Users Guide
システムパスワードまたは管理者パスワードをリセットするには、「パスワードを忘れたら」 を参照してください。
電力の管理
お使いのコンピュータは、作業しない場合に少ない電力で動作するよう設定できます。 コンピュータにインストールされたオペレーティングシステムおよびセットアップユーティリティの特定のオプション設
定を使って、電力使用を制御します。 節電されている期間を 「スリープ状態」 と呼びます。
l スタンバイ ― このスリープ状態では、ほとんどのコンポーネント (冷却ファンを含む) への電力は低減されているか、切られています。 ただし、システムメモリはアクティブです。
この状態は、Windows NT 4.0 ではサポートされていません。
l 休止状態 ― このスリープ状態は、システムメモリのすべてのデータをハードドライブに書き込み、次に、システム電源を切ることによって、電力消費を最小にします。 この状態からウェイクアッ
プするとコンピュータが再起動し、メモリの内容が回復されます。 その後、コンピュータは休止状態に入る前の動作状態に戻ります。
この状態は、Windows NT 4.0 ではサポートされていません。
l シャットダウン ― このスリープ状態では、補助用のわずかな量を除いてコンピュータに電力は供給されません。 コンピュータがコンセントに接続されている限り、自動的にまたはリモートで起
動することができます。 たとえば、セットアップユーティリティの Auto Power On オプションを使うと、コンピュータを特定の時間に自動的に起動することができます。 また、ネットワーク管理者
は電源管理イベント (Remote Wake Up など) を使って、コンピュータをリモートで起動することができます。
次の表に、スリープ状態とそれぞれの状態から復帰させるために使用できる方法を一覧表示します。
セキュリティ機能
シャーシイントルージョンディテクタ
この機能は、シャーシが開けられたことを検出してユーザーに警告します。 Chassis Intrusion の設定を変更するには、次の手順を実行します。
1. セットアップユーティリティを起動します。
2. 下矢印キーを押して、Security オプションへ移動します。
3. <Enter> を押して、Security メニューを展開します。
4. 下矢印キーを押して、Chassis Intrusion 設定へ移動します。
5. <Enter> を押して、オプションフレームを選択します。
メモ: スタンバイ状態になるには、コンピュータに取り付けられたすべてのコンポーネントがこの機能をサポートし、また適切なドライバがロードされている必要があります。 詳細については、各コ
ンポーネントの製造元のマニュアルを参照してください。
メモ: 休止状態になるには、コンピュータに取り付けられたすべてのコンポーネントがこの機能をサポートし、また適切なドライバがロードされている必要があります。 詳細については、各コンポ
ーネントの製造元のマニュアルを参照してください。
スリープの状 態
ウェイクアップの方法 (Windows XP)
スタンバイ
l 電源ボタンを押す
l Auto Power On
l USB デバイスの動作 (USB マウスまたはキーボード動作を除く)
l 電源管理イベント
休止状態
l 電源ボタンを押す
l Auto Power On
l 電源管理イベント
シャットダウン
l 電源ボタンを押す
l Auto Power On
l 電源管理イベント
メモ: 電源管理の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
メモ: 管理者パスワードが有効な場合、管理者パスワードがわからないと Chassis Intrusion の設定をリセットできません。