig storage controller action=startpatrolread controller=id id は omreport storage controller コマンドで報告される コントローラ ID です。 例えば コントローラ 1 で巡回読み取りタスクを開始するには、次のように入力します。 例 omconfig storage controller action=startpatrolread controller=1 メモ: 巡回読み取りを開始するには、現在の巡回読み取りモードは手動に設定されます。 omconfig 巡回読み取りの停止 説明 コントローラの巡回読み取りタスクを停止します。 構文 omconfig storage controller action=stoppatrolr
omconfig LKM コントローラを有効にする 説明 LKM モードを有効にして、コントローラの暗号化キーを作成します。 構文 omconfig storage controller action=enablelkm controller=id keyid= passphrase= [escrow=yes] [filepath= - ここで、id は omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID です。 例として、 コントローラの暗号化キーを作成します。 例 omconfig storage controller action=enablelkm controller=1 keyid=Dell_123 passphrase=Dell_123 escrow= yes filepath=C:/escrow.
omconfig 複数の非 RAID を RAID に変換 説明 指定されたコントローラで複数の非 RAID を RAID に変換します。 構文 omconfig storage controller action=convertnonraidtoraid controller=id pdisk= - ここで、id は、omreport storage controller コマンドによって報告されるコントローラ ID で、PDISKID は pdisk= コネクタ:エンクロージャ ID:ターゲット ID | コネクタ:ターゲット ID と指 定します。 例として、 コントローラ 0 で複数の非 RAID を RAID に変換します。 例 omconfig storage controller action=convertnonraidtoraid controller=0 pdisk=0:2:3 omconfig エンクロージャコマンド 以下の表では、エンクロージャのタスクを実行するために必要な omconfig コマンドを示します。 表 100.
omconfig エンクロージャアラームを有効にする 説明 エンクロージャアラームを有効にします。 例えば コントローラ 1 のコネクタ 2 に接続されているエンクロージャのアラームを有効 にするには、次のように入力します。 SCSI、SATA、および omconfig storage enclosure action=enablealarm controller=1 ATA コントローラの場 enclosure=2 合、次のように指定し ます。 SAS コントローラの場 omconfig storage enclosure action=enablealarm controller=1 合、次のように指定し enclosure=1:2 ます。 omconfig エンクロージャ警告を無効にする 表 101.
SCSI、SATA、および omconfig storage enclosure action=setassettag controller=1 ATA コントローラの場 enclosure=2 assettag=encl20 合、次のように指定し ます。 SAS コントローラの場 omconfig storage enclosure action=setassettag controller=1 合、次のように指定し enclosure=1:2 assettag=encl20 ます。 omconfig エンクロージャ資産名の設定 表 103.
メモ: ここで、温度プローブ 3 は、コントローラ 1 のコネクタ 2 に接続されて いるエンクロージャにあります。 omconfig 温度プローブしきい値のリセット 表 105.
omconfig すべての温度プローブしきい値のリセット 表 107.
表 109. omconfig バッテリのコマンド 必要なコマンドレベル オプションの名=値のペア (1、2、3) omconfig storage battery action=startlearn controller=id battery=id action=delaylearn controller=id battery=id days=d hours=h omconfig バッテリ学習サイクルの開始 表 110.
表 112.
例として、 サーマルシャットダウンを無効にします。サーマルシャットダウンを無効にする omconfig コマンド構文では、コントローラやエンクロージャの ID を指定する必 要はありません。 メモ: omreport storage globalinfo コマンドを使用して、Smart サーマルシャ ットダウンが現在有効か無効かを判別できます。Smart サーマルシャットダ ウンの状態は Server Administrator の GUI にも表示されます。この状態を確 認するには、ストレージ オブジェクトを選択して、情報 / 設定 タブを選択し ます。 例 omconfig storage globalinfo action=disablests omconfig コントローラのグローバル再スキャン 説明 システム上のすべてのコントローラを再スキャンします。コントローラのグロー バル再スキャンの詳細に関しては、 『Dell OpenManage オンラインヘルプ』を参照 してください。 構文 omconfig storage globalinfo action=globalrescan 例
omconfig コネクタコマンド 以下の項では、コネクタのタスクを実行するために必要な omconfig コマンドの構文について説明します。 表 114.
omconfig Cachecade の点滅 説明 Cachecade に含まれる物理ディスクを点滅させます。 構文 omconfig storage cachecade action=blink controller=id cachecade=id - ここで、id は、omreport コマンドによって報告されるコント ローラ ID および Cachecade ID です。これらの値を取得するには、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示し、omreport storage cachecade controller=ID と入力してコントローラの Cachecades の ID を表示します。 例として、 コントローラ 1 で Cachecade 4 内の物理ディスクを点滅させます。 例 omconfig storage cachecade action=blink controller=1 cachecade=4 omconfig Cachecade の点滅解除 説明 cachecade に含まれている物理ディスクの点滅を解除します。
例として、 コントローラ 1 の Cachecade 4 を削除します。 例 omconfig storage cachecade action=deletecachecade controller=1 cachecade=4 omconfig Cachecade のサイズ変更 説明 物理ディスクの追加または削除により cachecade のサイズを変更します。 構文 omconfig storage cachecade action=resize controller=id cachecade=id pdisk= - ここで、id は、omreport コマンドによっ て報告されるコントローラ ID および cachecade ID です。これらの値を取得する には、omreport storage controller と入力してコントローラ ID を表示し、 omreport storage cachecade controller=ID と入力してコントローラの cachecades の ID を表示します。 例として、 cachecade 4 のサイズを変更します
表 116.
理ディスクを指定します。これらの値を得るには、omreport storage controller と 入力してコントローラ ID を表示させ、次に omreport storage cachecade controller=ID と入力してそのコントローラの cachecade の ID を表示します。 例として、 指定された PCIe SSD デバイスを再アクティブ化します。 例 omconfig storage pciessd action=reactivate subsystem=2 pciedevice=0:2:0 force=yes omconfig Fluid Cache コマンド 以下の項では、Fluid Cache のタスクを実行するために必要な omconfig コマンド構文を示します。 表 117.
表 118. omconfig パーティションコマンド 必要なコマンドレベル オプションの名=値のペア (1、2、3) omconfig storage partition action=refresh omconfig パーティションリストの更新 説明 ストレージサブシステムで保持しているパーティションのリストを更新します。 構文 omconfig storage partition action=refresh omconfig Fluid Cache ディスクコマンド 以下の項では、Fluid Cache ディスクタスクを実行するために必要な omconfig コマンド構文について説明し ます。 表 119.
9 CLI コマンド結果の使用方法 Server Administrator のコマンドラインインタフェース(CLI)では、コマンドの出力をさまざまな方法で使 用できます。本章では、コマンド出力をファイルに保存する方法と、コマンド出力のフォーマットをさまざ まな目的に合わせて選択する方法について解説します。次の表は、omreport コマンドが適用可能なシステム を示します。 表 120.
または omreport servermodule summary | more 複数画面にわたるシステムサマリコマンド出力の最初の画面が表示されます。コマンド出力の次の画面を見 るには、スペースバーを押します。 ファイルへのコマンド出力の書き込み コマンド結果をファイルにリダイレクトするときに、コマンド結果の書き込み先となるファイル名(必要で あればディレクトリパスも)を指定できます。ファイルの書き込み先のパスを指定するときは、オペレーテ ィングシステムに適した構文を使用してください。 コマンド結果は 2 つの方法で保存できます。指定する出力ファイルと同じ名前の任意のファイルを上書きす るか、コマンド結果を同じ名前のファイルに追加し続けることができます。 上書きされるファイルへのコマンド結果の保存 以前に書き込まれたファイルに保存されているデータを上書きする場合は、-outc オプションを使用します。 例えば、11:00 A.M. にシステム上のファンプローブ 0 でファンプローブ RPM 読み取り値をキャプチャして、 結果を fans.
インデックス :0 Status(ステータス) : OK プローブ名 : System Board Fan 1 RPM 読み取り値 : 3001RPM 最小警告しきい値 : 700RPM 最大警告しきい値 : 5500RPM 最小エラーしきい値 : 500RPM 最大エラーしきい値 : 6000RPM 前のコマンド結果を参照して、前のファンプローブ 0 出力を現在の出力と比較することはできません。outc オプションを使って fans.txt ファイルを上書きしたからです。 既存のファイルへのコマンド結果の追加 以前に書き込まれたファイルに保存されているデータに新しいコマンド結果を追加する場合は -outa オプシ ョンを使用します。例えば、11:00 A.M. にシステム上のファンプローブ 0 でファンプローブ RPM 読み取り 値をキャプチャして、結果を fans.txt というファイルに書き込みます。これらの結果を、4 時間後に取得さ れる同じプローブの出力と比較するには、-outa コマンドを使用して新しい出力を fans.
最大警告しきい値 : 3500RPM 最小エラーしきい値 : 500RPM 最大エラーしきい値 : 6000RPM テキストエディタを使用して、各データブロックがキャプチャされた時刻を挿入することができます。ファ ンプローブ 0 の 2 つのスナップショットを比較すると、2 つ目のレポートにいくつかの変更点が示されます。 ファン RPM の読み取り値は 621 RPM 増加していますが、通常範囲内です。他のユーザーにより最小警告し きい値が 200 RPM 上げられ、最大警告しきい値が 2000 RPM 下げられました。 CLI コマンド出力のフォーマットの選択 CLI コマンドの結果のフォーマットを選択できます。このフォーマットは、コマンド出力の表示方法を決定 します。コマンド結果の出力先がファイルに指示された場合には、このフォーマットを取り込んでコマンド 結果がファイルに書き込まれます。 次のようなフォーマットを使用できます。 • リスト(lst) • セミコロン区切りの値(ssv) • 表(tbl) • カスタム区切りの形式(cdv) フォーマットオプションの構文は次のようになりま
次のコマンド出力例を lst 形式で表示するには、次のように入力します。 omreport system summary または omreport servermodule summary list 形式はデフォルト表示形式であるため、特別なフォーマットオプションは必要ありません。システム概要 例のネットワークデータ部は、以下のように表示されます。 -------------- ネットワークデータ -------------- ネットワークインタフェース 0 IP アドレ ス : 143.166.152.108 サブネットマスク : 255.255.255.0 デフォルトゲートウェ イ : 143.166.152.
または omreport servermodule summary -fmt cdv また、omconfig を使ってカスタムの区切り形式のプリファレンスを設定することもできます。区切り記号 (デリミタ)として指定できる値は、感嘆符(!)、セミコロン(;)、アット(@)、ハッシュ(#)、ドル($)、 パーセント(%)、キャレット(^)、アスタリスク(*)、ティルデ(~)、疑問符(?)、コロン(:)、コンマ (,) 、パイプ(|)です。 次の例は、アスタリスクをデリミタとしてデータフィールドを区切る場合の指定方法です。 omconfig preferences cdvformat delimiter=asterisk 186