Users Guide
管理システムは、IT Assistant を使ってネットワーク上で Dell OpenManage Client Instrumentation (クライアント用ソフトウェア) がセットアップされているコンピュータです。 Dell OpenManage Client
Instrumentation (クライアント用ソフトウェア) については、デルサポートウェブサイト support.jp.dell.com で入手できる 『Dell OpenManage Client Instrumentation (クライアント用ソフトウェア) ユー
ザーズガイド』 を参照してください。
パスワードによる保護
システムパスワード
オプション設定
以下の 2 つのオプションのいずれかが表示されている場合、システムパスワードの変更や新しいパスワードの入力はできません。
l Set ― システムパスワードが設定されています。
l Disabled ― システム基板のジャンパ設定によって、システムパスワードが無効になっています。
以下のオプションが表示された場合にのみ、システムパスワードを設定できます。
l Not Set ― システムパスワードが設定されていない状態で、システム基板のパスワードジャンパが有効設定 (デフォルト) になっています。
システムパスワードの設定
システムパスワードの入力を途中で中止したい場合は、<Tab> または <Shift><Tab> を押して別のフィールドに移動するか、手順 5 を終了する前に <Esc> を押します。
1. セットアップユーティリティを起動して、Password Status が Unlocked に設定されているか確認します。
2. System Password をハイライト表示して、左右矢印キーを押します。
オプション名が Enter Password に変わり、その後ろに 32 文字分の空のフィールドが現れます。
3. 新しいシステムパスワードを入力します。
32 文字まで入力できます。 入力した文字を訂正する場合、<Backspace> または左矢印キーを押します。 パスワードは、大文字と小文字を区別しません。
無効なキーの組み合わせもあります。 そのような組み合わせで入力すると、スピーカーからビープ音が鳴ります。
それぞれの文字キー (または空白としてのスペースバー) を押すごとに 「*」 が表示されます。
4. <Enter> を押します。
新しいシステムパスワードが 32 文字未満の場合、フィールド全部に 「*」 が挿入されます。 次に、オプション名が Verify Password に変わり、その後ろに 32 文字分の別の空のフィールドが
現れます。
5. パスワードを確認するために、再度パスワードを入力して <Enter> を押します。
パスワード設定は Set に変わります。
6. セットアップユーティリティを終了します。
コンピュータを再起動すると、パスワード保護機能は有効になります。
注意: パスワードはコンピュータ内のデータに対してセキュリティを提供しますが、絶対に安全であるというわけではありません。 より強固なセキュリティが必要なデータについては、データ暗号
化プログラムなどの保護機能をご自身でご用意ください。
注意: システムパスワードを設定せずに操作中のコンピュータから離れたり、コンピュータをロックせずに放置した場合には、第三者がジャンパ設定を変更し、パスワードを解除することができま
す。その結果、誰でもハードドライブ内のデータにアクセスすることができるようになります。