Users Guide

仮想ディスクの暗号化
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
仮想ディスクの暗号化 タスクは、暗号化されていない仮想ディスクを暗号化します。この機能は以下の条件を満たすコントローラにのみ適用できます。
暗号化に対応しているPERC H700PERC H710 アダプタ、PERC H710 ミニブレード、PERC H710 ミニモノリシック、PERC H710P アダプタ、
PERC H710P ミニブレード、PERC H710P ミニモノリシック、PERC H800PERC H810 アダプタ、PERC H730 アダプタ、PERC H730 ミニモノリシッ
ク、
PERC H730 ミニブレード、PERC H730P アダプタ、PERC H730P ミニモノリシック、PERC H730P ミニブレード、PERC H730P スリム、PERC
H740P アダプタ、PERC H740P ミニモノリシック、PERC H830 アダプタ、PERC H730P MXPERC H745P MXPERC H840 アダプタ、および
PERC FD33xD/FD33xS
暗号化キーがある
自己暗号化ドライブSED仮想ディスクがある
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード
使用しているコントローラはこの機能をサポートしていますか対応機能」を参照してください。
仮想ディスクの作成ウィザード では、ウィザードの種類と RAID レベルを選択できます。仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード では、使用可能な容
量とコントローラの考慮事項に基づいて適切な仮想ディスク設定を算出します。仮想ディスクの設定を独自で選択するには、詳細設定ウィザード オプ
ションを選択します。
仮想ディスクを作成する前に、「仮想ディスクを作成する前の考慮事項」の情報をよくお読みください。「RAID レベルと連結の選択」も確認してください。
メモ
: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。
1 Server Administrator ウィンドウで、システム > ストレージ の順に展開します
2 コネクタ 0 RAID をクリックします。
コントローラ上の仮想ディスク <コントローラ名> ページ が表示されます。
3 仮想ディスクの作成ウィザードに進む をクリックします。
仮想ディスクの作成ウィザード手順 1<コントローラ名> ページが表示されます。
4 簡易設定ウィザード オプションを選択し、ドロップダウンリストから RAID レベル を選択します。
コントローラによっては、連結 で複数のディスクのストレージ容量を組み合わせたり、1 台の物理ディスクを使用して仮想ディスクを作成したりで
きます。
連結 を使用する際にサポートされる物理ディスクの数の詳細については、「仮想ディスクあたりのディスク数」を参照してください。連結
では、データの冗長性を提供したり、読み取り / 書き込みの性能に影響を及ぼしたりしません。
ストライピング用の RAID 0 を選択します。この選択は、n 台のディスクを n 台分のディスク容量を持つ 1 台の大容量仮想ディスクとしてグルー
プ化します。データは交互にディスクに保管されるため、均等に配分されます。データ冗長性はこのモードでは使用できません。読み取り / 書き
込み性能が向上します。
ディスクのミラーリング用の RAID 1 を選択します。この選択は、2 台のディスクを 1 台分のディスク容量を持つ 1 台の仮想ディスクとしてグループ
化します。データは両方のディスクに複製されます。ディスクが故障しても仮想ディスクは機能し続けます。この機能は、データの冗長性および良
好な読み取り性能を提供しますが、書き込み性能が若干低下します。RAID 1 を使用するには、システムに 2 台以上の物理ディスクが必要で
す。
分散パリティを用いたストライピング用の RAID 5 を選択します。この選択は、n 台のディスクを
n-1
台分のディスクの容量を持つ 1 台の大容
量仮想ディスクとしてグループ化します。ディスクが故障しても仮想ディスクは機能し続けます。この機能は、より良いデータ冗長性と読み取り性
能を提供しますが、書き込み性能は遅くなります。RAID 5 を使用するには、システムに 3 台以上の物理ディスクが必要です。
追加の分散パリティを用いたストライピング用の RAID 6 を選択します。この選択は、n 台のディスクを
n- 2
台分のディスクの容量を持つ 1
の大容量仮想ディスクとしてグループ化します。この仮想ディスクは、最大 2 台のディスク障害時にも機能します。RAID 6 は、読み取り性能が
向上しますが、書き込み性能は遅くなります。
RAID 6 を使用するには、4 台以上の物理ディスクがシステムに必要です。
ミラーセットにまたがったストライピング用の RAID 10 を選択します。この選択は、n 台のディスクを
n/2
台分のディスクの容量を持つ 1 台の大
容量仮想ディスクとしてグループ化します。データは、複製されたミラー型ペアディスク全体でストライプされます。ディスクが故障しても仮想ディス
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