Dell OptiPlex 5055 Tower オーナーズマニュアル 規制モデル: D18M 規制タイプ: D18M004
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2018 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。Dell、EMC、およびその他の商標は Dell Inc.またはその子会社の商標です。その他の商標は、それぞ れの所有者の商標である可能性があります。 2018 - 02 Rev.
目次 1 コンピュータ内部の作業.................................................................................................................................... 6 安全にお使いいただくために................................................................................................................................................. 6 コンピュータの電源を切る..................................................................................................................................................... 6 コンピュータの電源を切る — Windows 10...........
電源装置ユニット(PSU)の取り付け....................................................................................................................... 30 イントルージョンスイッチ....................................................................................................................................................... 30 イントルージョンスイッチの取り外し.................................................................................................................................31 イントルージョンスイッチの取り付け......................................
ブートメニュー................................................................................................................................................................53 セットアップユーティリティのオプション............................................................................................................................. 53 仕様...................................................................................................................................................................................
1 コンピュータ内部の作業 安全にお使いいただくために 身体の安全を守り、コンピュータを損傷から保護するために、次の安全に関する注意に従ってください。特に指示がない限り、本書に含まれるそれぞれの 手順では以下の条件を満たしていることを前提とします。 • コンピュータに付属の「安全に関する情報」を読んでいること。 • コンポーネントは交換可能であり、別売りの場合は取り外しの手順を逆順に実行すれば、取り付け可能であること。 警告: すべての電源を外してから、コンピュータカバーまたはパネルを開きます。コンピュータ内部の作業が終わったら、カバー、パネル、ネジをす べて取り付けてから、電源に接続します。 警告: コンピューター内部の作業を始める前に、お使いのコンピューターに付属しているガイドの安全にお使いいただくための注意事項をお読 みください。安全にお使いいただくためのベストプラクティスの追加情報に関しては、規制順守ホームページ www.dell.
コンピュータ内部の作業を始める前に コンピュータの損傷を防ぐため、コンピュータ内部の作業を始める前に、次の手順を実行してください。 1 「安全にお使いいただくための注意」を必ずお読みください。 2 コンピュータのカバーに傷がつかないように、作業台が平らであり、汚れていないことを確認します。 3 「コンピュータの電源を切る」を必ずお読みください。 4 コンピュータからすべてのネットワークケーブルを外します。 注意: ネットワークケーブルを外すには、まずケーブルのプラグをコンピュータから外し、次にケーブルをネットワークデバイスから外します。 5 コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから外します。 6 システムのコンセントが外されている状態で、電源ボタンをしばらく押して、システム基板の静電気を除去します。 メモ: 静電気放出による損傷を避けるため、静電気防止用リストバンドを使用するか、またはコンピュータの裏面にあるコネクタに触れな がら塗装されていない金属面に定期的に触れて、静電気を身体から除去してください。 コンピュータ内部の作業を終えた後に 取り付け手順が完了
2 シャーシ シャーシ正面図 1 電源ボタンおよび電源ライト 2 ハードドライブ動作ライト 3 メモリカードリーダー(オプション) 4 オプティカルドライブ(オプション) 5 ヘッドセットポート 6 USB 2.0 ポート(PowerShare 付属) 7 USB 2.0 ポート 8 USB 3.
シャーシ背面図 - Radeon R7 A シリーズ APU 1 ライン出力ポート 2 ディスプレイポート 3 シリアルポート 4 PS/2 キーボードのポート 5 USB 3.1 Gen1 ポート 6 USB 2.
3 コンポーネントの取り外しと取り付け このセクションには、お使いのコンピュータからコンポーネントを取り外し、取り付ける手順についての詳細な情報が記載されています。 推奨ツール 本マニュアルの手順には以下のツールが必要です。 • 小型のマイナスドライバ • #1 プラスドライバ • 小型のプラスチックスクライブ 背面カバー カバーの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 カバーを取り外すには、次の手順を実行します。 a b 10 青色のタブをスライドさせて、カバーをコンピュータから外します [1]。 カバーをコンピュータの背面に向けてスライドさせます [2]。 コンポーネントの取り外しと取り付け
3 カバーを持ち上げてコンピュータから取り外します。 コンポーネントの取り外しと取り付け 11
カバーの取り付け 1 コンピュータにカバーをセットし、カチッと所定の位置に収まるまで前方にスライドさせます。 2 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 前面ベゼル 前面ベゼルの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 カバーを取り外します。 3 前面ベゼルを取り外すには、次の手順を実行します。 a b タブを持ち上げてベゼルをシャーシから外します [1]。 ベゼルを押して、シャーシから取り外します [2]。 メモ: ベゼルを持ち上げる前に、ベゼルの下にあるタブが外されていることも確認してください。 12 コンポーネントの取り外しと取り付け
4 前面ベゼルを持ち上げてコンピュータから取り外します。 コンポーネントの取り外しと取り付け 13
前面ベゼルの取り付け 1 シャーシフレーム底部のタブホルダの位置に合わせてベゼルを配置します。 2 タブがカチッと所定の位置に収まるまで、ベゼルを押し込みます。 3 カバーを取り付けます。 4 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 前面パネルドア 前面パネルドアを開く 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a b カバー 前面ベゼル 注意: 前面パネルドアは限られた範囲内でしか開きません。最大許容範囲については、前面パネルドアに貼られている印刷画像を 参照してください。 3 前面パネルドアを引いて開きます。 14 コンポーネントの取り外しと取り付け
ストレージデバイス 3.
メモ: ドライブケージのクリップからケーブルを外します。 b c 16 前面パネルドアをスライドさせます。 金属プレートを取り外します。 コンポーネントの取り外しと取り付け
d 青色のタブを押して [1]、ハードドライブアセンブリをコンピュータから引き出します [2]。 コンポーネントの取り外しと取り付け 17
メモ: 5.25 インチハードドライブを同じドライブベイに取り付けることも可能なため、タブに 5.25 インチと示されていることもありま す。 ハードドライブブラケットからの 3.
ハードドライブブラケットへの 3.5 インチハードドライブの取り付け 1 ハードドライブブラケットの側面を曲げて、ブラケットのピンをハードドライブに合わせて挿入します。 2 ハードドライブをカチッと所定の位置に収まるまで、ハードドライブブラケットに挿入します。 3 次のコンポーネントを取り付けます。 a b c 4 ハードドライブアセンブリ 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 3.5 インチハードドライブアセンブリの取り付け 1 ハードドライブアセンブリをカチッと所定の位置に収まるまで、コンピュータのスロットに差し込みます。 2 金属プレートをセットします。 3 SATA ケーブルと電源ケーブルをハードドライブのコネクタに接続します。 4 次のコンポーネントを取り付けます。 a b 5 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 2.
ハードドライブブラケットからの 2.5 インチハードドライブの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a b c 3 カバー 前面ベゼル 2.
ハードドライブブラケットへの 2.5 インチハードドライブの取り付け 1 ハードドライブブラケットの側面を曲げて、ブラケットのピンをハードドライブに合わせて挿入します。 2 ハードドライブをカチッと所定の位置に収まるまで、ハードドライブブラケットに挿入します。 3 次のコンポーネントを取り付けます。 a b c 4 2.5 インチハードドライブアセンブリ 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 2.
b 前面パネルドアを閉じます [2]。 c 青色のリリースタブを押して [1]、オプティカルドライブをコンピュータから引き出します [2]。 コンポーネントの取り外しと取り付け
オプティカルドライブの取り付け 1 オプティカルドライブをカチッと所定の位置に固定されるまで、オプティカルドライブベイに差し込みます。 2 前面パネルドアを開きます。 3 データケーブルと電源ケーブルをドライブケージの下に配線します。 4 データケーブルと電源ケーブルをオプティカルドライブのコネクタに接続します。 5 前面パネルドアを閉じます。 6 次のコンポーネントを取り付けます。 a b 7 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 M.2 PCIe SSD オプションの M.
b 前面ベゼル 3 前面パネルドアを取り外します。 4 M.2 PCIe SSD を取り外すには、次の手順を実行します。 a b M.2 PCIe SSD をシステム基板に固定している青色のプラスチックタブを引き抜きます [1]。 M.2 PCIe SSD をシステム基板上のコネクタから外します [2]。 オプションの M.2 PCIe SSD の取り付け 1 M.2 PCIe SSD をコネクタに挿入します。 2 青色のプラスチックのピンを押して M.
SD カード SD カードリーダーの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a b カバー 前面ベゼル 3 前面パネルドアを取り外します。 4 SD カードリーダーを取り外すには、次の手順を実行します。 a b SD カードリーダーケーブルをシステム基板のコネクタから外します [1]。 SD カードリーダーを前面パネルドアに固定しているネジ(6+/-1)を外します [2]。 c SD カードリーダーを持ち上げてコンピュータから取り外します [3]。 メモ: ネジは SD カードの下にあります。 コンポーネントの取り外しと取り付け 25
SD カードリーダーの取り付け 1 SD カードリーダーをシステム基板のスロットに挿入します。 2 ネジ(6+/-1)を締めて SD カードリーダーを前面パネルドアに固定します。 メモ: ネジホルダは SD カードリーダーの下にあります。 3 SD カードリーダーケーブルをシステム基板のコネクタに接続します。 4 前面パネルドアを閉じます。 5 次のコンポーネントを取り付けます。 a b 6 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 メモリモジュール メモリモジュールの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a b カバー 前面ベゼル 3 前面パネルドアを取り外します。 4 メモリモジュールを取り外すには、次の手順を実行します。 a b メモリモジュールの両側にあるタブを押します。 システム基板のコネクタからメモリモジュールを持ち上げます。 メモリモジュールの取り付け 1 メモリモジュールの切り込みをコネクタのタブに合わせます。 2 メモリモジュールを
拡張カード PCIe 拡張カードの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a b カバー 前面ベゼル 3 前面パネルドアを取り外します。 4 PCIe 拡張カードを取り外すには、次の手順を実行します。 a b リリースラッチを引いて、 PCIe 拡張カードのロックを解除します [1]。 リリースタブを押し [2]、PCIe 拡張カードを持ち上げてコンピュータから取り外します [3]。 メモ: リリースタブは拡張カードの底部にあります。 5 他の PCIe 拡張カードを取り外すには、上記の手順を繰り返します。 コンポーネントの取り外しと取り付け 27
PCIe 拡張カードの取り付け 1 リリースラッチを後方に引いて開きます。 2 ドライバを PCIe ブラケットの穴に差し込んで強く押し込み、ブラケットを外します [2]。さらに、ブラケットを持ち上げてコンピュータから取り外します。 メモ: PCIe ブラケット(2 および 4)を取り外すには、コンピュータの内側からブラケットを上方向に押して外し、ブラケットを持ち上げてコ ンピュータから取り外します。 3 PCIe 拡張カードをシステム基板のコネクタに差し込みます。 4 所定の位置にカチッと収まるまで、カード固定ラッチを押して、PCIe 拡張カードを固定します。 5 他の PCIe 拡張カードを取り付けるには、上記の手順を繰り返します。 6 リリースラッチを閉じます。 7 前面パネルドアを閉じます。 8 次のコンポーネントを取り付けます。 a b 9 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 電源装置ユニット 電源装置ユニット(PSU)の取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネント
5 PSU を取り外すには、次の手順を実行します。 a リリースタブを押します [1]。 メモ: リリースタブは PSU の底部にあります。 b PSU をスライドさせて持ち上げ、コンピュータから取り外します [2]。 コンポーネントの取り外しと取り付け 29
電源装置ユニット(PSU)の取り付け 1 PSU を PSU スロットに挿入して、所定の位置にカチッと収まるまでコンピュータの背面に向かってスライドさせます。 2 PSU をコンピュータに固定するネジ(6+/-1)を取り付けます。 3 PSU ケーブルを固定クリップに通して配線します。 4 PSU ケーブルをシステム基板のコネクタに接続します。 5 前面パネルドアを閉じます。 6 次のコンポーネントを取り付けます。 a b 7 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 イントルージョンスイッチ 30 コンポーネントの取り外しと取り付け
イントルージョンスイッチの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a b カバー 前面ベゼル 3 前面パネルドアを取り外します。 4 イントルージョンスイッチを取り外すには、次の手順を実行します。 a b c イントルージョンスイッチケーブルをシステム基板上のコネクタから外します [1]。 イントルージョンスイッチケーブルの配線をケーブルホルダから外します。 イントルージョンスイッチをスライドさせて、押し込んでコンピュータから取り外します [2]。 イントルージョンスイッチの取り付け 1 イントルージョンスイッチをコンピュータのスロットに挿入します。 2 イントルージョンスイッチケーブルをケーブルホルダを通して配線します。 3 イントルージョンスイッチケーブルをシステム基板上のコネクタに接続します。 コンポーネントの取り外しと取り付け 31
4 前面パネルドアを閉じます。 5 次のコンポーネントを取り付けます。 a 前面ベゼル b カバー 6 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 電源スイッチ 電源スイッチの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a カバー b 前面ベゼル 3 前面パネルドアを取り外します。 4 電源スイッチを取り外すには、次の手順を実行します。 a 電源スイッチケーブルをシステム基板から外します [1]。 b プラスチックスクライブを使用して、固定クリップから電源スイッチケーブルを取り外します [2]。 c プラスチックスクライブでリリースタブを押して、電源スイッチをコンピュータ前面から引き出します [3]。 d 前面パネルドアを閉じます [4]。 32 コンポーネントの取り外しと取り付け
5 電源スイッチをコンピュータから引き出します。 電源スイッチの取り付け 1 電源スイッチをコンピュータ前面からスロットに挿入し、カチッと所定の位置に収まるまで押し込みます。 2 ケーブルとコネクタのピンの位置を合わせてケーブルを接続します。 3 前面パネルドアを閉じます。 4 次のコンポーネントを取り付けます。 a b 5 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 スピーカー スピーカーの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a カバー コンポーネントの取り外しと取り付け 33
b 前面ベゼル 3 前面パネルドアを取り外します。 4 スピーカーを取り外すには、次の手順を実行します。 34 a b スピーカーケーブルをシステム基板のコネクタから外します [1]。 前面パネルドアを閉じます [2]。 c リリースタブを押し [1]、スピーカーモジュールをスロットから引き出します [2]。 コンポーネントの取り外しと取り付け
スピーカーの取り付け 1 スピーカーをスロットに挿入します。 2 所定の位置にカチッと収まるまで、スピーカーモジュールを押し込みます。 3 スピーカーケーブルをシステム基板のコネクタに接続します。 4 前面パネルドアを閉じます。 5 次のコンポーネントを取り付けます。 a b 6 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 コイン型電池 コイン型電池の取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a カバー コンポーネントの取り外しと取り付け 35
b c 前面ベゼル 拡張カード 3 前面パネルドアを取り外します。 4 コイン型電池を取り外すには、次の手順を実行します。 a b コイン型電池が外れるまで、プラスチックスクライブを使用してリリースラッチを押します [1]。 コイン型電池をシステム基板のコネクタから取り外します [2]。 コイン型電池の取り付け 1 コイン型電池の(+)記号側を上に向け、コネクタのプラス側にある固定タブの下に挿入します。 2 所定の位置にロックされるまでバッテリーをコネクタに押し込みます。 3 前面パネルドアを閉じます。 4 次のコンポーネントを取り付けます。 a b c 5 拡張カード 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 36 コンポーネントの取り外しと取り付け
ヒートシンクアセンブリ ヒートシンクアセンブリの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a b カバー 前面ベゼル 3 前面パネルドアを取り外します。 4 ヒートシンクアセンブリを取り外すには、次の手順を実行します。 a b ヒートシンクアセンブリのケーブルを、システム基板のコネクタから外します [1]。 ヒートシンクアセンブリをシステム基板に固定している拘束ネジ(6+/-1)を緩めます [2]。 c ヒートシンクアセンブリを持ち上げてコンピュータから取り外します [3]。 メモ: システム基板に記載されている番号順にネジを緩めます。 コンポーネントの取り外しと取り付け 37
ヒートシンクアセンブリの取り付け 1 ヒートシンクアセンブリのネジをシステム基板のホルダに合わせます。 2 ヒートシンクアセンブリをプロセッサにセットします。 3 ヒートシンクアセンブリをシステム基板に固定する拘束ネジ(6+/-1)を取り付けます。 メモ: システム基板に示されている順番でネジを締めます。 4 ヒートシンクアセンブリのケーブルを、システム基板のコネクタに接続します。 5 前面パネルドアを閉じます。 6 次のコンポーネントを取り付けます。 a b 7 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 プロセッサ プロセッサの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a b 3 カバー 前面ベゼル 前面パネルドアを開きます。 4 ヒートシンクアセンブリを取り外します。 5 プロセッサを取り外すには: a b c レバーを押し下げてプロセッサシールドのタブの下からソケットレバーを外します [1]。 レバーを持ち上げて、プロセッサシールドを持ち上げます
プロセッサの取り付け 1 プロセッサをソケットキーに合わせます。 注意: プロセッサは強く押し込まないでください。プロセッサの位置が合っていれば、簡単にソケットに入ります。 2 プロセッサのピン 1 インジケータをソケットの三角形に揃えます。 3 プロセッサのソケットがソケットキーに合うように、プロセッサをソケットに置きます。 4 プロセッサシールドを固定ネジの下にスライドさせて閉じます。 5 ソケットレバーを下げてタブの下に押して込んでロックします。 6 ヒートシンクアセンブリを取り付けます。 7 前面パネルドアを閉じます。 8 次のコンポーネントを取り付けます。 a b 9 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 コンポーネントの取り外しと取り付け 39
システムファン システムファンの取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a b c カバー 前面ベゼル イントルージョンスイッチ 3 前面パネルドアを開きます。 4 システムファンを取り外すには、次の手順を実行します。 a b c d 40 システム基板上のコネクタからシステムファンケーブルを外します [1]。 イントルージョンスイッチケーブルをシステムファンに固定しているテープをはがし、ケーブルを取り外します。 ファンをコンピュータに固定しているグロメットを広げると、ファンの取り外しが容易になります [2]。 システムファンをコンピュータから引き出します [3]。 コンポーネントの取り外しと取り付け
システムファンの取り付け 1 グロメットをシャーシフレームのスロットに挿入します。 2 ケーブルがコンピュータの底面を向くようにしてシステムファンを持ちます。 3 システムファンの溝をシャーシ側面のグロメットに合わせます。 4 グロメットを対応するシステムのファンの溝に通します。 5 グロメットを広げ、所定の位置にロックされるまでシステムファンをコンピュータの方向にスライドさせます。 メモ: 最初に下の 2 つのグロメットを取り付けます。 6 粘着テープを使用してイントルージョンスイッチケーブルをシステムファンに固定します。 7 システムファンケーブルをシステム基板のコネクタに接続します。 8 前面パネルドアを閉じます。 9 次のコンポーネントを取り付けます。 a b c 10 イントルージョンスイッチ 前面ベゼル カバー 「コンピュータ内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 システム基板 システム基板の取り外し 1 「コンピュータ内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2 次のコンポーネントを取り外します。 a b カバー 取り外し 3 前面パネ
6 システム基板から以下のケーブルを外します。 a PSU [1] b 電源スイッチ[2] c スピーカ[3] d PSU [4] e 光学ドライブとハードドライブの電源供給[5] f システムファン[6] g イントルージョンスイッチ[7] 42 コンポーネントの取り外しと取り付け
7 システム基板を取り外すには、次の手順を実行します。 a システム基板をコンピュータに固定しているネジ(6+/-1)を外します。 コンポーネントの取り外しと取り付け 43
b 44 システム基板をスライドさせて持ち上げ、コンピュータから取り外します[2]。 コンポーネントの取り外しと取り付け
システム基板の取り付け 1 システム基板の両端をつかみ、コンピュータの背面に対して位置を調整します。 2 システム基板の背面にあるコネクタがシャーシのスロットと揃い、システム基板のネジ穴がコンピュータの突起と揃うまで、システム基板をシャーシに下 ろします。 3 システム基板をコンピュータに固定するネジ(6+/-1)を取り付けます。 4 すべてのケーブルを配線クリップを通して配線します。 5 ケーブルとシステム基板上のコネクタのピンの位置を合わせて、次のケーブルをシステム基板に接続します。 a b c d e f g 6 イントルージョンスイッチ システムファン オプティカルドライブとハードドライブの配電用ケーブル PSU(2 本のケーブル) オプティカルドライブとハードドライブのケーブル(4 本のケーブル) スピーカー 電源スイッチ 粘着テープを使用してイントルージョンスイッチケーブルをシステムファンに固定します。 コンポーネントの取り外しと取り付け 45
7 システムファンケーブルをシステム基板のコネクタに接続します。 8 前面パネルドアを閉じます。 9 次のコンポーネントを取り付けます。 a b c d e f 10 前面パネルドアを閉じます。 a b 11 メモリモジュール M.
4 テクノロジとコンポーネント この章では、システムで使用可能なテクノロジーとコンポーネントの詳細について説明します。 トピック: • AMD PT B350 • AMD Radeon R7 M450 • AMD Radeon R5 M430 • USB の機能 • DDR4 AMD PT B350 AMD B350 • チップセットは、柔軟性とオーバークロックの制御を重視しているが、マルチ GPU 構成で必要な最大 PCIe 帯域幅を必要としないパワーユーザーにと って最適です。 • AMD ソケット AM4 は、最速の DDR4 メモリを対象とした、新しい未来志向の企業向けプラットフォームです。 • SATA および USB でプロセッサと直接接続でき、実環境の柔軟性を考慮して構成可能な新しい AM4 プラットフォームでは、最先端の機能が活用 されています。 仕様 表 1. 仕様 仕様 詳細 PCI Express Gen 3 グラフィックス x16 x 1(AMD Ryzen™)、x8 x 1(A シリーズ /AMD Athlon™) USB 3.
キー仕様 次の表に、AMD Radeon R7 M450 の主な仕様を示します。 表 2. キー仕様 仕様 AMD Radeon R7 M450 製品ライン AMD API のサポート DirectX 12、OpenCL 1.2、OpenGL 4.3 クロック速度 925 MHz バス幅 128 ビット メモリクロックスピード 1.125 GHz テクノロジ DDR3 SDRAM 外部最大解像度 1920 x 1080 インタフェースのタイプ PCI Express 3.0 x16 AMD Radeon R5 M430 AMD Radeon R5 M430 はラップトップ向けのエントリーレベルのグラフィックスカードで、旧モデルの Radeon R5 M330/M335 または R7 M340 をベース にしています。 キー仕様 次の表に、AMD Radeon R5 M430 の主な仕様を示します。 表 3.
下記の表を参照して USB の進化について簡単に振り返ります。 表 4. USB の進化 タイプ データ転送速度 カテゴリ 導入された年 USB 3.0/USB 3.1 Gen 2 5 Gbps Super Speed 2010 年 USB 2.0 480 Mbps High Speed 2000 USB 3.1 Gen 1(SuperSpeed USB) USB 2.0 は長年にわたり、約 60 億台の機器が販売された PC の世界において、事実上の標準インタフェースとして確固たる地位を守ってきました。し かし、コンピューティングハードウェアの高速化が進み、帯域幅の需要が増大する中で、高速化に対するニーズはさらに高まっています。その中で USB 3.1 Gen 1 は、ようやくユーザーのニーズに応えることができました。従来の USB よりも速度が理論上 10 倍向上したのです。USB 3.
高精細のビデオコンテンツ、テラバイト規模のストレージデバイス、高解像度のデジタルカメラなどにより、今日では、データ転送に対する要求がますます 高まっており、USB 2.0 の速度では十分でない状況が生じています。さらに、USB 2.0 接続では理論上の最大スループットである 480 Mbps に近づくこ とさえできず、320 Mbps(40 MB/秒)前後でデータ転送を行っており、これが実際の環境での最大スループットになっています。同様に、USB 3.1 Gen 1 接続も 4.8 Gbps を達成することはないでしょう。しかし、400 MB/秒(オーバーヘッドを含む実環境での最大速度)は達成できるかもしれません。こ れは USB 2.0 の 10 倍です。 アプリケーション USB 3.
Windows 8/10 は USB 3.1 Gen 1 コントローラをネイティブでサポートしています。これは、USB 3.1 Gen 1 コントローラ用のドライバを別途必要とする、旧 バージョンの Windows とは対照的です。 Microsoft は、Windows 7 で USB 3.1 Gen 1 をサポートすることを発表しました。ただし、即時リリースではなく、次回以降の Service Pack または更新 プログラムで対応する予定です。Windows 7 での USB 3.1 Gen 1 のサポートが正常にリリースされた後、Vista でも SuperSpeed がサポートされるように なると考えるのは当然です。その証拠として、Microsoft は、Vista も USB 3.
DDR4 モジュールはエッジがカーブしているため、容易に挿入することができます。また、メモリの取り付け時に PCB にかかる応力を緩和できます。 図 3.
5 セットアップユーティリティ セットアップユーティリティでは、デスクトップハードウェアの管理と BIOS レベルオプションの指定を行うことができます。セットアップユーティリティから実行でき る操作は次のとおりです。 • ハードウェアの追加または削除後に NVRAM 設定を変更する。 • システムハードウェアの構成を表示する。 • 内蔵デバイスの有効 / 無効を切り替える。 • パフォーマンスと電力管理のしきい値を設定する。 • コンピュータのセキュリティを管理する。 トピック: • BIOS の概要 • 仕様 BIOS の概要 ブートメニュー Dell ™ ロゴが表示されている間に を押すと、ワンタイム起動メニューが表示されます。このメニューには、システムで有効な起動デバイスの一覧が 表示されます。診断および BIOS セットアップのオプションも表示されます。システムに存在するブータブルデバイスによって、起動メニューに一覧表示され るデバイスは異なります。このメニューは、特定のデバイスで起動を試行する場合や、システムの診断を起動する場合に便利です。起動メニューを使用し
表 5.
オプション 説明 メモ: お使いのコンピュータおよび取り付けられているデバイスによっては、本項に一覧表示された項 目の一部がない場合があります。 Serial Port(シリアルポート) SATA Operation Drives オプションは次のとおりです。 • COM1(デフォルトで有効) • COM2(デフォルトで無効) • COM3(デフォルトで無効) • COM4(デフォルトで無効) 統合ハードドライブコントローラの動作モードを設定することができます。 • Disabled(無効) = SATA コントローラは非表示 • AHCI(デフォルトで有効) • RAID ON = SATA は RAID モードをサポートするように構成されます(デフォルトで無効)。 各種オンボードドライブを有効または無効に設定することができます。 • • • • • • SATA-0(デフォルトで有効) SATA-1 SATA-2 SATA-3 SATA-4 M.
表 7. ビデオ オプション 説明 Multi-Display このオプションはデフォルトで選択されています。 Primary Display 複数のコントローラがシステムで利用可能なときに、プライマリディスプレイを選択できます。 • • Auto(自動)(デフォルト) Integrated Graphics メモ: Auto(自動)を選択しない場合は、オンボードグラフィックスデバイスが存在し、有効に設定さ れます。 表 8.
オプション Chassis Intrusion Admin Setup Lockout 説明 • Deactivate(非アクティブ) - このオプションはデフォルトで選択されています。 • Disable(無効) • Activate(アクティブ) オプションは次のとおりです。 • 無効(デフォルト) • Enable(有効) • On-Silent(オンサイレント) 管理者パスワードが設定されている場合、セットアップユーティリティを起動するオプションを有効または無効にす ることができます。このオプションは、デフォルトでは設定されていません。 表 9.
表 11.
オプション 説明 • Extend BIOS POST Time Full Screen logo Continue on Warnings and Errors(警告およびエラーの検出でも続行) オプションは次のとおりです。 • 0 秒(デフォルト) • 5秒 • 10 秒 このオプションはデフォルトで無効に設定されています。 表 13. 仮想化サポート オプション 説明 AMD-V Technology このオプションはデフォルトで有効化されています。 AMD-VI Technology このオプションはデフォルトで有効化されています。 表 14.
仕様 メモ: 提供されるものは地域により異なる場合があります。コンピュータの構成に関する詳細は: • Windows 10 の場合は、スタート > 設定 > システム > バージョン情報 の順にクリックまたはタップします。 表 17. チップセット 特長 仕様 チップセット AMD B350 チップセット 表 18. メモリ 特長 仕様 メモリのタイプ DDR4 メモリ速度 最大 2400 MHz メモリコネクタ DIMM スロット(4) メモリ容量 最大 64 GB 最小メモリ 2 GB(Linux OS のみ) 最大メモリ 64 GB 表 19. ビデオ 特長 仕様 内蔵(A シリーズ APU のみ) AMD グラフィックス(Radeon R7 PRO A12-9800、A10-9700、A8-9600、 A6-9500 搭載) オプション • • • 1 GB AMD Radeon R5 430 2 GB AMD Radeon R5 430 4 GB AMD Radeon R7 450 表 20.
表 22. 拡張バス 特長 仕様 バスのタイプ USB 2.0、USB 3.1 Gen 1、SATA 3、および PCle Gen 3 まで バス速度 • • • • USB 2.0 – 480 Mbps USB 3.1 Gen 1 – 5 Gbps SATA 3.0 – 6 Gbps PCIe – 8 Gbps 表 23. カード 特長 仕様 WLAN カード • • • Intel Wireless-AC 8265 2x2 Intel Wireless-AC 3165 1x1 Bluetooth 4.1 メモ: 最適なパフォーマンスを得るために、5 GHz 標準に対応するアクセ スポイントでワイヤレスディスプレイ機能を使用することをお勧めします。 表 24. Drives 特長 仕様 内部アクセス用 • 2.5 インチ SATA ドライブベイ • 3.5 インチ SATA ドライブベイ • M.2 SATA および NVMe 表 25.
特長 仕様 • DisplayPort 1.2(オプション(DP x 2) 、A シリーズ APU でのみサポート) メモ: 使用可能なビデオコネクタは、選択されたオプションのグラフィックボードによって異なる場合があります。 表 26.
表 29. 環境 特長 仕様 温度範囲 動作時 5 ~ 35°C(41 ~ 95°F) 非動作時 –40 ~ 65°C(–40 ~ 149°F) 相対湿度(最大) 動作時 20% ~ 80%(結露しないこと) 非動作時 5% ~ 95%(結露しないこと) 最大耐久震度 動作時 0.66 Grms 非動作時 1.37 Grms 最大耐久衝撃 動作時 40 G 非動作時 105 G 動作時 –15.2~3048 m (–50~10,000 フィート) 非動作時 –15.20 ~ 10,668 m(–50 ~ 35,000 フィート) 空気汚染物質レベル G1、または ANSI/ISA-S71.
6 トラブルシューティング ePSA(強化された起動前システムアセスメント)診断 ePSA 診断(システム診断とも呼ばれます)では、ハードウェアの完全なチェックが行われます。ePSA は BIOS に組み込まれており、内部的に BIOS に よって起動されます。内蔵されたシステム診断プログラムには、特定のデバイスやデバイスグループ用の一連のオプションが用意されており、以下の処理が 可能です。 • テストを自動的に、または対話モードで実行 • テストの繰り返し • テスト結果の表示または保存 • 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る • テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示 • テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示 注意: システム診断プログラムは、お使いのコンピュータをテストする場合にのみ使用してください。このプログラムを他のコンピュータで使用する と、無効な結果やエラーメッセージが発生する場合があります。 メモ: 一部のデバイス用のテストでは、ユーザーの操作が必要な場合があります。