Users Guide

4 コントローラタスク ドロップダウンメニューから 外部設定操作 を選択します。
5 実行 をクリックします。
外部設定のインポート
一部のコントローラでは外部設定のインポートが可能で、物理ディスクの移動後も仮想ディスクが喪失されません。
準備完了 または 劣化 状況の仮想ディスクを含む外部設定のみインポートができます。つまり、すべての仮想ディスクデータが存在する必要があります
が、仮想ディスクが冗長 RAID レベルを使用している場合は追加の冗長データは不要です。
たとえば、外部設定に RAID 1 仮想ディスクのミラーリングの片方のみが含まれる場合、仮想ディスクは 劣化 状況なのでインポートできます。一方、元は
3 台の物理ディスクを使用する RAID 5 として設定された物理ディスク 1 台のみが外部設定に含まれる場合、RAID 5 仮想ディスクが 失敗 状況にあ
り、インポートできません。
仮想ディスクの他に、コントローラには、1 台のコントローラでホットスペアとして割り当てられた後、別のコントローラに移動された物理ディスクが含まれる場
合があります。
外部設定のインポート タスクは新しい物理ディスクをホットスペアとしてインポートします。物理ディスクが以前のコントローラで専用ホットス
ペアとして設定されたがホットスペアが割り当てられた仮想ディスクが外部設定に存在しないという場合、物理ディスクはグローバルホットスペアとしてインポ
ートされます。
コントローラが外部設定を検出した場合にのみ 外部設定のインポート タスクが表示されます。物理ディスクの状況をチェックして、物理ディスクに外部
設定
仮想ディスクまたはホットスペアが含まれるかを識別することもできます。物理ディスク状況が 外部 の場合、物理ディスクに仮想ディスクのすべて
または一部が含まれるか、ホットスペア割り当てがあります。
インポートできない不完全な外部設定がある場合は、外部設定のクリア オプションを使用して物理ディスク上の外部データを消去できます。
メモ
: 外部設定のインポートタスクは、コントローラに追加された物理ディスクにあるすべての仮想ディスクをインポートします。複数の外部仮
想ディスクが存在する場合は、全設定がインポートされます。
外部設定のインポートまたはリカバリ
リカバリ操作では、劣化、障害、欠落仮想ディスクを正常な状態に回復しようとします。仮想ディスクは、電力損失、ケーブル接続の障害、またはその他
の障害によってコントローラとの通信が途絶えると、劣化、障害、または欠落状況になります。リカバリ操作の完了後は、再構築またはバックグラウンド初
期化が自動的に開始される場合があります。
仮想ディスクのデータはリカバリ後に非整合になる場合があります。外部設定のインポート / リカバリ タスクの完了後は仮想ディスクのデータを検証して
ください。
場合によっては、仮想ディスクデータが不完全なため、仮想ディスクをリカバリできないこともあります。
外部設定をインポートまたはリカバリするには、次の手順を実行します。
インポート / リカバリ をクリックして、コントローラに取り付けられた物理ディスク上の全仮想ディスクをインポートまたは回復します。
外部設定をインポートまたはリカバリせずに終了するには、キャンセル をクリックします。
Storage Management での外部設定のインポートまたはリカバリの検索方法
ファームウェアバージョン 6.1 以降の SAS コントローラの場合
1 Server Administrator ウィンドウのシステムツリーで、ストレージ を展開して、コントローラオブジェクトを表示します。
2 コントローラオブジェクトを選択します。
コントローラ
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