Users Guide

不均等スパンでの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成
不均等スパンでの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成機能は、Storage Management ユーザーインタフェースUIとコマンドラインインタフェースCLI
で使用できます。Storage Management CLI の詳細については、『Server Administrator コマンドラインインタフェースユーザーズガイド』を参照してくださ
い。
選択された最小および均等数の物理ディスク数に基づいて、PERC 9 ハードウェアコントローラ上のファームウェアが、優先されるスパンのレイアウ
トを推奨します。
メモ: Storage Management CLI からの RAID レベル 10 仮想ディスクの作成コマンドは、PERC 9 および PERC 10 ハードウェアコン
トローラ上のオプションパラメータ
spanlength をサポートしません。
詳細設定ウィザード は、PERC 9 ハードウェアコントローラ上での RAID レベル 10 仮想ディスクの作成でスパンの長さを選択するオプションを提供し
ません。
PERC 9 ハードウェアコントローラの 簡易設定ウィザード で作成された RAID レベル 10 仮想ディスクのスパンレイアウトには、PERC 9 ハードウェアコ
ントローラのファームウェアによって推奨されたスパンレイアウトが使用されます。
メモ: Storage Management では、RAID レベル 10 の仮想ディスクの作成に、PERC 9 ハードウェアコントローラファームウェア推奨の
スパンレイアウトが使用されます。
PERC 9 ハードウェアコントローラファームウェア推奨のレイアウトは、同じ物理ディスクのセットで同じです。
インテリジェントミラーリング 機能は、PERC 9 コントローラ以降の PERC コントローラではサポートされていません。
PERC 9 ハードウェアコントローラで 詳細設定ウィザード を使用して仮想ディスクを作成する場合、 選択された物理ディスク の下のスパンのレイアウ
ト情報は表示されません。
PERC 9 ハードウェアコントローラでのスライスされた RAID レベル 10 仮想ディスクの作成では、均等スパンがサポートされます。
詳細設定ウィザード を介した、RAID レベル 10 仮想ディスク用に選択された物理ディスクのグループ化は、PERC 9 ハードウェアコントローラではサポ
ートされていません。
外部構成を PERC 9 ハードウェアコント以前から PERC 9 ハードウェアコントローラにインポートする場合、RAID レベル 10 仮想ディスクハードウェアの
スパンレイアウトは同じです。
RAID レベル 10 仮想ディスクの外部構成を PERC 9 ハードウェアコントローラから別の PERC 9 ハードウェアコントローラにインポートする場合、スパン
レイアウトは変更されません。
メモ: 外部構成 RAID レベル 10 仮想ディスク以外 PERC 9 ハードウェアコントローラから PERC 9 以前のハードウェアコントロ
ーラにインポートすることはサポートされません。
関連タスク
仮想ディスク作成の簡易設定ウィザード
仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード
アドバンスドフォーマット 4KB セクタハードディスクドライブ
のサポート
Storage Management での PERC 9 シリーズハードウェアコントローラのサポート導入により、レガシー 512B セクタハードディスクドライブを使用するユー
ザーがアドバンスドフォーマット
4KB セクタハードディスクドライブに移行することが可能になりました。4KB セクタハードディスクドライブは、8 台の 512B セク
タハードディスクドライブに保存されていたデータを 1 つの 4096B4Kセクタに統合することにより、ストレージ表面メディアをより効率的に活用します。
4KB セクタハードディスクドライブのデータ統合機能は、データ効率性とエラー訂正機能の向上を実現します。
Storage Management PERC 9 ハードウェアコントローラに接続された 4KB セクタハードディスクドライブでの仮想ディスクの作成をサポートします。
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PERC 9 および PERC 10 ハードウェアコントローラのサポート