Dell OpenManage Server Administrator バージョン 8.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2016 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産法で保護されています。 Dell、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書で使用されているその他すべての商標 および名称は、各社の商標である場合があります。 2016 - 10 Rev.
目次 1 はじめに..........................................................................................................................6 インストール.................................................................................................................................................................... 6 個々のシステムコンポーネントのアップデート............................................................................................................ 6 Storage Management Service................................................
対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムが稼動するシステム上のセキュリティ設定...................... 25 Server Administrator ホームページ.................................................................................................................................26 モジュラーおよび非モジュラーシステムにおける Server Administrator ユーザーインタフェースの違い......... 28 グローバルナビゲーションバー ............................................................................................................................. 29 システムツリー.....................................................
7 アラート処置の設定..................................................................................................... 65 対応 Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムが実行されるシ ステムにおけるアラート処置の設定.............................................................................................................................65 Microsoft Windows Server 2008 でのアラート処置の設定...........................................................................................
1 はじめに Server Administrator は、統合されたブラウザベースのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)、およびオペレーティン グシステムを使用したコマンドラインインタフェース(CLI)の 2 つの方法で、包括的な 1 対 1 のシステム管理ソリューショ ンを提供します。Server Administrator は、システム管理者がローカルで、またはネットワーク経由でリモートでシステムを 管理することを可能し、包括的な 1 対 1 のシステム管理を提供することにより、システム管理者がネットワーク全体の管理に 集中できるようにします。Server Administrator のコンテキストでは、システムとはスタンドアロンシステム、接続されたネ ットワークストレージが個別のシャーシにあるシステム、またはモジュラーエンクロージャにある複数のサーバーモジュー ルで構成されるモジュラーシステムを指します。Server Administrator は次のような情報を提供します。 • 正常に動作しているシステムと問題があるシステム • リモートリカバリ操作が必要なシステム Server A
Storage Management Service Storage Management Service は、統合されたグラフィック表示でストレージ管理情報を提供します。 メモ: Storage Management Service の詳細については、dell.
– Emulex QLE2692-DEL FC16 2-ポートファイバチャネルアダプタ – Emulex QLE2740-DEL FC32 1-ポートファイバチャネルアダプタ – Emulex QLE2742-DEL FC32 2-ポートファイバチャネルアダプタ – Intel XL H710 DP 40Gb QSFP+ ラック NDC – Intel 40GbE 2P XL710 アダプタ – Intel(R) X550 デュアルポート 10GBASE-T ネットワークアダプタ – Broadcom 25GbE 2P 57404S アダプタ – Broadcom 10GbE 2P 57402S アダプタ – Broadcom 10GbE Base-T 2P 57406 アダプタ – Mellanox 25GbE 2P ConnectX-4 LX アダプタ – Mellanox ConnectX-4 LX DP 25Gb SFP rNDC – Intel 82599 DP 10G メザニンアダプタ(Dell PowerEdge C6320 のみでサポート) メモ: サポートされるオペレーティングシステムおよび
表 1. 利用可能なシステム管理標準 オペレーティングシステム snmp CIM Microsoft Windows Server 2008 ファミ リ オペレーティングシステムのインストールメディ アから使用可能 常にインストール Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムのインストールメディ アの net-snmp パッケージから使用可能 使用不可 SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムのインストールメディ アの net-snmp パッケージから使用可能 使用不可 VMware ESXi SNMP トラップのサポート 使用可能 メモ: ESXi は SNMP トラップをサポートし ていますが、SNMP を介したハードウェアの インベントリをサポートしていません。 Citrix XenServer 6.
• 『ブレードサーバー用 Integrated Dell Remote Access Controller 6(iDRAC6)Enterprise ユーザーガイド』は、ネットワーク を介してお使いのシステムとその共有リソースをリモートで管理および監視するため、第 11 世代ブレードサーバー用に iDRAC6 を設定および使用することについての情報を提供しています。 • 『Integrated Dell Remote Access Controller 6(iDRAC6)ユーザーガイド』は、ネットワークを介してお使いのシステムとそ の共有リソースをリモートで管理および監視するため、第 11 世代タワーおよびラックサーバー用に iDRAC6 を設定および 使用することについての完全な情報を提供しています。 • 『Dell Online Diagnostics ユーザーズガイド』では、システムでのオンライン診断のインストールおよび使用に関する情報を 完全に網羅しています。 • 『Dell OpenManage Baseboard Management Controller ユーティリティ ユーザーズガイド』は Se
– 接続クライアントシステム管理 d. • ドキュメントを表示するには、必要な製品バージョンをクリックします。 検索エンジンを使用します。 – 検索 ボックスに名前および文書のバージョンを入力します。 テクニカルサポートの利用法 ガイドに説明されている手順を理解できない、あるいは製品が予想通り動作しない場合は、ヘルプツールをご利用ください。 これらのヘルプツールに関しては、お使いのシステムの『ハードウェアオーナーズマニュアル』の 「ヘルプが必要な場合」 を参照してください。 さらに、Dell Enterprise Training および Certification もご利用いただけます。詳細に関しては dell.
2 設定と管理 Server Administrator は、ウェブベースおよびコマンドラインのインタフェース両方に対し、役割ベースのアクセス制御 (RBAC)、認証、および暗号化を使用してセキュリティを提供します。 役割ベースのアクセスコントロール RBAC は特定の役割内のユーザーが実行できる操作を決定して、セキュリティを管理します。各ユーザーには 1 つ、または複 数の役割が割り当てられており、各役割にはその役割内のユーザーが使用できるユーザー権限が 1 つまたは複数割り当てら れています。RBAC によってセキュリティ管理は組織の構造に密接に対応しています。 ユーザー権限 Server Administrator は割り当てられたユーザーのグループ権限に応じて、異なるアクセス権を与えます。ユーザー権限には、 ユーザー、パワーユーザー、管理者、昇格管理者の 4 つのレベルがあります。 表 2.
リモートアクセス ユーザー、パワーユーザー、管理者、昇 管理者、昇格管理者 格管理者 ストレージ管理 ユーザー、パワーユーザー、管理者、昇 管理者、昇格管理者 格管理者 認証 Server Administrator 認証スキームを使用すると、正しいアクセスタイプが正しいユーザー権限に割り当てられます。さらに、 コマンドラインインタフェース(CLI)が起動すると、Server Administrator 認証スキームが現在のプロセスが実行されている コンテキストを検証します。この認証スキームを使うことにより、Server Administrator ホームページと CLI のいずれからア クセスした場合でもすべての Server Administrator 機能が正しく認証されます。 Microsoft Windows 認証 対応 Microsoft Windows オペレーティングシステムの場合、Server Administrator の認証に、統合 Windows 認証(旧称 NTLM) が使用されます。この認証システムは、Server Administrator のセキュリティをネットワーク
注意: サポートされている Windows オペレーティングシステムに対するゲストアカウントを無効にして、重要なシステ ムコンポーネントへのアクセスを保護します。リモートスクリプトがデフォルトのゲストアカウント名を使ってアカ ウントを有効にできないよう、ゲストアカウントの名前を変更することを検討してください。 メモ: 各対応オペレーティングシステムで、ユーザーの作成とユーザー特権の割り当てる手順は、オペレーティングシ ステムのマニュアルを参照してください。 メモ: OpenManage ソフトウェアにユーザーを追加するには、オペレーティングシステムにユーザーを追加してくださ い。OpenManage ソフトウェア内から新規ユーザーを作成する必要はありません。 Windows オペレーティングシステムのドメインへのユーザーの追加 メモ: 以下の手順を実行するには、Microsoft Active Directory がシステムにインストールされている必要があります。 Active Directory の使用の詳細については、Active Directory ログインの使用方法を参照してください。 1.
パワーユーザー特権を持つユーザーの作成 1. コマンドラインから次のコマンドを実行します: useradd -d -g メモ: ルートをプライマリグループとして設定します。 2. passwdを入力し、 を押します。 3. プロンプトが表示されたら、新しいユーザーのパスワードを入力します。 メモ: 重要なシステムコンポーネントのアクセスを保護するには、Server Administrator にアクセスできる各ユーザ ーアカウントにパスワードを割り当てます。 新しいユーザーはユーザーというグループ特権を使って Server Administrator にログインできます。 Linux オペレーティングシステムで Server Administrator ユーザー権限を編集する メモ: root ユーザーまたはそれと同等のユーザーとしてログインしている必要があります。 1.
• には、localhost または 127.0.0.1 などのループバックアドレスは使用しないでください。 • 接続サービスを再起動したときに omarolemap ファイルの変更が反映されない場合は、コマンドログでエラーを調べてく ださい。 • omarolemap ファイルを別のコンピュータに移動したとき、ファイル許可とファイルのエントリを再確認する必要があり ます。 • グループ名 の前に + を付けます。 次の場合、Server Administrator はデフォルトのオペレーティングシステムユーザー権限を使用します。 • – ユーザーの権限が omarolemap ファイルで降格された。 – 同じ に重複したユーザー名またはユーザーグループのエントリがある。 • [Tab] の代わりに Space を列の区切り文字として使うこともできます。 VMware ESXi 5.X および ESXi 6.X 用の Server Administrator ユーザーの作成 ユーザーテーブルにユーザーを追加するには次の手順を行います。 1.
メモ: IT Assistant が Server Administrator を実行しているシステムからの管理情報を取得するには、IT Assistant が使用 するコミュニティ名が Server Administrator を実行しているシステムのコミュニティ名と一致する必要があります。IT Assistant が Server Administrator を実行中のシステムで情報を変更するか、またはアクションを実行するには、IT Assistant で使用しているコミュニティ名が Server Administrator を実行中のシステムで設定操作を許可するコミュニ ティ名と一致する必要があります。IT Assistant が Server Administrator を実行中のシステムからトラップ(非同期イベ ント通知)を受け取るには、Server Administrator を実行中のシステムが、IT Assistant を実行中のシステムにトラップ を送信するよう設定する必要があります。 以下の手順は、対応している各オペレーティングシステムで SNMP エージェントを設定する方法を説明していま
SNMP トラップを管理ステーションに送信するためのシステム設定 Server Administrator は、センサーおよびその他の監視パラメータの状態の変更に応じて、SNMP トラップを生成します。管 理ステーションに SNMP トラップを送信するには、Server Administrator が稼動しているシステム上で 1 つ以上のトラップ先 を設定する必要があります。 1. コンピュータの管理 ウィンドウを開きます。 2. 必要に応じて、同ウィンドウの コンピュータの管理 アイコンを展開します。 3. サービスとアプリケーション アイコンを展開して、サービス をクリックします。 4. サービスのリストを下にスクロールして SNMP サービス を見つけ、SNMP サービス を右クリックしてから、プロパテ ィ をクリックします。 SNMP サービスプロパティ ウィンドウが表示されます。 5. トラップ タブをクリックしてトラップのコミュニティを追加するか、トラップコミュニティのトラップ送信先を追加し ます。 a.
メモ: Server Administrator が確実に SNMP エージェント設定を変更し、システム管理データに正しくアクセスでき るようにするには、Server Administrator のインストール後にその他の SNMP エージェント設定を変更することを お勧めします。 Server Administrator SNMP は、SNMP 多重化(SMUX)プロトコルを使って SNMP エージェントと通信します。Server Administrator SNMP が SNMP エージェントと接続すると、SNMP エージェントにオブジェクト識別子を送信して、自身を SMUX ピアと識別します。オブジェクト識別子は SNMP エージェントとして設定する必要があるため、存在しない場合は、 インストール中に Server Administrator は SNMP エージェント設定ファイル /etc/snmp/snmpd.conf に次のラインを追加しま す: smuxpeer .1.3.6.1.4.1.674.10892.
リモートホストからの SNMP アクセスの有効化 SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムのデフォルトの SNMP エージェント設定では、public コミュニティに 対して、ローカルホストからのみ、MIB ツリー全体への読み取り専用アクセス権を与えます。Server Administrator システム を正しく検知し、管理するために、この設定では他のホストで実行される IT Assistant などの SNMP 管理アプリケーションが 許可されていません。インストール中、Server Administrator がこの設定を検知すると、メッセージをオペレーティングシス テムのログファイル /var/log/messages に記録し、SNMP アクセスがローカルホストに制限されていることを示します。リモ ートホストから SNMP 管理アプリケーションを使用してシステムを管理する場合は、リモートホストからの SNMP アクセス を有効にするように SNMP エージェントを設定する必要があります。 メモ: セキュリティ上の理由から、可能であれば、SNMP アクセスは、
SNMP トラップを管理ステーションに送信するためのシステム設定 Server Administrator は、センサーおよびその他の監視パラメータのステータス変更に対して、SNMP トラップを生成します。 管理ステーションに SNMP トラップを送信するには、Server Administrator を実行しているシステム上で 1 つ、または複数の トラップ先を設定する必要があります。 管理ステーションにトラップを送信するように Server Administrator を実行するお使いの ESXi システムを設定するには、次の 手順を実行します。 1. VMware vSphere CLI をインストールします。 2. VMware vSphere CLI をインストールしたシステム上で、コマンドプロンプトを開きます。 3. VMware vSphere CLI がインストールされたディレクトリを変更します。Linux のデフォルトロケーションは /usr/bin で す。Windows のデフォルトロケーションは C:\Program Files\VMware\VMware vSphere C
b. ネットワークインタフェース全体または SNMP ポートを開くには、高、中 または 有効 を選択して手順 4 に進みま す。 4. を押して カスタマイズ へ移動し、 を押します。 ファイアウォールの設定-カスタマイズ 画面が表示されます。 5. ネットワークインタフェース全体を開放するか、すべてのネットワークインタフェースの SNMP ポートだけを開放する かを選択します。 a. すべてのネットワークインタフェースを開くには、 を押して信頼されたデバイスに移動し、スペースキーを押 します。すべてのインタフェースが開いていると、デバイス名の左にあるボックスに星印が表示されます。 b. すべてのネットワークインタフェースの SNMP ポートを開くには、 を押して その他のポート に進み snmp:udp と入力します。 6. を押して OK を選択し、 を押します。 ファイアウォールの設定 画面が表示されます。 7.
3 Server Administrator の使用 Server Administrator セッションを開始するには、デスクトップの Server Administrator アイコンをダブルクリックします。 Server Administrator ログイン 画面が表示されます。Server Administrator のデフォルトポートは 1311 ですが、このポートは必 要に応じて変更できます。システムプリファランスのセットアップ手順については、「Dell Systems Management Server Administration」を参照してください。 メモ: XenServer 6.
メモ: システム名または FQDN を入力した場合、Server Administrator Web Server ホストがシステム名または FQDN を管理下システムの IP アドレスに変換します。管理下システムのポート番号を、ホスト名:ポート番号、ま たは IP アドレス:ポート番号フォーマットで入力して接続することもできます。Citrix XenServer に接続している 場合は、Server Administrator Web Server が自動的にデフォルトのポート(5986)を選択しますが、手動で別のポ ートを指定することもできます。 3. イントラネット接続を使用している場合、証明書の警告を無視するを選択します。 4.
メモ: 管理下システムの認証局が有効であるにもかかわらず、Server Administrator ウェブサーバーが信頼できない 証明書のエラーをレポートしてくる場合、certutil.exe ファイルを使うことにより管理下システムの CA を信頼でき るものとすることができます。この .
ブラウザのセキュリティ設定によっては、Server Administrator が使用するクライアント側のスクリプトを実行できない場合 があります。クライアント側のスクリプトを使用できるようにするには、リモート管理下システムで次の手順を実行します。 メモ: クライアント側のスクリプトを使用できるようにブラウザを設定していない場合、Server Administrator にログイ ンするときに空白の画面が表示される場合があります。この場合は、エラーメッセージが表示され、ブラウザを設定す るように指示されます。 Internet Explorer でクライアントサイドスクリプトの使用を有効にする 1. お使いのウェブブラウザで、 ツール → インターネットオプション → セキュリティ の順にクリックします。 インターネットオプション ウィンドウが表示されます。 2. セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択 してください の下で、信頼済みサイト をクリックしてから サイ ト をクリックします。 3.
• システムツリーは、ユーザーのアクセス権限に基づいて、可視のシステムオブジェクトをすべて表示します。 • 処置ウィンドウには、ユーザーのアクセス権限に基づいて、選択されたシステムツリーオブジェクトに使用できる管理処 置が表示されます。処置ウィンドウには、3 つの機能領域が含まれます: – 処置タブは、ユーザーのアクセス権限に基づいて、選択オブジェトに利用できるプライマリ処置または処置カテゴリ を表示します。 – 処置タブは、ユーザーのアクセス特権に基づいて、処置タブで使用可能な二次オプションのサブカテゴリに分かれて います。 – データ領域は、ユーザーのアクセス権限に基づいて、選択システムツリーオブジェクト、処置タブそしてサブタブの 情報を表示します。 また、Server Administrator ホームページにログインすると、システムモデル、システムに割り当てられた名前、および現在 のユーザーのユーザー名とユーザー権限がウィンドウの右上隅に表示されます。 次の表は、Server Administrator がインストールされている場合の GUI フィールド名と該当システムの一覧です。 表 7.
図 2.
機能 モジュラーシステム 非モジュラーシステム ポート 電源管理 プロセッサ リモートアクセス リムーバブルフラッシュメディア スロット 温度 電圧 モジュラーエンクロージャ(シャーシ情報および CMC 情報) グローバルナビゲーションバー グローバルナビゲーションバーとそのリンクは、プログラム内のすべてのユーザーレベルで使用可能です。 • プリファランス をクリックして プリファランス ホームページを開きます。「プリファランスホームページの使い方」を 参照してください。 • サポート をクリックして、デルサポートサイトに接続します。 • バージョン情報 をクリックすると、Server Administrator のバージョン情報と著作権情報が表示されます。 • ログアウト をクリックすると、現在の Server Administrator プログラムセッションが終了します。 システムツリー システムツリーは Server Administrator ホームページの左側に表示され、システムの表示可能なコンポーネントを一覧表示し ます。システムコンポーネントはコンポーネントの種類によって
データ領域 データ領域はホームページ右側、処置タブの下にあります。データ領域では、タスクを実行しシステムコンポーネントの詳 細を表示します。ウィンドウ内の表示内容は、システムのツリーオブジェクトおよび現在選択されている処置タブによって 異なります。例えば、システムツリーから BIOS を選択している場合は、デフォルトで プロパティ タブが選択されており、 システム BIOS のバージョン情報がデータ領域に表示されます。処置ウィンドウのデータ領域には、状態インジケータ、タス クボタン、下線項目、ゲージインジケータなどの多数の共通機能が表示されます。 Server Administrator ユーザーインタフェースでは、 の形式で日付を表示します。 システム / サーバモジュールコンポーネントステータスインジケータ コンポーネント名の横のアイコンはそのコンポーネントの状態を表します(ページの最終更新時点)。 表 9.
メモ: エクスポート、電子メール、および 名前をつけて保存 ボタンは、パワーユーザーまたは管理者権限でログインし ているユーザーのみに表示されます。ログのクリア ボタンは管理者権限を持つユーザーのみに表示されます。 下線付きアイテム 処置ウィンドウのデータ領域の下線付きアイテムをクリックすると、そのアイテムの詳細が表示されます。 ゲージインジケータ 温度プローブ、ファンプローブ、電圧プローブはそれぞれゲージインジケータによって示されます。例えば、次の図はシス テムの CPU のファンプローブの読み取り値の例を示しています。 図 3.
管理下システムのプリファランス リモートシステムにログインするとき、プリファランスホームページにはデフォルトで プリファランス タブ下の ノード設定 ウィンドウが表示されます。 Server Administrator オブジェクトをクリックして、ユーザーまたはパワーユーザー権限を持つユーザーへのアクセスを有効 または無効にします。ユーザーのグループ権限によって、Server Administrator オブジェクト処置ウィンドウに プリファレン ス タブが表示されない場合があります。 プリファランス タブでは、次の操作が可能です。 • ユーザーまたはパワーユーザー特権を持つユーザーのアクセスを有効または無効にします。 • アラートメッセージのフォーマットを選択します。 メモ: 考えられるフォーマットは、従来 と 拡張 のいずれかです。 デフォルトのフォーマットは 従来 で、レガシー フォーマットです。 • 自動バックアップを有効にして、ESM ログエントリをクリアします。 デフォルトでは、この機能は無効です。この機能を有効にすることによって、ESM ログの自動バックアップを作成する ことができます
メモ: ユーザーまたはシステムのプリファランスをリセットするには、システム管理者権限でログインする必要があり ます。 ユーザープリファランスをセットアップするには、次の手順を実行します。 1. グローバルナビゲーションバーの プリファランス をクリックします。 プリファランス ホームページが表示されます。 2. 一般設定 をクリックします。 3.
• SSL 暗号 フィールドは、ウェブサーバとブラウザ間のセキュアな接続を指定します。設定中に、ウェブサーバをサ ポートしている暗号を選択します。無効な暗号スイートが設定されると、接続サービスは起動しません。デフォルト の暗号スイート値は次のとおりです。 TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA, TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256, TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA, TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA256, TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHANOTE • • • メモ: 誤った暗号値が設定されており、接続サービスの開始が失敗する場合は、CLI コマンドプロンプトを使用 する、または手動で有効な暗号を設定し、接続サービスを再度開始してください。 SS
• Server Administrator がインストールされているすべてのシステムがそれぞれ固有のホスト名を持つ。 プリファランス ホームページを使って X.509 証明書を管理するには、一般設定 をクリックし、ウェブサーバー タブをクリッ クしてから X.
Server Administrator Web Server の処置タブ Server Administrator Web Server を管理するためにログインすると、次の処置タブが表示されます。 • プロパティ • シャットダウン • ログ • アラート管理 • セッション管理 ウェブサーバーのアップグレード 注意: ウェブサーバーのアップグレード後は、工場出荷時設定へのリセットができなくなります。工場出荷時設定にリ セットするには、Server Administrator を再インストールしてください。 Apache Tomcat ウェブサーバーは、omwsupdateutility を使用して、Server Administrator 機能に影響を与えることなく、必要 に応じていつでもアップグレードすることができます。このユーティリティでは、マイナーバージョンのウェブサーバーへ のアップグレードは可能ですが、メジャーバージョンへのアップグレードはサポートしていません。例えば、バージョン A.x から A.y へのアップグレードはサポートされますが、.A.x から B.
4 Server Administrator サービス Server Administrator Instrumentation Service はシステムの正常性をモニタし、業界標準のシステム管理エージェントによって 収集された詳細な障害およびパフォーマンス情報への迅速なアクセスを提供します。レポートおよび表示機能は、お使いの システムを含む各シャーシの全体的な正常性状態の取得を可能にします。サブシステムレベルでは、システムの主要箇所に おける電圧、温度、ファン RPM、およびメモリ機能を表示できます。概要ビューでは、お使いのシステムに関連する所有コ スト(COO)すべての詳細な説明を表示することができます。BIOS、ファームウェア、オペレーティングシステム、および すべてのインストール済み Systems Management Software のバージョン情報も取得することができます。 また、システム管理者は Instrumentation Service を使用して次の重要タスクを実行することができます。 • 特定の重要なコンポーネントについて最小および最大値を指定します。この値はしきい値と呼ばれ、
ュラエンクロージャ、システム / サーバーモジュール を展開すると、システムコンポーネントの主要なカテゴリとして メイ ンシステムシャーシ/メインシステム、ソフトウェア、ストレージ などが表示されます。 Storage Management Service がインストールされると、システムに実装されているコントローラやストレージに応じて、スト レージツリーのオブジェクトが展開され、様々なオブジェクトが表示されます。 Storage Management Service コンポーネントの詳細に関しては、dell.com/openmanagemanuals で『Storage Management ユー ザーズガイド』 を参照してください。 Server Administrator ホームページシステムツリーオブジェクト 本項では、Server Administrator ホームページのシステムツリーにあるオブジェクトについての情報を説明します。ESXi のバ ージョン 5.
CMC に接続すると、モジュラーエンクロージャを監視および管理することができます。 システム / サーバモジュールプロパティ システム / サーバモジュール オブジェクトには、メインシステムシャーシ / メインシステム、ソフトウェア、ストレージ の 3 つの主要システムコンポーネントグループがあります。Server Administrator のホームページではデフォルトでシステムツ リーの システム オブジェクトが表示されます。ほとんどの管理機能は、システム / サーバモジュール オブジェクトの処置ウ ィンドウから管理できます。システム / サーバモジュール オブジェクトの処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に 応じて、ライセンス管理、プロパティ、シャットダウン、ログ、アラート管理、セッション管理 などのタブがあります。 ライセンス サブタブ:情報 | ライセンス ライセンスのサブタブでは、次の操作が可能です。 • iDRAC(Integrated Dell Remote Access Controller)を使用して、ハードウェアのデジタルライセンスを、インポート、エク スポート、削除、交換でき
• 温度センサーが警告またはエラー値を返したときにシステムをシャットダウンするサーマルシャットダウンの重大度レ ベルを設定します。 メモ: サーマルシャットダウンは、センサーがレポートする温度が温度しきい値を超えた場合にのみ発生します。セ ンサーがレポートする温度が温度しきい値を下回っても、サーマルシャットダウンは発生しません。 • DSM SA 接続サービス(Web サーバ)をシャットダウンします。 メモ: DSM SA 接続サービスがシャットダウンしても、Server Administrator はコマンドラインインタフェース (CLI)を通じて使用することができます。CLI 機能の実行に、DSM SA 接続サービスは必要ありません。 ログ サブタブ:ハードウェア | アラート | コマンド ログ タブでは、次の操作が可能です。 • お使いのシステムのハードウェアコンポーネントに関連したすべてのイベントを一覧表示する、組み込みシステム管理 (ESM)ログまたはシステムイベントログ(SEL)の表示。ログファイルが容量の 80 パーセントに達すると、ログ名の隣 )から非重要状態( )に変わります。D
メモ: すべての潜在的なシステムコンポーネントセンサーのアラート処置は、お使いのシステムに存在しない場合で も、アラート処置 ウィンドウにリストされています。お使いのシステムに存在しないシステムコンポーネントセン サーに対してアラート処置を設定しても効果はありません。 メモ: Microsoft Windows オペレーティングシステムでは、オペレーティンシステム上の 詳細システム設定 → アド バンスリカバリ オプションを無効にして、Server Administrator 自動システム回復アラートが確実に生成されるよう にする必要があります。 セッション管理 サブタブ:セッション セッション管理 タブでは、次の操作が可能です。 • 現在 Server Administrator にログインしているユーザーのセッション情報を表示する。 • ユーザーセッションを終了する。 メモ: 管理者権限のあるユーザーのみが セッション管理 ページを表示したり、ログインしているユーザーのセッシ ョンを終了したりできます。 メインシステムシャーシ / メインシステム メインシステムシャーシ / メインシステム オブ
メモ: 電源装置 のオプションは Dell PowerEdge 1900 では使用できません。電源装置監視および電源監視機能は、複数 のホットスワップ可能な冗長電源装置が取り付けられているシステムのみで使用できます。これらの機能は、電源管理 回路がない恒久的に取り付けられた非冗長の電源装置には使用できません。 メインシステムシャーシ / メインシステムプロパティ システム / サーバーモジュールは、1 つのメインシステムシャーシで構成される場合と複数のシャーシで構成される場合があ ります。メインシステムシャーシ / メインシステムには、システムに不可欠なコンポーネントが含まれます。メインシステ ムシャーシ / メインシステム オブジェクト処置ウィンドウには、次の項目が含まれます: プロパティ サブタブ:正常性 | 情報 | システムコンポーネント(FRU)| フロントパネル プロパティ タブでは、次の操作が可能です。 • ハードウェアコンポーネントおよびセンサーの正常性または状態を表示します。リストされた各コンポーネントには、名 前の横にシステム / サーバーモジュールコンポーネント状態インジケータアイコ
の BIOS 設定を保存します。バッテリ オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、 プロパティ タ ブおよび アラート管理 タブなどが表示されます。 プロパティ サブタブ:バッテリ プロパティ タブでは、システムバッテリについての現在の読み取り値および状態を表示できます。 アラート管理 サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ アラート管理タブ では、次の操作が可能です。 • • 現在のアラート処置設定の表示。 バッテリ警告または重要 / 障害イベント発生時に有効化させるアラートの設定。 BIOS BIOS オブジェクトをクリックして、システムの BIOS の主要機能を管理します。システムの BIOS には、キーボードとビデ オアダプタなどのマイクロプロセッサと周辺デバイス間の通信、およびシステムメッセージのようなその他の機能を制御す るプログラムが、フラッシュメモリチップセットに保存されています。BIOS オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーの グループ権限によって次のようなタブが表示されます。 プロパティ および セットアップ プロパティ サブタブ:情報 プロパティ
メモ: Dell 第 13 世代の PowerEdge システム では、一回限りの起動カテゴリはサポートされていません。 設定可能な BIOS 機能は特定のカテゴリにグループ化されています。カテゴリには、デバッグメニュー、システム情報、メモ リ設定、プロセッサ設定、SATA 設定、起動設定、起動オプション設定、ネットワーク設定、内蔵デバイス、スロット無効 化、シリアル通信、システムプロファイル設定、システムセキュリティ、およびその他設定が含まれます。例えば、システ ム BIOS 設定 ページでは、メモリ設定 リンクをクリックすると、システムメモリに関連する機能が表示されます。設定は、 対応するカテゴリに移動して表示または変更することができます。 システムセキュリティ ページでは、BIOS セットアップパスワードを設定することができます。セットアップパスワードを設 定した場合、BIOS 設定の有効化および変更にはパスワードを入力します。パスワードを入力しなければ、BIOS 設定は読み取 り専用モードで表示されます。パスワード設定後は、システムを再起動します。 前回のセッションからの保留値が残っている場合や、帯域
サブタブ:情報 プロパティ タブでは、システムのファームウェア情報を表示できます。 ハードウェアパフォーマンス ハードウェアパフォーマンス オブジェクトをクリックすると、システムパフォーマンスの低下状態とその原因が表示されま す。ハードウェアパフォーマンス オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、次の プロパティ タ ブなどが表示されます。 プロパティ サブタブ:情報 プロパティ タブで、システムのパフォーマンス低下の詳細を表示できます。 次の表には、状態の一覧とプローブの原因が示されています。 表 10.
プロパティ サブタブ:メモリ プロパティ のタブで、メモリの冗長性状態、メモリアレイの属性、総容量、詳細、メモリデバイスの詳細、状態を表示でき ます。メモリデバイスの詳細では、デバイスの状態、デバイス名、サイズ、種類、速度、ランク、エラーなどのコネクタ上 のメモリデバイスの詳細がわかります。ランクとは、各デュアルインラインメモリモジュール(DIMM)ごとに 64 ビットの データを含むダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)デバイスの列です。ランクの可能な値は、シングル、デュア ル、クアッド、オクタル、ヘキサ です。ランクでは、DIMM のランクを表示し、サーバ上の DIMM の保守に役立ちます。 メモ: スペアバンクメモリが有効になっているシステムが冗長性喪失状態に入った場合、どのメモリモジュールが原因 か明らかでない場合があります。交換する DIMM を特定できない場合は、ESM システムログの検出されたスペアメモ リバンクに切り替えというエントリを参照し、 エラーが発生したメモリモジュールを見つけてください。 アラート管理 サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ アラート管理 タブでは、次
メモ: Server Administrator は IPv6 アドレス セクションにリンクのローカルアドレスに加えて 2 つのアドレスのみを表 示します。 メモ: 3.
SNMP トラップタブは、システムの SNMP トラップを設定するために使用します。 一部の電源管理機能は、電力管理バス(PMBus)が有効になっているシステムでしか利用できません。 電源装置 電源装置 オブジェクトをクリックしてシステムの電源装置を管理します。Server Administrator は、お使いのシステム内にあ る電源装置のそれぞれが正しく機能するように、電源装置の状態を監視します。 電源装置オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ特権に応じて プロパティ タブと アラート管理 タブが表示 されることがあります。 メモ: 電源装置モニタリングおよび電源モニタリング機能は、複数の冗長、ホットスワップ可能な電源装置が取り付け られているシステムにのみ対応します。これらの機能は、電力管理回路がない永久的に取り付けられた非冗長の電源装 置には使用できません。 プロパティ サブタブ:要素 プロパティ タブでは、次の操作が可能です。 • 電源装置の冗長性属性についての情報を表示します。 • 電源装置のファームウェアバージョン、および最大出力ワット数を含む、個々の電源装置の状態をチェック
リモートアクセス リモートアクセス オブジェクトをクリックすることにより、ベースボード管理コントローラ(BMC)機能または統合 Dell リ モートアクセスコントローラ(iDRAC)機能およびリモートアクセスコントローラ機能を管理できます。 リモートアクセスタブを選択して、BMC/iDRAC の一般情報などを管理します。また、LAN 上にある BMC/iDRAC、BMC/ iDRAC のシリアルポート、シリアルポートのターミナルモード設定、シリアルオーバー LAN 接続をしている BMC/iDRAC、 および BMC/iDRAC のユーザー管理などを行います。 メモ: Server Administrator の稼動中に、Server Administrator 以外のアプリケーションを使用して、BMC/iDRAC を設定 している場合は、Server Administrator に表示される BMC/iDRAC の設定データは、BMC/iDRAC と同期していない場 合があります。Server Administrator の稼働中は、Server Administrator を使用して BMC/iDRAC
プロパティ タブでは、リムーバブルフラッシュメディアおよび内蔵 SD モジュールに関する情報を表示できます。この情報 には、コネクタ名、その状況、そしてストレージサイズの詳細が含まれます。 アラート管理 サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ アラート管理 タブでは、次の操作が可能です。 • 現在のアラート処置設定の表示と、リムーバブルフラッシュメディアプローブが警告値またはエラー値を返したときに実 行する、アラート処置を設定できます。 • 現在の SNMP トラップアラートしきい値を表示し、リムーバブルフラッシュメディアプローブのアラートしきい値のレ ベルを設定できます。選択した重大度レベルのイベントをシステムが生成した場合に、選択したトラップがトリガされま す。 アラート管理は、内蔵 SD モジュールおよび vFlash で共通となります。SD モジュールまたは vFlash のアラート処置/SNMP/ PEF を設定すると、その両方に対してこれらが自動的に設定されます。 スロット スロット オブジェクトをクリックすると、拡張カードなど、プリント回路基板を使用するシステム基板のコネクタま
電圧 電圧 オブジェクトをクリックすると、システムの電圧レベルを管理できます。Server Administrator は、監視下のシステム内 のシャーシのさまざまな位置で、重要なコンポーネントの電圧を監視します。電圧 オブジェクト処置ウィンドウには、ユー ザーのグループ権限に応じて、プロパティ タブおよび アラート管理 タブなどが表示されます。 プロパティ サブタブ:電圧プローブ プロパティ タブで、システムの電圧プローブの現在の読み取り値と状態を表示したり、電圧プローブ警告しきい値の最大お よび最小値を設定することができます。 メモ: 一部のファンプローブフィールドは、BMC または ESM など、システムで使用されているファームウェアの種類 によって異なります。一部のしきい値は BMC をベースとしたシステムでは編集できません。 アラート管理 サブタブ:アラート処置 | SNMP トラップ アラート管理 タブでは、次の操作が可能です。 • 現在のアラート処置設定の表示と、システム電圧センサーが警告値またはエラー値を返したときに実行する、アラート処 置の設定を行います。 • 現在の SNMP トラッ
Storage Management Service がインストールされている場合、ストレージ オブジェクトをクリックすると、接続している各 種のアレイストレージデバイス、システムディスクなどの状態および設定が表示されます。 Storage Management Service の場合、ストレージ オブジェクト処置ウィンドウには、ユーザーのグループ権限に応じて、プ ロパティ タブなどが表示されます。 プロパティ サブタブ: 正常性 プロパティ タブでは、アレイサブシステム、オペレーティングシステムディスクなど、接続しているストレージコンポーネ ントやセンサーの正常性や状態を表示できます。 プリファランスの管理:ホームページ設定オプション プリファランス ホームページの左ペイン(システムツリーが Server Administrator ホームページで表示されている)には、シ ステムツリーウィンドウの使用可能な設定オプションがすべて表示されます。 使用可能な プリファランス ホームページ設定オプションは次の通りです。 • 一般設定 • Server Administrator 一般設定 一般設定 オブ
プリファランス タブでは、ユーザーまたはパワーユーザー権限を持つユーザーに対するアクセスを有効化または無効化する ことができます。 53
5 Remote Access Controller の操作 Dell Sytems Baseboard Management Controller(BMC)/Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)は、システムボード 上のさまざまなセンサーと通信して重要なイベントを監視し、一定のパラメータが事前設定されたしきい値を超えたときに アラートとログイベントを送信します。BMC/iDRAC は、業界標準のインテリジェントプラットフォーム管理インタフェース (IPMI)仕様に対応しており、システムをリモートで設定、監視および復旧することができます。 メモ: Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)は、Dell 第 10 世代以降の PowerEdge システムでサポートさ れています。 DRAC は、Dell システムのリモート管理機能、クラッシュしたシステムのリカバリ、電源制御機能などを提供するシステム管 理ハードウェアおよびソフトウェアソリューションです。 Dell Sytems Baseboard Man
リモートアクセスデバイスに対するシステムサポートについての詳細は、dell.
• IP アドレス • IP サブネット • IP ゲートウェイ IPv6 アドレス • IP アドレスソース • IPv6 アドレス 1 • デフォルトゲートウェイ • IPv6 アドレス 2 • リンクのローカルアドレス • DNS アドレスソース • 優先 DNS サーバー • 代替 DNS サーバー メモ: リモートアクセス タブの 追加設定 で IPv4 と IPv6 アドレスプロパティを有効にした場合にのみ、IPv4 と IPv6 ア ドレスの詳細を表示できます。 リモートアクセスデバイスの LAN 接続使用の設定 LAN 接続を通して通信するリモートアクセスデバイスを設定するには、次の操作を行います。 1. モジュラーエンクロージャ → システム / サーバーモジュール → メインシステムシャーシ / メインシステム → リモー トアクセス オブジェクトの順にクリックします。 2. 設定 タブをクリックします。 3.
5. • IPMI オーバー LAN を有効にする • IP アドレスソース • IP アドレス • サブネットマスク • ゲートウェイアドレス • チャネル特権レベルの制限 • 新しい暗号化キー 次の VLAN 設定詳細を設定します。 メモ: VLAN 設定は iDRAC のシステムには該当しません。 6. 7. • VLAN ID を有効にする • VLAN ID • 優先順位 次の IPv4 プロパティを設定します。 • IP アドレスソース • IP アドレス • サブネットマスク • ゲートウェイアドレス 次の IPv6 プロパティを設定します。 • IP アドレスソース • IP アドレス • プレフィックス長 • デフォルトゲートウェイ • DNS アドレスソース • 優先 DNS サーバー • 代替 DNS サーバー メモ: 追加設定 で IPv4 と IPv6 プロパティを有効にした場合にのみ IPv4 と IPv6 アドレスの詳細を設定できます。 8.
対応して、テキストベースのレガシー環境をサポートしています。この環境は、単純なターミナルやターミナルエミュ レータを使用できるように設計されています。 7. 既存のターミナルとの互換性を強化するには、次のカスタマイズを指定します。 • ライン編集 • 削除制御 • エコー制御 • ハンドシェイク制御 • 新しいラインシーケンス 8. • 新しいラインシーケンスの入力 変更の適用 をクリックします。 9. シリアルポート設定ウィンドウに戻る をクリックすると、シリアルポート設定 ウィンドウに戻ります。 リモートアクセスデバイスのシリアルオーバー LAN 接続使用の設定 シリアルオーバー LAN(SOL)接続を介する通信用に BMC/iDRAC を設定するには、次の操作を行います。 1. モジュラーエンクロージャ → システム / サーバーモジュール → メインシステムシャーシ / メインシステム → リモー トアクセスオブジェクト の順にクリックします。 2. 設定 タブをクリックします。 3.
リモートアクセスデバイスユーザーの設定 リモートアクセスページを使ってリモートアクセスデバイスユーザーの設定をするには、次の操作を行います。 1. 2. モジュラーエンクロージャ → システム / サーバーモジュール → メインシステムシャーシ / メインシステム → リモー トアクセスオブジェクト の順にクリックします。 ユーザー タブをクリックします。 リモートアクセスユーザー ウィンドウには、BMC/iDRAC ユーザーとして設定できるユーザーについての情報が表示さ れます。 3. ユーザー ID をクリックすると、新規または既存の BMC/iDRAC ユーザーを設定できます。 リモートアクセスユーザー設定 ウィンドウでは、特定の BMC/iDRAC ユーザーを設定できます。 4. 5.
4. シャットダウン処置を実行するか選択した処置のアラートを生成するプラットフォームイベントを選択し、プラットフ ォームイベントの設定 をクリックします。 プラットフォームイベントの設定 ウィンドウでは、システムがプラットフォームイベントに反応してシャットダウンし た場合の処置を指定できます。 5.
6. 適用 をクリックします。 7.
6 Server Administrator ログ Server Administrator を使用すると、ハードウェア、アラート、およびコマンドなどのログを表示して管理できます。すべて のユーザーが Server Administrator ホームページまたはコマンドラインインタフェースからログにアクセスして、レポートを 印刷できます。ログをクリアするには管理者権限でログインし、ログを指定のサービス連絡先に電子メールで送信するには 管理者権限またはパワーユーザー権限でログインする必要があります。 コマンドラインからのログの表示およびレポートの作成については、dell.
• コマンドログ ハードウェアログ Dell 第 11 世代 PowerEdge システムでは、ハードウェアログを使用してシステムのハードウェアコンポーネントの潜在的な問 題を見つけます。ログファイルが容量の 100 % に達すると、ハードウェアログ状態インジケータが重要状態( )に変わ ります。使用できるハードウェアログは、システムに応じて、Embedded System Management(ESM)ログとシステムイベン トログ(SEL)の 2 つがあります。ESM ログと SEL はそれぞれ、システム管理ソフトウェアにハードウェア状態メッセージ を送ることができる埋め込み命令の一式です。ログにリストされた各コンポーネントには、名前の横に状態インジケータア イコンがあります。 次の表は状態インジケータをリストしています。 表 13.
• イベント ID • イベントがキャプチャされた日時 • イベントのカテゴリ • イベントの説明 メモ: 将来のトラブルシューティングおよび診断目的でログ履歴が必要となる場合があります。そのため、ログファイ ルを保存しておくことをお勧めします。 メモ: OMSA は、重複した SNMP トラップ、またはログ重複イベントをアラートログページまたはオペレーティングシ ステムログファイルに送信する場合があります。重複トラップおよびイベントは、 OMSA サービスが手動で再起動さ れた、またはオペレーティングシステム再起動後に OMSA サービスが起動するときにデバイスセンサーが引き続き異 常状態を示す場合にログされます。 アラートメッセージの詳細に関しては、dell.
7 アラート処置の設定 対応 Red Hat Enterprise Linux および SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムが実行されるシステムにおけるアラート処 置の設定 イベントにアラート処置を設定する場合は、処置でサーバにアラートを表示するよう指定できます。この処置を実行するに は、Server Administrator がメッセージを /dev/console に送信します。Server Administrator システムが X Window System を実 行している場合、メッセージは表示されません。X Windows System を実行中の Red Hat Enterprise Linux システムでアラート メッセージを表示するには、イベントが発生する前に xconsole または xterm -C を起動する必要があります。X Windows System を実行中の SUSE Linux Enterprise Server システムでアラートメッセージを表示するには、イベント発生前に xterm -C などの端末を起動する必要があります
この問題を解決するには、まずコマンドプロセッサ cmd.exe を呼び出してスクリプトを起動します。たとえば、アプリケー ションを実行するアラート処置の値は次のように設定できます。 c:\winnt\system32\cmd.exe /c d:\example\example1.vbs ここで、d:\example\example1.vbs はスクリプトファイルへの完全パスです。 アプリケーションへの絶対パスフィールドには、対話型アプリケーション(グラフィカルユーザーインタフェースを備えた アプリケーションまたはユーザーの入力が必要なアプリケーション)のパスを設定しないでください。一部のオペレーティ ングシステムでは、対話型アプリケーションが意図したように動作しないことがあります。 メモ: cmd.
表 14.
8 トラブルシューティング 接続サービスエラー Red Hat Enterprise Linux では、SELinux is set to enforced mode 場合、Dell Systems Management Server Administrator (SM SA)接続サービスが起動に失敗します。次の手順のいずれかを実行して、このサービスを起動してください。 • SELinux を Disabled モードまたは Permissive モードに設定する。 • SELinux の allow_execstack プロパティを ON 状態に変更する。次のコマンドを実行します: setsebool allow_execstack on • SM SA 接続サービスのセキュリティコンテキストを変更する。次のコマンドを実行します:chcon -t unconfined_execmem_t /opt/dell/srvadmin/sbin/dsm_om_connsvcd ログイン失敗のシナリオ 次のような場合に、管理下システムにログインできないことがあります。 • 無効または誤った IP アドレス
再インストールを強制するには: 1. インストールされている Server Administrator のバージョンを特定します。 2. support.dell.com から、該当するバージョンのインストールパッケージをダウンロードします。 3. srvadmin\windows\SystemsManagement ディレクトリから SysMgmt.msi を見つけます。 4. コマンドプロンプトに次のコマンドを入力して、再インストールを強制します。 msiexec /i SysMgmt.msi REINSTALL=ALL REINSTALLMODE=vamus 5.
サービス名 説明 障害の影響 リカバリメカニズム 重大度 Windows: SM SA Data Manager Linux: dsm_sa_datamgrd (dataeng サービス下で ホストされています) (このサービスは管理 下システム上で実行さ れます。) システムの監視、詳細 なエラーとパフォーマ ンス情報への迅速なア クセスの提供し、シャ ットダウン、起動、セ キュリティを含む監視 下システムのリモート 管理を可能にします。 ユーザーはこれらのサ ービスを実行すること なく GUI/CLI 上でハー ドウェアレベルの詳細 を設定、表示すること はできません。 サービスの再起動 重要 SM SA Data Manager (Windows)Linux: dsm_sa_datamgrd (dataeng サービス下で ホストされています) (このサービスは管理 下システム上で実行さ れます。) オペレーティングシス テムとシステム管理用 のファイルイベントロ グサービスを提供し、 イベントログアナライ ザによっても使用され ます。 このサービスが停止さ れると、イベントログ
9 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項には、Server Administrator に関してよくあるお問い合わせ(FAQ)を掲載しています。 メモ: 以下の質問は、このリリースの Server Administrator に特定のものではありません。 1. Server Administrator からの ESXi 5.x ホスト再起動機能が失敗するのはなぜですか? この問題は VMware スタンドアロンライセンス(SAL)キーに原因があります。詳細に関しては、kb.vmware.com/kb/ kb1026060 のサポート技術情報の記事を参照してください。 2. Server Administrator をインストールするのに必要な最低許可レベルは何ですか? Server Administrator をインストールするには、管理者レベル権限が必要です。パワーユーザーおよびユーザーには、 Server Administrator をインストールする権限がありません。 3.
サーバー(Windows Server オペレーティングシステムが稼動するシステム)では、ITA による検出用に SNMP および CIM のいずれかまたは両方が設定されている可能性があります。インベントリには CIM が必要です。 Linux の場合と同様に、ソフトウェアのアップデートは検出、ポーリングおよび使用プロトコルとは無関係に行われま す。 アップデートのスケジュール時または実行時に求められた管理者レベルの資格情報を使って、ターゲットシステム上の ドライブに対する管理用(ドライブ)共有が確立され、他の場所(別のネットワーク共有など)からコピーされている ファイルはターゲットシステムにコピーされます。その後 WMI 関数が呼び出されて、ソフトウェアアップデートを実行 します。 クライアント / ワークステーションには Server Administrator がインストールされていないため、ターゲットで OpenManage Client Instrumentation を実行するときには CIM 検出が使用されます。 ネットワークプリンタやその他の多くのデバイスでは、デバイスとの通信(主として検出)
これらの RPM のうちいずれかが欠落している場合は、システムで Emulex ネットワークアダプタの検出問題が発生しま す。 15.