Users Guide

2149
2150
この破損は、コントローラがディスクのスキャンを必要とする操作を実行するときに検出されます。これらのアラートを引き起こす可能性のある操作の例は
次のとおりです。
整合性チェック
再構築
仮想ディスクフォーマット
I/O
再構築を行った結果、または仮想ディスクが劣化状態にある間にアラート 21462150 を受信する場合、バックアップから復元することなく破損ディスク
からデータを回復することはできません。再構築以外の状況でアラート 21462150 を受信する場合は、データ回復が可能である場合があります。これ
らの状況のそれぞれについて次に説明します。
再構築中または仮想ディスクが劣化中にアラート 21462150 を受
信した場合
次の手順を実行します。
1 破損した物理ディスクを交換します。
2 新しい仮想ディスクを作成し、仮想ディスクを完全に再同期化させます。
再同期化が行われている間、仮想ディスクの状態は 再同期中 です。
3 データをバックアップから仮想ディスクに復元します。
入出力、整合性チェック、フォーマットなどの操作中にアラート 2146
2150
を受信した場合
再構築以外の操作を実行中にアラート 21462150 を受信した場合は、データ損失を防ぐために破損ディスクをただちに交換します。
次の手順を行ってください。
1 劣化した仮想ディスクを新しい未使用のテープドライブにバックアップします。
2 破損ディスクを交換します。
3 再構築を行います。
読み取りおよび書き込み操作で問題が発生する
システムがハングする、タイムアウトする、または読み取りと書き込み書き操作でその他の問題が起きる場合、コントローラケーブルまたはデバイスに問題
がある可能性があります。
タスクメニューオプションが表示されない
タスクメニューは同じタスクオプションを常に表示するとは限りません。一部のタスクは特定タイプのオブジェクトや特定の時点にのみ有効です。例えば、
合性チェックタスク は冗長仮想ディスクでのみ実行できます。同様に、ディスクが既にオフラインの場合、オフラインタスクオプションは表示されません。
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トラブルシューティング