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バッテリ
Dell™Optiplex™740ユーザーズガイド
バッテリの取り付け
バッテリの取り付け
コイン型バッテリは、コンピュータの設定、日付、時間の情報を保持します。 バッテリの寿命は数年間です。
起動ルーチン中に日付や時刻が間違っていて、次のメッセージが表示される場合、バッテリを交換する必要があります。
Time-of-day not set - please run SETUP program(日時が設定されていません。セットアップユーティリティを実行してください。)
または
Invalid configuration information -
please run SETUP program(無効な設定情報 ―セットアップユーティリティを実行してください。)
または
Strike the F1 key to continue, F2 to run the setup utility
(続けるには F1 キーを、セットアップユーティリティを起動するには F2 キーを押してください。)
バッテリの交換が必要かどうか確認するには、セットアップユーティリティで日付と時刻を再入力し、プログラムを終了してその情報を保存します。 コンピュータの電源を切り、コンセントから 2~3 時間
外しておきます。次に、コンピュータをコンセントに接続しなおし、電源を入れてセットアップユーティリティを起動します(セットアップユーティリティの起動 を参照)。セットアップユーティリティに表示される
日付と時刻が間違っている場合、バッテリを交換します。
バッテリがなくてもコンピュータは動作しますが、電源をオフにしたり、コンセントから電源プラグを抜いた場合、コンピュータ設定情報は消去されます。 その場合、セットアップユーティリティを起動して、
設定オプションを再設定する必要があります。
バッテリを取り外すには次の手順を実行します。
1. セットアップユーティリティの設定情報をまだ記録していない場合は、ここで記録しておきます(セットアップユーティリティ を参照)。
2. 作業を開始する前に の手順に従って操作してください。
3. スモールフォームファクターシャーシをお持ちの場合、ハードディスクドライブを取り外してシステム基板のバッテリにアクセスできるようにします(ハードディスクドライブの取り外し を参照)。
4. バッテリソケットの場所を確認します(ミニタワーコンピュータの場合はシステム基板コンポーネント を参照、デスクトップコンピューの場合はシステム基板コンポーネント を参照、スモールフォ
ームファクターコンピュータの場合はシステム基板コンポーネント を参照)。
5. システムバッテリを取り外します。
a. コネクタのプラス側をしっかり押さえ込んで、バッテリコネクタを支えます。
b. バッテリコネクタを支えたまま、バッテリタブを押してコネクタのプラス側から離し、バッテリをコネクタのマイナス側にある固定タブから持ち上げて取り外します。
警告: 本項の手順を開始する前 に、『製品情報ガイド』の安全にお使いいただくための注意に従ってください
。
注意: コンピュータ内の部品の静電気による損傷を防ぐため、コンピュータの電子部品に触れる前に、身体から静電気を除去してください。 コンピュータシャーシの塗装されていない金属面に触
れることにより、静電気を除去することができます。
警告: 新しいバッテリを取り付ける場合、正しく取り付けてください。破裂する場合があります。 交換するバッテリは、デルが推奨する型、または同等の製品をご利用ください。 使
用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。
注意: 道具(先端の鋭くないもの)を使用して、バッテリをソケットから取り出す場合は、道具がシステム基板に触れないよう注意してください。 必ず、バッテリとソケットの間に道具を確実に挿入
してから、バッテリを外します。 それを怠ると、バッテリソケットが外れたり、システム基板の回路を切断するなど、システム基板に損傷を与える恐れがあります。
注意: バッテリコネクタへの損傷を防ぐために、バッテリを取り外す際はコネクタをしっかりと支えておく必要があります。