Dell OptiPlex XE2 スモールフォームファクター オーナーズマニュアル 規制モデル: D07S 規制タイプ: D07S001
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2013 Dell Inc. 本書で使用されている商標:Dell™、DELL ロゴ、Dell Precision™、Precision ON™、ExpressCharge™、Latitude™、Latitude ON、™ OptiPlex™、Vostro™、および Wi-Fi Catcher™ は Dell Inc. の商標です。Intel®、Pentium®、Xeon®、Core™、Atom™、Centrino®、およ び Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標または商標です。AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 1 コンピューター内部の作業..................................................................................................5 コンピューター内部の作業を始める前に......................................................................................................... 5 コンピューターの電源を切る..............................................................................................................................6 コンピューター内部の作業を終えた後に.........................................................................................................
コイン型電池の取り外し....................................................................................................................................26 コイン型バッテリーの取り付け....................................................................................................................... 27 ヒートシンクアセンブリの取り外し............................................................................................................... 27 ヒートシンクアセンブリの取り付け..................................................................................
コンピューター内部の作業 1 コンピューター内部の作業を始める前に コンピューターの損傷を防ぎ、ユーザー個人の安全を守るため、以下の安全に関するガイドラインに従って ください。特記がない限り、本書に記載される各手順は、以下の条件を満たしていることを前提とします。 • コンピューターに付属の「安全に関する情報」を読んでいること。 • コンポーネントは交換可能であり、別売りの場合は取り外しの手順を逆順に実行すれば、取り付け可能で あること。 警告: コンピューター内部の作業を始める前に、コンピューターに付属の「安全に関する情報」に目を 通してください。安全に関するベストプラクティスについては、規制コンプライアンスに関するホーム ページ(www.dell.
注意: コンピューターの内部に触れる前に、コンピューターの裏面など塗装されていない金属面に 触れ、静電気を除去します。作業中は定期的に塗装されていない金属面に触れ、内部コンポーネン トを損傷する恐れのある静電気を放出してください。 コンピューターの電源を切る 注意: データの損失を防ぐため、コンピューターの電源を切る前に、開いているファイルはすべて保存 して閉じ、実行中のプログラムはすべて終了してください。 1. オペレーティングシステムをシャットダウンします。 • Windows 8 では: – タッチパネル入力を有効にするデバイスの用法: a. b. – 画面の右端からスワイプ入力し、チャームメニューを開き、Settings(設定)を選択します。 を選択し、続いてシャットダウンを選択します。 マウスの用法: a. 画面の右上隅をポイントし、Settings(設定)をクリックします。 b. • ライセンス情報を展開または折りたたむには、 選択します。 Windows 7 の場合: 1. スタート をクリックします。 2.
コンポーネントの取り外しと取り付け 2 このセクションには、お使いのコンピューターからコンポーネントを取り外し、取り付ける手順についての 詳細な情報が記載されています。 奨励するツール この文書で説明する操作には、以下のツールが必要です。 • 細めのマイナスドライバー • プラスドライバー • 小型のプラスチックスクライブ システムの概要 以下の図はベースカバーを取り外した後のスモールフォームファクターの内面図です。吹き出しはコンピュ ーター内部のコンポーネントの名前とレイアウトを示しています。 内面図 1. 電源ユニット 2. PCI Express カード 3. イントルージョンスイッチ 4. プロセッサファンカバー 5.
6. ドライブケージ 7. オプティカルドライブ 8. 電源スイッチ 9. 入力 / 出力(I/O)パネル 1. メモリモジュール 2. スピーカー 3. 前面ベゼル 4. システムファン カバーの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. コンピューターの側面にあるカバーリリースラッチを上に引きます。 3.
カバーの取り付け 1. カバーをシャーシに設置します。 2. カチッと所定の位置に収まるまで、カバーを押し下げます。 3. 「コンピューター内部の作業の後に」の手順に従います。 前面ベゼルの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. カバーを取り外します。 3. 前面ベゼル固定クリップをシャーシからてこの作用で取り出します。 4.
前面ベゼルの取り付け 1. シャーシ前面のスロットにある前面ベゼルの下端に沿ってフックを差し込みます。 2. ベゼルをコンピューターに向かって押し、カチッと所定の位置に収まるまで、前面ベゼル固定クリップ を固定させます。 カバーを取り付けます。 3. 4. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 拡張カードの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. カバーを取り外します。 メモ: お使いのコンピューターに Powered 拡張カードがある場合は、手順 3 と手順 4 を行ってから、 手順 5 を行います。 3.
4. カードをコネクタからゆっくり引き出し、コンピュータから取り外します。 5.
6.
拡張カードの取り付け 1. 拡張カードをシステム基板のコネクターに差し込み、所定の位置に固定されるまで押し下げます。 2. メモ: お使いのコンピュータに Powered 拡張カードがある場合は、電源ケーブルをカードに接続し ます。 カード固定ラッチのリリースタブを下向きに回します。 3. カバーを取り付けます。 4. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)カードの 取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. カバーを取り外します。 3. アンテナパックををコンピューターに固定しているネジを外します。 4. アンテナパックを引いてコンピュータから取り外します。 5.
WLAN カードの取り付け 1. WLAN カードをコネクターにセットして押し下げます。 2. ラッチを押して WLAN カードを固定します。 3. アンテナパックをコネクターにセットして、コンピューターに固定するネジを締めます。 4. カバーを取り付けます。 5. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 オプティカルドライブの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. カバーを取り外します。 3. データケーブルと電源ケーブルを、オプティカルドライブの背面から取り外します。 4. タブを持ち上げ、オプティカルドライブをスライドさせてコンピューターから取り外します。 5.
6. 2 台目のオプティカルドライブがある場合は、手順 3 から 5 を繰り返して取り外します。 オプティカルドライブの取り付け 1. オプティカルドライブをブラケットに差し込みます。 2. オプティカルドライブをスライドさせて、ドライブケージに差し込みます。 3. データケーブルと電源ケーブルをオプティカルドライブに接続します。 4. カバーを取り付けます。 5. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 ドライブケージの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 a. カバー b. 前面ベゼル c. オプティカルドライブ 3.
4. 青色のドライブケージハンドルをロック解除位置方向にスライドさせて、ハードディスクドライブケー ジをコンピューターから持ち上げます。 ドライブケージの取り付け 1. 2. 3. 4. 5. ドライブケージをコンピューターの端に置き、ハードドライブのケーブルコネクターにアクセスできる ようにします。 ハードディスクドライブの背面にデータケーブルと電源ケーブルを接続します。 ドライブケージを裏返して、シャーシに差し込みます。ドライブケージタブはシャーシのスロットで固 定されるようにします。 ドライブケージハンドルを固定位置にスライドさせます。 次のコンポーネントを取り付けます。 a. 前面ベゼル b. オプティカルドライブ c. カバー 6.
ハードディスクドライブの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 a. カバー b. オプティカルドライブ c. ドライブケージ 3. 固定クリップを内側に押して、ハードドライブブラケットをドライブケージからスライドさせます。 4. ハードディスクドライブブラケットを曲げ、ハードディスクドライブをブラケットから取り外します。 5. ミニハードドライブをハードドライブブラケットに固定しているネジを取り外し、ハードドライブをブ ラケットから取り外します。 メモ: ミニハードドライブを持っている場合のみ、手順 5 を行います。 ハードディスクドライブの取り付け 1. ネジを締めてミニハードドライブ(利用可能な場合)をハードドライブブラケットに固定します。 2. ハードドライブブラケットを曲げ、ハードドライブをブラケットに差し込みます。 3.
4. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. ドライブケージ b. オプティカルドライブ c. カバー 5. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 スピーカーの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 a. カバー b. オプティカルドライブ c. ドライブケージ 3. スピーカーケーブルをシステム基板から外し、シャーシ内部の固定タブから取り外します。スピーカー 固定タブを押し、スピーカーをコンピューターの右側に向かってスライドして解除します。 スピーカーの取り付け 1. スピーカーをシャーシ上の適切な位置に置きます。 2. スピーカー固定タブを押して、スピーカーをコンピューターの左側までスライドさせて固定します。 3. スピーカーケーブルを固定タブに沿って配線し、システム基板に接続します。 4. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. ドライブケージ b. オプティカルドライブ c. カバー 5.
イントルージョンスイッチの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. カバーを取り外します。 3. クリップを内側に押して解除し、イントルージョンケーブルをシステム基板からゆっくりと引っ張りま す。 イントルージョンスイッチをシャーシの前面に向けてスライドさせ、コンピューターから取り外します。 4. イントルージョンスイッチの取り付け 1. イントルージョンスイッチをシャーシ後部に挿入し、外側にスライドして固定します。 2. イントルージョンスイッチケーブルをシステム基板に接続します。 3. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. ヒートシンクアセンブリ b. カバー 4.
• 速度の異なるメモリモジュールを取り付けた場合は、取り付けられているメモリモジュールの中で最も遅 いものの速度で動作します。 メモリの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. カバーを取り外します。 3. メモリモジュールの両側にあるメモリ固定タブを押し下げ、メモリモジュールを持ち上げてシステム基 板のコネクターから取り外します。 メモリの取り付け 1. メモリカードの切り込みをシステム基板コネクターのタブの位置に合わせます。 2. リリースタブのバネが戻ってメモリモジュールを所定の位置に固定させるまで、メモリモジュールを押 し下げます。 カバーを取り付けます。 3. 4. 「コンピューター内部の作業の後に」の手順に従います。 システムファンの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 削除 a. カバー b. オプティカルドライブ c. ドライブケージ d. 前面ベゼル 3.
4. システムファンをコンピューターの前面に固定しているハトメからてこの作用で取り外します。次に、 ハトメをスロットに沿って内側に押し、シャーシに通します。 システムファンの取り付け 1. システムファンをシャーシにセットします。 2. ハトメをシャーシに通し、ネジ溝に沿って外側に向けてスライドさせて、所定の位置に固定します。 3. システムファンケーブルをシステム基板に接続します。 4. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. 前面ベゼル b. ドライブケージ c. オプティカルドライブ d. カバー 5.
電源スイッチの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 a. カバー b. 前面ベゼル c. オプティカルドライブ d. ドライブケージ 3. 電源スイッチケーブルをシステム基板から外します。 4. 電源スイッチの両側にあるクリップを押してシャーシから取り外し、電源スイッチをケーブルと共にコ ンピューターから取り外します。 電源スイッチの取り付け 1. 電源スイッチをコンピューターの前面から中に向けてスライドさせます。 2.
3. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. ドライブケージ b. オプティカルドライブ c. 前面ベゼル d. カバー 4. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 入力/出力(I/O)パネルの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 a. カバー b. オプティカルドライブ c. ドライブケージ d. 前面ベゼル 3. I/O パネルまたは FlyWire ケーブルとオーディオケーブルをシステム基板から外します。 4.
入力/出力(I/O)パネルの取り付け 1. シャーシ前面のスロットに I/O パネルを差し込みます。 2. I/O パネルをスライドさせて、シャーシに固定します。 3. I/O パネルをシャーシに固定するネジを締めます。 4. I/O パネルまたは FlyWire ケーブルとオーディオケーブルをシステム基板に接続します。 5. I/O パネルまたは FlyWire ケーブルをファンシェルタークリップに通します。 6. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. ドライブケージ b. オプティカルドライブ c. 前面ベゼル d. カバー 7. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 電源ユニットの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 a. カバー b. 前面ベゼル c. オプティカルドライブ d. ドライブケージ 3. 8 ピン電源ケーブルをシステム基板から外します。 4.
5. 電源ユニットをコンピューターの背面に固定しているネジを外します。 6. 青いリリースタブを押し込み、電源ユニットをコンピューターの前面にスライドさせます。 7.
電源ユニットの取り付け 1. 電源装置をシャーシにセットして、コンピューターの奥に向かってスライドさせながら固定します。 2. 電源ユニットをコンピューターの背面に固定するネジを締めます。 3. 4 ピンと 8 ピン電源ケーブルをシステム基板に接続します。 4. シャーシクリップに電源ケーブルを取り付けます。 5. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. ドライブケージ b. オプティカルドライブ c. 前面ベゼル d. カバー 6. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 コイン型電池の取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 a. カバー b. 前面ベゼル c. ドライブケージ 3.
コイン型バッテリーの取り付け 1. コイン型バッテリーをシステム基板のスロットに入れます。 2. リリースラッチのバネが所定の位置に戻るまで、コイン型バッテリーを押し下げて固定します。 3. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. ドライブケージ b. 前面ベゼル c. カバー 4. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 ヒートシンクアセンブリの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. カバーを取り外します。 3. 両手を使って、ファンカバーを上に持ち上げてコンピューターから外しながら 2 つのリリースハンドル を押し出します。 4.
ヒートシンクアセンブリの取り付け 1. ヒートシンクアセンブリをシャーシにセットします。 2. ヒートシンクアセンブリをシステム基板に固定する拘束ネジを締めます。 3. ファンケーブルをシステム基板に接続します。 4. ファンカバーをファンにセットし、カチッと所定の位置に収まるまで押します。 5. カバーを取り付けます。 6. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 プロセッサーの取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. カバーを取り外します。 3. ヒートシンクアセンブリを取り外します。 4.
プロセッサーの取り付け 1. 2. プロセッサーをプロセッサーソケットに差し込みます。プロセッサーが正しい位置に設置されているこ とを確認します。 プロセッサーカバーを慎重に閉じます。 3. リリースレバーを押し下げ、内側に移動させて固定フックで固定します。 4. ヒートシンクアセンブリを取り付けます。 5. カバーを取り付けます。 6. 「コンピューター内部の作業を終えた後に」の手順に従います。 システム基板コンポーネント 以下の画像はシステム基板レイアウトを示しています。 1. 電源コネクター 2. プロセッサソケット 3. システムファンコネクタ 4. メモリモジュールコネクター 5. コイン型電池 6. 電源スイッチコネクター 7. システム電源コネクター 8. システムファンコネクタ 9. 前面 USB 3.0 コネクター 10. 前面パネルコネクター 11. HDD / ODD 電源コネクター 12. SATA コネクター 13. 内蔵スピーカーコネクター 14. RTC リセット(RTCRST)ジャンパー 15.
システム基板の取り外し 1. 「コンピューター内部の作業を始める前に」の手順に従います。 2. 次のコンポーネントを取り外します。 a. カバー b. 前面ベゼル c. オプティカルドライブ d. ドライブケージ e. メモリ f. ヒートシンクアセンブリ g. 拡張カード h. 電源ユニット 3. システム基板に接続されているすべてのケーブルを取り外し、ケーブルをシャーシから離します。 4. システム基板をシャーシに固定しているネジを外します。 5. 六角ネジを反時計回りに回転させ、システム基板から取り外します。 6. システム基板をシャーシから取り外します。 システム基板の取り付け 1. 2. システム基板とシャーシ後部のポートコネクターの位置を合わせ、システム基板をシャーシにセットし ます。 システム基板をシャーシに固定するネジを締めます。 3. システム基板にケーブルを接続します。 4. 次のコンポーネントを取り付けます。 a. 電源ユニット b. 拡張カード c. ヒートシンクアセンブリ d. メモリ e.
f. オプティカルドライブ g. 前面ベゼル h. カバー 5.
システムセットアップ 3 システムセットアップでコンピューターのハードウェアを管理し BIOS レベルのオプションを指定すること ができます。システムセットアップで以下の操作が可能です: • ハードウェアの追加または削除後に NVRAM 設定を変更する。 • システムハードウェアの構成を表示する。 • 統合されたデバイスの有効 / 無効を切り替える。 • パフォーマンスと電力管理のしきい値を設定する。 • コンピューターのセキュリティを管理する。 起動順序 起動順序ではシステムセットアップで定義された起動デバイスの順序および起動ディレクトリを特定のデバ イス(例: オプティカルドライブまたはハードドライブ)にバイパスすることができます。パワーオンセルフ テスト(POST)中に、Dell のロゴが表示されたら、以下の操作が可能です: • を押してシステムセットアップにアクセスする • を押して 1 回限りの起動メニューを立ち上げる 1 回限りの起動メニューでは診断オプションを含むオプションから起動可能なデバイスを表示します。起動 メニューのオプションは以下の
表 1. ナビゲーションキー キー ナビゲーション 上矢印 前のフィールドに移動します。 下矢印 次のフィールドに移動します。 選択したフィールドに値を入力するか(該当する場合)、フィールド内のリンクに移動 することができます。 スペースバー ドロップダウンリストがある場合は、展開したり折りたたんだりします。 次のフォーカス対象領域に移動します。 メモ: 標準グラフィックブラウザ用に限られます。 メイン画面が表示されるまで、前のページに戻ります。メイン画面で を押すと、 未保存の変更を保存するプロンプトが表示され、システムが再起動します。 システムセットアップユーティリティのヘルプファイルを表示します。 システムセットアップオプション メモ: お使いのコンピューターと取り付けられているデバイスによっては、このセクションに一覧表示 された項目とは異なる場合があります。 表 2.
オプション 説明 Date/Time(日時) 日付と時間を設定することができます。システムの日時変更はすぐに反映さ れます。 表 3.
オプション 説明 USB ポートが有効の場合、このポートに接続されたデバイスは有効で OS で認 識できます。 USB ポートが無効の場合、OS はこのポートに接続されたデバイスを認識でき ません。 USB 構成のオプションはフォームファクターにより異なります: ミニタワー、デスクトップ、スモールフォームファクターについては、以下 の設定から選択できます。 • • • • Enable Boot Support(起動サポートを有効化) Enable Rear Dual USB(後部デュアル USB を有効化) Enable Rear Quad USB(後部クアッド USB を有効化) 前部 USB ポートを有効化 ウルトラスモールフォームファクターについては、以下の設定から選択でき ます。 • • • • Enable Boot Support(起動サポートを有効化) Enable Rear Dual USB 2.0 Ports(後部デュアル USB 2.0 ポートを有効化) Enable Rear Dual USB 3.0 Ports(後部デュアル USB 3.
オプション 説明 • • 新しいパスワードの入力 新しいパスワードの確認 Strong Password(強力なパス Enable strong password(強力なパスワードを有効にする) - このオプションは デフォルトで無効に設定されています。 ワード) Password Configuration(パス このフィールドでは管理者パスワードおよびシステムパスワードに許可され た最小および最大文字数を管理します。 ワードの設定) • • • • Password Bypass(パスワー ドのスキップ) Admin Password Min(管理者パスワードの最小数) Admin Password Max(管理者パスワードの最大数) System Password Min(システムパスワードの最小数) System Password Max(システムパスワードの最大数) このオプションを選択すると、システムの再起動時、System Password(シス テムパスワード)と内蔵 HDD パスワード入力のダイアログをスキップするこ とができます。 • • Disabled(無効) — パスワー
オプション 説明 • OROM Keyboard Access (OROM キーボードアクセ ス) Enable CPU XD Support(CPU XD サポートを有効にする) - このオプション はデフォルトで有効に設定されています。 起動中にホットキー経由で Option Read Only Memory (OROM)構成画面にアクセ スするかどうか決定することができます。 これらを設定することにより Intel RAID (CTRL+I) または Intel Management Engine BIOS Extension (CTRL+P/F12) への アクセスができなくなります。 • • • Enable(有効) — ユーザーはホットキーを使用して [OROM 構成] 画面を表 示できます。 One-Time Enable(一時的に有効) - ユーザーは次の起動時にホットキーを 使用して [OROM 構成] 画面を表示できます。起動後、設定は無効に戻りま す。 Disable(無効)- ユーザーはホットキーを使用して [OROM 構成] 画面を表 示することはできません。 このオプシ
オプション 説明 • • • Power Off(電源オフ)(デフォルト) Power On(電源オン) Last Power State(停電前の電源の状態) Auto On Time(自動起動時刻) このオプションではシステムを自動的にオンにする場合、その日の時刻を設 定します。時間は標準 12 時間形式になります(時間:分:秒)。起動時刻は 時刻および A.M./P.M.
オプション 説明 Block Sleep(ブロックスリー このオプションは OS の環境でスリープ(S3 状態)に入るのをブロックしま す。 プ) • Block Sleep (S3 state)(ブロックスリープ (S3 状態)) - このオプションはデ フォルトで無効に設定されています。 表 7.
オプション 説明 SERR Messages(SERR メッセ SERR メッセージのメカニズムをコントロールします。このオプションはデ ージ) フォルトで設定されていません。SERR メッセージのメカニズムを無効にす るには、グラフィックスカードが必要です。 表 10. Image Server オプション 説明 Lookup Method(検出方法) ImageServer によるサーバーアドレスの検出方法を指定します。 • • Static IP(静的 IP) DNS(デフォルトで有効) メモ: このフィールドは、[System Configuration(システム設定)] グループ の [Integrated NIC(統合 NIC)] コントロールが [Enabled with ImageServer (ImageServer で有効)] に設定されている場合のみ、利用可能になります。 ImageServer IP クライアントソフトウェアが通信する ImageServer の主要な静的 IP アドレス を指定します。デフォルトの IP アドレスは 255.255.255.
オプション 説明 Client Gateway(クライアント クライアントのゲートウェイ IP アドレスを指定します。デフォルトの設定 ゲートウェイ) は 255.255.255.255 です。 メモ: このフィールドは、[System Configuration(システム設定)] グループ の [Integrated NIC(統合 NIC)] コントロールが [Enabled with ImageServer (ImageServer で有効)] に設定されており、[Client DHCP(クライアント DHCP)] が [Static IP(静的 IP)] の場合のみ、利用可能になります。 License Status(ライセンスス 現在のライセンスステータスが表示されます。 テータス) 表 11.
ジャンパの設定 ジャンパの設定を変更するには、ピンからプラグを抜きシステム基板に示されたピンに注意して取り付けま す。以下の表ではシステム基板ジャンパの設定を示しています。 表 12.
• 特殊文字は、次の文字のみが利用可能です:スペース、(”)、(+)、(,)、(-)、(.)、(/)、(;)、([)、(\)、(])、(`)。 4. プロンプトが表示されたら、システムパスワードを再度入力します。 入力したシステムパスワードをもう一度入力し、OK をクリックします。 5. セットアップパスワードを選択してシステムパスワードを入力し、 または を押します。 6. セットアップパスワードの再入力を求めるメッセージが表示されます。 入力したセットアップパスワードをもう一度入力し、OK をクリックします。 7. を押すと、変更の保存を求めるメッセージが表示されます。 8.
6. メモ: PSWD ジャンパを取り付けた状態のまま新しいシステムパスワードとセットアップパスワー ドの両方またはどちらか一方を割り当てると、システムは次回の起動時に新しいパスワードを無効 にします。 コンピューターをコンセントに接続し、電源スイッチを入れます。 7. コンピューターの電源を切り、コンセントから電源ケーブルを取り外します。 8. カバーを取り外します。 9. システム基板の PSWD ジャンパを取り付けます。 10. カバーを取り付けます。 11. 「コンピューター内部の作業の後に」の手順に従います。 12. コンピューターの電源を入れます。 13.
診断 4 コンピューターに問題が起こった場合、デルのテクニカルサポートに電話する前に ePSA 診断を実行してく ださい。診断プログラムを実行する目的は、特別な装置を使用せず、データが失われる心配をすることなく コンピューターのハードウェアをテストすることです。お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サ ービスおよびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。 ePSA(強化された起動前システムアセスメント)診断 ePSA 診断 (システム診断としても知られている) ではハードウェアの完全なチェックを実施します。ePSA に は BIOS が埋め込まれており、内部的に BIOS によって起動されます。埋め込まれたシステム診断では以下の ことが可能な特定のデバイスまたはデバイスグループにオプションのセットを提供します: • テストを自動的に、または対話モードで実行 • テストの繰り返し • テスト結果の表示または保存 • 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る • テストが問題なく終了したかど
コンピューターのトラブルシューティング 5 診断ライト、ビープコード、およびエラーメッセージなどのインジケーターを使って、コンピューターの操 作中にトラブルシューティングを行うことができます。 電源 LED 診断 シャーシの前面にある電源ボタン LED は 2 色の診断 LED としても機能します。診断 LED は、POST プロセス中 のみアクティブで目に見えます。オペレーティングシステムがロードを開始すると、表示されなくなります。 橙色の LED 点滅配列 – 2 回または 3 回点滅した後で短時間の小休止、その後最大 7 回までの x 回点滅のパター ンです。繰り返しのパターンには中間に長い休止が挿入されます。例えば、2、3 が意味するのは、2 回の橙 色の点滅、小休止、3 回の橙色の点滅、その後長い休止の後、パターンが繰り返されます。 表 13.
橙色の LED の状態 説明 3、6 システム基板リソースおよびシステム基板ハードウェアのどちらかまたは両方に障害 がある可能性があります。 3、7 画面上のメッセージのその他の障害 ビープコード ディスプレイがエラーや問題点を表示できない場合、コンピューターは起動中に各種ビープ音を発します。 ビープコードと呼ばれるビープ音により、さまざまな問題を特定することができます。各ビープ音のディレ イは 300 ms であり、各ビープ音セット同士のディレイは 3 秒で、300 ms 続きます。各ビープ音とビープ音の セットが鳴った後、BIOS が電源ボタンが押されたかどうかを検出します。BIOS はループからジャンプして、 通常のシャッダウンプロセスとシステムの電源投入を実行します。 コード 1-3-2 原因 メモリの障害 エラーメッセージ エラーメッセージ 説明 Address mark not found BIOS は障害のあるディスクセクターを検出しました。または、特定のディスクセクタ ーを見つけられませんでした。 Alert! Previous コンピューターは、同じエラーにより
エラーメッセージ 説明 Bad command or file name コマンドのスペルは正しいか、空白の位置は正しいか、パス名は正しいかを確認して ください。 Bad error-correction code (ECC) on disk read フロッピーまたはハードドライブコントローラーは修復不能な読み取りエラーを検出 しました。 Controller has failed ハードドライブまたは関連づけられたコントローラーが不良です。 Data Error フロッピーまたはハードドライブはデータを読み取れません。Windows オペレーティ ングシステムの場合、chkdsk ユーティリティを実行して、フロッピーまたはハードド ライブのファイル構造をチェックします。他のオペレーティングシステムの場合、適 正な対応するユーティリティを実行します。 Decreasing availabel memory 1 つ以上のメモリモジュールが故障しているか、適切に取り付けられていません。メ モリモジュールを取り付け直し、必要があれば、交換します。 Diskette drive 0 seek
エラーメッセージ 説明 read value expecting value Memory allocation error 実行しようとしているソフトウェアが、オペレーティングシステム、他のプログラム、 またはユーティリティと拮抗しています。 Memory data line failure at address, read value expecting value メモリモジュールが故障しているか、適切に取り付けられていません。メモリモジュ ールを取り付け直し、必要があれば、交換します。 Memory double word メモリモジュールが故障しているか、適切に取り付けられていません。メモリモジュ ールを取り付け直し、必要があれば、交換します。 logic failure at address, read value expecting value Memory odd/even logic failure at address, read value expecting value メモリモジュールが故障しているか、適切に取り付けられていません。メモリモジュ ールを取り付け直し、必要
エラーメッセージ 説明 Requested sector not オペレーティングシステムがフロッピードライブまたはハードドライブからデータを 読み取れません。ディスク上の特定のセクターが見つからなかったか、要求されたセ found クターが不良です。 Reset failed ディスクを再セットできませんでした。 Sector not found オペレーティングシステムがフロッピードライブまたはハードデドライブ上のセクタ ーを見つけることができません。 Seek error オペレーティングシステムがフロッピーディスクまたはハードドライブ上の特定のト ラックを見つけることができません。 Shutdown failure システム基板のチップが誤動作している可能性があります。 Time-of-day clock stopped バッテリーが故障している可能性があります。 Time-of-day not setplease run the System Setup program システムセットアップで設定した時刻または日付がコンピューターの時計と一致しま せん。 Timer ch
エラーメッセージ 説明 に問い合わせてハ ードドライブを交 換することをお勧 めします。) Write fault オペレーティングシステムはフロッピーまたはハードドライブに書き込むことができ ません。 Write fault on selected drive オペレーティングシステムはフロッピーまたはハードドライブに書き込むことができ ません。 51
6 仕様 メモ: 提供される内容は地域により異なる場合があります。コンピューターの構成の詳細を確認するに は、スタート (スタートアイコン) → ヘルプとサポート の順にクリックし、お使いのコンピュー ターに関する情報を表示するオプションを選択してください。 表 14. プロセッサ 機能 仕様 プロセッサのタイプ • • • • キャッシュ合計 プロセッサのタイプに応じて最大 8 MB キャッシュ Intel Core i3 シリーズ Intel Core i5 シリーズ Intel Core i7 シリーズ Intel Pentium デュアルコアシリーズ 表 15. メモリ 機能 仕様 メモリのタイプ DDR3 メモリのスピード 1600 MHz メモリのコネクター DIMM スロット (4) メモリ容量 2 GB、4 GB、および 8 GB 最小メモリ 2 GB 最大搭載メモリ 32 GB 表 16.
表 18. ネットワーク 機能 仕様 内蔵 10 / 100 / 1,000 Mb / 秒 通信対応 Intel 1217 LM Ethernet 表 19. システム情報 機能 仕様 システムチップセット Intel 8 シリーズ Express チップセット DMA チャネル 個別プログラム可能のチャネル(7)付、8237 DMA コント ローラ(2) 割り込みレベル 24 割り込み対応内蔵 I/O APIC 機能 BIOS チップ(NVRAM) 12 MB 表 20. 拡張バス 機能 仕様 バスのタイプ PCIe Gen2、Gen3 (x16)、USB 2.0、および USB 3.0 バス速度 PCI Express: • • x1 スロット双方向スピード – 500 MB / 秒 x16 スロット双方向スピード – 16 GB / 秒 SATA: 1.5 Gbps、3.0 Gbps、6 Gbps 表 21.
機能 仕様 SFF(スモールフォームファクター) 内部アクセス可能: ミニタワー SFF(スモールフォームファクター) スリム光学ドライブベイ(1) 3.5 インチ SATA ドライブベ イ 2.5 インチ SATA ドライブベ イ 2つ 2つ (1) 2つ 表 23. 外部コネクタ 機能 仕様 オーディオ: 前面パネル ヘッドフォンコネクタ(1)、マイクコネクタ(1) 背面パネル ライン出力コネクター(1)、ライン入力(マイク)コネク ター(1) ネットワークアダプター RJ45 コネクタ x 1 シリアル 9 ピンコネクタ、16550 C 互換(1) パラレル(オプション) 25 ピンコネクタ(1) USB 2.0 前面パネル:2 背面パネル:4 USB 3.0 前面パネル:2 背面パネル:2 ビデオ • • 15 ピン VGA コネクター 20 ピン DisplayPort コネクタ(2) メモ: 使用可能なビデオコネクターは選択したグラフィックスカードによって異なります。 表 24.
機能 仕様 緑色 — ネットワークとコンピュータとの間で 100 Mbps の 接続が良好であることを示します。 緑色 — ネットワークとコンピュータとの間で 1000 Mbps の接続が良好であることを示します。 オフ(消灯)— コンピューターはネットワークに物理的に 接続されていることを検出していません。 ネットワーク動作ライト(内蔵ネットワー 黄色のライト — 黄色の点滅は、ネットワークが動作してい ることを示します。 クアダプター上) 緑色のライト — 電源が入っており、機能していることを示 します。電源ケーブルは電源コネクター(コンピューター の背面)とコンセントに接続してください。 電源ユニット診断ライト 表 25. 電源 メモ: 熱放散は電源のワット数定格に基づいて算出されています。 電源 ワット数 最大熱消費 電圧 ミニタワー 365 W 1245.00 BTU / 時 100 VAC ~ 240 VAC、50 Hz ~ 60 Hz、5.0 A SFF(スモールフォーム 315 W ファクター) 1075.
機能 仕様 ストレージ 5 ~ 95 %(結露しないこと) 最大振動: 動作時 0.26 GRMS ストレージ 2.20 GRMS 最大衝撃: 動作時 40 G ストレージ 105 G 高度: 56 動作時 –15.2~3048 m (–50~10,000 フィート)。 ストレージ –15.20 ~ 10,668 m(–50 ~ 35,000 フィート) 空気中浮遊汚染物質レベル G1、または ANSI/ISA-S71.
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